フリーターが知っておくべき保険の仕組み

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この記事のまとめ

  • フリーターが加入する国民年金は、正社員が加入する厚生年金より将来の年金額が少ない
  • フリーターが加入できる国民健康保険は、手当金をもらえない仕組み
  • 雇用保険や労災保険は、フリーターでも加入できる可能性のある仕組みになっている
  • 社会保険の仕組みにより手厚い保障を受けたいなら、正社員への転職を検討する

フリーターとして働いている人は、国民年金と国民健康保険に加入することが一般的です。これらの仕組みにより、将来の年金や医療費の負担を軽減することができます。しかし、正社員が加入できる厚生年金や医療保険と比較すると、手薄なものです。このコラムでは、社会保険という側面からフリーターのデメリットを解説しています。より手厚い保障を手に入れるなら、正社員として就職することを検討してみましょう。

フリーターの場合と正社員として就職した場合の保険の違い

フリーターの公的年金と正社員の公的年金について

フリーターが将来もらえる公的年金は、国民年金からの老齢基礎年金のみです。
一方、正社員として就職した場合は、老齢基礎年金に加えて老齢厚生年金がもらえることになっていますので、手厚いサポートが期待できます。

老齢基礎年金は、満額でも年間80万円弱ですので、この金額ですべての生活費を賄っていくのは難しい場合もあるでしょう。そのため、計画的に老後の財産形成の準備をしておくことが求められます。

厚生年金の被保険者になるかどうかは、正社員の労働時間・労働日数の一定割合に達したかどうか判断されます。
そのため、フルタイムの労働形態でなくても加入できる可能性はあり、労働時間等を今より増やすことで厚生年金の被保険者になって、老後の年金を増やす選択肢があります。
もちろん、厚生年金の被保険者になると、給料やボーナスから一定割合の厚生年金保険料が控除されるようになりますが、労働時間や日数を増やせば、総収入は確実に増加しますので、現時点の生活改善にもつながるでしょう。

フリーターの公的医療保険

フリーターの公的医療保険は、国民健康保険制度に加入することでサポートを受けられるようになります。
正社員用の医療保険である健康保険等に該当しない場合は、国民健康保険への加入が義務付けられています。病院で支払う治療費や治療のための薬代の自己負担割合が3割になるなど、ほとんどの給付内容は、健康保険と国民健康保険で同じ内容になっています。
健康保険の被保険者になるかどうかの判定基準は、厚生年金保険の判定基準と共通です。

健康保険と国民健康保険の給付の違いは、手当金です。
正社員などの健康保険の被保険者は、出産や病気で会社を休んだ場合、給料の3分の2相当額を手当金として受け取ることができますが、国民健康保険にはこの手当金はありません。
そのため、フリーターは、休業した場合、収入が途絶えてしまう可能性があります。そのリスクを認識しておく必要があるでしょう。

その他の社会保険

公的社会保険がサポートしている範囲は、年金や医療だけではありません。失業等に対する備えとして雇用保険、仕事中のけが等に対する備えとして労災保険があります。
雇用保険の被保険者の判定基準は、厚生年金や健康保険と比較すると、労働時間や労働日数の条件は少し緩くなっていますので、フリーターでも該当する可能性はあります。しかし、継続雇用が見込まれる等の要件があるので、加入していないケースが多いでしょう。
雇用保険の被保険者でなければ、失業給付を受けられないことは認識しておく必要があります。
しかし、労災保険に関しては適用されます。労災は、仕事中や通勤中のけがについて補償してくれる保険です。仕事上のケガなどについては、労働基準法で事業主が費用負担することが定められているため、保険料を負担する必要はありません。

社会保険制度やフリーターから正社員への就職について相談をしたい場合

就職を検討しているフリーターの方は、社会保険に関する知識も正しく理解しておく必要があります。しかし、自分1人で保険について勉強し、就職活動をするのは大変です。就職支援のハタラクティブでは、就職のプロがマンツーマン体制で就職活動や保険の悩みに対応させて頂きます。 フリーターから正社員への就職は、ぜひ就職支援のハタラクティブへお任せください。

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