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ハローワークを活用して正社員を目指すには?利用するメリットも紹介
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この記事のまとめ
- ハローワークを通じて正社員を目指す場合、まずは求職申込みの手続きを行おう
- ハローワークは公的機関であり、誰にでも平等に情報が公開される
- ハローワークでは、学歴や経験不問の正社員求人も扱っている
- ハローワークのメリットは「求人の種類が豊富」「各種セミナーがある」など
- 条件にこだわった求人探しがしたい場合は、ハローワークが合わない場合もある
「ハローワークを活用して正社員を目指すにはどうしたら良いの?」と疑問に思う方もいるでしょう。ハローワークを通じて正社員を目指すには、求職申込みの手続きが必要です。手続きが完了したら、求職活動に取り組みましょう。このコラムでは、ハローワークで正社員を目指す流れについてご紹介。ハローワークを利用するメリット・デメリットも解説しています。
ハローワークで正社員を目指すには
ハローワークで正社員を目指すのは、求職申込みの手続きを行うところから始まります。下記で基本的な流れを紹介するので、参考にしてみてください。
1.ハローワークを探す
まずは自分の居住地を管轄しているハローワークを探しましょう。求人を探すだけであれば、どのハローワークでも問題ありませんが、失業保険の申請や職業訓練の申込みがある場合は、所轄のハローワークに行く必要があります。
2.求職申込みの手続きを行う
初めてハローワークを利用する場合は、求職申込みの手続きを行います。ハローワークに行き、求職申込書を記入またはパソコンで求人情報を仮登録し、窓口で手続きを行いましょう。窓口での手続きが完了すると、全国で各種サービスを利用できるハローワークカードが貰えます。
求職申込みの手続きは自宅のパソコンでも行えます。また、利用できるサービスは限られますが、求人の検索や応募などの自主的な求職活動を行うことは可能です。時間が取れたときにハローワークを訪問して利用すれば、その制限も解除され、すべてのサービスが利用できるようになります。
3.正社員の仕事を探す
ハローワーク内にある求人検索機や自宅のパソコンで、正社員の仕事を探しましょう。気になる求人を見つけたら、窓口で就職相談を行うと支援を受けられます。なお、求職申込みの手続き前でも自宅のパソコンからハローワークの求人を閲覧することは可能です。そのため、事前に気になる求人を確認しておき、手続き時に印刷したものをハローワークに持っていくと、よりスムーズに就職相談が行えるでしょう。
職業相談とは?
「職業相談」とは、担当職員に就職の悩みや気になる求人について相談することです。自分に合った求人の提案を受けることもできます。職業相談を行いたい場合は受付で番号札をもらい、自分の順番がきたら窓口に向かいましょう。詳しくは、「ハローワークの職業相談とは?求職活動の実績作りになる?利用の流れを解説」のコラムでまとめていますので、あわせてご確認ください。
4.ハローワーク側から企業への連絡や紹介状の発行をしてもらう
実際に見つけた求人に応募することになった場合は、基本的にはハローワーク側から企業へ連絡してもらいます。そして、ハローワークから紹介状を発行してもらったら、必要書類とともに応募企業に提出しましょう。提出は、面接時に手渡しする場合もあれば、事前に郵送するケースもあります。
5.履歴書作成や面接対策のサポートを受ける
ハローワークで正社員の求人に応募する場合は、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削や、書き方に関するアドバイスを受けることもできます。書類添削や面接対策のセミナーを行っていることもあるので、開催されるイベント情報についてもチェックしておきましょう。
6.紹介状を持って企業に面接を受けに行く
面接の際に紹介状を提出する場合は、必要書類をすべて揃えて企業に面接を受けに行きましょう。面接の段取りは、基本的にハローワーク側で行ってくれます。なお、ハローワークの正社員求人は書類選考がなく、面接から選考が始まることもあるようです。
7.合否が通知される
面接の場ですぐに伝えられることもありますが、一般的には1週間から10日ほど経ってから、電話やメール、郵送などの方法で合否を通知されます。もし2週間を超えても連絡がない場合は、ハローワークに相談してみると良いでしょう。
そもそもハローワークはどんなところ?
ハローワークは厚生労働省が運営している職業紹介機関です。正式名称は「公共職業安定所」といい、「平等に情報が公開されている」「求人が豊富」などの特徴があります。ここでは、ハローワークの特徴について詳しく解説していきます。
1.平等に情報が公開されている
ハローワークは公的機関であるため、誰に対しても平等に求人情報を公開しているのが特徴の一つです。一般の求職者はもちろん、高齢者や障がいがある方など、どのような方に対しても分け隔てなくサービスを提供しています。
2.取り扱っている求人が豊富
取り扱っている求人が豊富であることも、ハローワークの特徴だといえます。一般的に、民間企業による人材紹介サービスは企業から仲介手数料などをもらって運営していますが、ハローワークは一切利用料を取りません。そのため、企業が情報を掲載しやすく、多くの求人の取り扱いが可能になっていると考えられます。
3.地方の求人も取り扱っている
ハローワークは都市部だけでなく幅広い地域に設置されているので、地方の求人も多く取り扱っています。地元で働きたい場合や遠方での正社員就職を目指している場合にも、ハローワークでの求人探しは適しているといえるでしょう。県外での求人探しについては、「ハローワークで県外の求人は探せる?就職・転職活動のコツや注意点を解説!」もチェックしてみてください。
ハローワークについては、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムでも詳しくまとめています。こちらもぜひご覧ください。
ハローワークで正社員求人を探すのに向いているのは?
「地元で就職したい」「多くの企業から仕事を探したい」「中小企業で働きたい」という場合は、ハローワークで正社員の求人を探すのに適していると考えられます。ハローワークは地方の求人も多く取り扱っているため、地元に根差した企業の求人を見つけやすい環境です。また、掲載している業界や業種、職種も幅広く、中小企業の仕事も取り扱っています。ハローワークの特徴を押さえ、自分の目指す正社員求人をハローワークで探してみると良いでしょう。
経歴に不安がある場合もハローワークで正社員を目指せる?
「学歴に自信がない」「職歴が短い」など、経歴に不安がある場合もハローワークに相談して正社員就職を目指せます。詳しい理由については、以下で見ていきましょう。
退学や退職に関する情報は紹介状に記載されない
ハローワークでは紹介状が発行されますが、基本的にマイナスになるような情報が記載されることはありません。「面接前に退学や退職に関する情報が応募先に伝わるのでは…」と心配になる方もいるかもしれませんが、紹介状は選考に関する情報がまとめられているものです。記載されるのは求職者の氏名や面接予定日、応募先企業などの情報であるため、身構えずに選考に挑めるでしょう。
学歴・経験不問の求人も取り扱っている
ハローワークの求人の中には学歴不問、未経験者歓迎のものもあります。中卒や高卒の場合も応募できる幅広い求人を取り扱っているため、安心して利用できるでしょう。
ハローワークで正社員を目指す3つのメリット
ハローワークで正社員を目指すメリットは、「役立つセミナーが多く開催されている」「就職支援サービスを無料で利用できる」などです。ここでは、ハローワークを利用するメリットを3つ紹介します。
1.役立つセミナーが多く開催されている
ハローワークでは、応募書類の書き方やマナーの講座、模擬面接など、正社員を目指すのに役立つセミナーが多く開催されています。無料で受講することができ、職業適性検査や業界研究などを行えることもあるようです。「初めての転職活動で何から始めたら良いのか分からない」という場合にも、適しているといえるでしょう。
2.退職や退学といった事情があっても前向きに活動できる
ハローワークは、何らかの事情を抱えて仕事を探している方を支援してくれる場所です。そのため、たとえ退職後にブランクがある場合も、担当者や周りの目を気にせずに求職活動に集中できるでしょう。また、若年層向けのサービスもあり、概ね35歳未満の方がさまざまな就職支援を受けられます。
3.無料で就職支援サービスを利用できる
ハローワークの就職支援サービスは、雇用保険の加入有無に問わず、誰でも無料で利用することができます。求人情報の閲覧や応募、面接の指導などに料金が掛かることはないため、安心して利用できるのもメリットだといえるでしょう。なお、職業訓練については一部有料のものもあるため、受講を検討する際は事前に確認しておくのがおすすめです。
ハローワークで正社員を目指す際の3つのデメリット
ハローワークで正社員を目指す場合、「担当者によって求職活動の進み具合が変わる」「離職率の高い企業の求人も含まれる」などのデメリットも考えられます。ここでは、ハローワークを利用するデメリットについて詳しくまとめました。
1.担当者次第で求職活動の進み具合が変わることもある
ハローワークで正社員を探す場合、担当者と相性が合わないと求職活動がスムーズにいかないこともあります。感じ方は人ぞれぞれですが、もし担当者の進め方にストレスを感じる場合は、変更を検討すると良いでしょう。
2.離職率の高い企業の求人もある
ハローワークは無料で掲載でき、審査も比較的厳しくないことから、幅広い求人を保有しています。豊富なことはメリットでもありますが、中には離職率の高い企業の正社員求人が含まれていることもあるようです。窓口の担当者は企業の具体的な実情は分からないため、ハローワークの求人に応募する際は、自分でよく調べて判断するようにしましょう。
3.自分で考えて動く必要がある
エージェントを利用すると、何もしなくてもおすすめの求人を次々に紹介してくれますが、ハローワークの場合は自分で求人情報を調べる必要があります。基本的に自分から動かなければいけないため、「経験豊富なプロに導いてほしい」という場合は、エージェントの利用を検討するのも一つの手です。自分に合った方法で、正社員を目指しましょう。
ハローワークのメリットやデメリットについては、「働きながら転職活動をするコツは?ハローワークを使うメリットとデメリット」も、あわせてご覧ください。
ハローワークで正社員求人を探すのに向いていないケースはある?
ハローワークは、「条件にこだわった求人探しがしたい」という場合には合わないこともあります。ハローワークの利用に向かないケースの一例は、以下のとおりです。
- ・専門的なスキルを活かして働きたい場合
・待遇にこだわった求人探しがしたい場合
・大企業への就職を目指したい場合
上記のケースは、ハローワークの豊富な求人の中から希望に合ったものを探すのが難しく、時間を要する可能性があります。自分で探さなくても条件にマッチしたものを紹介してくれるエージェントの方が適しているといえるでしょう。特に好待遇にこだわる場合は、優良非公開求人を多く扱っているエージェントの利用がおすすめです。また、上記ケースに関わらず、「頻繁に通えない」「すぐに相談したいのに閉庁していた」など、求職活動がスムーズにいかないときもエージェントを併用すると良いでしょう。民間の転職エージェントの中にも、無料で利用できるサービスはあります。
無料で利用できるエージェントをお探しの場合は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職支援のエージェントです。経験豊富なプロのアドバイザーが、希望条件に合った求人を紹介するだけではなく、応募書類の添削や面接対策なども無料で行います。初めての就職活動で不安のある方やスムーズな求職活動を目指す方は、お気軽にハタラクティブまでお問合せください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。