大学院を中退したいのは逃げではない!就職までの流れや体験談も解説

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この記事のまとめ

  • 大学院を中退したいと思うのは逃げではない
  • 大学院を中退したいときは、休学や研究室の変更を検討するのも手
  • 大学院中退から就職したいときは、どのような流れで行動するか計画を立てよう
  • 大学院中退後の就活に不安がある場合は、就職エージェントを利用するのがおすすめ

「大学院を中退したいけど就活が不安」と考えている方もいるでしょう。大学院中退という経歴が理由で就職できないことはありませんが、中退理由や進みたい道を明らかにしてから選考対策をしないと、自分に合う求人を見つけられないことがあります。このコラムでは、大学院中退から就職までの流れや選択肢をまとめました。大学中退後の就活にまつわる不安の解消法も紹介しているので、参考にしてみてください。

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大学院を中退したいのは逃げではない

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「大学院を中退したい...」「大学院中退はやばい?」と考えたり実際に中退したりするのは、逃げではありません。大学院を中退したいと思っている状態で学費を払い続けるよりも、退学したいと思った理由を明らかにし、今後どのような進路を選択するかを具体化することが重要です。希望の進路を実現するために必要なことは何かを考え、より有意義に過ごせる方法を探しましょう。

中退者は多い

文部科学省の「大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について(周知)」によると、令和3年度は全体の学生数に対し約2%が中退しています。5万7,875人という数を考えると、少ないとはいえないでしょう。新型コロナウイルス感染症の影響は少なくなったものの、転学、就学意欲低下、就職・企業などによって中退の道を選ぶ人は多いようです。

大学院を中退してもなんとかなる?

大学院中退後に進みたい道を明らかにしておくことで、自分が思い描くキャリアビジョンの達成や進路を計画的に目指すことが可能です。たとえば、学費や通学に使う予定だったお金や時間は、新たに進みたい進路や目標に対して努力するために使えます。資格の勉強やアルバイトを始めれば、就活にも活かせる専門知識やスキルを身につけられるでしょう。詳しくは「大学院中退率と就職に与える影響を解説!就活で後悔しないポイントも」のコラムでも解説しますので、ぜひご一読ください。

参照元
文部科学省
大学・大学院・高専に関する情報

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大学院を中退したいときの選択肢とは?

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大学院を中退したいときは、すぐに中退するのではなく十分に検討してから退学をするのがおすすめです。より自分に合った進路を選択するためにも、退学を焦って後悔しないようにしましょう。

休学をして一定期間リフレッシュしてみる

大学院を中退するか迷っている場合は、落ち着いて考える時間を作るために休学するのもおすすめです。休学は退学と異なり復学できるため、焦って退学を決断せず、心身をリフレッシュさせながら今後の進路についてじっくり考えられます。もし休学中に就職したい気持ちが出た場合は、復学して新卒として就活することも可能です。

研究室の移動を考えてみる

大学院を中退したい場合、研究室の変更や大学院の転院を検討してみるのも一つの手。退学を考える背景に「学びたい分野と専攻が違うから」「新しく学びたいことができた」という理由がある場合、環境を変えることで、再び学ぶ意欲が高まりやすくなるでしょう。

フリーターになり将来を考える時間を作ってみる

大学院中退後フリーターになって、アルバイトをしながら将来の進路を考えるという方法もあります。実際に働きながら自分の向き不向きを考えられるため、就活でアピール材料になる経験を積めるのがメリットです。

就職活動を行い社会人経験を積んでみる

大学院を中退したい気持ちが固まっている場合、就職活動に踏み切るのも良いでしょう。社会人経験を積んでから「もう一度大学院で学びたい」と思った場合は、再度試験を受けて入学することも可能。この場合、空白期間を生じさせないためにも、中退する前から就職活動を始めるのがおすすめです。

大学院中退から就職までの流れ

大学院を中退して就職することを決めたら、就職までの計画的な流れを押さえるようにしましょう。ここでは、大学院中退から就職するまでに必要なことをまとめています。思いつきや衝動のままに行動して後悔しないよう、ぜひチェックしてみてください。

就職までの計画を立てる

大学を中退しようと決意したら、就職までの計画を立てる必要があります。内定獲得をしたい目安の時期を定めて逆算することで、現在の自分にとってやるべきことは何かが見えるでしょう。就活期間の時間配分や計画の決め方については、「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」のコラムでも記載していますので、併せてご覧ください。

就職活動には早めに取り掛かる

就職活動には、早めに取り掛かるのがおすすめ。履歴書作成や面接対策だけでなく、リクルートスーツや靴、カバンなど、就活をするのに必要なものを購入して用意する時間も必要です。特に、大学院に在学しているうちに就職活動を終えたい場合は、中退する前の期間は学業との両立が求められるでしょう。納得のいく進路を選択するためにも、余裕を持った行動を心掛けましょう。

退学届を提出する

大学を中退するには、退学届を提出する必要があります。教授や学生支援課などにメールを送信するだけでは退学できないため、正式な退学届けの書類を用意しましょう。ポータルサイトから退学届をダウンロードできることもありますが、大学院によって退学手続きをする窓口や方法は異なるため、事前に調べてから行動しましょう。

保証人のサインが必要

退学届には保証人のサインや印鑑が必要になります。多くの場合、入学時の保証人のサインが求められるでしょう。なかには、退学することを確認するために保証人に連絡を入れる大学院もあるようです。事前に保証人との話し合いを済ませておくと良いでしょう。中退理由を保証人にどのように話すべきか分からない場合は、「大学中退を親不孝で終わらせない!説得するためにすべき対策と就職のコツ」のコラムをぜひご参照ください。

退学届の締切日と余分な学費を支払うリスクに注意しよう

場合によっては、早急に大学中退をするか、またはタイミングを遅らせるかを考慮したほうが良いこともあります。大学院によって異なりますが、学期ごとに退学届けを受け付ける締め切りがあるため、タイミングがずれると翌学期の学費を支払わなければならない恐れも。余分な学費を支払わずに済むよう、退学届の締切日を確認してから提出するようにしましょう。

大学院中退からの就職におすすめな仕事

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大学院中退からの就職は、今までの学びを活かせる業務内容や経歴不問の求人に注目するのがおすすめです。ここでは、公務員試験についても解説していますので、ぜひご覧ください。

今までの学びを活かせる仕事

大学院中退から就職を目指すには、退学するまでに学んでいた内容を活かせる仕事に注目するのがおすすめです。大学院で学んだ専門知識があることは就活において大きなアピールポイントになり得ます。さらに、企業側の教育コストが少しでも軽減されるという強みがあるため、採用担当者にとっては、入社後の活躍をイメージしやすくなる可能性もあるでしょう。

学歴不問の仕事

「大学院中退がマイナス評価にならないか不安...」とお悩みの場合は、学歴不問の求人に応募するのが良い方法です。学歴不問の求人であれば、大学院中退が採用基準にマイナスに響くことは少ないでしょう。

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大学院中退後は公務員もおすすめ

公務員試験を受けることに興味がある場合は、挑戦してみるのも良いでしょう。公務員試験に学歴の条件はないため、大学院中退後の受験が可能です。ただし、試験によっては年齢の上限が設けられている点に注意してください。公務員試験について詳しく知りたいという方は、「公務員試験って難しいの?公務員と民間企業の違いや対策法をご紹介」のコラムもぜひ参考にしてみてください。

大学院中退後の就職活動に不安がある場合は?

「大学院中退後の就職活動に自信がない」「大学院中退後の末路は?」と不安な場合は、第三者の力に頼るのがおすすめです。客観的なアドバイスをもらうことで、自分では分からなかった適性や方向性が明らかになる場合があります。

就職エージェントの活用がおすすめ

大学中退後の就活が不安な場合は、就職支援エージェントを活用するのがおすすめです。就職支援エージェントでは、専任アドバイザーが求職者一人ひとりの希望条件や疑問をヒアリングします。働くうえで職場に求めることや条件が定まっていない場合も、アドバイザーと面談をすることで具体的になることも。就職エージェントを利用するメリットについては、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムでも詳しく記載しています。

大学院を中退後、就職した人の体験談

ここでは、大学院を中退後、正社員就職をした方の体験談をご紹介します。ハタラクティブを通して就職を成功させた方の体験談を読み、就職活動の参考にしてみてください。

大学院を中退後、設計・開発エンジニアとして就職

23歳のYさんは、大学院を卒業してから就職しようと考えていましたが、次第に研究生活にやりがいを感じられなくなり、「中退したい」という気持ちが強くなりました。自分と同じ境遇の人の就活方法を調べていたときに、就職エージェントの存在を知ったそうです。就職エージェントのハタラクティブは、「未経験OKの求人を扱っている」と知ったので、自分に合いそうだと思い登録。アドバイザーとの面談のなかで、「設計・開発エンジニアが向いているのではないか」と言ってもらえたので、目指そうと決心し、面接1社目で内定をもらえたそうです。23歳Yさんの体験談をすべて読みたい方は、「『研究生活にやりがいを感じられない』大学院中退を決心し就活を始めた23歳」をご覧ください。

大学院を中退後、製造エンジニアとして就職

23歳のT.Tさんは、新卒で大学院に通いながら就活していましたが、10社ほど受けたにも関わらず、内定がもらえませんでした。大学院に籍を置いたままだとお金がかかるため、中退して就活しようと決心。新卒で応募できる企業が減ってきたので、第二新卒向けの就職エージェントを探していたときに見つけたハタラクティブに登録しました。担当アドバイザーの紹介による求人のなかから3社受け、内定をもらえたそうです。担当アドバイザーが元気で話しやすく、緊張せず楽しく過ごせたとのこと。23歳T.Tさんの体験談の全文は、「大学院を中退。 新卒の就活失敗を乗り越え、念願の『製造系エンジニア』に」からご覧いただけます。

就職エージェントのハタラクティブでは、応募する企業に合わせた書類対策や模擬面接などのサポートを実施。また、プロの就活アドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、一人ひとりに合った求人をご紹介します。やりたいことが定まっていない方も、アドバイザーと一緒にキャリアプランを考えられるので安心です。大学院を中退して就職したいと考えている方は、ぜひハタラクティブへご相談ください。

大学院の中退に関するお悩みQ&A

ここでは、大学院の中退に関するお悩みに、Q&A形式でお答えします。大学院中退をすることで内定取り消しになるかどうかも解説していますので、ぜひご一読ください。

M1で大学院を中退して公務員になれる?

公務員試験を受けるのに学歴は関係ないため、大学を中退しても、試験に合格すれば公務員になれます。大学院を中退後、公務員を目指したい方は、「大学中退者も公務員になれる?面接の突破方法や給料事情をご紹介!」のコラムもぜひ参考にしてください。

大学院を中退したら就職は難しい?

大学を中退しても、業界や職種を限定し過ぎなければ、就職することが可能です。大学院を中退して就職活動を行う場合は、新卒ではなく既卒として応募します。そのため、幅広い職種の「既卒歓迎」「経験不問」といった求人に注目すると良いでしょう。大学院中退後の就活について詳しく知りたい方は、「大学院中退は後悔する?辞めるメリット・デメリットや就活への影響を解説!」のコラムをお読みください。

大学院を退学したら内定は取り消される?

大学院を退学しても、必ずしも内定が取り消されるとは限りません。内定が取り消しになるかどうかは、企業側が採用で重視するポイントによって異なります。内定の取り消しに関しては、「大学院中退で内定取り消し?就職にどう影響するかを解説」のコラムで詳しく解説しています。

大学院を中退したいけど就活が不安なときは?

就活に関して不安がある場合は、就職エージェントを利用するのがおすすめです。20代のフリーターや既卒に特化した就職エージェントのハタラクティブでは、求人の紹介や書類添削、面接練習など、就活を全面的にサポートします。ハタラクティブのカウンセリングは、土日祝日も不定期で行っているため、大学院に通っている方も利用しやすいでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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