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ニートから中小企業への就職はアリ?メリットやデメリットを解説!
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この記事のまとめ
- 中小企業は競争率の低さや成長のしやすさなど、さまざまなメリットがある
- 中小企業は安定性の低さや福利厚生の不満などのデメリットがある
- ニートから就職を目指す場合、若さやスキルなどをアピールすることが大切
- ニートでスキルや職歴がない場合でも、就職活動のマナーはしっかり把握しておこう
「ニートから中小企業への就職はアリ?」と考える方もいるでしょう。就職活動を行う際は、どうしても大手に着目してしまいがちですが、中小企業にも多くのメリットがあります。特にニート生活が長く、職歴に自信がないという場合は、中小企業への就職を目指すのも1つの手です。このコラムでは、中小企業のメリット・デメリットや、ニートから就職するために心掛けるべき内容を紹介しています。
ニートが中小企業に就職するメリット
「ニートの自分はもう就職できない…」と諦める前に、中小企業への就職を検討してみましょう。将来性などを考えて「大手に就職したい」と考えるかもしれませんが、競争率の高い大手企業にばかりこだわっていると、ますます就職が遠のいてしまいます。まずは、中小企業ならではのメリットを見てみましょう。
競争率が低い
新卒で就職活動をしている学生は、大手志向の人が多い傾向にあります。そのため、就職における競争率が比較的低いことは、中小企業のメリットの1つといえるでしょう。また、中小企業にも事業が安定している企業や待遇の良い企業があります。企業規模に惑わされずに求人を探していれば、埋もれている優良企業に巡り会えるかもしれません。
学歴や経験がネックになりにくい
中小企業は、スペックよりも意欲や人柄を重視しているケースが多い傾向にあります。大企業に比べると学歴や経験などを求められることが少なく、未経験から就職のチャンスをつかみやすいといえるでしょう。もし、「本当はこの仕事に就きたいけれど、経歴に自信がない」という職種や業界があるなら、中小企業から求人を探してみるのも1つの手です。
社内コミュニケーションを取りやすい
中小企業は少人数であることが多いため、社内でのコミュニケーションが取りやすい環境です。円滑な人間関係を築いていければ、業務の際も周囲の人が心強い味方になってくれるでしょう。
上司との距離が近い
先述したように、中小企業は少人数で社内コミュニケーションが取りやすい傾向にあります。上司との距離が近く、身近な存在として認識しやすいのも中小企業ならではのメリットです。そのため、業務で何か問題が発生した際も、すぐに上司に相談や報告ができます。
社長との距離が近い
大企業だと、社長と話したり、顔を合わせたりできる人はごく少数に限られていることが多いようです。中小企業では社長との距離が近いため、考え方や働き方がダイレクトに伝わり、業務に反映しやすくなります。
チャレンジしやすい環境
中小企業に勤務していると、業務を任される機会に恵まれやすい傾向にあります。そのため、さまざまな分野にチャレンジでき、キャリアアップを図りやすいといえるでしょう。こなすべき仕事が多いと、その分忙しくもなりますが、成長したい方にはぴったりの環境です。
上記のほか、「転勤や異動が少ない」「臨機応変に対応できるスキルが身につきやすい」なども、ニートが中小企業に就職するメリットとして挙げられます。「中小企業に就職するメリットは?後悔しない優良企業の探し方をご紹介」では、中小企業で働くメリットや優良企業の探し方などを具体的に紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
中小企業で働くデメリットとは
何事も一長一短であり、中小企業にもデメリットはあります。企業にもよりますが、一般的に中小企業で働くデメリットとして挙げられている内容は、以下のとおりです。
大手と比べると安定性が低い
中小企業は、大手企業に比べると安定性が低いと感じる方も少なからずいるようです。景気の影響を受けやすい面があり、不景気のときはボーナスカットや減給など、待遇が下がるということも起こり得ます。また、事業の規模が小さいと、企業の将来に不安が生じる場合があるようです。
福利厚生の不満
近年では、職員が働きやすいように、社内環境の整備や福利厚生に注力している中小企業が増えています。しかし、福利厚生が充実しておらず、職員が不満に感じるというケースもあるようです。ただし、福利厚生がしっかりしている中小企業もあるため、気になる方は求人情報を確認して吟味しましょう。
人間関係でつまずいた場合のダメージが大きい
少人数はメリットにもなりますが、人間関係でトラブルが生じるとデメリットにもなり得ます。特に中小企業は異動や転勤という処置も取りにくい環境のため、居心地の悪さを感じながら仕事をこなさなくてはいけないという状況に置かれる可能性も。できるだけ衝突は避け、会社に溶け込む努力をしたほうが良いでしょう。
上記はあくまで一般論であるため、会社の規模は関係なく、自分にとって相性の良い企業を見つけることが大切です。「自分に合った会社の選び方は?注目すべきポイントや失敗しないための注意」では、会社選びのポイントについて解説しているので、参考にしてみてください。
ニートが就職活動でアピールするポイント
ニートからの就職は、決して不可能なことではありません。面接の際は、以下の要素を積極的にアピールしましょう。
若さ
就職活動では、若ければそれだけ有利になります。特に20代はスキルや経験がなくとも、熱意や意欲をアピールできれば採用されやすい傾向にあるようです。そのため、経歴を理由に諦めず、自己分析で自分の強みや働く上でのビジョンを洗い出しておきましょう。
スキル
先述したように、20代であれば自己PR次第で採用される可能性が高くなります。加えて、パソコンが使いこなせる、語学力があるなど、仕事に役立つような何かしらのスキルがあるとより採用に有利になるでしょう。もし、何か取得しておきたい資格や身につけておきたいスキルがあるなら、無料で受講できる職業訓練を検討するのも1つの手です。
コミュニケーション能力
仕事をしていると、直接相手と対話する以外にも、電話やメールなど、何らかの形でコミュニケーションを求められる場面が多々あります。コミュニケーション能力があると、面接で好印象を与えられるでしょう。コミュニケーション能力は「話すことが得意」というだけでなく、相手の話を聞き、内容を理解して適切に反映できることが大切です。
謙虚さ
いくら能力があっても、謙虚さに欠けていると仕事に支障を来す恐れがあります。上司や先輩のアドバイスにしっかり耳を傾け、積極的に学ぶ姿勢を示しましょう。また、幅広い業務を任されることが多い中小企業では、特定の職種にだけこだわらず、柔軟に対応していく姿勢をアピールするのも大切です。
ニートが就職活動をする際のポイント
ニートが就職活動をする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
人手不足の業界を視野に入れる
就職活動では、特定の業界や業種にこだわり過ぎず、視野を広く持って探すことが大切です。就職活動に行き詰まりを感じたら、人手不足の業界も選択肢の1つとして視野に入れておきましょう。人手不足の業界というとネガティブなイメージを持ってしまう場合もありますが、企業選びを慎重に行えば、環境や制度の整った働きやすい職場に巡り会える可能性が高まります。
未経験歓迎の求人を探す
未経験者を受け入れている企業は少なからずあります。ニートで経歴に不安があるという方は、未経験歓迎の求人から探してみましょう。
就活のマナーを徹底する
経験やスキルがない状態で就職活動に臨むなら、身だしなみや丁寧な言葉遣い、挨拶などの基本的なマナーを徹底するよう心がけましょう。せっかく面接でしっかり受け答えができていても、マナーが欠けているとネガティブな印象を持たれてしまいます。就職活動におけるマナーを身につけておき、内定に繋げましょう。「持ち物や身だしなみは?就活における面接マナーを解説」では、就職活動で適切な身だしなみや持ち物、面接のマナーなどを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。また、ニート期間が長く、一人では何から始めるべきかわからないという場合は、最寄りのハローワークや民間の就職エージェントなどに相談するとスムーズに進みます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。