燃え尽き症候群とはなに?症状の特徴や対策方法を紹介

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この記事のまとめ

  • 燃え尽き症候群には仕事をやる気がなくなる、人と関わりたくなくなるという特徴がある
  • 介護職や医療関係など、対人対応がある職種は燃え尽き症候群になりやすい
  • 責任感が強い人や真面目な人は、燃え尽き症候群になりやすい傾向がある
  • 燃え尽き症候群対策はストレスを解消するようにし、生活習慣を整えることである

燃え尽き症候群とはどんな症状なのか知りたい方は多いでしょう。
燃え尽き症候群の人には「仕事のやる気がなくなる」「人と関わりたくなくなる」といった特徴があります。真面目な人や責任感が強い人などが陥りやすい燃え尽き症候群。ストレス解消や生活習慣を見直すことで対策できるでしょう。
このコラムでは、燃え尽き症候群の具体的な症状や特徴をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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燃え尽き症候群とは何か

燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、今まで没頭していたのに、火が燃え尽きたかのように急に意欲が湧かなくなり、社会に適合できなくなっている状態のことをいいます。たとえば、仕事に没頭していた人が、仕事が嫌になり、ある日突然、会社へ出社できなくなるといったことです。燃え尽き症候群になると、仕事ができなくなるだけでなく、対人関係を避けたり、病気になりやすくなったり、普段の生活にも支障が出てくるでしょう。
燃え尽き症候群の原因には、職場環境にある「コミュニティ」「作業量」「褒章」「公平性」「管理」「価値観」6つの要素が関係しています。この6つの要素のうち、自分が求めているレベルにないものが1つでもあると、燃え尽き症候群の原因になってしまうのです。

燃え尽き症候群の9つの特徴

燃え尽き症候群には、燃え尽きてしまったかのように、意欲がなくなるといった特徴があります。具体的には「会社に行きたくなくなる」「やる気が起きない」「朝起きられなくなる」といったような特徴です。このような特徴をご自分で感じている、もしくは、他人から指摘された場合は、注意が必要となります。

1.会社に行きたくなくなる

会社に行きたくなくなるといった状態も、燃え尽き症候群の兆候の可能性があります。会社へ行きたくない理由は「疲れているから」「頑張っても評価されないから」「人間関係に悩んでいるから」などさまざま。しかし、どの理由でもストレスが掛かり、心身の負担となっていることに変わりはないでしょう。どうしてもつらくて会社に行けないときは、無理をせず休むことも選択肢の一つです。

2.飲酒する頻度・量が増える

飲酒は適度に楽しめば問題になりませんが、頻度や量が増えるとデメリットになります。たとえば、ストレスを抱えている人がストレス発散のために飲酒すると、不安を拭うために量や頻度が増え、よりストレスを抱え込む恐れも。また、ストレスを抱えた人は、眠れないからといって飲酒することもあり、その場合も同様です。ストレスを抱えている人は、飲酒によってかえってストレスや不安を抱え込むことになり、悪循環であるといえるでしょう。

3.朝起きられなくなる

朝起きることができなくなるのも、燃え尽き症候群の特徴になります。人は、ストレスを抱えていると、朝起きるのがつらくなるからです。朝起きられない原因は、ストレスにより体が緊張して寝付きが悪くなることや、仕事のことを考えると不安になってなかなか寝付けないといったことが考えられます。このような理由があると、寝不足となりすっきりしないため、朝起きるのがつらくなってしまうのです。

4.人と関わるのが嫌になる

人と関わるのが嫌になり、思いやりのない態度をとるようになります。これは、燃え尽き症候群になると、人に対してイライラする感情を向けるようになるためです。この状態を脱人格化といます。情緒の消耗を避けるための防衛反応によるもので、人に対して良くない態度をとるため、意地悪な人に思われてしまうこともあります。このような態度を続けていると、人間関係に影響が出てきてしまうでしょう。

5.仕事がつまらないと感じる

仕事がつまらないと感じることも、燃え尽き症候群の特徴です。働く意欲がなくなってしまい仕事のクオリティが下がることや、仕事での達成感がなくなるといったことにも、同様のことがいえます。仕事にやりがいを見出せなくなると仕事に身が入らなくなるため、失敗を繰り返してしまいマイナスな状態に陥りやすくなり、頑張っていた仕事でも辞めたいといった思考になるようです。

6.やる気が起きない

やる気が起きないという症状は、燃え尽き症候群の特徴です。たとえば、職場でやる気が出ないままでいると仕事のクオリティが下がります。このような状態が続くと、周囲からはやる気のない人という評価を受けてしまうことになり、モチベーションが下がってしまうでしょう。そうなると、仕事に対する意欲はさらに下がってしまい、悪循環となります。

7.仕事の結果がどうでも良いと思ってしまう

仕事の結果がどうでも良いと思ってしまうことが増えた場合も、燃え尽き症候群の可能性があります。たとえば、成果を得ようと仕事を一所懸命に頑張ってきたのに、急にどうでもよくなってしまい、結果をみることなく放棄してしまうといったことです。この場合は、限界を感じてしまい、何のために仕事をしているのかわからず、どうでもよくなってしまったといった原因が考えられます。

8.性格が変わる

自分が以前のように笑えなくなったり、前向きに物事を考えられなくなったりしたら、燃え尽き症候群の兆候である可能性があります。同僚や上司に「性格が変わった」と指摘され、それがポジティブな意味合いでなかった場合、バーンアウトを疑いましょう。

9.体調不良が続く

精神的なストレスが体を蝕むことはよくありますが、燃え尽き症候群でも身体に不調をきたす場合が多くあります。不眠や頭痛、常時ある疲労感、免疫力の低下による長引く風邪など、体調が悪化し始めたら要注意です。 身体にまで影響を及ぼすようになると、日常生活に支障をきたすこともあるので、早めの対処をおすすめします。
仕事による体調不良にお困りの人は「体調不良で仕事を休む判断基準は?会社への連絡方法や注意点もご紹介」のコラムもあわせてチェックしてみてください。

燃え尽き症候群になりやすい人の8つの特徴

燃え尽き症候群になりやすい人には「プライベートと仕事の線引きができない」「真面目である」「責任感が強い」などの特徴があります。そのような特徴に自分が当てはまらないかどうか、確かめてみましょう。

1.他人に仕事を強要されやすい

自分のキャパシティを超えた仕事は、心にも体にも影響を与えます。そのため、他人に仕事を強要されやすい人は、燃え尽き症候群になりやすい人といえるでしょう。仕事を強要されやすい人は、自分の意志とは関係なく、本来の業務以外にも雑用や平行した仕事を押し付けられやすいため、限界を超えて仕事をすることになるからです。そのように疲弊しきる前に、このような職場環境から一度離れて休養をとるか、信頼できる上司などに置かれている状況を相談してみてください。

2.評価されている実感がない

評価されている実感がない人も、燃え尽き症候群になりやすい人といえます。なぜなら、「頑張っているのに正当に評価されないのは頑張りが足りないから」と思い込み、「さらに頑張ってみよう」「頑張ることが急に馬鹿らしく感じる」のどちらかに思考が向いてしまい、結果的に燃え尽きた状態となってしまうからです。評価されている実感が得られない場合は、何が正当な評価なのかを1度考えてみてください。周囲から評価を受けたいのなら、頑張りが空回り状態なのか、周りに高望みしていないかなど、自分が置かれている立場や周りがみえているかを考えてみることは必要です。
また、自分で結論が出ないときは、信頼できる友人などに、自分が評価を受けるのに足りないものは何かを相談してみるのも1つの方法といえます。

3.プライベートと仕事の線引きができない

プライベートと仕事の線引きができない人というのは、常に仕事のことを考えている人です。常に緊張した状態にあるため、その結果、燃え尽き症候群になってしまいます。当てはまりそうだと思った人は、一度思い切って仕事のことは忘れるようにすることが必要です。パソコンやスマートフォンを手に取らないようにして、リラックスできる環境を作ってゆっくり休むようにしましょう。

4.完璧主義

完璧主義の方は、自分の中で確固たる仕事の理想を思い描いている場合が多いです。そのため、理想に向かって努力しているのに現実とのギャップが埋まらず、疲弊してしまうことがあるでしょう。理想と現実のギャップを正しく把握し、今の状況でできること、できないことの線引きを小まめに図ってみることをおすすめします。完璧主義の方は、「0」か「100」かで判断しやすいので、「程々」「70点程度でも良しとする」などを意識してみると肩の力が抜けるでしょう。

5.真面目

何事にも真面目な人は適度に手を抜くことができず、根を詰め過ぎてしまい、結果燃え尽き症候群になってしまうことも多いようです。もちろん仕事に熱心なのは素晴らしいことですが、ときには休息を取り緩急をつけないと、真面目さが自分自身の首を締める結果に繋がりかねません。無理のない範囲で仕事に向き合いましょう。

6.責任感が強い

責任感があり、何でも自分でこなそうとする人は要注意です。責任感の強い人は、仕事を他人に任せることに不安や申し訳なさを感じ、自分自身でなんとかしようと考える傾向にあります。そのため、キャパシティを超えた仕事量を抱え込んでしまうことも多く、燃え尽き症候群に陥る危険性も高いといえるでしょう。

7.残業・休日出勤が多い職場に勤務している

残業や休日出勤が多い職場に勤務している人も、燃え尽き症候群になりやすい人です。残業や休日出勤が多い職場に勤務していると、ゆっくり休むことが難しくなるからです。ゆっくり休めなければ、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。激務な人は、休息をとるように心掛けて、リラックスできる環境の中で心身を休めましょう。

8.嫌な相手にも笑顔で接する

仕事で嫌な相手にも笑顔で接することが多い人も、燃え尽き症候群になりやすい人です。無理してどんなときでも笑顔でいると、ストレスが溜まってきます。そのような状態が続くといつか、笑うことが難しくなってしまうでしょう。対人対応が難しい場合は、抱えこまずに周りを頼ってみたり、ストレスが溜まったなと思ったら新しいことに挑戦してリフレッシュしたりして、燃え尽き症候群を予防しましょう。

燃え尽き症候群になりやすい職場の特徴と職種とは?

燃え尽き症候群になりやすい職場とは、過重労働になりやすい職場です。また、「接客業」「子どもと向き合う保育士」「介護や医療」など対人対応が必要となる職種も、燃え尽き症候群になりやすいといえます。これらの職種を希望する人は、もともと人に優しく責任感が強い人が多く、これは燃え尽き症候群になりやすい人の特徴にも当てはまるため、より燃え尽き症候群になりやすい傾向にあるので注意が必要です。

過重労働による燃え尽き症候群に陥ってしまった人は「思っているより深刻かも?長時間労働による過労と対策」のコラムもあわせて確認してみてください。

燃え尽き症候群の5つの対策方法

燃え尽き症候群になりやすい環境にある人には、「生活習慣を見直す」、「ストレスを溜めこまないようにする」といった対策方法があります。具体的にどのような対策方法を取ると良いのか、以下に紹介するので、参考にしてください。

1.医師や周囲の人に相談してみる

燃え尽き症候群を疑う場合は、1人で抱え込まず、医師や周囲の人に相談してみましょう。1人で抱え込んだままにしてしまうと、燃え尽き症候群の悪化も考えられるためです。相談が難しければ、自分がどのような状態となっているのかを信頼できる人に話すだけでも、ストレスは緩和していきます。また、身近に相談できそうな人がいない場合は、カウンセラーや医師に相談してみましょう。

2.適度に休息をとる

適度に休息をとるようにしましょう。「燃え尽き症候群かもしれないな」と感じたら、リフレッシュすることが大切です。今、置かれている環境から離れて、自分が休める環境で休息をとることを考えてみてください。

3.バランスのとれた食事を摂る

燃え尽き症候群の予防としても、バランスのとれた食事を摂ることは大切です。燃え尽き症候群を疑った場合、生活習慣を見直してみてください。その中で、忙しさのあまり食事をおろそかにしていたことがわかったのなら、その習慣を見直して、バランスのとれた食事が摂れるように心掛けてみましょう。

4.睡眠時間はしっかり確保する

燃え尽き症候群の対策には、睡眠時間をしっかり確保することも重要です。疲れているなと思ったら、充分な睡眠ができるように睡眠時間を確保して、ゆっくり休むようにしましょう。規則正しい生活を送ることは、燃え尽き症候群の予防にもなるのです。

5.ストレス解消する

ストレスを解消することも、燃え尽き症候群に効果的です。ストレス発散には、今までに挑戦したことがないようなことに挑む、新しい趣味をみつける、といったことが考えられます。燃え尽き症候群と思われる場合、気分をリフレッシュさせることが有効でしょう。

燃え尽き症候群の対策方法は「燃え尽き症候群とは?趣味や生活習慣の改善で予防・克服しよう!」のコラムでもご紹介しているので、参考にしてみてください。

燃え尽き症候群にならないための対策方法を知っておこう

誰にでも発症する可能性がある燃え尽き症候群ですが、仕事を意欲的に頑張る真面目な人ほど、燃え尽き症候群になりやすい傾向があります。燃え尽き症候群にならないためにも、対策方法を知っておきましょう。また、燃え尽き症候群になる前に、職場環境を変えてみるのも一つの方法です。

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