例文あり!面接で使える!自分の長所の探し方と伝え方

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この記事のまとめ

  • 企業が面接で長所を聞くことには、その人の能力を確認しどんな人物かを見極める意図がある
  • 自分の長所を洗い出すには、テクニカルスキル、ポータブルスキル、ヒューマンスキルの3つの分類に従って、自分の成功経験を元に探していく
  • 面接で長所を伝える時には、結論、根拠、入社後どのように活かすかの順で話す

13~29歳の若者を対象とした調査では、「自分には長所がある」と答えた人は日本で68.9%。アメリカは93.1%、韓国は75.0%となっており、日本は調査対象となった7ヶ国の中で最低です。
日本の若者には、自分の長所がなかなか思い浮かばない人が多いことがわかります。
そんな中で、面接で長所を聞かれた時にはどう答えたらいいのでしょうか?

参照元
内閣府
平成26年版 子ども・若者白書

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企業が長所を聞く意図

始めに、企業がなぜ面接の時に長所を尋ねるのかを解説していきましょう。

仕事の場面で活かせる能力を持っているか

面接の際、企業は資格や経験などからあなたの能力を推し量ることになります。
長所を聞かれた時は、資格や経験だけではわからない、あなた自身が持っている資質を知りたいという意図があると考えられるでしょう。
それが面接の場であれば、相手は仕事に活かすことができる長所を聞きたいと思っているはずです。

人柄や価値観はどのようなものか

長所からは、人柄やその人の価値観などがうかがえます。
例えば、「リーダーシップがある」という長所を挙げる人は、積極性がありコミュニケーション能力も高いと考えられます。逆に、人のサポートをする仕事は苦手かもしれません。
「真面目」であることを長所だと考えている人は、粘り強くものごとを最後までやり抜く能力があると推測できるでしょう。しかし考えを素早く切り替えたり、臨機応変な対応をしたりという動きは得意ではない可能性があります。

客観的な視点を持っているか

どのような長所であれ、自分の能力を分析して言葉にするということは、自己に対して客観的な目線を持つことにつながります。
必要以上に自分を卑下したり、自信過剰になったりせずに論理的に長所を挙げられるということは、自分の本質を見極める力があるということ
企業としては、今後仕事を任せる際に、「できます」と言ったのにできなかった、能力があるのに簡単な仕事しかやろうとしない、という不調和を避けることができます。

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まずは自分の長所を洗い出そう

長所というと「明るい」「思いやりがある」というような性格面のことだけを指すと捉えがちです。しかし、企業が面接で長所を聞くことには、先ほども述べたように、仕事で活かせるかどうかを判断する意図があります。
そのため、面接で長所をアピールする際には、性格だけではなくスキルや経歴の情報を含んでいても問題ないでしょう。
また、企業の特性に合わせて、伝える内容を変えるのもおすすめです。事前に複数の長所を用意しておけば、スムーズに面接に進めます。

それでは自分の長所を洗い出して行きましょう。
といっても、何もないところから考えてもなかなか思い浮かばないかもしれません。
そんな時は、以下の3つに分けて考えていくと、バランスの良い内容に仕上げることができます。

 ・テクニカルスキル : 職種に関連する専門スキルや資格
   例→商品知識、営業スキル、英会話能力、事務処理能力

 ・ポータブルスキル : 業種や職種が変わっても活用可能な「持ち運べる」能力
   例→問題解決力、リーダーシップ、PDCAを回す力

 ・ヒューマンスキル : 価値観や性格を含めた、仕事に向き合うスタンス
   例→コミュニケーション能力、向上心、ポジティブさ

スキルの分類方法は他にもありますが、ここでは例として面接で使いやすい3つを取り上げました。
これまで人から感謝されたことや、成功したことなどをひとつひとつ振り返ると長所の発見に結びつきやすいでしょう。

長所の伝え方と例文

最後に、こうして洗い出した自分の長所を、面接で伝える形に落とし込んでいきます。
長所を話す時には、「結論、根拠、入社後どのように活かすか」の3つの順番で話すのがおすすめです。

 ・結論 : 長所を端的に述べる
 ・根拠 : 長所の裏付けとなる具体的なエピソードを話す
 ・入社後どのように活かすか : 長所を業務の中でどのように活かして貢献するかをアピールし締めくくる

【例文】

「私は、問題解決能力と臨機応変な対応が自分の長所だと考えています。
高校生の時に演劇部に所属していたのですが、本番中に背景が破損してしまったことがあります。そこで、予定を変更していったん幕を閉め、次のシーンを客席に下りて演じてもらい、その間に応急処置をするというアイデアを舞台監督に提案しました。私はすぐに破損の修繕に当たり、結果次の場面には問題なく本番を続けることができました。
この長所を、お客様の要求にその場でお応えできる力とし、御社でも活かしていきたい所存です。」

「私の長所と言えるのは、日常会話程度の英語力です。
私が長年アルバイトをしていたバーには、外国人のお客様がたくさん訪れていました。そこでの会話が理解できないことが悔しく、勉強を重ねながらバーでの会話にも積極的に加わるように心がけたところ、日常会話程度ならできるようになりました。TOEICでは730点程度です。
御社も外国人のお客様が多いと伺っていますので、この英語力を活かして活躍し、さらに能力を磨いていきたいと考えています。」

長所が思い浮かばない人が多い側面には、不安定な情勢の中で自分に自信を持てないという理由がありそうです。しかし、そんな中でも自分の長所を見出すことができれば、それが自信につながり、就活を進めていく力にもなるのではないでしょうか。
もし、就活をしていて自分の長所が見つけられない、どうアピールすればいいかわからない、という人は、ぜひハタラクティブに相談してみてください。長所の探し方と伝え方についてはもちろん、「この企業にはこの長所をアピールすると良い」というような具体的なアドバイスも可能です。
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