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ニートを5年で脱出して就職する方法!正社員を目指しやすい職種も紹介
この記事のまとめ
- ニート歴5年の場合も、早めに就職活動を始めると正社員になれる可能性はある
- ニートを5年以上続けると、「就職が難しくなる」「自立できない」などのリスクがある
- 5年でニートを卒業して就職するには、人材不足の業界や未経験歓迎の職種に応募する
- ニートを脱却して自分に合った仕事に就くため、自己分析を徹底する
- ニート歴5年から正社員になりたい場合は、就職・転職エージェントに相談しよう
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ニート歴が5年になり「就職しなければいけない」と考えても、職歴の空白期間が長いと「正社員になれないのでは?」と不安になるでしょう。ニート生活が5年続いている場合も、早めに就職活動を始め、徹底的に選考の対策を行うと正社員になれる可能性はあります。
このコラムでは、ニート歴5年から就職を目指す方法や正社員に挑戦しやすい仕事を解説。ニートの方が利用できる支援サービスも紹介するので、長く働ける企業に就職するための参考にしてみてください。
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ニートの実情とは?
ニートとは、無職で求職活動を行っていない人のうち、通学もしていない15~34歳の若者を意味します。ニートと定義されるのは独身者のみで、結婚して主に家事を行っている人は該当しません。
なお、ニートは就業していない状態を意味するので、アルバイトやパートとして働いているフリーターとは異なります。フリーターの方は、「フリーター5年目に正社員を目指す理由や就職を叶えるためのポイントを紹介」のコラムを参考に正社員を目指しましょう。
ニートの割合
総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約」によると、働いておらず求職活動もしていない15~34歳の若者のうち、通学や家事をしていない若年無業者の割合は以下の表のとおりです。
引用:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約 図10 若年無業者及び35~44歳無業者の数及び人口に占める割合の推移(p17)」
データによると、若年無業者の割合は2%台で推移しているようです。15~34歳の若年層のおおよそ50人に1人がニートに近い状態であることが分かります。
平均的なニート期間
ニートを続ける期間の平均について、正確な情報は分かりません。ここでは、参考として
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計 労働統計加工指標集 2024」に掲載されている失業継続期間を紹介します。
同資料によると、平均的な失業期間は以下の表のとおりです。
性別 | 失業継続期間 |
---|---|
男性 | 3.97ヶ月 |
女性 | 2.66ヶ月 |
男女計 | 3.31ヶ月 |
参照:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 労働統計加工指標集 2024 表 7-9 失業継続期間と失業頻度(続き)2023年(p.95)」
上記のデータは、失業状態になってから就業するまでの平均的な期間を表しています。失業中に就職・転職活動を行っていた人のデータが含まれているため、平均的なニート期間とはいえません。
就職・転職活動をしていないニートの方は、データと比べて仕事に就いていない期間が長いと考えられます。
参照元
総務省
労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)12月分、10~12月期平均及び2022年(令和4年)平均
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計2024 ―労働統計加工指標集―
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ニート生活を5年以上続けるリスク
ニート生活を5年以上続けた場合、以下のリスクが考えられます。
- ・就職に対する心理的なハードルが上がる
- ・就職活動で不利になりやすい
- ・経済的に自立できない
- ・援助を受けられなくなる恐れがある
- ・引きこもりがちになる
- ・結婚が難しくなる可能性もある
ニート生活を続けると、働くことに対して不安が募り、就職が難しくなる恐れがあります。履歴書の空白期間が延びることで、就職活動の際に不利になる場合もあるでしょう。
また、経済的に自立できないこともニートを続けるリスクの一つです。家族に生活をサポートしてもらっている場合、いつまでも援助が続くとは限りません。
ニート生活を続けていると、家族以外との会話の機会が減り、次第にコミュニケーションに自信がなくなることも。ニートである自分に負い目を感じ、働いている友人と距離をとると自宅に引きこもりがちになってしまう可能性もあります。
ニート歴5年の場合は、現状を変えるためになるべく早く社会復帰に向けて動き出すのがおすすめです。
「ニートから正社員になる方法とは?働かないリスクや就職成功の体験談を紹介」のコラムでは、働かないリスクを解説しています。ニート歴5年から正社員を目指すか迷っている方は、ぜひ今後について考えるためのヒントにしてみてください。
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ニート歴5年から正社員就職は可能?
ニート歴5年の場合、正社員としての就職は難しい傾向があります。なぜなら、就職活動において社会人経験を積んだ人や新卒の人がライバルになるためです。しかし、就職活動で仕事への意欲をアピールしたり、人材を求める業界や企業を選んだりすると正社員になれる可能性はあります。
ここでは、ニート歴5年から正社員として就職を目指せる理由をまとめました。社会復帰に向けて一歩を踏み出すために、ぜひご覧ください。
経歴よりも意欲を評価してもらえる可能性がある
34歳以下の若年層は、就職・転職活動の際、採用担当者に経歴よりも意欲を評価してもらいやすいため、ニート歴5年から正社員になれる可能性があります。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、34歳以下の人を正社員として採用した企業が選考の際に重視した点は、以下の表のとおりでした。
重視した点 | 新卒採用 | 中途採用 |
---|---|---|
就労意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% | 72.7% |
コミュニケーション能力 | 74.8% | 66.9% |
マナー・社会常識 | 58.6% | 58.1% |
組織への適応性 | 53.2% | 51.8% |
体力・ストレス耐性 | 36.2% | 31.4% |
業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許や語学力) | 30.4% | 34.8% |
柔軟な発想 | 29.3% | 22.9% |
学歴・経歴 | 22.4% | 23.1% |
従順さ・社会への忠誠心 | 20.1% | 20.3% |
業務に役立つ就業経験・訓練経験 | 14.7% | 42.3% |
その他 | 5.2% | 6.8% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合 令和5年(p.7)」
調査によると、選考にあたって重視した点として「就労意欲・勤労意欲・チャレンジ精神」を選択した企業は、新卒採用・中途採用ともに7割を超えていました。一方、「学歴・経歴」を重視する企業の割合は、新卒採用で22.4%、中途採用で23.1%です。
このことから、ニート歴5年で経歴に自信がない方も、正社員として就職を目指せるといえます。
人材不足の業界がある
人材不足の業界があることも、ニート歴5年から正社員として就職を目指せる理由の一つです。厚生労働省の「労働経済動向調査(令和7年2月)の概況」によると、2025年2月の調査で正社員について「不足」と答えた企業の割合は、産業計で51%でした。これは、「過剰」の3%を大きく上回ります。
また、同資料では正社員数が不足している企業の割合から、過剰な企業の割合を差し引いて表す「D.I.」が業界別に掲載されていました。調査によると、以下の表の業界でD.I.が高いようです。
業界 | D.I. |
---|---|
学術研究、専門・技術サービス業 | 63 |
建設業 | 61 |
情報通信業 | 58 |
運輸・郵便業 | 58 |
医療・福祉 | 58 |
参照:厚生労働省「労働経済動向調査(令和7年2月)の概況 表1 産業別正社員等労働者不足及び正社員労働者過不足判断D.I.(p.5)」
D.I.が高い業界は、正社員が不足している企業が多く、特に人材不足の傾向が強いようです。人材が求められている業界では、ニート歴5年の方も正社員として就職できる可能性があります。
若い人材を求める企業は多い
就職・転職市場において若い人材の需要が高いことも、ニートの方が正社員を目指せる理由の一つです。若い人材が求められる理由として、以下が挙げられます。
- ・長期にわたって働ける
- ・柔軟性があるため職場に馴染みやすい
就職や転職において若さは武器の一つ。ニート生活を続けると年齢が上がっていくため、なるべく若いうちに就職活動を始めるのがおすすめです。
「ニート期間があると転職に不利?注意点や履歴書の書き方を解説」のコラムでは、ニート期間が転職に与える影響を説明しています。ニート生活を5年続けたあとの就職や転職について不安がある方は、ぜひご一読ください。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
労働経済動向調査(令和7年2月)の概況
ニートを5年続けたあとに就職を目指す方法
ニートを5年続けたあとに就職するには、生活リズムや身だしなみを整えたり、人手不足の仕事を探したりするのがおすすめです。ここでは、ニートを脱却して就職を目指す方法をまとめました。以下を参考に、社会復帰に向けて動き出しましょう。
ニートを5年続けたあとに就職を目指す方法
1.生活リズムを整える
ニートを5年続けたあとに就職を目指す場合、生活リズムを整えることから始めましょう。通勤や通学の必要がない日々を送っていると、起きる時間が遅くなったり、昼夜逆転生活になったりすることがあります。
正社員として就職した場合、基本的に決まった時間に出勤しなければいけません。生活リズムが乱れていると「朝起きられないのでは?」と不安になったり、体調を崩したりする恐れがあるので、規則正しい生活を心掛けましょう。
具体的には、以下の方法を試してみてください。
- ・起床後に太陽の光を浴びる
- ・規則正しく食事をとる
- ・昼寝しないように注意する
- ・運動する
- ・早めに寝る
自宅に引きこもりがちな場合は、外出の予定を入れるのがおすすめです。買い物に行ったり家の周りを散歩したりすると、体を動かせるだけでなく家から出る習慣もつけられます。
2.身だしなみを整える
身だしなみを整えることは、ニート生活を脱却するために大切です。通勤や通学をせず、人との関わりが少ない生活を送っていると、身だしなみが乱れることも。就職のための面接では身だしなみをチェックされるため、服装や髪型を整えて清潔感を出しましょう。
毎日部屋着で過ごしている場合は、朝に外出着に着替えると気持ちにメリハリが出ます。また、寝ぐせや髭、爪の長さにも気を配り、ビジネスシーンにふさわしい身だしなみを意識してみましょう。
3.なるべく早く就職活動を始める
「ニートを脱却したい」という気持ちが生まれたら、なるべく早く就職活動を始めるのがおすすめです。先述したように、就職・転職活動において若さは武器になります。ニート生活を続けるほど就職のハードルが上がるので、正社員になりたい方は早めに動き出すことが鍵です。
ニート歴が長いほど就職が難しくなる理由
ニート歴が長くなるほど就職が難しくなる主な理由は、以下のとおりです。
- ・働くことに対して不安が増す
- ・選考の際に若さをアピールしにくい
- ・採用担当者にネガティブなイメージをもたれやすい
ニート歴が5年の場合、応募先に「働く意欲がなかったのでは?」「採用しても辞めそう」などと懸念を抱かれる恐れがあるので、徹底的に選考対策をして就職活動に臨むのがおすすめです。
4.自己分析で自分に合う仕事を見極める
自分に合った企業へ就職するためには、自己分析が大切です。自己分析とは、自分の強みや弱み、価値観などを把握すること。過去の経験を振り返り、「何を成し遂げたか」「どのような経験が印象に残ったか」などを考えながら自分について理解を深めます。
自己分析によって興味のあることや好きなこと、得意・不得意、価値観が分かると、やりたい仕事や達成したい目標が明確化されるでしょう。自分自身について理解することで、自己PRの方法も考えやすくなります。
5.仕事に役立つ資格を取得する
ニートを脱却して就職するために、仕事に役立つ資格を取得するのもおすすめです。志望する仕事で役立つ資格があると、選考の際に知識やスキルをアピールできます。また、資格取得に向けて努力することで、仕事に対する熱意を伝えられるのもメリットです。
たとえば、以下のような資格は仕事で役立つ可能性があります。
- ・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- ・日商簿記
- ・ITパスポート
- ・登録販売者
- ・宅地建物取引士
ただし、資格を取得したからといって必ずしも就職できるとは限りません。また、資格取得のために時間を掛けると就職活動のスタートが遅れてしまうリスクも。まずは自分のやりたいことを明確化し、「目標達成のために資格は必須か」「資格取得にどの程度の期間が必要か」などを考えてみましょう。
6.人手不足の業界や未経験歓迎の職種に注目する
「職歴がない」「前と違う仕事に就きたい」と考えている場合、人手不足の業界や未経験歓迎の職種に注目してみましょう。特に「人材不足の業界がある」で紹介した業界では、人材確保のために積極的な採用活動が行われている傾向にあります。
また、選考の際に経験よりも意欲を重視してもらいやすいため、未経験歓迎の求人を探してみるのもおすすめです。たとえば、販売職や介護職、営業職などの職種は未経験歓迎の求人が出ている傾向にあるので、ニート歴が5年ある方も就職を目指しやすいでしょう。
アルバイトから始めるのも一つの手
5年間ニート生活を続けていると、働くことに不安を抱える方もいるでしょう。正社員として就職することに不安がある場合は、アルバイトで仕事に慣れるのも一つの手。アルバイトの場合、シフトの融通が利きやすいので、自分のペースで働き始められる可能性があります。
また、アルバイトとして働くと正社員の選考で経験をアピールしやすいのもメリット。正社員登用制度のある企業でアルバイトをすると、そのまま就職できる場合もあります。
雇用形態に迷ったら、就職・転職のプロに相談してみましょう。私たちハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりの不安や悩みを丁寧にヒアリングし、一緒に問題の解決方法を探します。働くことへの不安を払拭してニート脱却に向けて行動したい方は、ぜひご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
7.選考対策をする
ニート歴5年から就職を目指す場合は、徹底的に選考対策を行う必要があります。応募先からの「働く意欲がないのでは?」といった不安を払拭するため、以下の対策を行いましょう。
- ・応募先の情報を手に入れる
- ・企業ごとに特化した応募書類を作る
- ・模擬面接を受ける
選考対策が不安な場合は、就職・転職エージェントに相談してみましょう。履歴書の添削や本番さながらの模擬面接など、実践的なサポートを受けられます。
面接で職歴の空白期間を前向きに伝えよう
ニート歴が5年の場合、面接で職歴の空白期間に何をしていたか聞かれる傾向にあります。面接本番に焦らないように、あらかじめ回答を準備しておきましょう。
空白期間について問われたら、なるべく前向きに答えるのが大切です。たとえば、何もしていなかった場合は、事実を正直に伝えたうえで「キャリアについて考えて△△に挑戦したいと思いました」といった目標を話しましょう。
「ニートからの就職はどうする?社会復帰のために必要なことを解説」のコラムも参考に、ニート脱却を目指してみてください。
ニートから正社員就職に挑戦しやすい職種
ニートから正社員就職を目指す場合は、選考時に経歴が重視されにくかったり、人手不足の傾向にあったりする職種に注目してみましょう。ここでは、ニートから正社員就職を目指しやすい職種をまとめました。ニートを脱却するため、ぜひ仕事選びに役立ててみてください。
営業職
営業職は、顧客のニーズに合わせて製品やサービスを提案し、売上につなげる仕事です。営業の仕事では、お客さまと信頼関係を築くことが大切。選考の際には学歴や前職の実績よりも人柄や意欲、コミュニケーション能力が重視される傾向にあるので、5年間ニートを続けている方も正社員就職に挑戦できるといえます。
以下の表では、営業職の特徴や注意点をまとめました。
特徴 | ・成果が給与に反映されやすい ・コミュニケーションやプレゼンのスキルが鍛えられる ・ビジネスマナーが身につく |
---|---|
注意点 | ・売上によって給与が変動されやすい ・コミュニケーション能力が求められる ・顧客対応に追われる場合がある |
工場の作業員
工場の作業員は、ベルトコンベアで流れてくるものに手を加えたり、出来上がった製品の検品や梱包をしたりとさまざまな業務を担当します。工場によっては、一度仕事を覚えると黙々と作業できる可能性があるため、コミュニケーションに不安がある方にとっても挑戦しやすいでしょう。
以下の表では、工場作業の特徴や注意点をまとめました。
特徴 | ・未経験可や経歴不問の求人が出ている ・ルーティンワークの場合がある ・コミュニケーションが求められにくい |
---|---|
注意点 | ・体力的に辛い場合がある ・作業のスピードや正確性が求められる ・夜勤や休日出勤の可能性がある |
介護職
介護業界は人手不足の傾向にあるので、ニートの方も就職を目指しやすいでしょう。人材確保のために、未経験や無資格の方を積極的に採用する施設や事業所もあるようです。
介護職の選考では、経験より人柄や意欲が重視されることも。ニート歴が5年ある場合も、ポテンシャルを見込んで採用してもらえる可能性があります。
以下は、介護職の特徴や注意点をまとめた表です。
特徴 | ・やりがいを実感しやすい ・仕事を通してスキルを身につけられる ・リーダーや主任へのキャリアアップを目指せる |
---|---|
注意点 | ・体力的に辛い場合がある ・コミュニケーション能力が求められる ・夜勤や土日出勤の可能性がある |
ITエンジニア
ITエンジニアも人材不足の傾向にあるので、ニート状態から就職に挑戦しやすいといえます。経歴よりもプログラミング技術が重視される傾向にあるので、スキルを活かして働きたい場合に適しているでしょう。
未経験から挑戦する場合は、基本的なスキルを身につけておくのがおすすめです。仕事で必要なスキルは、自宅で学習したりスクールに通ったりすることで身につけられる可能性があります。
以下では、ITエンジニアの特徴と注意点を表にまとめました。
特徴 | ・スキルを活かして活躍できる ・将来性を見込める ・IT業界以外でも活躍できる可能性がある |
---|---|
注意点 | ・就職時にスキルが求められやすい ・常に知識をアップデートしなければいけない ・障害対応のため深夜勤務や土日出勤の可能性がある |
ニートから就職するために利用できるサービス
5年間のニート生活を経て就職を目指す場合は、支援サービスを活用するのがおすすめです。ハローワークや就職・転職エージェントなどを利用すると、就職に関する悩みを相談したり、自分に合う企業の選び方についてアドバイスをもらえたりします。
ここでは、ニートから就職するために利用できるサービスについてまとめました。就職に関する悩みを解消するために、ぜひ参考にしてみてください。
ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所)とは、雇用に関する行政機関のこと。仕事探しや職業紹介から雇用保険(失業保険)の手続きまで、雇用に関する幅広いサポートを受けられます。
ハローワークの主なサービスは、以下のとおりです。
- ・職業紹介
- ・仕事に関する相談
- ・就職活動の進め方の相談
- ・就職活動に役立つセミナー
- ・職業訓練の受講案内
- ・就職説明会や企業説明会
- ・雇用保険(失業保険)の受給手続き
ハローワークは、年齢や経歴を問わず利用可能です。ニートの方も就職について相談したり、求人を紹介してもらったりできます。
また、公的な職業訓練(ハロートレーニング)について案内してもらえるのも特徴です。希望の仕事に就くためにスキルを身につけたい方は、ぜひハローワークで相談してみてください。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、若者が自分に合った仕事に就くためのサポートを行う施設のこと。全国46都道府県に設置されており、地域の特色を活かした就職セミナーや職業体験などのサービスを実施しています。カフェのような感覚で利用できるため、就職について悩んでいる方は、気軽に訪れてみましょう。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーション(サポステ)は、働いていない15~49歳の方を対象とした厚生労働省委託の支援サービスです。働く意欲を引き出すことから職場で長く働くためのサポートまで、就職を全面的にバックアップしてくれます。
具体的な支援内容は、コミュニケーション講座やジョブトレ(就業体験)、ビジネスマナー講座などです。仕事のためのスキルを身につけられるので、ニート歴が5年になり、働くことに自信を無くした方も社会復帰に向けて活用してみましょう。
就職・転職エージェント
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ニート歴5年の人によくあるお悩み
ここでは、ニート歴5年の方が抱える悩みにQ&A形式で回答します。「ニート歴が長く就職に不安がある」という方は、ぜひご覧ください。
高卒ニート5年目です…就職するために何をしたら良いですか?
なるべく早く就職活動を始めましょう。若いうちはポテンシャルを見込んで採用してもらえる可能性があるため、スキルや経歴に自信がない場合も正社員就職に挑戦しやすいと考えられます。
「高卒ニートの現状は?就活を成功させる方法やおすすめの仕事10選を紹介!」のコラムでは、高卒ニートから就職を成功させるコツを解説しているので、社会復帰のための参考にしてみてください。
職歴の空白期間が長く、就職できるか不安です…
面接の際に空白期間について説明できるように、ニート生活中に何をしていたか整理しておきましょう。「面接の空白期間はどう答える?『何もしてない』を前向きに伝える例文も紹介」のコラムでは、面接で空白期間について尋ねられたときの答え方の例文を解説しています。ぜひ、選考対策の参考にしてみてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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