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東京しごとセンターの就職支援サービスとは?年齢別の利用方法を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 東京しごとセンターは、それぞれの年齢層に応じた就職支援サービスを提供する施設
- 東京しごとセンターは東京しごと財団が運営している
- 東京都内で就職を希望する人は、誰でも東京しごとセンターを利用できる
- ハローワークとは運営している母体が違うため、別途の登録が必要
- 東京しごとセンターでは、個別カウンセリングやセミナーといったサービスが受けられる
「東京しごとセンターの利用方法が分からない」とお悩みの方もいるでしょう。東京しごとセンターは、東京での就職や転職を目指す方へ向けた就職支援サービスを提供している機関です。
このコラムでは、東京しごとセンターの利用方法と、年齢別のサービス内容について紹介します。利用方法やサービスを知って、東京しごとセンターを実際に利用する際の参考にしてみてください。
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東京しごとセンターとは?
「東京しごとセンター」とは、東京都民の就業支援のために作られた施設のこと。東京都内での就職・転職を希望する方を対象としており、他府県に住んでいる場合も、この条件を満たしていれば誰でも利用可能です。
開館時間は、平日が午前9時~午後8時、土曜が午前9時〜午後5時。日曜、祝日および年末年始は休みです。
ヤング・ミドル・シニアと3つの区分に分けられ、それぞれに合った就職支援サービスを提供しています。幅広い年齢層を対象としながらも、それぞれの特徴や傾向を考慮したサポートを特色としています。
主なサービス内容は、就業に関する相談・カウンセリング、スキル習得のためのセミナーやイベント開催、求人情報公開など。なお、東京しごとセンターでは、若年層を対象とした独自のプログラム「若者正社員チャレンジ事業」も提供しており、民間企業と若年層のマッチングに大きな役割を果たしています。
ヤングコーナー
東京しごとセンターのヤングコーナーは、大学生から29歳以下の若年層を対象としています。ここでは、主にキャリアカウンセリングや就活に関するセミナーやイベント、職業紹介、面接対策などを行っています。
ヤングコーナーでは、就職支援アドバイザーに個別で相談できたり、セミナーや企業説明会といったイベントが開催されていたりと、きめ細やかな支援を受けられるのが特徴です。就職活動が初めてで不安の方も、安心して利用できるでしょう。
29歳からの転職を考えている方は「29歳で転職は遅い?未経験の業種も目指せる理由や求職活動のコツを解説」のコラムを参照ください。
ミドルコーナー
東京しごとセンターのミドルコーナーは、30〜54歳までの方を対象としています。ここでは、「就職氷河期世代特別支援窓口」も設置されており、雇用が難しい時期に就職を行った方たちへの支援が行われています。
ミドルコーナーも、担当者による個別のカウンセリングやセミナー、説明会といった支援を受けることが可能です。就活セミナーに興味がある方は「就活セミナーとは?4つの種類の違いや服装・持ち物などの参加マナーを解説」で詳しく解説しているの参考にしてください。
シニアコーナー
シニアコーナーは、55歳以上の方を対象としています。ここでは、55歳以上の方のための就職支援講習やセミナー、イベントなど、その年代に合ったカリキュラムを案内しているのが特徴です。
また、シニアコーナーでは、相談者の職歴や経歴、希望に合わせた仕事探しのアドバイスを受けられるのもポイントの一つ。「自分の経歴でできることが知りたい」という方は、ぜひ相談してみてください。
東京しごとセンターとハローワークの違い
東京しごとセンターとハローワークの大きな違いは、運営している機関です。東京しごとセンターは東京都から委託を受けた「東京しごと財団」が、ハローワークは「厚生労働省」が運営しています。
どちらもキャリアカウンセリングや職業紹介などを行っており、サービスの内容に大きな違いはありません。ただし、東京しごとセンターもハローワークもそれぞれ利用登録が必要なので注意しましょう。
ハローワークについて詳しく知りたい方は、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」をあわせてご覧ください。
参照元
東京しごとセンター
トップページ
東京しごと財団とは?
東京しごと財団とは「公益財団法人東京しごと財団」のことです。東京都から委託を受け、東京しごとセンターの運営を行っています。ハローワークや民間企業と連携しながら、求職者に対するサービスを行っている財団です。
東京しごと財団の「沿革」によると、東京しごと財団の前身は、昭和49年に設立された「東京都高齢者事業団」。当初は高齢者の就業サポート事業を行っていました。
その後、平成16年4月に公益法人「財団法人東京しごと財団」となり、都民全体にサポートの幅を拡大。さらに、同年7月に「東京しごとセンター」が開設され現在の姿になりました。
参照元
東京しごとセンター
公益財団法人「東京しごと財団」
東京しごとセンターの利用方法
東京しごとセンターの基本的な利用方法は、「利用登録をする」「番号札を受け取る」「ブースに案内してもらう」の3ステップです。以下で利用時の流れを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.受付で利用登録をする
東京しごとセンターに着いたら、1階にある総合相談受付で「利用申込書」を記入し、利用登録を行いましょう。
2.番号札を受け取る
利用申込書の記入が終わったら、総合相談受付に提出し番号札を受け取ります。番号札を受け取ったら、自分の番号が呼ばれるまで待ちましょう。
3.相談ブースに案内してもらう
自分の番号が呼ばれたら、相談ブースに案内してもらいます。東京しごとセンターの利用方法の説明を聞き、年齢に合ったサービス窓口に案内してもらいましょう。
また、相談ブースでは「しごとセンターカード」が発行されます。サービスを利用する際にカードが必要になるので、なくさないように保管しておきましょう。
駐車場の利用について
東京しごとセンターは東京都内に2ヶ所あり、飯田橋オフィスと多摩オフィスがあります。
飯田橋オフィスには地下に有料駐車場がありますが、多摩オフィスには駐車場がないので注意しましょう。車で行く方は、近くのパーキングに停めることをおすすめします。
また、飯田橋オフィス・多摩オフィスともに最寄り駅から徒歩圏内なので、電車でもアクセスが可能です。
東京しごとセンターで利用できるサービス
ここでは、東京しごとセンターで利用できるサービスを紹介します。事前に何ができるのかを知り、聞きたいとこやしたいことを整理しておきましょう。
東京しごとセンターで利用できるサービス
- キャリアカウンセリング
- セミナーやイベント
- 職業相談・紹介
- 求人への応募・面接
- アフターフォローと定着支援
キャリアカウンセリング
東京しごとセンターでははじめに、各年齢ごとに分かれたフロアでキャリアカウンセリングを受けます。初めてヤングコーナーを利用する方は、最初に45分程度の施設の利用案内と初回相談を受けましょう。
キャリアカウンセリングは予約の必要はありません。ただし、電話で予約をしておくとスムーズに案内してもらえるでしょう。また、専任の就職支援アドバイザーによる個別カウンセリングを受ける場合は、電話か受付での予約がhちうようです。
セミナーやイベント
キャリアカウンセリングを受けたら、セミナーやイベントに参加できます。東京しごとセンターでは、就活の進め方や面接練習、就活のマナーなど、多種多様なテーマのセミナーやイベントが開催されています。
また、企業説明会もあるので「実際に働いている社員の話を聞きたい」「詳しい企業情報が知りたい」という方におすすめです。
職業相談・紹介
東京しごとセンターではパソコンで求人情報の検索ができ、気になる求人があれば職業相談や紹介を受けられます。
また、ヤングコーナーには、「ハローワーク飯田橋U‐35」というサービスがあります。34歳以下の方を対象に、気になる求人の情報提供や応募状況の確認、面接日程の調整などのサポートをしてくれるので、気になる求人があれば相談してみましょう。
求人への応募・面接
気になる求人に応募する際は、個別カウンセリングのなかで履歴書の添削や面接対策もサポートしてくれます。また、履歴書の書き方や面接に関するセミナーもあるので利用してみると良いでしょう。
アフターフォローと定着支援
東京しごとセンターでは、就職したあともアフターフォローを行ってくれるのが魅力です。入社してから仕事に慣れるまでは、覚えることが多く心身の余裕がなくなってしまうことも。新しい仕事に早く慣れるためのセミナーなども定期的に開催されているので、就職後も東京しごとセンターを利用してみてください。
東京しごとセンターのメリット
ここでは、東京しごとセンターのメリットを2つ紹介します。
年齢別のサポートが受けられる
東京しごとセンターは、「ヤングコーナー」「ミドルコーナー」「シニアコーナー」と年代別にサービスが分かれています。そのため、利用者一人ひとりに合ったサポートを受けられることがメリットです。
特に、ヤングコーナーは、「初めての就職で何から開始したら良いのか分からない」という方が安心して就活を進められるよう、サービスが細かく分かれています。また、年代別にイベントやセミナーもあり、各利用者のニーズに合ったサポートを受けられるのがポイントです。
就職以外の相談も聞いてもらえる
東京しごとセンターでは、社会保険や年金などの相談にも乗ってもらえます。また、会社の起業・創業などの相談も可能で、仕事に関する悩みや不安に幅広く対応しているのが特徴です。
東京しごとセンターのデメリット
ここでは、東京しごとセンターのデメリットを紹介します。
東京でしかサービスが受けられない
東京しごとセンターは東京都内の2ヶ所にしかなく、現地に足を運ばなければサービスを受けられません。また、東京しごとセンターは東京都での就職を考えている方向けのサービスです。そのため、地方の就職先を探している場合は希望に合う就職先を見つけにくいというデメリットがあります。
東京で正社員として働きたい方は、「東京の正社員求人事情」のコラムを参考にしてみてください。おすすめの業界などをご紹介しています。
年齢制限が設けられているサービスがある
「ヤングコーナー」「ミドルコーナー」「シニアコーナー」と年齢別に分かれていることから、その年齢でしか受けられないサービスがあります。
たとえば、あまり社会人経験がなくヤングコーナーで細かい就職支援を受けたいと思っていても、35歳を過ぎているとミドルコーナーでのサービスしか受けられないでしょう。イベントやセミナーに参加する際は、対象年齢をしっかりと確認する必要があります。
就職・転職エージェントと併用して就活を行うのがおすすめ
就職先を探すときに、ハローワークや東京しごとセンターなどのサービスを利用することも可能ですが、「場所が遠くて頻繁に通えない」「自分に合った仕事が見つからない」という場合もあるでしょう。そのようなときには、就職・転職エージェントとの併用をおすすめします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。