売り手市場の就活は楽勝?求職者にとってのメリットとデメリットを学ぼう

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この記事のまとめ

  • 売り手市場とは、求人数が求職者数を上回っている状態
  • 売り手市場は基本的には就職に有利
  • 売り手市場であっても、有名企業や大企業に入社する難易度は高い
  • 売り手市場の中で特に採用に意欲的な業界は、建築業界/IT業界/介護業界/飲食業界など

売り手市場は求職者にとって有利といわれていますが、実際はどうなのでしょうか。売り手市場だからといって油断して就活に臨むと、そこには思わぬ落とし穴があるかもしれません。今回のコラムでは、売り手市場の意味やメリット・デメリット、採用活動が活発な業界についてご紹介します。これから就職活動を始めるという方は、コラムの内容を参考に準備をしておくと良いでしょう。

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就活や転職活動における「売り手市場」とは?

就職市場では、採用される学生や求職者を「売り手」、採用したい企業を「買い手」といい、加えて「売り手市場」「買い手市場」という表現があります。求職者を「売り手」というのは、「労働力を売る立場である」という意味合いから。企業が「買い手」と表現されるのは、労働力を得る見返りとして給与を支払う立場にあるからです。そのため、「売り手市場」とは、企業側の求人数に対して求職者の数が少ない状態、「買い手市場」とは、企業側の求人数に対して求職者の数が多い状態のこと。つまり、売り手市場は求職者に有利、買い手市場は企業にとって有利な状況といえるでしょう。
売り手市場では企業は人手不足に悩みますが、求職者は就職先の企業をじっくり選べます。反対に、買い手市場では企業は多くの求職者の中から優秀な人材を吟味できますが、求職者側の就職の競争率が高くなります。

売り手市場の最盛期とは

過去を見てみると、バブルと呼ばれた時代は売り手市場の最盛期。内定者への囲い込みが盛んで、どうやって内定を断るか悩んだ方も多かったようです。また、2017年3月卒業予定の学生の内定率は近年で最も高く、2017年は売り手市場であったといえるでしょう。最近はリーマンショック(2008年)後の「就職氷河期」が解消し、売り手市場を実感する学生の数も増えてきたといわれます。

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売り手市場のメリット・デメリット

売り手市場は就活生や求職者に有利というイメージがありますが、一部にはデメリットがあるともいわれます。就活生や求職者にとってのメリット・デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

メリット

・複数の企業から内定を得やすく、就職先を吟味できる
・心に余裕をもって就職活動や転職活動を進められる
・人手不足解消のため、待遇などの条件を良くする企業が増える

デメリット

・企業が人手不足の状態であるため、入社後残業が多くなる可能性がある
・内定を複数もらい、最終的な企業選びに迷うケースがある
・入社意欲が低くても内定が出てしまい、本来の志望ではない企業に入社してしまうケースがある

基本的に売り手市場は就活生や求職者にとってチャンスですが、選考を受ける前に「就職先に何を求めるのか」「どんな企業で働きたいのか」といった条件を明らかにしておかないと、内定後に進路に迷うことがあります。売り手市場とはいっても、就活や転職活動に必須の自己分析や企業研究は念入りに行う必要があるでしょう。

自己分析の具体的な方法については、「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」に詳しくまとめています。また、企業研究についても「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

売り手市場は就職しやすいの?

買い手市場と比べて、売り手市場が就活生や求職者にとって有利な状況であるのは間違いありませんが、志望先によっては売り手市場であっても希望の企業に就職できるとは限りません。大手企業や有名企業など、知名度の高い企業には就活生や求職者が殺到するため、たとえ売り手市場であっても限られた採用枠に入り込むのは簡単ではないからです。

売り手市場や買い手市場に限らず各企業が採用したい人物像には一定の基準があるので、「誰でも内定がもらえる!」と考えていると痛い目に遭う可能性があります。売り手市場だから何とかなると安易に考えず、就活や転職活動の準備は怠らないようにしましょう。
大手企業への就職をお考えの方は、「既卒・職歴なしで大手企業に就職できる?内定を得るコツと方法」も合わせてチェックしてみてください。

売り手市場でもとくに採用に意欲的な業界

これからご紹介する業界は、人手不足といった事情もあって採用に対して意欲的な傾向があります。

建築業界

震災復興需要が今なお続いている建築業界では、団塊の世代の退職が人手不足を招いており、若い世代の取り込みが課題となっています。

職種の例

・設計
・施行管理
・営業

IT業界

技術の発達に伴い、さまざまな企業がITを使った事業を展開しています。IT業界は今後も需要の増加が見込まれ、若手人材の採用に積極的な企業が多いようです。

職種の例

・システムエンジニア(SE)
・ITコンサルタント
・プログラマー

介護業界

高齢化の進展に伴い、介護職の需要は年々高まっています。勤務時間が長いといった苦労があるようですが、人の面倒を見るのが好きという方にはやりがいのある仕事ではないでしょうか。

職種の例

・介護士
・ケアマネージャー
・生活相談員
・理学療法士
・作業療法士

飲食業界

飲食業界も人手不足が問題になっている業界です。ブラック企業の話題をよく聞く業界ではありますが、最近は従業員の働きやすさを重視した企業も増えています。やりたいことを明確にして十分な企業研究を行えば、自分に合った職場と出会えるかもしれません。

職種の例

・店舗スタッフ
・エリアマネージャー
・研究開発(レシピ等の研究開発)
・マーケティング(店舗開発)

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