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【このページのまとめ】
・ニートの人が就活できないのは、ブラック企業に就職するかもしれない恐怖感と空白期間の答え方がわからないことが主な原因
・ニートから就職するには人材不足の業界を狙う、就職に有利な資格を取得する、アルバイトから働き始めてみるのがポイント
・面接対策として、よくある質問に答えられるよう練習を重ね、就職に有利な資格や働いた経験をアピールできるようになろう
・就職するにはハローワークや就活エージェントを積極的に利用しよう
「早くこの状態から抜け出したい…。」と悩みながらも、最初の一歩を踏み出せないニートの人は大勢いると言われています。
無職から就職に至るにはいくつかのハードルを超えることが必要だからです。
このコラムでは無職やニートからどのようなステップをたどって就職できるかを解説。具体的な例を挙げながら、就職する方法についてまとめました。ニートを卒業したいと思ってもなかなかできない方に読んでいただきたい内容です。
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ニート状態にある人が「就職活動しなくてはいけない」と頭ではわかっていても、前向きになれないのにはどのような理由があるのでしょうか。
まず、ブラック企業と知らずに就職してしまったら困るという不安が就活にブレーキがかかる一因とされています。
特に一度ブラック企業に就職した経験があるなら尚更です。苦しい体験が待っているかも、という恐怖のなかで一歩を踏み出すのは並大抵のことではありません。
求人情報では、年間を通じて募集をかけていたり、大量募集を常に行ったりしている会社は離職率が高いことの裏返しの場合があり、ブラック企業の可能性が高いと言われています。
また、甘い言葉の裏にブラック企業が隠れている場合もあります。「未経験でも頑張り次第で高収入を目指せる」「海外旅行あり」などの文言を求人広告に見つけたとしても、鵜呑みにして簡単に就職を決めてしまうのは禁物です。
以上のようなポイントに配慮し、ブラック企業かどうかを見分けて企業に応募することをおすすめします。
次に、空白期間について面接でどう説明するべきかがわからないという理由が挙げられます。
書類審査やテストを突破すると、次に控えているのが面接試験です。面接では、面接官から「空白期間に何をしていたか」と質問されるでしょう。
その際「何もしていなかった」と正直に答えてしまっては面接突破は難しくなります。
単なる空白期間ではなく、就職に向けて何かに打ち込んでいた時間であったということをアピールすることが大切です。
「資格取得に向けて勉強していた」「家族の介護をしていた」「アルバイトをしていた」など、ただ時間が過ぎるのを待っていたのではなく、仕事のために有利になることに打ち込んでいた、ということを伝えるようにしましょう。
もちろん嘘をつくのは良くありません。面接官から「どのような資格を取ろうとしていたのか」「どんなアルバイトで何を得られたのか」と深掘りされたときに、嘘だと思われてしまっては元も子もないからです。
空白期間に実際にアクションを起こすのが、何より大切だと言えるでしょう。
ニートから就職を目指すには、早め早めの行動が鍵です。
企業側は若さにポテンシャルを見出して採用します。したがって、ニート期間が短ければ短いほど、採用のチャンスが高まると言って良いでしょう。
それとは反対に、年齢が上がるとポテンシャルは失われるため、年齢に見合った技術や能力が求められます。
歳を重ねると未経験で採用される機会が減り、求人の選択肢が少なくなるため、できるだけ早めに就活を始めるのが理想的です。
就活を成功させるには、何に取り組めば良いのでしょうか。ニートから就活をする際のポイントについてまとめました。
人材不足に悩む業界では、ニートや未経験者でも、やる気があれば採用したいという企業が多くあります。
例えば、福祉業界は深刻な人手不足が社会問題ともなっており、年齢に関係なく人材を募集している状況。
企業によってはヘルパーの資格取得支援制度を設けて、無資格・未経験から働けるチャンスを提供しています。働きながら資格を得てキャリアアップを目指せるため、介護職はニートの方に適した職種の一つと言えるでしょう。
日本の伝統工芸品を生み出す職人も後継者が育たないことで問題となっています。気の済むまで存分に打ち込みたい性分、頑固で実直な性質だという職人気質の方は、職人を目指すのも選択の一つかもしれません。
業務に活かせる資格を取得することは就職にとって非常に有利です。自分が得意な分野の資格で仕事になるようなものがないか、調べてみると良いでしょう。
パソコンが得意なのであれば、仕事に役立つプログラミングを習ったり、事務に活かせるパソコンスキルを磨いたりするのも良いでしょう。
設計の仕事に興味があるのであれば、CADオペレーターの資格を取るのも有意義と言えます。
未経験でも活かせる資格としてアピールするチャンスがあるからです。
すぐに正社員を目指すのはハードルが高すぎるという場合は、アルバイトからスタートするのも1つの方法と言えます。
アルバイトを重ねるうちに落ちてしまった体力をつけたり、人見知りを克服して対人関係の悩みを解消できたりと、正社員として働く際に役立つ経験となるからです。
ニートの方が面接試験に臨む際は以下のようなことに配慮し、対策を入念に行っておく必要があるでしょう。
自己アピール、長所と短所、なぜ応募先企業を選択したのかなど聞かれて口ごもってしまうことのないように、しっかりと準備することが大切です。目線や話し方、好印象を与える服装などにも配慮します。
客観的な意見を聞くために、第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。
仕事や学業などを行っていなかった空白期間中に、何に取り組んでいたかをアピールすることは前述したとおり非常に大切です。
もし、長期にわたって何もする気力がなくアピールできるような内容が何もなかったとしても、就活を本格的に始める直前の1ヶ月間は資格の勉強やアルバイトなどに取り組んでみましょう。
事務や営業、タクシードライバーなど働いた経験が一度でもあり、応募先企業でその経験が活かせると判断した場合は、必ず面接官に伝えるようにしましょう。
アルバイトは職歴には記載しないのが一般的ですが、アルバイトでの経験が応募職種に役立つのであれば、就職に有利な経験を積んでいると見てもらえる可能性があります。一定の経験があれば応募書類に積極的に記入すると良いでしょう。
ニートが正社員になるには、以下の就職支援機関を利用する方法もあります。それぞれサービス内容や特徴を以下にまとめたのでご覧ください。
ハローワークの求人情報は、ニートや転職者、どちらにとっても調べやすいのが特徴です。厚生労働省がWebサイトを運営しており、各地の自治体が主体となり就職支援や雇用促進のために求人募集を行っています。
ニートからの就職はハローワークだけでなく、民間の就活エージェントを利用するのもおすすめです。
ハタラクティブでは、20代の若者を中心に就職活動をサポートしています。履歴書を含めた応募書類の書き方、面接対策なども丁寧に応じているので、安心して就職活動することが可能です。
まずは、お気軽にご相談ください。
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