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ハローワークカードとは?作り方や紛失した場合の対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- ハローワークカードとは、ハローワークへの登録を証明するもの
- ハローワークカードと受付票は同じ役割を持つ
- ハローワークカードは求職情報を登録したら窓口で受け取る
- ハローワークカードは求人紹介や就職相談を受ける際に持参する
- ハローワークカードを紛失したら、窓口に申し出る
ハローワークカードとは何か疑問に思う方もいるでしょう。ハローワークカードは、ハローワークで就職相談や求人紹介などを受ける際に必要なカードです。ハローワークカードを受け取るには、まず求職情報を登録する必要があります。このコラムでは、ハローワークカード作成時の流れを解説。注意点や窓口へ出向く際の服装・持ち物なども紹介します。ハローワークでの就職・転職活動をスムーズに進められるよう、ぜひご一読ください。
ハローワークカードとは
ハローワークカードとは、求職者が「ハローワークに登録したことを証明する」カードを指します。ハローワークを利用するためには、求職登録が必要です。ハローワークカードは無料で作成することができ、求職時に必要となるいろいろなサービスの利用ができるようになります。
受付票とハローワークカードの違い
ハローワークカードとは別に、「ハローワーク受付票」と呼ばれる書類も存在します。「カード」か「書類」かという形式の違いがあるだけで、目的となる用途は同じです。ハローワークを利用する際には、「ハローワークカード」もしくは「ハローワーク受付票」のどちらかを提示すれば問題ありません。
ハローワークの利用方法については「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」で紹介しています。
ハローワークカードの有効期限
ハローワークカードの有効期限は「求職申込を実施した日の翌々月末」となります。たとえば、1月に求職申込を行った場合は3月末日が有効期限です。この場合、3月に求職活動を行えば1ヶ月間期限が延長されます。つまり、毎月利用していれば翌月末までが有効期限です。月に1回ハローワークを利用していれば期限が切れることはないので、安心して利用しましょう。
参照元
ハローワークインターネットサービス
求職者マイページでできること(仕事をお探しの方へ)
ハローワークカードの取得方法
ハローワークを初めて利用する際は、求職情報の登録、窓口での求職申込、ハローワークカードの受け取りという流れで登録手続きを行います。以下で登録方法について確認しましょう。
求職情報を登録する
求職情報の登録は、ハローワークのPCや求職申込書だけでなく、自宅のPCでも行えます。求職情報を登録した後の申し込みは、住んでいる地域のハローワーク窓口でしか行えないため、注意が必要です。
詳しい求職登録の方法については「ハローワークで求職登録する方法は?確認すると良い事項や注意点を解説!」で紹介しているのであわせて参考にしてみてください。
ハローワークのPCで登録する場合
ハローワークに設置された求人検索・登録用のPCで求職情報を入力し、仮登録したら窓口で求職申込を行います。パソコンでの仮登録は個人で済ませる必要があるため、パソコンに不慣れな人や職員に相談しながら登録を行いたい人は、手書きでの登録を検討しましょう。
ハローワークの求職申込書で登録する場合
ハローワークには「求職申込書」があり、手書きでの求職情報登録も可能です。登録が完了した時点でハローワークカードが発行されます。
この際、同時に「求職者マイページ」が作成されるので、オンライン上での仕事探しも可能です。
所要時間はハローワークの混み具合が影響するため、窓口が混雑する時間帯は避けたほうが良いでしょう。
自宅からインターネットで登録する場合
PCやスマートフォンで「ハローワークインターネットサービス」にアクセスし、求職情報を入力します。自分のPCやスマートフォンで求職情報を仮登録した場合、ハローワークでの求職申込は14日以内に行う必要があるため注意しましょう。
また、マイナンバーカードを利用した登録も可能です。「マイナポータルアプリ」を活用すれば個人情報の入力を省略できます。スムーズに手続きを進めたい方は、マイナンバーカードの利用もおすすめです。
窓口で求職申込をしてハローワークカードを受け取る
仮登録した求職情報を職員が確認し、受理されるとハローワークカード(ハローワーク受付票)を受け取れます。ハローワークで求人検索や就職相談をする際はハローワークカードが必要となるため、毎回持参しましょう。
ハローワークカードを発行するために必要な求職情報とは
ハローワークカードの発行に必要となる情報は以下のとおりです。事前にどのようなことを入力する必要があるのか知り、入力する際に役立ててください。
基本情報
氏名や生年月日、住所、最寄り駅、電話番号、障害の有無などの基本情報を入力します。入力必須の項目のため、間違いがないか確認しながら入力しましょう。
求職者情報提供等
求人者への求職者情報を公開するか、地方自治体・地方版ハローワークや民間職業紹介機関に登録した情報を提供するかどうかを選択します。公開する情報については自己責任となるため、自分が入力した情報についてよく確認しておくようにしましょう。
希望職種や時間
希望の就業形態や、希望の職種、希望の勤務時間について入力します。希望の職種については窓口で相談することもできるため、悩んでいる方は省略も可能です。
希望勤務地や賃金
希望勤務地や、所要時間、通勤手段、希望賃金などを入力します。在宅勤務の希望や月額の希望もここで入力できるため、希望がある場合は記載しておきましょう。
学歴や資格
最終学歴や訓練受講歴、免許や資格などを入力します。パソコンスキルを入力する欄もあるため、使用できるパソコンソフトの種類や、具体的にどのようなことができるのか記載しましょう。
経歴
これまでの職歴を入力します。「どのような仕事か」「身に付いたスキルはあるか」「どのような立場だったか」を記載しましょう。経歴はその後の仕事選びで重要になるため、具体的に記載することがおすすめです。
障害情報
基本情報で障害の有無を「あり」とした場合は、こちらでお持ちの障害に該当するものを選びます。書きたくないことを無理に書く必要はないため、書ける範囲で記載するようにしましょう。
自己PR
ここでは専門知識・技術・能力の内容や、アピールポイントを入力します。仕事に活かせるものは積極的に記載するようにしましょう。
参照元
ハローワークインターネットサービス
求職情報の入力方法について
ハローワークカードを作るだけでも大丈夫?
ハローワークカードは作るだけでも大丈夫です。また、現在在職中の場合も作っておくことができます。今後転職活動を考えている場合は、事前に作成しておいても良いでしょう。ただし、ハローワークカードの有効期限や紛失には注意してください。ハローワークカードを紛失したら再発行できる?
ハローワークカードを紛失してしまったら、ハローワークで再発行の依頼ができます。ハローワークカードは、求職登録から2年以内であれば短時間での再発行が可能です。
2年以上経過している場合は、再度求職申し込みを行いカードを作成しましょう。ハローワーク窓口へ行き、紛失したことと自身の「名前」「生年月日」を伝えれば再発行をしてもらえます。
なお、ハローワークカードを家に忘れてしまった場合も同様の手続きで対応してもらいましょう。
ハローワークに行くときの服装と持ち物
ハローワークに行くときの服装や持ち物は訪問の目的によって変わります。以下に注意点をまとめたので、ハローワークに行く際は参考にしてみてください。
服装
特に決まりはありませんが、清潔感のある身だしなみを心掛けるのが基本です。仕事を探す場であることを念頭に置き、肌の露出が多いキャミソールや短パンなどは避けたほうが良いでしょう。
また、ハローワークで模擬面接を受ける場合はスーツの着用をおすすめします。模擬面接では、回答内容だけではなく身だしなみについてもアドバイスをもらえるので、靴やネクタイなどに不明点がある際は積極的に質問しましょう。
持ち物
ハローワークを訪問する目的によって持ち物は異なりますが、就職相談や求人紹介の際は以下の4つを毎回持参することがおすすめです。
- ・ハローワークカード
- ・筆記用具
- ・メモ帳
- ・スケジュール帳
ハローワークでは、企業の募集状況を聞いたり面接日程の確認をしたりする機会があるため、職員と話した内容を忘れないよう、メモをとる習慣をつけましょう。
持ち物に関する詳しい情報は「何が必要?ハローワークに行くときの持ち物や服装などを紹介」のコラムでも確認できます。
ハローワークを利用する際の注意点
ハローワークを利用する際は、「開庁日・時間の確認をする」「期間を決めて主体的に就活を進める」などを意識しましょう。以下で詳しい注意点をご紹介します。
開庁日・時間を確認する
ハローワークは、基本的に平日の午前9時から午後5時まで開庁しています。ただし、ハローワークによっては午前8時30分から午後5時15分まで、午前10時から午後6時までという場合もあるため、事前に確認することがおすすめです。
なお、ハローワークによっては、平日の夜間延長や土曜開庁を実施している場合があります。都内のハローワークの開庁時間については、以下のWebサイトをご覧ください。
参照元
東京労働局
東京ハローワーク:都内ハローワーク・関連施設の開庁時間一覧
職員からの催促はないため、期間を決めて主体的に就活を進める
ハローワークで就活をする場合、「そろそろ求人に応募したらどうか」といった催促はほとんどないでしょう。そのため、就活期間を決めておかないと「あっという間に半年が経ってしまった…」という状況になりかねません。「△曜日は必ずハローワークに行く」「△月△日までに模擬面接を受ける」など、自分でスケジュールを決めて就活を進めましょう。
「就活で何から始めれば良いのか分からない」「相談の度にハローワークに行くのは大変…」という人は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒などを対象にマンツーマンで就職・転職支援を行うエージェントです。
キャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングから、一人ひとりにぴったりの求人をご紹介。キャリアアドバイザーとは対面だけではなくメールやチャットツールで連絡を取れるので、仕事を続けながら転職活動する人も気軽に相談できます。
紹介する求人は実際に取材した企業のみ。詳しい仕事内容や社風を事前に把握できるので、入社後のミスマッチを防げるのも特徴です。
また、書類添削や模擬面接、企業とのやり取りなど充実したサポート体制を整えています。サービスの登録・利用料はすべて無料のため、ぜひお問い合わせください。
ハローワークカードに関するよくある質問
ここでは、ハローワークカードの作成や利用を考えている方の疑問にお答えします。
ハローワークを利用するメリットは?
就職に関する相談や面接などの対策が無料でできる点がメリットです。一人ひとりに適した職業の案内や応募書類の添削など、幅広いサポートが受けられます。
また、ハローワークに掲載されている職の多くは地元密着型です。都心部から離れた地域でも比較的就職先を見つけやすく、大手求人サイトにはない求人に出会える可能性が高いでしょう。
ハローワークカードは廃止されますか?
ハローワークカードが廃止されるという情報は、今のところないようです。ただし、ハローワークの利用方法やシステムなどは変更される可能性もあるので、詳しくはハローワークインターネットサービスの新着情報・お知らせなどをご確認ください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
トップページ
ハローワークにはどんな求人があるの?
ハローワークには、その周辺地域の求人が数多く集まっています。「地元で働きたい」「通勤時間が短い場所が良い」などの希望がある場合は、ぜひハローワークを活用しましょう。
詳しくは「ハローワークを利用する流れは?初めての応募申し込みや失業保険の申請方法」でも解説しています。
ハローワークカードをもらってないとどうなりますか?
ハローワークで仕事探しをするにはハローワークカードが必要なので、思うように求職活動ができない可能性があります。ハローワークの利用を検討している方はハローワークカードの作成をおすすめします。
ハローワーク以外の就活支援サービスは何がある?
「ジョブカフェ」や「地域若者サポートステーション」でも就活支援を受けられます。それぞれのサービス内容は「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。また、就活をするうえで自分に適した仕事が分からない場合は適職診断をしてみるのも良いでしょう。
ハタラクティブも若年層の就活支援に特化したサービスです。書類の作成や面接の対策など、就活エージェントが内定までしっかりとサポートするので、ぜひご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。