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ISFP(冒険家)に向いてる仕事・業界を紹介!おすすめの職場や相性は?
更新日

この記事のまとめ
- ISFP(冒険家)は、感受性豊かで柔軟性がある性格が特徴
- ISFPの仕事における強みは、「美的感覚」「柔軟な対応力」「共感力」など
- ISFP(冒険家)に向いてる仕事の特徴は、「創造的な業務」「自由な職場環境」「人と接する職業」
- 仕事においてISFPと相性が良いのは、「ENFP」「ISFJ」「ENTP」「ESTP」など
自分自身の価値観と感覚を大切にし、創造性豊かに表現するISFP(冒険家)。「そんなISFPに向いてる仕事が分からない」という方もいるでしょう。このコラムでは、ISFPに向いてる仕事の特徴やおすすめの仕事を紹介します。また、仕事においてISFPと相性の良い性格タイプや向いてる仕事の見つけ方も解説。「自分の性格タイプがISFPであることは分かったけど、向いてる仕事を見つけられない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ISFP(冒険家)の性格の特徴は?
ISFPの人は温かく思いやりがあり、自由で創造的な生き方を好む傾向があります。他者への気配りが上手く、自分のペースで柔軟に行動できるのが特徴です。
ISFPの特徴
ISFPは「冒険家タイプ」とも呼ばれ、感受性豊かで柔軟性がある性格。美的センスに優れ、芸術やクリエイティブな活動で才能を発揮する傾向があります。日常生活においても物事の美しさや細部に目を向けることが得意です。また、周囲の環境や人々の感情に敏感で、共感力が高く、相手を思いやる行動を自然に取れます。このため、他者と調和した関係を築くのが上手で、温かみのある性格が魅力です。
一方、ISFPは内向的な性格でもあり、自分一人の時間を大切にする傾向があります。そのため、自分の内面に集中したり、静かにリフレッシュする時間をもつことでバランスを保っているようです。さらに、柔軟性が高く、規則や固定観念に縛られずに自由な発想で物事に取り組みますが、計画的な行動よりも、その場の状況に応じた臨機応変な対応を得意とします。この性質から、短期的なプロジェクトやクリエイティブな分野で力を発揮する一方、長期的な計画や論理的な思考を必要とする場面では課題となる場合もあるでしょう。
ISFPの特徴については、「ISFP(冒険家)の性格は?相性や向いてる仕事を解説!」のコラムでも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
ISFPは何の略?
ISFPは性格タイプの呼称で、「Introversion(内向型)」「Sensing(感覚型)」「Feeling(感情型)」「Perceiving(知覚型)」の頭文字を取ったものです。
「I」は、自分の内面を重視し、一人で過ごす時間や静かな環境からエネルギーを得る特性があります。社交的な場よりも、一人の時間を好むようです。
「S」は、五感を通じて得た情報や事実を重視する傾向があります。抽象的なアイデアよりも、現状や解決策を重視するようです。
「F」は、決断を下す際、論理や客観性ではなく、人間関係や価値観を重視します。他者への共感や調和を大切にするのが特徴です。
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ISFP(冒険家)の強み弱みは?
ISFPは感受性が豊かで柔軟性が高い一方、計画性や意見の主張に課題を抱えることがあります。以下に、仕事における強みと弱みを詳しくまとめたので、ぜひご一読ください。
ISFPの仕事における強み
ここでは、ISFPの仕事における強みをまとめました。ISFPの仕事における強みは、以下のとおりです。
美的感覚が豊か
ISFPは芸術的なセンスや美的感覚に優れており、細部にまで注意を払えます。特にデザインやアート、インテリアなどのクリエイティブな分野でその才能を発揮しやすいでしょう。
また、職場の環境や製品の見た目に対しても繊細な視点をもち、他者が気づかないような細やかな改善点を見つけることが得意です。この感覚は、ブランドイメージの向上や、顧客体験の向上に貢献できるでしょう。
環境や状況に応じた柔軟な対応力
ISFPはその場の状況や環境に応じて、柔軟に対応できる力をもっています。突発的な問題が発生した際にも冷静に行動し、臨機応変な解決策を見つけることが得意です。
また、計画通りに進まない場合でもその場の流れを把握し、新たな道を切り開く能力があります。この適応力は、変化の激しい職場やプロジェクトで特に役立ちます。
人を思いやる共感力
他者の感情や立場を深く理解しようとする姿勢が、ISFPの大きな強みです。チーム内での人間関係を円滑にし、信頼される存在として活躍します。
特に、サポート役や相談役として、周囲の人々が心を開きやすい雰囲気を作れるでしょう。この共感力は、顧客対応やチームビルディングなど、人と関わる業務で大きな効果を発揮します。
「自分の強みが分からない」という方は、「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」のコラムを参考に、自分の強みを見つけてみましょう。
ISFPの仕事における弱み
ここでは、ISFPの仕事における弱みをまとめました。以下で詳しく紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
計画を立てるのが苦手な傾向がある
ISFPは柔軟性を重視するため、長期的な計画を立てたり、それに沿って物事を進めるのが苦手な場合があるようです。突発的な変化には強い一方で、スケジュールや計画を厳密に守らなければならないタスクではストレスを感じやすいでしょう。
また、計画性の不足が原因で、締め切りに間に合わなくなったり、重要なタスクを後回しにしてしまったりすることもあるようです。
対立を好まないため意見を主張するのが難しい
ISFPは調和を重視するため、対立を避けようとする傾向があり、議論や意見交換の場で自分の意見をしっかりと主張するのが難しいことも。そのため、周囲の意見に流されやすくなったり、意見をいわないことで自分の立場が軽視されたりすることもあるようです。
また、「他者を傷つけたくない」という思いから、必要な指摘や改善点を伝えることに消極的になる場合もあるでしょう。
優柔不断な傾向がある
ISFPは感情や状況に敏感であるため、重要な決断を迫られると迷いやすい傾向があります。複数の選択肢があると、どの選択肢がより良い結果を生むかを悩み過ぎてしまうことも。優柔不断さは、迅速な判断を求められる場面では不利に働く場合があり、結果として機会を逃す恐れもあるでしょう。特にリーダーシップを求められる状況では、この弱みが課題になることも考えられます。
ISFP(冒険家)に向いてる仕事の特徴
ISFPは、感受性が豊かで柔軟性が高い性格を活かせる職場で力を発揮します。以下に、ISFPに向いている仕事の特徴をまとめたので、ぜひご一読ください。
創造的な業務
ISFPは美的感覚や独自の視点を活かせる創造的な業務に適している可能性があります。アートやデザイン、音楽、料理などの分野では、細部にこだわりながら自分の感性を表現できるため、満足感を得やすいでしょう。
また、単に美しいものを作るだけでなく、独創的なアイデアを形にするのが得意なため、クリエイティブな仕事で才能を発揮しやすいようです。
自由度の高い職場環境
ISFPは、規則やルールに縛られるよりも、柔軟性があり自由度の高い環境で働くことを好む傾向があります。厳格なスケジュールや堅苦しい職場よりも、自分のペースで働ける環境が適しているでしょう。特に、変化や創意工夫が求められる職場では、その適応力と柔軟性が大きな武器になり得ます。また、個々の裁量が尊重される職場では、モチベーションを高く維持しやすいでしょう。
人と接する職業
ISFPは共感力が高く、他者の気持ちに寄り添うのが得意です。そのため、介護や福祉、カウンセリング、接客業など、人と接する職業にも向いている可能性があります。相手の立場を考えて行動することで、信頼される存在となりやすいようです。また、顧客対応やサポート業務など、人と直接関わる場面でその親しみやすさと優しさが活きるでしょう。
ISFP(冒険家)に向いてる仕事10選
ここでは、ISFPに向いてる仕事を10個まとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
1.グラフィックデザイナー
ISFPのもつ美的センスと細部へのこだわりを最大限に活かせる仕事です。ポスターや広告、ロゴデザインなど、ビジュアルでの表現が求められる場面で、独自の感性を発揮できます。決まったフォーマットに縛られず自由な発想で取り組めるため、柔軟性を重視するISFPにとって理想的な環境です。
平均年収 | 509万3,000円 |
必要なスキル | ・創造力 ・造形力 ・自由な発想ができる柔軟性 |
関連資格 | 特になし |
グラフィックデザイナーの仕事に就くには | 美術系の学校で色彩理論やレイアウトについて学んでおくことが大切 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「グラフィックデザイナー- 職業詳細」
また、デザインが評価される機会が多いため、自分の成果を目に見える形で実感でき、満足感を得やすい職業です。
2.ファッションデザイナー
色彩や素材、スタイルに敏感なISFPにピッタリの仕事です。自身のセンスを表現し、時代や個人のニーズに合ったデザインを形にすることで、他者の生活に彩りを加えられます。
平均年収 | 509万3,000円 |
必要なスキル | ・美的センス ・鋭い色彩感覚 ・優れた造形力 |
関連資格 | 特になし |
ファッションデザイナーの仕事に就くには | 服飾関係の学校で基礎知識や技術を習得しておくことが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「ファッションデザイナー- 職業詳細」
流行を取り入れつつも、オリジナリティを大切にできるため、ISFPの自由で独創的な発想力が光る場面が多い職業です。特に服飾やアクセサリーの細部にこだわる作業では、感性を存分に活かせます。
3.写真家
美しい瞬間を切り取り、感動を伝える写真家は、ISFPの独自の視点と感受性を活かせる仕事です。自然や人々、日常の何気ない場面から新しい美しさを発見し、それを写真という形で表現します。
平均年収 | 521万2,000円 |
必要なスキル | ・芸術的センス ・創造的センス ・アイディア力 ・撮影に関する知識 |
関連資格 | ・1級写真技能士 ・2級写真技能士 ・3級写真技能士 |
写真家の仕事に就くには | 専門学校などで写真撮影に関する専門的な技術や知識を学ぶのが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「商業カメラマン- 職業詳細」
また、テーマや構図を自由に選べるため、創造性を存分に発揮できるのも魅力です。結果として作品が認められた際には、大きな達成感を得られる仕事といえるでしょう。
4.花屋
花や植物を扱いながら、美しいアレンジメントを作り出す仕事です。ISFPの美的感覚を活かし、顧客の要望に寄り添いながら創作を楽しめます。
平均年収 | 361万円 |
必要なスキル | ・花や緑に対する興味と専門知識 ・好感のもてる接客スキル ・色彩やデザインに関するセンス |
関連資格 | ・1級フラワー装飾技能士 ・2級フラワー装飾技能士 |
花屋の仕事に就くには | 基礎的な植物学の知識をベースに手入れや処理の方法を覚えておく |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「フラワーショップ店員- 職業詳細」
また、花を選んだり、色彩や配置を考える過程で、自分の感性を形にする喜びを味わえます。さらに、直接お客さまの反応を見られるため、満足感ややりがいを感じやすい職業です。
5.インテリアデザイナー
空間全体の美しさや快適さを追求するインテリアデザイナーは、ISFPにとって理想的な仕事です。住む人や使う人の視点に立って、美しさと機能性を両立させるデザインを提案できます。
平均年収 | 509万3,000円 |
必要なスキル | ・色彩に対する鋭い感性 ・造形能力 ・空間判断力 |
関連資格 | ・インテリアプランナー ・インテリアコーディネーター ・インテリアデザイナー |
インテリアデザイナーの仕事に就くには | 大学や専門学校などで建築・美術・インテリアデザインなどを学んでいる場合が一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「インテリアデザイナー- 職業詳細」
また、照明や家具、小物の配置といった細かい要素にまで配慮する場面が多く、細部にこだわるISFPの特性が活きます。完成した空間を顧客に喜ばれると、大きな達成感を得られる職業です。
6.コピーライター
感情豊かな言葉を生み出すことが得意なISFPに向いている仕事です。広告やキャッチコピーなど、人の心を動かす文章を考える際、繊細な感性が大きな武器になります。
平均年収 | 571万7,000円 |
必要なスキル | ・書くスキル ・広告や宣伝に対する興味 ・時代を先取りするセンス |
関連資格 | 特になし |
コピーライターの仕事に就くには | ・新卒として広告会社に採用されることもある ・中途採用の場合は斬新で柔軟な発想が求められる場合もある |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「コピーライター- 職業詳細」
また、読者や顧客の気持ちを想像しながら言葉を選ぶ過程では、共感力も活かされます。自由に発想できる一方で、具体的な目標に向かって表現を磨く点も、ISFPにとってやりがいのあるポイントです。
7.コールセンターオペレーター
電話を通じて顧客の相談や質問に応じる仕事です。ISFPの高い共感力を活かし、相手の気持ちに寄り添った対応ができるため、信頼されやすい傾向にあります。
平均年収 | 367万円 |
必要なスキル | コミュニケーション能力 |
関連資格 | テレコミュニケーター検定 |
コールセンターオペレーターの仕事に就くには | 中途採用や人材派遣会社に登録して派遣されるのが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「コールセンターオペレーター- 職業詳細」
また、柔軟な対応力が求められる場面も多く、予測できない状況に臨機応変に対応できるISFPには適しています。直接「ありがとう」と感謝されることが多い点も、大きな魅力といえます。
「コールセンターの仕事」のコラムでは、コールセンターの仕事についてまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
8.カウンセラー
人の悩みを聞き、心のケアを行うカウンセラーは、ISFPの共感力が最も活きる職業の一つです。相手の立場に立ち、感情に寄り添いながら話を聞くことで、信頼関係を築きやすいのが特徴です。
平均年収 | 459万3,000円 |
必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・事務処理能力 |
関連資格 | ・臨床心理士 ・公認心理師 ・精神保健福祉士 |
カウンセラーの仕事に就くには | 大卒や大学院卒の割合が高く、専攻は心理学系の学部や学科を卒業することが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「カウンセラー(医療福祉分野)- 職業詳細」
また、問題解決をサポートする中で、人々の人生に良い影響を与えられることに大きな喜びを感じるでしょう。
9.料理人
料理やスイーツを通じて、感性や創造性を表現できる仕事です。味だけでなく、見た目の美しさにもこだわるため、ISFPの美的センスが大いに役立ちます。
平均年収 | 358万9,000円 |
必要なスキル | ・忍耐力 ・向上心 |
関連資格 | ・調理師 ・専門調理師 ・調理技能士 |
料理人の仕事に就くには | 高校卒業後、または調理専門学校で基礎を学んだあとにレストランで修業するのが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「西洋料理調理人(コック)- 職業詳細」
また、自分の作った料理で人を笑顔にでき、直接的なやりがいを感じられるのも魅力です。手を動かすことが好きなISFPにとって楽しく充実した職業といえます。
10.動物園飼育員
動物への優しさや愛情を活かせる仕事です。動物の世話を通じて癒しを感じながら、彼らの健康や生活を支えます。
平均年収 | 374万4,000円 |
必要なスキル | ・注意力 ・観察力 |
関連資格 | 特になし |
動物園飼育員の仕事に就くには | 高校の畜産科や農業科、動物系専門学校、大学の農学部の畜産系学科や理学部の動物学系学科などを卒業することが一般的 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)「動物園飼育員- 職業詳細」
また、来園者に動物について説明する場面では、ISFPの柔らかい人柄が活きます。人との対立が少ない環境で、自分のペースで取り組める点も、ISFPにとって働きやすい職場です。
ISFPは仕事が続かないって本当?
ISFPは自分の価値観を重視しやすいため、価値観に合わない職場ではモチベーションを失いやすい傾向があるといえるでしょう。また、創造性を発揮するのが難しい単調な作業やルールに縛られる環境ではストレスを感じやすく、感受性が強いことから対人関係の負担を感じる恐れもあります。そのため、長く働き続けるためには自分の価値観や興味に合う仕事を選び、クリエイティブで柔軟な環境を見つけることが大切。感情を溜め込まないよう信頼できる同僚や上司に相談するなど、ストレス対策を工夫することも重要です。ISFPにとって仕事が続くかどうかは、職場環境や仕事内容との相性に左右されがちなため、自分に合った職場選びを心掛けましょう。参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
ISFPに向いてる業界5選
ここでは、ISFPに向いてる業界を5つまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ISFPに向いてる業界
- クリエイティブ系の業界
- 福祉業界
- 教育業界
- インテリア業界
- 観光業界
1.クリエイティブ系の業界
ISFPは感性が豊かで、美的センスや独創性に優れているため、クリエイティブな仕事で輝きます。たとえば、グラフィックデザインやファッションデザイン、イラストレーター、映像制作、音楽関連の仕事などで、その才能を発揮できます。
また、ルールに縛られず、自分の感性を表現できる環境が向いているため、自由度の高い職場が理想的です。特に、細部にこだわる繊細さが必要な仕事では、周囲から高い評価を得られるでしょう。
「クリエイティブな仕事がしたい!おすすめの職種20選や向いている人を解説」のコラムでは、クリエイティブな仕事にはどのようなものがあるかをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.福祉業界
ISFPは共感力が高く、人の気持ちに寄り添うことが得意なため、介護職や福祉関係の仕事に適性があります。介護士や福祉施設スタッフ、心理カウンセラー、ソーシャルワーカーなど、人々の生活を支える仕事では、相手を思いやる姿勢が大きな力になることも。また、直接的に人の役に立つことにやりがいを感じやすいISFPにとって、感謝される機会が多い福祉業界は非常にやりがいのある分野といえます。
3.教育業界
ISFPは温かく、思いやりのある性格をもっているため、教育現場で生徒や学生一人ひとりに寄り添うことが得意です。保育士や教師、特別支援教育のスタッフとして、個々の特性や成長に応じた指導を行える点が強みです。
また、柔軟な発想で子どもたちの興味を引き出せるため、楽しさと学びを提供する教育スタイルが評価されます。生徒の成功や成長を間近で感じられることが、ISFPの満足感を高めるでしょう。
4.インテリア業界
美的センスが必要なインテリア業界もISFPに向いています。インテリアデザインや家具・小物のバイヤー、または店舗のディスプレイ担当など、空間の美しさや快適さを追求する仕事でその才能を活かせるでしょう。
細部へのこだわりが求められる仕事が多く、独自のセンスで人々の生活空間を豊かにすることが可能です。お客さまの好みや要望を丁寧にヒアリングし、それを形にするために、ISFPの共感力が役立つでしょう。
5.観光業界
ISFPは人と接することを楽しみ、相手のニーズに応じた対応が得意なので、観光業界でもそのスキルを発揮できます。そのため、旅行ガイドやホテルスタッフ、旅行会社のプランナーとして、旅の楽しさや感動を提供する仕事に向いているといえるでしょう。
また、地域の魅力を伝える観光業務やイベント企画にも適性があります。柔軟性があり、相手を喜ばせることにやりがいを感じるISFPは、観光業界でお客さまに感動を届ける存在になれるでしょう。
ISFP(冒険家)が向いてない仕事の3つの特徴
ここでは、ISFPが向いてない仕事の特徴を3つまとめました。以下で詳しく紹介します。
1.厳格なルールや規則に縛られる仕事
ISFPは自由を重んじ、自分の感性や価値観を大切にするため、厳格な規則やマニュアルに従う仕事は苦手です。細かく決められたルールに縛られる環境では、ストレスを感じやすく、モチベーションが下がる傾向があります。工場での単純作業や官僚的な職場など、創造性を発揮しにくい仕事は長続きしにくいでしょう。
2.対立や競争が激しい環境
ISFPは調和を重視し、他者と衝突することを避けたい性格です。そのため、営業職といった成果主義の職場や、チーム内で競争が激しい環境は大きな負担となる可能性があります。また、対人関係の摩擦が多い職場では、感情的に疲れやすく、ストレスがたまりやすいでしょう。
3.計画的に進めていく仕事
ISFPは柔軟性に富み、瞬発的な行動や感性に頼るタイプのため、長期的な計画を立て、それを着実に進めていく仕事は苦手とされます。プロジェクトマネジメントや細かいスケジュール管理が求められる仕事では、プレッシャーを感じやすい恐れも。日々の状況に応じて即興的に対応できる職場の方が向いています。
自分に向いてない仕事の見極め方を知りたい方は、「仕事の向き不向きを見極めるには?」のコラムをぜひチェックしてみてください。
ISFP(冒険家)の仕事の相性一覧
ここでは、ISFPの仕事における相性をまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
性格タイプ | 相性 | 相性の特徴 |
---|---|---|
INTJ(建築家) | ★★★★☆ | 計画的で冷静なINTJは、ISFPの柔軟性を補完できる存在。感情面でのギャップに注意すれば、良いパートナーシップを築ける。 |
INTP(論理学者) | ★★★☆☆ | 論理重視のINTPとはアプローチが異なるものの、アイデアを共有し合うことで新たな発見が生まれる。ペースの違いに注意が必要。 |
ENTJ(指揮官) | ★★☆☆☆ | 強いリーダーシップをもつENTJは、ISFPにとってプレッシャーになりやすい。価値観の調整がないと協力が難しい場合がある。 |
ENTP(討論者) | ★★★★☆ | 創造的で柔軟なENTPとは刺激的な関係を築ける。お互いの自由な発想を尊重し合い、楽しい雰囲気で仕事を進められる理想的な相性。 |
INFJ(提唱者) | ★★★★☆ | 共感力が高いINFJはISFPの完成を尊重し、協力的な関係を築きやすい。感情面での相性が良く、信頼関係が深まりやすい。 |
INFP(仲介者) | ★★★☆☆ | 理想主義的なINFPとは価値観を共有しやすいが、どちらも感情的になりやすく、実務面でサポートが必要。感情を大切にする職場では良い相性を発揮。 |
ENFJ(主人公) | ★★★☆☆ | 社交的で面倒見の良いENFJはISFPをサポートするのが得意。ただし、ENFJの強い主導権がISFPにとって負担になることもある。 |
ENFP(運動家) | ★★★★★ | 自由と創造性を重視するENFPは、ISFPにとって理想的なパートナー。楽しい雰囲気を共有しながら、新しいアイデアを形にすることが得意。 |
ISTJ(管理者) | ★★★☆☆ | 責任感の強いISTJとは異なるアプローチを取るが、役割を明確にすることで協力関係が築ける。柔軟性を求めるISFPにはやや窮屈に感じることも。 |
ISFJ(擁護者) | ★★★★★ | 細やかなサポートが得意なISFJは、ISFPに安心感を与える存在。お互いに感情を大切にしながら安定した関係を築ける。 |
ESTJ(幹部) | ★★☆☆☆ | 効率やルールを重視するESTJは、自由を重んじるISFPと価値観が大きく異なる。短期的な協力は可能だが、長期的にはストレスを感じやすい関係。 |
ESFJ(領事) | ★★★☆☆ | 他社への配慮を重視するESFJとは、感情面での共感を得やすい。ただし、ESFJの組織志向がISFPにプレッシャーを与えることもある。 |
ISTP(巨匠) | ★★★★☆ | 実践的で柔軟なISTPは、ISFPの自由な働き方を理解しやすい。お互いに細かい干渉をせず、気楽な関係を築ける。 |
ISFP(冒険家) | ★☆☆☆☆ | 似たタイプ同士で強調し過ぎるあまり、役割分担が不明確になることが多い。お互いに補完性が少ないため、協力関係を築くのが難しい場合がある。 |
ESFP(エンターテイナー) | ★☆☆☆☆ | 自由で社交的なESFPとは、一見気が合いそうだが、どちらも現実的な計画が苦手なため、仕事では協力しにくい場合が多い。 |
ESTP(起業家) | ★★★★★ | 行動力があり柔軟なESTPは、ISFPにとって刺激的な存在。感覚を共有しながら実務を進めることが得意で、お互いの強みを活かせる関係。 |
ISFPは感受性を共有しやすいENFPやISFJ、ENTP、ESTPと特に良い相性をもちます。一方、類似し過ぎて補完性が低いISFPやESFP、主導性が強過ぎるENTJとは相性が悪いといえるでしょう。
「職場に合わない人がいる」と悩んでいる場合は、「職場で合わない人がいる…人間関係で悩んだときの対処法」のコラムも、ぜひご一読ください。
ISFPは仕事ができない?
ISFPが仕事ができないというわけではありません。ISFPは感覚的で柔軟なアプローチが得意で、特にクリエイティブな職場や柔軟な環境では優れたパフォーマンスを発揮できます。しかし、計画性が欠けがちで即興的な行動を取ることが多いため、定型的なルールや厳格な環境では力を発揮しづらいことも。また、感情に影響されやすく、冷静な判断が求められる状況では課題を感じることもあります。とはいえ、適切な環境であれば、ISFPは非常に高い成果を上げられるタイプです。ISFP(冒険家)の仕事のスタイル
ここでは、ISFPがそれぞれの立場においてどのように仕事を進めるかをまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
ISFPが上司の場合
ISFPが上司の場合、部下に対して優れた理解力と共感力を発揮します。自分の感情や価値観を大切にし、柔軟でフレンドリーな働き方を推奨しますが、時には感情的に動かされることもあり、決断に時間が掛かることも。また、柔軟な環境を好むため、部下には自由度を与えることが多いですが、計画的な指示や明確な指導を求める場面では難しさが生じることがあります。
ISFPが同僚の場
ISFPが同僚の場合、協力的でサポートを大切にし、ほかの人の気持ちを尊重します。仕事の進め方が柔軟で創造的であり、特に感覚やアイデアを共有する場面で活躍しがちです。しかし、ルールや細かな計画が必要な場合、苦手意識を感じることがあり、協力が求められる場面で自分のペースを守りたがることもあります。無理に争うことなく、穏やかな関係を築くことが得意です。
ISFPが部下の場合
ISFPが部下の場合、細かく決められた計画や厳格なルールに縛られることを苦手とします。自分の感性に基づいて行動するため、自由な働き方を好みがちです。感情的な反応をすることがあり、仕事に対してやる気を感じていないときには、パフォーマンスに影響が出ることもあります。良い結果を出すためには、感情的なサポートや自由な環境を与えることが大切です。
ISFP(冒険家)に向いてる仕事の見つけ方
ISFPに向いている仕事を見つけるには、自分の価値観や感性を大切にし、柔軟に働ける環境を選ぶことが大切。ISFPはクリエイティブな分野や、他者と直接関わりながら感情を重視する仕事に向いています。具体的には、アートやデザイン、福祉、教育などが挙げられるでしょう。感覚や自己表現を活かせる職場で、自由に働ける環境が理想的です。自分のペースで仕事を進められると、ストレスを感じにくく、充実感を得ながら働けるでしょう。また、人との調和やチームワークを大切にしながら、自己主張ができる仕事を選ぶとより成果を上げやすくなる可能性があります。
「『自分に向いてる仕事が分からない…』適職の見つけ方や診断方法をご紹介!」のコラムでは、自分に向いてる仕事の見つけ方を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
性格タイプで仕事を選ぶときの注意点
ISFP(冒険家)の強みや向いている仕事・業界についてご紹介しましたが、MBTIや16Personalitiesといった性格診断テストを活用して仕事を探すときは、いくつかの注意点があります。
診断結果はタイミングや経験で変化し、他の診断テストと必ずしも一致するとは限りません。また、ISFPの感受性豊かで柔軟性がある性格の特徴がすべての人に当てはまるわけではないため、結果と自身の性格に違和感があれば別の方法で適職を探す必要があります。
あくまで自己理解のツールとして活用し、複数の情報とあわせて視野を広げて仕事探しを行うようにしましょう。
「自分に合う仕事を見つけたい」という方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。
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※このコラムは16Personalities(16タイプ診断)の解説であり、MBTI®とは無関係・別物です。 MBTI診断は、資格をもつ専門家から行われる必要があります。このコラムの内容は、16タイプ診断に基づく一般的な情報の一例としてご覧ください。
※「MBTI®」は一般社団法人日本MBTI協会に商標登録されています。
ISFP(冒険家)に関するよくある質問
ここでは、ISFPの仕事に関する質問をまとめました。Q&A形式で回答するので、ぜひチェックしてみてください。
ISFPに適性があるおすすめの仕事を知りたいです
ISFPはクリエイティブで感覚的な仕事に適しています。たとえば、アートやデザイン、音楽、ファッション、インテリア、カウンセリング、福祉などです。また、自由度が高く、自分のペースで進められる仕事を好むため、フリーランスや個人での活動にも向いています。ISFPは人との調和を大切にするため、カスタマーサービスや教育関連の仕事も良い選択肢となるでしょう。
ISFP-T型に向いてる仕事と向いてない仕事を知りたいです
ISFP-T型は「探求心が強く、慎重で自分に厳しい」という特徴があります。そのため、向いている仕事は、自分のペースで深く掘り下げられる分野です。アートやデザイン、研究、ライティング、カウンセリングなどが向いています。反対に、競争が激しく、プレッシャーの強い仕事や、定型的でルールが厳格な仕事には向いていない可能性があります。
「自分に向いてる仕事を知りたい」という方は、「自分に向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方とタイプ別のおすすめ職種」のコラムもチェックしてみてください。
ISFPは生きづらいって本当ですか?
ISFPが生きづらいと感じることがあるのは、主に社会の期待と自分の性格が合わないときです。ISFPは自由で感覚的に生きることを好み、計画的で厳格な社会の枠に収まることに苦しむことがあります。また、感情的な面が強いため、社会的な要求に応じることが難しいと感じることもあるでしょう。しかし、自分の価値観を大切にし、適切な環境を見つけることで、充実した生活を送れます。
ISFPあるあるを知りたいです
ISFPあるあるとしては、まず自分のペースで行動したいという傾向があります。計画的な行動よりも直感や感覚に頼ることが多く、他人の感情に敏感で、周囲をサポートすることが得意です。自分の価値観を大切にし、他人の期待に応えようとするよりも、自分が感じたことを優先することがよくあります。また、クリエイティブな活動を好み、アートや音楽、デザインなどで自分の感覚を表現することに魅力を感じることも。さらに、狭い人間関係を大切にし、深いつながりを重視する一方で、大人数の集まりや社会的な場ではエネルギーを消耗しやすい傾向があります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。