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高卒就職はやばい?内定率や成功させるためのコツ・おすすめの職業を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 高卒者の就職内定率は約90%と高く、「やばい」というのはイメージに過ぎない
- 大卒と比べて給料が安い会社もあるため、高卒就職を「やばい」という人もいる
- 高卒就職におすすめの職業は飲食業や公務員、IT系の職業など
- 知識やスキルを高めたり、実力主義の仕事を選んだりすれば高卒者も活躍しやすい
「高卒の就職内定率は低くてやばい」と思い込んでいる人もいるのではないでしょうか。実際のところ、高卒の就職内定率は90%を超えており、大卒と同等の水準にあります。ただし、大卒以上を条件とする求人があったり、高卒のほうが給料が低い会社があったりするのは事実です。このコラムでは、大卒と高卒の給料の差や就職の実態を紹介。高卒就職を「やばい」という人がいる背景もまとめたので、就活の参考にしてみてください。
高卒就職はやばい?
高卒で就職することを「やばい」と考える必要はありません。文部科学省の調査によると、2024年3月卒業の高卒者の就職内定率は全体で98%でした。男女別では男性が98.4%、女性が97.2%です。同年の大卒の就職内定率は98.1%なので、高卒の就職を「やばい」というのはイメージ先行ともいえるでしょう。
一方で、高卒と大卒では、収入に差が出るという調査結果もあります。詳しくは『高卒就職が「やばい」といわれる5つの理由』の項で解説するのでご覧ください。
高卒就職のメリット
高卒就職には以下のメリットが挙げられます。
- ・大卒よりも4年多く社会人経験を積める
- ・学費が掛からず、収入を得られる
- ・入社後に細やかなサポートを受けられる企業がある
高卒で就職すると、収入を得ながら技術や知識などを身につけられます。また、同年代の大卒者が入社するまでに4年あるので、その間に経験を積み実績を出せば、学歴に関係なく活躍の場が広がる可能性もあるでしょう。高卒就職者向けのサポート体制を整えている企業もあるので、大卒との違いを気にすることなく働きはじめられます。
高卒就職のデメリット
高卒就職のデメリットとして考えられる点は、以下のとおりです。
- ・応募要件に「大卒以上」と記載がある求人には応募できない
- ・高卒は大卒よりも年収が低い傾向にある
- ・就職後に大学で学びたくなった場合、学業と仕事の両立が必要
最終学歴を採用の判断材料の一つとしている企業もあります。いくら興味があり就職したいと思っても、企業の求人の応募要件に「大卒以上」と記載があれば、高卒者は応募できないのがデメリットです。
また、就職後に「やっぱり大学で学び直したい」と考えたとき、仕事と受験勉強を両立するのが難しい場合もあります。社会人になってから、通信や夜間の大学で学ぶ人もいますが、授業や課題提出と仕事を両立させるのは、心身ともに容易なことではないでしょう。
参照元
文部科学省
令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について
高卒就職の実態を知ろう
この項では、高卒就職の実態について厚生労働省の調査をもとに解説します。冒頭で示したように、高卒の就職内定率は高いものの、3年以内に離職する人が一定数おり、課題があるのも事実です。以下で解説する高卒就職の実態を知り、失敗を回避するための参考にしてみてください。
3年以内離職率は大卒よりもやや多い
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)(2p)」によると、高卒就職における3年以内離職率は37%です。大卒は32.3%で、高卒のほうが4.7%高くなっています。
引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」
ただし、上記のグラフを見ると2年目と3年目の離職率は大卒とほぼ同じです。差があるのは1年以内離職率で、高卒は大卒よりも4.5%高いのが特徴といえます。
参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します
高卒就職の今後はミスマッチ回避が課題
厚生労働省の資料「90年代以降の高卒就職の変化と今後の課題(2019年4月19日)」によると、高卒就職で早期離職が発生する原因の一つに一人一社制が挙がっています。高卒の新卒採用では、学業優先の観点から応募先を一社に絞るのがルールとなっており、比較検討しにくいのが課題です。その結果、就職後にミスマッチを感じて離職するケースが少なくありません。
このデータは新卒に限ったものですが、既卒においてもミスマッチ回避が職場定着の重要なポイントであることは同じです。上記資料でも、「複数社の職場見学を可能にする」といった対策が示されているので、新卒以外の高卒者も企業研究に力を入れて自分に合った会社を選びましょう。
参照元
厚生労働省
第2回高等学校就職問題検討会議ワーキングチーム(WT)
高卒の既卒者を採用する事業所は多い
独立行政法人労働政策研究・研修機構の2023年の資料「若年既卒者の雇用動向(24p)」によると、高卒においては、卒業後3年以内の既卒者を中途採用する事業所の割合が多いとされています。学校を卒業後3年以内の既卒者を採用した事業所のうち、大卒を採用したのは43.7%。高卒は49.9%です。
高卒者は卒業後3年目でも21〜22歳と若く、早いうちから育成したいと考える企業にとっては魅力的な人材といえます。企業規模や業界に偏りはあるものの、高卒は新卒採用でなくても就職できる可能性が十分にあるといえるでしょう。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
若年既卒者の雇用動向―厚生労働省「雇用動向調査」二次分析―
高卒就職を「やばい」という人がいる5つの理由
ここでは、高卒就職を「やばい」という人がいる理由を5つ紹介します。
1.高卒と大卒の生涯賃金に差がある
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2022 ―労働統計加工指標集―(21 生涯賃金など生涯に関する指標)」によると、高校を卒業後フルタイムの正社員を続けた場合の60歳までの生涯賃金(退職金を除く)は男性が2億1,000万円、女性が1億5,000万円です。一方、大卒は男性が2億6,000万円、女性が2億1,000万円となっています。
引用:厚生労働省「ユースフル労働統計2022、図 21-1 生涯賃金(60歳まで、退職金を含めない、2020年)」
注:学校を卒業しただちに就職し、60 歳で退職するまでフルタイムの正社員を続ける場合(同一企業継続就業とは限らない)
高卒と大卒の生涯賃金の差は、男性が5,000万円、女性は6,000万円でした。これだけの差があることから、高卒の就職にマイナスイメージを持つ人もいるようです。ただし、この結果はあくまでも平均であり、すべての人に当てはまるわけではありません。学歴による給料の差がない会社や、専門資格があれば大卒よりも高い収入を得られる仕事もあります。
高卒と大卒の生涯賃金の違いについて詳しく知りたい方は、「生涯賃金とは?学歴別や企業規模別に具体的なデータをご紹介」のコラムも参考にしてみてください。
大卒と比べると収入が低い傾向にある
高卒と大卒の生涯賃金に差が出るのは、月収の違いによる部分が大きいといえます。2023年の厚生労働省の調査によると、高卒者の賃金(男女計)は20〜24歳で21万6,200円、大卒者は23万9,700円でした。性別・年齢・学歴別の賃金は以下の表をご確認ください。
高卒男性 | 大卒男性 | 高卒女性 | 大卒女性 | |
---|---|---|---|---|
20~24歳 | 22万2,400円 | 24万2,300円 | 20万5,900円 | 23万6,900円 |
25~29歳 | 25万0,900円 | 28万2,100円 | 21万6,000円 | 26万1,100円 |
30~34歳 | 27万3,600円 | 32万3,000円 | 22万3,000円 | 28万5,700円 |
35~39歳 | 29万5,400円 | 37万4,800円 | 23万0,500円 | 30万8,200円 |
40~44歳 | 31万9,300円 | 42万0,400円 | 23万4,900円 | 32万5,600円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査結果の概況【学歴別】」
男女ともに年齢が上がるほど、高卒と大卒で収入の差が開きやすいことが分かります。
賃金は就職する会社によって異なるので、一概に「高卒だから高収入は望めない」とはいえません。しかし、厚生労働省の調査からも分かるように、平均で見ると大卒者に比べ高卒者のほうが賃金が低いことから、「高卒就職はやばい」という印象をもつ人がいるのも事実です。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
2.就職・転職先の選択肢が狭まる
高卒は、大卒よりも就職・転職先の選択肢が狭まるため、高卒就職は「やばい」といわれることがあります。大手企業や専門的な知識が必要な業種では、大卒以上を応募条件としていることも。高卒者の応募が可能な企業であっても、大卒者と選考を争う際に不利になることもあるため、内定獲得が難しいと感じるケースもあるようです。
また、就職から何年か経ったあとに挑戦したい分野ができたとしても、「高卒以上」と記載のある求人にしか応募ができない、ということもあります。高卒就職におすすめの職業を、「高卒就職はやばくない!おすすめの職業5選」の項で紹介しているので、参考にしてください。
3.ブラック企業を選んでしまうリスクもある
高卒は大卒に比べて応募可能な求人数が少ないことから、ブラック企業を選んでしまうリスクがやや高い側面もあります。ブラック企業は人の入れ替わりが激しく、「未経験・無資格OK」「学歴不問」と間口を広げて求人を出す会社も多いです。そのため、社会人経験のない高卒者も応募しやすいのが危険なところといえます。
求人票だけでブラック企業を見抜く自信がない高卒者は、ハローワークや就職エージェントの力を借りて応募先を選びましょう。
4.昇進時に不利になる場合がある
高卒者は就職に成功しても、昇進時に不利になる場合があるようです。なかには、業務の経験年数よりも、最終学歴を軸として昇進時期を判断している企業も。昇進できなければ給与を上げるのは難しいので、「大学を卒業していれば…」と後悔する人もいます。
一方、近年では学歴ではなく経験と実績をもとに、昇進・昇給を判断している企業も増えているようです。このような企業の場合は、大卒よりも高卒のほうが早く昇進できる可能性が高いため、「高卒で就職すれば良かった」と後悔する方もいるようです。職種や企業、あるいは経営者の方針などによって昇進の基準は異なるので、高卒と大卒でどちらが有利・不利とは言い切れません。
5.学歴を重視する人もいる
世の中には多様な価値観をもった人が混在しています。なかには、大卒・高卒といった学歴を重視する人もいるでしょう。たとえば、「結婚するなら大卒以上が良い」「高卒やばい」といった考え方の人がいるのも事実です。
また、パートナー自身がそのように感じていなくても、相手の親が学歴を重視している場合もあります。「高卒女子の就職事情!高収入を得るには?おすすめ職種や就活のコツを解説」のコラムでは、高卒女性が高収入を得る方法や就職を成功させるポイント、おすすめの職種などを紹介しているのでご覧ください。
高卒就職で後悔する人としない人の違い
「『大卒以上』の企業・業界へ就職したい」「勉強だけに集中したい」「幅広い選択肢から就職先を選びたい」と考える人が、高卒就職をすると後悔してしまう可能性があります。反対に、「1年でも早く経済的・社会的に自立したい」「学費という出費をしたくない」と考える人は、高卒就職しても後悔しない傾向があるでしょう。
自分がどちらの考え方に該当するかを、見つめ直してから判断することが大切です。「高卒が大手企業に就職しやすい業種とは?ポイントや注意点もご紹介」のコラムでは、大手企業に就職したい高卒者におすすめの業界や、注意点などを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
高卒就職に後悔しやすい人
高卒就職に後悔しやすい人には、以下のような特徴があります。
大卒以上の求人が多い業界を志望している
特定の業界に的を絞るのは悪いことではありませんが、志望業界が学歴重視の場合、就活がうまく進まない恐れがあります。高卒就職を成功させるためには、学歴不問の求人が多い業界にも目を向けて幅広く応募先を探すのがおすすめです。
大卒以上の求人が多い例としては、教育業界や金融業界、コンサルティング業界などが挙げられます。しかし、高卒者はこれらの業界を諦めなければならないというわけではありません。たとえば、金融業界を目指すなら、学歴不問の求人が多い保険会社が狙い目です。働きながらスキルを身につけ、将来的に希望の業種へ転職するといった方法も考えられます。
スキルを身につけるのが先と考える人
「まずはスキルを身につけてから就職するのが良い」と思い込み、資格取得にこだわり過ぎるのも就活を長引かせる原因になります。就職に向けてスキルを身につけるのは大切ですが、勉強に時間をかけ過ぎて就活が遅れると「やばい」と後悔するでしょう。
高卒の武器は若さなので、就職は早いほど成功しやすくなります。選考では「スキルアップに向けて勉強中」というのもアピールになるので、就活が遅れないように意識してみてください。
応募先に求める条件が多過ぎる人
応募先に求める条件が多過ぎるのも、「高卒就職はやばい」と後悔する原因になります。「在宅で働きたい」「フレックスタイムは必須」「残業なし」など、理想を求め過ぎると選択肢を狭めてしまうでしょう。応募先に求める条件には優先順位をつけ、妥協点を決めておくのがポイントです。
高卒就職に後悔しない人
高卒就職に後悔しないのは、学歴を気にせず「早く社会に出て経験を積みたい」と前向きな考えを持つ人でしょう。高卒就職に後悔しない人には、以下のような傾向があります。
学歴を気にし過ぎない人
高卒の学歴を気にし過ぎず、前向きに就活を進められる人は後悔しない可能性が高いです。学歴を気にしない人は、選考で不採用になっても「高卒だから」とネガティブになるのではなく、次に向けて改善点を見つけようとするでしょう。また、学歴に劣等感を持たないため、自信を持って面接に望むことができます。そういった姿勢は面接官にも伝わり、結果的に就職に成功しやすくなるようです。
自立心が強い人
自立心が強い人は、高卒で早めに就職することに充足感を感じるでしょう。大卒よりも早く社会に出る分、「貯金ができる」「スキルが身につく」といった点にメリットを感じるようです。
そのため、「もっと遊びたかった」「時間に余裕がある大学生が羨ましい」といった後悔は少ない傾向にあります。むしろ、1人暮らしができることや、自分で欲しいものが買えることに喜びを感じるでしょう。
学費をかけたくない人
スキルを身につけたい気持ちはあるものの、「学費をかけたくない」「学校は時間がかかる」と考える人は高卒就職に後悔しないでしょう。大学や専門学校で理論的に学ぶのが向いている人もいますが、経験から学んだほうが早い人もいます。職場は学校ではないため責任や成果を求められますが、実務経験のなかで主体的に学べるなら早めに就職するのがおすすめです。
高卒就職はやばくない!おすすめの職業5選
ここでは、高卒就職におすすめの職業、「飲食・サービス業」「公務員」「IT系の職業」「建設業」「介護・福祉業」の5つを紹介します。
高卒就職はやばくない!おすすめの職業
- 飲食・サービス業
- 公務員
- IT系の職業
- 建設業
- 介護・福祉業
1.飲食・サービス業
高卒就職には、飲食・サービス業がおすすめです。たとえば、レストラン・アパレル・会社の受付・娯楽施設のスタッフなどの仕事が挙げられます。専門的な知識や資格が必要な場合もありますが、無資格・未経験者も応募可能な求人が多いのが特徴です。
2.公務員
高卒で就職を目指すなら、公務員もおすすめです。公務員は、比較的収入が安定している仕事の一つ。ただし、公務員と一口にいっても、国家公務員や各市区町村役場の職員、警察官など種類はさまざま。そのため、高卒者も応募可能ではあるものの、職種や担当部署によっては、学歴や専門的な資格を求められる場合もあります。
「公務員になるのに学歴は必要?試験や給料は異なる?」のコラムで詳しく解説しているので、公務員への就職を目指す方はチェックしてください。
3.IT系の職業
高卒の方には、IT系の職業への就職もおすすめです。たとえば、Webサイトの制作・スマホアプリの開発・オンラインショップの運営などがあります。IT系はスキルを重視する傾向にあるので、業界未経験者や高卒者の求人も多くあるようです。パソコンやプログラミングに関する資格を取得したり、勉強したりしておくと就職の際に役立つでしょう。
4.建設業
体力に自信のある高卒の方には建設業もおすすめ。マンションや一戸建てなどの家屋、あるいは橋やトンネルといった建造物の建設に携わる仕事です。少子高齢化により人手不足がつづく建設業界では、体力のある若年層を求める企業が増えています。
5.介護・福祉業
高卒で介護・福祉業への就職を目指す方もいます。主な仕事内容は、高齢者の自宅や施設などで、食事・入浴・排泄といった生活のサポートをすること。介護や福祉に関連する資格をもっていない高卒の方も応募可能な求人も多くあります。また、就職後に、資格取得のサポートをしてくれる企業もあるようです。
高卒で就職を成功させるコツやおすすめの職業については、「高卒者が就職するのにおすすめの仕事は?正社員になるメリットや方法も紹介」のコラムでも詳しく解説しています。高卒におすすめできない職業も紹介しているので、就職活動の際にあわせてご参照ください。
高卒就職を成功させる6つのコツ
高卒就職を成功させるには、選考で有利になるような知識・スキルを身につけるのがおすすめです。そのために、通信教育や職業訓練などを利用するのも良いでしょう。また、自己分析をしっかりと行い、面接でアピールできることを増やすのも大切です。1人で就活対策を行うだけでは自信がない高卒者は、就職エージェントに相談してみましょう。
1.専門的な知識やスキルを身につける
高卒就職を成功させるには、専門的な知識やスキルを身につけるという方法があります。就職したい企業や業界を探し、入社後に業務で活かせる知識を学んでおきしょう。前述の通り、資格は取得済みのものだけでなく、勉強中のものも履歴書に記入することができます。面接の際、意欲を示すアピールポイントにもなるので、積極的に取り組みましょう。
普通自動車の運転免許も資格の一つです。求人のなかには、運転免許を必須条件としている場合があるので、選択肢を広げるためにも取得しておくと良いでしょう。
2.通信教育や専門学校を利用する
1人で勉強するのが苦手な高卒者は、通信教育や専門学校を利用する方法もあります。どうしても資格が必要な仕事に就きたい場合は、まずは勉強に集中するのも選択肢の一つです。ただし、ダラダラと勉強するのを避けるため、期限を決めるのがポイント。年齢が上がると就職が難しくなるので、「1年経ったら就活する」「○歳までには正社員になる」と具体的な期限を決めておきましょう。
3.職業訓練を受ける
ハローワークで紹介している職業訓練を活用するのも良いでしょう。職業訓練は、就職に役立つスキルを身につけるための講座です。雇用保険を受給していなくても、求職申し込みをすれば原則無料で受講できます。プログラミングや介護といった就職につながりやすい講座が多いので、利用してみる価値はあるでしょう。「職業訓練の種類はどれくらい?受講メリットとハローワークで申し込む方法」のコラムで、受講の流れを詳しく解説していますのでご確認ください。
4.自己分析を行い得意なことを見つける
高卒就職の際は自己分析を行い、自分の得意なことを見つけるのも大切です。自分の内面と向き合うことによって、やりたい仕事・やりたくない仕事が明確になるでしょう。就職後のミスマッチや早期離職を避けるためにも、自己分析を行うことは重要です。「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムを参考にしながら、自己分析を行ってみてください。
5.身近な人の意見を聞く
自己分析を行ったら、家族や友人にも意見を聞いてみましょう。客観的に分析したつもりでも、周りの人から見ると偏った内容になっている可能性もあります。また、自分が見落としている良さを教えてくれる場合もあるので、第三者の意見は大切です。
応募先を決める際も、どのような会社が自分に合いそうか意見を求めると良いでしょう。最終的に判断するのは自分ですが、複数の意見を参考にしたほうがミスマッチを回避しやすくなります。
6.就職エージェントを利用する
高卒で就職することに不安を感じている場合は、就職エージェントを利用するのも一つの手です。就職エージェントにはプロの就活アドバイザーが在籍しているので、疑問や不安に対し的確なアドバイスをもらうことができます。たとえば、「自分にどのような仕事が向いているのか分からない」という場合は、アドバイザーと一緒に自己分析を行うことも可能です。
就職エージェントを利用する流れ
就職エージェントを利用する際のおおまかな流れは以下の通りです。
1.Webサイトで登録する
2.対面orオンラインでカウンセリングを行う
3.求人の紹介を受ける
4.選考対策を実施
5.面接を受ける
6.内定獲得
カウンセリングでは、これまでの経歴や就職先の希望などを聞かれます。その内容をもとにアドバイザーが求人を紹介してくれるので、希望に合う会社があれば応募の意を伝えましょう。応募先が決まったら、履歴書の作成や面接対策についてアドバイスを受けます。
面接後にアピールのフォローをしてくれたり、内定獲得後も入社準備を教えてくれたり、丁寧にバックアップしてくれるので安心です。
若年層向けの就職・転職サービスを行うハタラクティブでは、企業選びや面接対策、入社後のフォローなどのサポートを行っています。また、「高卒就職ってやばい?」と不安に感じている方にも、面接での自己アピール方法や、面接時のマナーなどを無料で丁寧にアドバイス。カウンセリングはマンツーマンで行うので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください!
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。