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転職先が合わない!1ヶ月で辞めるのはあり?判断基準や対処法をご紹介
公開日

この記事のまとめ
- 入社後1ヶ月で「合わない」と感じた場合、理由によっては転職を検討してみる
- 転職先が合わないため1ヶ月で辞めると、キャリアプランを早期に見直すきっかけになる
- 1ヶ月で会社を辞めると、今後の転職活動に影響を与える場合があると理解しておく
- まずは「なぜ合わないと感じるのか」理由をできる限り洗い出してみる
- 自分に合う転職先を見つけるなら、前回の就活を振り返り反省したうえで対策を徹底する
このコラムでは、転職先を1ヶ月で辞めるかどうかの判断基準や対処法を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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転職先が合わないときは1ヶ月で辞めていい?
企業に入社したものの、転職先が「合わない」のが理由で、早期に辞めたいと感じる場合があるでしょう。一般的に、新しい仕事や職場環境に落ち着くには一定の期間が必要です。焦らずに少しずつ慣れていくことを心がけましょう。
転職先が「どうしても合わない」と感じる方は、「なぜ辞めたいと感じるのか」理由を明らかにすることがおすすめです。
1ヶ月で仕事を辞めるかどうか判断する際は、早期に退職した際のメリットやデメリットを把握したうえで判断しましょう。
6ヶ月未満で辞めている人の割合は全体で7.8%
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」では、令2年10月1日時点における転職者の直前の勤め先での通算勤務期間を、年齢ごとに分けて調査しています。詳細は以下のとおりです。
引用:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況『(2)直前の勤め先の通算勤務期間』」
令和2年10月1日時点において、6ヶ月未満で退職している人は全年齢の平均で7.8%でした。なかでも、10代の15~19歳は割合が最も高く56%になっています。20代は20~24歳が14.6%なのに対し、25~29際は7.9%と半分程度です。30代は全年齢の中で最も割合が低く、40代・50代と年代が上がるにつれて割合も高くなっていると分かるでしょう。
なお、この資料は通算勤務期間が1~6ヶ月未満のデータになります。1ヶ月のみのデータはありませんが、6ヶ月未満のなかに一定数含まれていると想定できるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
転職3ヶ月の壁とは?
転職3ヶ月の壁とは、転職してから3ヶ月を目安に、「会社を退職したい」と悩む現象を指します。入社後は、新しい仕事や職場環境に慣れるために努力した日々が始まります。仕事や環境に慣れ始めるのは3ヶ月が目安となるため、そのころにストレスのピークを迎えやすいようです。環境の変化に慣れるまでには、一定の時間が掛かるものといわれています。慣れるために努力する姿勢は大切ですが、過度に頑張り過ぎず、「慣れるためには時間が必要」と捉えるようにしましょう。転職先を1ヶ月で辞めるかどうかの判断基準
転職先の仕事や環境などが「合わない」と感じる理由は、人それぞれ異なります。仕事の取り組み方を改善したり、見方を変えたりすることで改善することもあるでしょう。しかし、理由によっては転職しないと改善が難しい場合もあります。
ここでは、転職先を1ヶ月で辞めるかどうかの判断基準を紹介しているので、転職を検討すべきケースと辞めずに続けたほうがいいケースについて確認しましょう。
転職を検討するケース
転職したいと感じる理由によっては、入社1ヶ月の短期間で転職を検討してもいい場合があります。転職を検討するかどうか判断する際は、客観的な視点で職場を見て、自分がこの先も働き続けたときに心身へ影響を及ぼす可能性があるかを考えてみてください。悩んでいる方は、以下の特徴が当てはまるか確認してみましょう。
- ・入社前の条件と異なっていた
- ・ハラスメントが横行している
- ・サービス残業が定着している
このような条件が当てはまる場合、転職活動では「やむを得ない理由で早期に退職している」と採用担当者に納得してもらえる可能性があります。
「仕事を辞めたいと思ったときの対処法とは?退職を検討すべき状況も解説!」のコラムでは、仕事を辞めたいと思う理由や退職を検討すべき状況の解説をしているので、ぜひ参考にしてみてください。
辞めないほうがいいケース
転職先が「合わない」と感じても、退職を保留したほうがいい場合もあります。転職すると仕事内容や人間関係など、職場環境が変化するため、慣れるまでの間にどうしても「合わない」と感じる場合があるようです。「合わない」と感じる理由が以下の内容に当てはまるか確認してみてください。
- ・職場の雰囲気に馴染めない
- ・業務内容を覚えられない
- ・仕事にやりがいを感じられない
新しい環境や仕事に慣れるためには、一定の時間が掛かります。入社1ヶ月で違和感をおぼえることもありますが、時間の経過とともに職場環境や業務に慣れていくでしょう。
転職先が合わない!1ヶ月で辞めた場合のデメリット
転職先1ヶ月で辞めた場合、スキルや経験が身につかないため、転職活動でアピールするのが難しくなるでしょう。また、退職理由によってはマイナスの印象を与えることもあるため、転職活動が思うように進まない可能性があります。以下で転職先を1ヶ月で辞めた場合のデメリットを紹介しているので、参考にしてみてください。
今後の転職活動に影響を与えやすい
転職先が合わないため1ヶ月で辞めると、今後の転職活動に影響を与えやすいでしょう。履歴書に1ヶ月で離職した経歴があると、企業の採用担当者に「うちに入社してもすぐ辞めるのでは?」と懸念される場合があります。
1ヶ月で辞める場合はなぜ合わないと感じたのか、早期に離職した理由を明確に伝えることが大切です。
正当な理由を論理的に説明できる場合は懸念を抱かれづらい
企業側に問題があり現職を辞める場合、やむを得ない事情で早期退職に至ったと離職理由を納得してもらえる可能性があります。働き始めてから仕事内容や職場環境などに違和感を覚えて退職を決意した場合は、短期離職の経験を真摯に反省していると転職活動で伝えましょう。短期離職の経験を通して「何を学んだのか」「得た学びをどのように活かしていきたいか」を具体的に説明するために内容をまとめておくこともポイントです。また、退職前は可能な限り引き継ぎを行いましょう。転職活動で後任者や企業に迷惑を掛けないように配慮した旨を伝えられると、短期離職を反省していること、誠意を持って対応していることが企業側に伝わるでしょう。
スキルや経験が身につかない
転職先を1ヶ月で辞める場合、スキルや経験が身につかないデメリットがあります。一般的に、入社後1ヶ月は研修期間や職場に慣れるための期間としているため、実際の業務で経験を積むのが難しいでしょう。在職期間1ヶ月では、業務を通して身につくスキルや経験が乏しく、次の転職活動でアピールできない可能性があります。
応募する企業や求人によっては、募集しているポジションに対して、スキルや経験が不足していると判断される場合があるでしょう。
辞める癖がつきやすい
転職先を「合わない」と感じて1ヶ月で辞めると、辞める癖がつきやすくなることも。次の転職先でも、「業務内容が自分に合わない」「社風が合わない」など、同じような理由で違和感や不満を抱いて早期に退職する可能性があります。
短期間のうちに転職を繰り返すと、そのたびに最初から仕事を覚え直して職場の環境に慣れる必要があるため、将来的にキャリアを築くのが難しくなるでしょう。
失業保険を受給できない場合がある
転職先を1ヶ月で辞めると、離職後に失業保険を受給できない場合があるので注意が必要です。失業保険を受給するためには、以下の条件を満たさなければなりません。
- ・雇用保険に加入して保険料を支払っている
- ・就労の意思があり、求職活動を行っている
- ・離職の日以前2年間に、被保険者の期間が通算で12か月以上ある
1ヶ月で辞めた場合、「離職の日以前2年間に、被保険者の期間が通算で12ヶ月以上ある」の条件に当てはまらない可能性があります。失業保険が利用できない場合、再就職までの期間、収入が途絶えることがあり、家賃や食費など、生活費の支払いに影響が出る可能性も考えられます。
「失業保険はいくらもらえる?計算式や月給別のシミュレーションをチェック」のコラムでは、失業保険をもらうための条件や給付額の計算式について解説しています。失業保険が気になる方はあわせてご一読ください。
参照元
厚生労働省
基本手当について
転職先が合わない!1ヶ月で辞めた場合のメリット
転職先が合わないことが理由で早期に退職すると、職場特有の悩みやストレスから直接的には離れることはできます。悩みやストレスが解消することで、次の転職活動に向けて前向きな気持ちで臨みやすくなるでしょう。以下で、1ヶ月で辞めた場合のメリットについてご紹介します。
悩みやストレスが解消する
1ヶ月で辞めると、転職先が合わずに抱えていた悩みやストレスは解消します。悩みやストレスを感じる内容は人によって異なりますが、問題が解消することで自分自身を深く見つめ直したり、転職活動に向けて準備できたりする余裕が生まれるでしょう。過度にストレスを抱えている方にとっては、早期退職は大きなメリットといえます。
自分のキャリアプランを早期に見直すきっかけになる
転職先を1ヶ月で辞めた場合、自分のキャリアプランを早期に見直すきっかけになるでしょう。たとえば、「今の職場は個人で業務を進めていくのがメインだったので、次の転職先ではチームワークで進めていく仕事に就いてキャリアを築いていきたい」「自分一人で結果を出す仕事ではなく、サポートする立場として活躍していきたい」のように、働き方について考えてみましょう。
また、「△△歳ではマネジメントに携わりたい」「□□のスキルを高めてスペシャリストを目指したい」など、具体的な目標を考えることも大切です。
より自分に合った企業文化や働き方を見つける機会になることも
転職先を1ヶ月で辞めることで、自分の適性に合った企業文化や働き方を見つけられる可能性があります。転職先を辞めるときに、「何が自分に合わなかったのか」と振り返り、具体的な理由を洗い出しておきましょう。理由の洗い出しができると、自分が転職先に求める条件が分かります。条件が分かることで、転職活動は取り組みやすくなるでしょう。第二新卒やポテンシャル採用の枠を狙える
転職先を1ヶ月で辞める場合、第二新卒やポテンシャル採用の枠を狙える可能性があります。第二新卒に明確な定義はありませんが、一般的には「新卒で入社した会社を3年以内に辞める人や転職する人」を指します。第二新卒やポテンシャル採用枠を狙う場合、スキルや経験ではなく、応募者の将来性が評価されやすいでしょう。
なお、厚生労働省の「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」では、青少年雇用機会確保指針により、「学校卒業から3年間は新卒枠の求人に応募できるようにする」と定めています。学校卒業から3年間は、退職後に第二新卒だけでなく、新卒枠に応募できる場合もあるようです。
参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!
離職後の就職率や仕事が決まるまでの期間は?
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」によると、転職者が直前の勤め先を辞めて次の職場に就職するまでの期間は、離職後1ヶ月未満が27.6%、離職期間なしが26.1%でした。過半数の人が、離職後1ヶ月以内と短い期間で転職先を決めていると分かります。空白期間が発生しにくくなるように在職期間中に転職活動を始めておくことがおすすめです。退職をして転職を考えているなら、早いうちから行動を始めることが大切といえます。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
転職先が合わない!1ヶ月で辞めたいときの対処法
転職先が合わなくて悩むときは、理由を洗い出して原因を考えたり、改善できることはないか検討したりすることが大切です。具体的な原因が分かると、改善に向けて取り組めるでしょう。自分一人で解決しないときは、誰かに相談してアドバイスをもらう方法もおすすめです。
ここでは、転職先を1ヶ月で辞めたいときの対処法について解説していきます。
転職先が合わない!1ヶ月で辞めたいときの対処法
- 合わない理由をできるだけたくさん洗い出す
- 誰かに相談してみる
- 現職で改善できることはないか検討する
- 解決しないときは転職を検討する
合わない理由を洗い出す
転職先が合わないときは、「なぜ合わないのか」「何が原因なのか」など、理由を洗い出してみましょう。なんとなく合わない状態で離職すると、次の転職先でも同じような理由で悩む恐れがあるので注意が必要です。理由を書き出し言語化することで、より客観的に自分の不満や課題を把握でき、次の転職先選びや働き方を考える上で役に立ちます。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」では、自己都合で離職した場合の理由を公表しています。離職した理由については、以下の表をご確認ください。
1位 | 労働条件(賃金以外)がよくなかったから(28.2%) |
2位 | 満足のいく仕事内容でなかったから(26.0%) |
3位 | 賃金が低かったから(23.8%) |
1位は「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」でした。2位は「満足のいく仕事ではなかったから」、3位は「賃金が低かったから」となっています。労働条件や仕事内容などが理由で、自己都合退職をしているようです。
また、ハタラクティブの「若者しごと白書2025」では、正社員経験があるフリーターの男女を対象に、仕事を退職した理由を調査しました。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
1位 | 思っていた仕事内容と違った(20.9%) | 労働環境・時間が不満(15.7%) |
2位 | 人間関係がうまくいかなかった(16.3%) | 人間関係がうまくいかなかった(15.3%) |
3位 | 労働環境・時間が不満(15.1%) | 結婚・出産などのライフステージの変化(15.1%) |
男性も女性も、労働環境や人間関係などの理由が上位にランクインしています。人によって合わない理由は異なりますが、何に対して悩みを抱えているのか明らかにすることで、今の職場で悩みを改善できないか検討できるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
誰かに相談してみる
転職先が合わなくて悩んでいるときは、誰かに相談してみるのも選択肢の一つです。自分一人で解決できそうにない場合、周囲の人や専門家に相談することで悩みが解消することも。自分では気づけなかった考え方や、改善に向けた対処法を発見できる可能性があります。また、話を聞いてもらうことで気持ちがすっきりするでしょう。
家族や友人
家族や友人など、信頼できる人に今の悩みを相談してみましょう。自分の信頼できる人に相談することで、気持ちを整理できることもあります。相談後にたとえ解決策が出なかったとしても、話を聞いてもらうだけで前向きな気持ちになれる可能性があるでしょう。
上司や人事
職場の上司や人事に相談する方法もおすすめです。「合わない」と感じている理由や悩みを伝えると、解決に向けて具体的なアドバイスをしてもらえる場合があります。なお、直属の上司に相談しにくいときは、信頼できるほかの上司に相談してみましょう。
転職エージェント
悩んでいるときは、転職エージェントに相談する方法がおすすめです。エージェントに相談することで、このまま続けるべきか転職を検討したほうがいいのかどうか、親身にアドバイスしてもらえます。家族や友人、職場などに相談するのが難しい場合も利用しやすいのが魅力です。
現職で改善できることはないか検討する
転職先が「合わない」と感じる理由を洗い出したら、今の職場で何か改善できることはないか検討してみましょう。理由によっては現職で改善を試みることで、悩みが解消する場合があります。抱えている悩みに対し、「何をすべきか」「どのように取り組むべきか」を深く考えることが大切です。
自分の役割や目標を再確認する
自分がいるポジションについて振り返り、担当の役割について考えることで「自分に求められていることは何か」が分かるでしょう。自分が何をすればいいのか分かると、仕事に対する見方や取り組み方は変わります。また、仕事の目標を改めて確認して、達成に向けて取り組んでいきましょう。
別の部署に異動を申し出る
業務内容や職場の人間関係が理由で「合わない」と悩む場合、別の部署に異動を申し出る方法も選択肢の一つです。部署を異動することで仕事や環境が変わり、抱えている悩みが解消することもあります。転職して職場を変える必要がないので、転職活動や離職について考えずに済みます。
ただし、異動を申し出ても必ず異動できるとは限らないので、異動を検討する際は、留意しておきましょう。
「異動希望はどのように出す?利用できる会社の制度や理由の例文を紹介」のコラムでは、異動希望の出し方や書き方を紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
解決しないときは転職を検討する
理由を洗い出し、改善に向けてできることはないか試しても解決しないときは、最終手段として転職活動を検討しましょう。じっくりと自己分析を行い、現状を変えようと試みた上での転職は、自分にとってより良い環境を主体的に選択する、前向きなステップになります。
ただし、1ヶ月で今の職場を辞める場合、転職活動で早期離職を懸念される可能性があります。転職活動を成功させるためには、入念な準備や対策を心がけましょう。
転職先が合わないとストレスを抱えるなら無理はしない
転職先が合わずストレスを抱えて過ごしている場合、無理はしないことがポイントです。今の状態を我慢したまま過ごしていくと、ストレスが溜まり過ぎて心身に影響を及ぼす恐れがあります。解決しそうにない、キャパシティをオーバーしそうだと判断したら、転職を視野に入れて自分に合った転職先を探してみましょう。自分に合った転職先を見つけるためのコツ
転職を決意した場合、まずは前回の転職活動を振り返り、見直すべきポイントはあるかどうか確認することから始めましょう。反省点がないか振り返ってから転職活動に臨むと、次の転職先で同じような悩みを抱えずに済む可能性が高まります。
ここでは、自分に合った転職先を見つけるためのコツを紹介していきます。転職活動を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合った転職先を見つけるためのコツ
- 前回の転職活動を振り返る
- 自己分析で適性を知る
- 業界や企業の情報収集を徹底する
- 転職理由はポジティブにする
- 転職エージェントに相談する
1.前回の転職活動を振り返る
転職先の企業が「合わない」と感じ、1ヶ月で今の職場を辞めたいときは、転職活動の際に何か反省すべき点や見直さなけれないけないポイントがあったと考えられます。たとえば、自己分析が足りていなかった、企業に対して深く理解できていなかったなど、転職活動に向けて十分に対策できていなかった可能性があるでしょう。
前回の転職活動を振り返って反省しつつ、次は自分に合った転職先に出会えるように対策を進めていくことが大切です。
2.自己分析で適性を知る
自分に合った転職先を探すなら、自己分析を行って適性を把握しましょう。自己分析を行うと自分の強みや弱み、大切にしている価値観などが分かります。自己分析ができていないと、自分の適性を理解できず就職の軸も定まらないため、深掘りしながら入念に行いましょう。
自己分析を行うときは、「大学時代」「新卒時代」のように、時系列に沿ってエピソードを振り返ります。たとえば、「大学時代はアパレルショップでアルバイトをしていた。お客さまに似合う服やコーディネートを紹介して、人の役に立てることに喜びを感じていた。自分自身もファッションが好きなので、楽しみながら働くことができた。」など、具体的にエピソードを振り返ってみてください。エピソードを振り返るときは、「努力したことは何か」「困難があったとき、どのように乗り越えたのか」「どのようなときにうれしいと感じたのか」などを洗い出すことが大切です。
3.業界や企業の情報収集を徹底する
自分に合った転職先を探すためには、業界や企業に関する情報収集を徹底しましょう。情報収集が足りず、業界や企業に対して深く理解できていないと、転職しても仕事や職場環境などに対して違和感をおぼえる恐れがあります。業界や企業に関する情報を調べるなら、「業界地図」の活用がおすすめです。「業界地図」では、業界ごとの規模や今後見込まれる動きなどを確認できます。どのような企業があるのかも分かるので、転職先を探すうえで役立つでしょう。
また、気になる企業のWebサイトにアクセスして、企業理念や事業内容などの基本情報を調べる方法もあります。調べた情報は企業ごとに分けて、特徴や強みをまとめておくと転職先を探す際に検討や比較がしやすくなるでしょう。
自己分析や企業分析はエージェントに頼ることも
一人で自己分析や企業分析が難しい場合は、転職エージェントへの相談を検討してみてください。エージェントに相談すると、分析の仕方を詳しく教えてもらえるでしょう。また、プロの視点をもつキャリアアドバイザーに自分の性格や特徴を教えてもらえるので、一人では気づけなかった新しい発見があるかもしれません。入社後のギャップが生まれにくくなるのも、エージェントを活用する魅力といえます。アドバイスを受けることで適性や企業に対する理解が深まり、自分に合った転職先を探しやすくなるでしょう。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
4.転職理由はポジティブにする
1ヶ月で早期に退職する場合、転職活動に備えて辞めた理由を明確にしておく必要があります。転職活動で退職理由を伝えるときは、ポジティブな回答を意識して伝えましょう。ポジティブな退職理由の例は以下のとおりです。
- ・メリハリのある働き方をしたいから
- ・周囲と協力しながら進める働き方をしたいから
- ・仕事の実績や努力を正当に評価してくれる企業で働きたいと思ったから
なるべくポジティブな内容に言い換えることで、前向きな転職と判断してもらえる可能性があります。ただし、印象をアップさせたいからといって転職活動で嘘をつくのは避けましょう。
5.転職エージェントに相談する
自分に合った転職先を見つけたいときは、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントは、転職活動に関する幅広いサポートを提供しています。キャリアアドバイザーが求職者の適性に合った求人を紹介してくれるため、転職後に「仕事内容が合わない」「入社前の想像と違っていた」などの違和感が生まれにくくなるでしょう。
転職エージェントを利用すると、履歴書の基本的な書き方や面接対策のアドバイスをしてもらえるので、スムーズに転職活動を進めやすくなります。分からないことがあれなキャリアアドバイザーに相談できるため、転職活動に関する疑問や不安を解消しながら取り組めるでしょう。
転職エージェントについて詳しく知りたい方は、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」のコラムもあわせてご覧ください。転職エージェントの使い方や、利用する際の基本的な流れを解説しています。
エージェントに相談して転職を成功させた方の体験談
ここでは、転職エージェントのハタラクティブのサポートを受けて、転職を成功させた方の体験談をご紹介します。「自分に合った仕事を見つけたい」と転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハタラクティブで転職を成功させたYさん(22歳)
22歳のYさんは、大学の先輩が働く就職支援サービスの企業に入社しました。仕事にやりがいを感じていたものの、職場環境に違和感をおぼえるようになり、友人に相談して退職を決意したそうです。しかし、いざ転職活動を始めると、やりたい仕事が見つかりませんでした。
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合わない会社をさっさと辞めるのはありですか?
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「会社の辞め方や手順を解説!退職理由の伝え方で注意したいことも紹介」のコラムでは、会社を辞めるときの基本的な流れや上司に相談するときの伝え方について紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。