大卒の初任給と就職活動について

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この記事のまとめ

  • 大卒の初任給はどれくらいあるのか。
  • 初任給から引かれるものとは?
  • 入社後のギャップを避けるためにも企業研究は念入りに!
  • ハタラクティブを活用して就職活動をしましょう。

4月になると、多くの新入社員が様々な企業で活躍します。初めてもらえる給料を心待ちにしている人も多いでしょう。
では、初任給はどれくらいもらえるのかご存知ですか?
ここでは、大卒の初任給について紹介します。

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大卒の初任給ってどれくらい?

厚生労働省による平成28年賃金構造基本統計調査結果によると、大学卒の初任給(男女合計)は203,400円、大学院修士課程修了者は231,400円となっています。
また、高専・短大卒は176.900円、高校卒は161,300円となっており、よく言われる話ではありますが大学や大学院を卒業した方が初任給は高いという傾向にあります。
そのため、平均年収にも差が出てくることが多いと考えられます。
また、首都圏と地方でも平均額が異なります。物価や地価の違いがあるので、その点を考慮されています。

参照元
厚生労働省
平成28年賃金構造基本統計調査結果「1 学歴別にみた初任給」

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初任給から引かれるもの

基本給に交通費や各種手当てを合計したものを「額面給与」と呼びます。
そして、額面給与から税金や社会保険などを引いたものを「手取り」といいます。
ここで注意しておきたいのは、前述した初任給が全額もらえるわけではないということです。
手取りと額面給与では大きな違いがあることを覚えておきましょう。
給与から引かれるものは以下の通りです。

所得税

個人の所得に対して課される税金です。

住民税

都道府県民税と市町村民税の総称で、住んでいる地域に支払う税金を指します。
こちらは、前年の収入をもとに算出されるので、社会人2年目から差し引かれることになります。

健康保険

病気や怪我などで治療を受けた際に、医療費用が3割負担になるものです。

厚生年金

働いている人が加入する公的年金です。

雇用保険

生活や雇用の安定を目的として作られた公的な保険制度のこと。

一般的に、初任給からは所得税と雇用保険が引かれます。
健康保険と厚生年金は、前月分を翌月分の給与から差し引かれます。そのため、初任給からは引かれず、5月分の給与から差し引かれるケースが多いです。

初任給、翌月からの給与、2年目以降の給与で差し引かれる金額が変わることを頭に入れておきましょう。
実際に手にする金額は額面給与より少なくなるため、給与に対する正しい理解をすることが大切です。

初任給が全てではない!

初任給が高い企業というのはとても魅力的に見えます。
しかし、初任給が高いからといって、必ずしも生涯年収が高くなるわけではありません。
基本給に残業代が含まれている企業や月のお休みが少ない企業などもあります。
その後の昇給が少ない企業もあるので、こちらにも注意が必要です。
反対に、初任給は少なめだけど昇給に期待できる企業も多く存在します。
だからこそ就職活動において企業研究が大切になってきます。

企業研究は念入りに!

「こんなはずではなかった」という入社後のギャップを避けるためにも、企業研究は初任給以外の項目にもしっかりと目を向けて行いましょう。
企業のことを知れば知る程、就職活動の際にいろいろな角度からアピールが可能になります。
以下に、企業研究でチェックすべきポイントを紹介します。

企業理念

企業理念とは、企業の目的や存在理由となる考えを言葉で表したものです。
理念に共感できる企業はあなたとの相性が良いかもしれないので、詳しく調べてみましょう。

事業内容

知っている企業でも、自分が知らない分野で活躍している場合もあります。
その企業がどのような事業に取り組んでいるかを隅々まで知ることが大事です。
また、事業の分野が広いほど、入社後の選択肢も増える可能性があります。

会社の規模

規模の大きい会社で安定した仕事がしたい人もいるでしょう。
何に重きを置くかは一人ひとり異なるため、自分がどんな環境で働きたいかを見極めましょう。

サービスのターゲット

どの層に向けてサービスを提供しているのかを確認することも大切です。
企業同士のターゲットの違いや自分はどの立場へサービスを提供したいかを考えましょう。

業界での位置づけ

業界ではどのようなポジションにあるかを明確にします。
これからも成長できる企業であるか、他の企業と差別化を図っているかなどを調べてみましょう。

社風

企業自体の個性や特徴を指します。
会社説明会や面接などに行き、社員や職場環境を見て、感じ取ることが一番です。

採用情報

選考フローや求めている人材について掲載しています。
自分の個性や能力をどのように活かせるか照らし合わせてみましょう。

企業のホームページには、事業内容や採用情報などの基本的なデータが記載されているので、必ずチェックしておきましょう。
また、インターネットの情報に限らず就職四季報などの雑誌も活用してみましょう。
各企業の初任給やボーナス、平均勤続年数、3年後離職率などの詳細なデータが載っています。
これらの情報を組み合わせることで、入社後のイメージがしやすくなり、ミスマッチングを防ぎます。

また、企業研究のみならず、業界全体の動向を把握することも大切です。
業界を知ることで企業がどのような位置にあるかを知ることができます。
企業研究・業界研究・自己分析を合わせることで、説得力のあるアピールに繋がります。
どんなところに興味をもったかを明確にしていきましょう。

多くの情報を自分の中で整理し、客観的な視点で研究することが大切です。
企業研究は、企業への理解を深めるとともに、志望動機や自己PRにも繋がります。
自分のもっている知識や経験をどのように活かせるか、将来のキャリアなども考えながら、自分にとって良い環境の職場を探し出しましょう。

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