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ルート営業の志望動機の効果的な書き方を解説!具体的な例文も紹介
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この記事のまとめ
- ルート営業とは、既存の顧客を相手にアプローチする営業職のこと
- ルート営業にはヒアリング力やコミュニケーション能力、根気強さが求められる
- 志望理由は「なぜルート営業を志望したのか」が熱意とともに明確に伝わる内容にする
- 自分の強みを伝える際は、具体的な数字や実績を出すと効果的な志望動機となる
- 志望動機には「どのように企業に貢献できるか」を具体的に書くことが大切
「ルート営業の志望動機にはどんなことを書けばいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、ルート営業の志望理由を効果的に書くためのポイントを解説し、応募の際に役立つ「ルート営業」と「営業職」、それぞれの経験別に志望動機の例文を紹介しています。ルート営業と営業職の仕事内容やその魅力、また必要な能力についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
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ルート営業の志望動機を書くときのポイント
志望動機には、経歴や仕事に対する熱意、応募する業界や企業についての知識量など、人事担当者が採用を判断するうえで重要な内容を盛り込む必要があります。ここでは、志望動機の書き方のポイントを4つご紹介します。
なぜルート営業を志望するのかを伝える
志望動機は「なぜルート営業を目指したのか」が、明確に伝わるように作成することを心がけましょう。
「新規営業よりも楽そうだから」というネガティブな印象を与える表現は避け、熱意が伝わり、採用担当者の心に刺さる内容を、具体的に取り入れることがポイントです。「貴社の一人ひとりのお客様としっかり関係性を築き、結果を出す姿勢に魅力を感じ応募しました」という、ルート営業ならではの志望理由にするとよいでしょう。
活かせる能力をアピールする
これまでの経験から仕事に活かせる能力やスキルを身につけていれば、応募の際に効果的にアピールすることができます。具体的な数字や実績を挙げることができれば、人事担当者の興味を惹くアピールポイントに。
例えば「前職では接客の仕事をしておりましたが、お客様一人ひとりに丁寧な接客を心がけ、新商品の提案などを積極的に行っておりました。その結果、他の店舗と比べて130%の売上を達成した実績があります。貴社でも、この経験を踏まえてお客様との関係を築きながらニーズに合せた提案を行い、長期的な成果を上げたいと考えています」というように、前職が別の業界や職種でも、具体的にどのような実績を出したのかわかりやすいアピールポイントが大切です。
志望する業界や企業の知識を深める
志望する業界や企業についての知識を深めると、求める人物像を把握できます。
志望動機には、人事担当者が採用後のイメージをしやすいように「どのように企業に貢献できるのか」を具体的に書くことがポイントです。企業が求める人物像にいかに近いかを、自分の強みを通してアピールしましょう。
また、ルート営業はすでに自社の商品やサービスを利用している顧客がお客様となります。商品やサービスへの知識をつけておくと、トラブルや問い合わせにスムーズに対応できるため、信頼関係を築きやすくなります。
将来像をイメージする
ルート営業の仕事を経て、どのような目標やキャリアプランを描いているのかをアピールしましょう。
ルート営業を経て、最終的にどのような役職やポジションを目指しているのか、例えば企画営業など新しい分野に挑戦することをアピールすることで、企業に対する熱意を効果的に伝えることができます。また、挑戦し続ける姿勢を示すことで、長期的に貢献したいという意欲をアピールできるでしょう。
ルート営業に必要な能力
ルート営業は、既存のお客様を対象とした営業職で、信頼関係を保ちながらニーズに応じた提案を行う仕事です。新規営業とは異なり、顧客の課題をじっくり聞き取り、長期的な取引を目指します。
そのため、お客様の話をしっかりと聞きながらも、受動的になりすぎないことが大切です。
営業と一口にいっても、新規営業とルート営業では求められる能力が異なります。自分の適性に応じて、向いている仕事を選ぶようにしましょう。
1.ヒアリング能力
ルート営業は、顧客との会話でニーズを掴み、悩みや課題に合った商品やサービスの提案が大切です。「顧客が何を求めているのか」を聞き出すヒアリング能力は、ルート営業で重視されるポイントになります。
2.コミュニケーション能力
ルート営業では、多くの取引先と円満な関係を築く必要があり、人間関係を円滑にするコミュニケーション能力は欠かせないといえるでしょう。さまざまなタイプの担当者と接する機会が多く、顧客によって対応を変化させる必要があります。相性が悪いと判断されてしまうと、契約が打ち切られてしまう可能性もあるため、コミュニケーション能力はルート営業に重要な能力です。
3.根気強さ
営業先が決まっているルート営業ですが、毎回取引が行われるわけではありません。
しっかりとヒアリングを行っても、新規の注文がもらえないことも多々あります。根気強く営業先に通い、取引に至るまで粘ることもルート営業では必要です。
ルート営業に向いている人の特徴
上記のルート営業に必要な能力を踏まえ、次にルート営業に向いている人の特徴をご紹介します。自分の特性や適性と照らし合わせ、参考にしてみてください。
人と話すことが好きな人
ルート営業の魅力の一つは、お客さまと信頼関係を築き、長期的に取引を続けられる点です。そのため、日々のコミュニケーションを楽しめる人に向いています。会話の中で相手の本音やニーズを引き出すスキルは、応募時の動機にも盛り込みやすいポイントです。
コツコツと継続する努力ができる人
お客様と深い信頼関係を保ちながら、長期的な成果を目指せる点もルート営業の魅力の一つです。成果がすぐに見える仕事ではないため、根気強くコツコツと努力を続けることが大切になる点は、応募時の動機で「なぜ貴社でのルート営業を選んだのか」という理由としても効果的にアピールできるでしょう。
相手の立場で考えられる人
ルート営業の魅力は、お客様のニーズや課題に寄り添いながら、信頼関係を築けるところです。相手の視点に立って考えられる人は、適切な解決策を提案しやすく、それが結果的に顧客のニーズにつながります。
ルート営業が自分に合った仕事かどうかを判断することはとても大切です。「ルート営業と新規営業の違いとは?業務内容や求められる能力を詳しく解説」のコラムでは、ルート営業と新規営業の違いや、求められる能力について解説しています。ルート営業が自分に合った仕事かどうか、十分考慮してから志望理由の作成に取り掛かると、より説得力のある志望動機を書くことができるでしょう。
ルート営業の志望動機の例文
ここでは、ルート営業の志望動機を「ルート営業」「営業職」それぞれの経験別に例文をご紹介します。中途採用を希望される方は、ご自身の経験に当てはめて、志望動機作成の参考にしてください。
ルート経験有り・営業経験有りの例文
私は現在、製造業のルートセールスとして働いています。ルートセールスに重要な仕事は、顧客と関係性を築いたうえで潜在的な悩みや課題を引き出し、解決策を提案することだと考えております。しかし、現職では取引の維持を大切にする考えがあり、新たな解決策の提案は難しい状況です。貴社が「既存顧客の売上向上」に重きを置かれている点に魅力を感じました。前職で培った「顧客との関係性作りや潜在的な悩みや課題を引き出す力」を活かし、貴社で即戦力となれるよう頑張りたいと考え志望いたします。
ルート未経験・営業経験有りの例文
私は現在、鉄鋼業界の新規営業として働いています。数多くの営業を行う中で、既存のお客様との関係性が気薄になってしまうもどかしさを感じていたため、貴社の「顧客との関係性を築いていくことが売上向上に繋がる」という言葉に感銘を受けました。ルートセールス未経験ですが、現職で培った営業力や提案力を活かして、貴社でルート営業の仕事に携わり、即戦力となれるよう頑張りたいと考え志望させていただきました。
ルート未経験・営業未経験の例文
私は学生時代、スーパーで仕入れ業務のアルバイトとして働いていました。毎月、商品ごとの仕入れ数を考えていく中で「△月はどんな商品が必要か」「暑い季節にお店に並んでいたら嬉しい商品は何か」とお客様の立場に立って考えることの大切さを学びました。入社後は、前職から学んだ「お客様の立場に立って考えること」を活かして、ルート営業の仕事に携わり、貴社で戦力となれるよう頑張りたいと考え志望いたします。
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ルート営業の志望動機に関するFAQ
ルート営業に挑戦してみたいけど応募するか悩んでいる方に向けて、よくある質問をまとめています。
ルート営業と新規営業の違いは何ですか?
ルート営業は既存の顧客を相手にアプローチを行う職種です。
一方で、新規営業は新たな顧客を開拓するために、取引のない企業に飛び込み営業を行うこともある職種になります。ルート営業は、顧客から潜在的なニーズを引き出す力が必要となり、新規営業は取引開始してもらうために提案力が必要な仕事です。ルート営業か新規営業か迷ったときの判断基準については「ルート営業と新規営業の違いとは?業務内容や求められる能力を詳しく解説」のコラムを参考にしてみてください。
未経験からルート営業の仕事に就けますか?
営業職の仕事は、特別な資格がない未経験の方も活躍されている魅力的な仕事です。
未経験から転職して営業の仕事に就くためには、志望する企業の求める人物像に近いことを、自分の強みを通してアピールしましょう。転職を成功させる方法については「未経験から営業職を目指すには?就職や転職のコツも解説」のコラムを参考にしてみてください。
ルート営業はたいへんですか?
ルート営業は決して楽な仕事ではありません。
しかし、お客様と顔を合わせているからこそ体験できる「ありがとう」や「助かった」の一言には、大きなやりがいを感じられる仕事です。営業職がキツイと言われる理由については「未経験で営業職はきつい?厳しいといわれる理由とおすすめの業界」のコラムを参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。