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「最近感動したこと」を面接で回答する際の例文を紹介!伝え方も解説!
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この記事のまとめ
- 最近感動したことを考える際は、日常のエピソードを振り返る
- 最近感動したことの回答には、学んだことや経験を通して得たものを盛り込む
- 応募者の人柄や臨機応変さを見極めるために、最近感動したことが聞かれる
- 最近感動したことを面接で答えるときは、嘘をつかず簡潔にまとめる
- 最近感動したことがない場合はニュースに触れたり、人と会う機会を増やしたりする
「最近感動したことは?」と面接で聞かれた際、どのように答えるか迷ってしまう方もいるでしょう。最近感動したことを答える際は、出来事の内容だけでなく、何を学んだかを伝えることが重要です。このコラムでは、最近感動したことの質問に回答するときの例文を紹介します。上手く答えられないときの要因や対処法も解説するので、ぜひ面接対策の参考にしてみてください。
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最近感動したことのパターン別例文
就活や転職活動の面接で「最近感動したことは何ですか」と聞かれたら、具体的なエピソードを交えて分かりやすく回答することが大切です。ここでは、最近感動したことの例文をパターン別にまとめました。内容を参考に、回答の準備をしてみてください。
交友関係を題材にする場合
交友関係の出来事を題材に最近感動したことを話すと、人柄や普段の過ごし方など自分らしさを伝えやすいでしょう。友人との関係でどのような出来事があり、何を感じたのか簡潔に説明してみてください。
私も仕事で人に喜んでもらえることや、誰かのためになることをしたいと考えています。
映画や舞台を題材にする場合
映画や舞台で感動したことを伝える場合は、作品のどのような部分に心を動かされたのかを言語化する必要があります。長くなり過ぎないように注意しながら、ストーリーを相手に伝えることがポイントです。
△△という映画を見て感動したことです。事故で家族を失った主人公が周囲の人に支えられながら夢を叶えるという内容の映画でした。そのストーリーを通して、自分一人の力だけでなく、誰かのサポートがあってこそ物事を成し遂げられることを学びました。
それ以来、常に周囲への感謝を忘れないことと、自分も誰かの支えになることを心掛けて行動しています。読書を題材にする場合
読書を題材として最近感動したことの質問に回答する場合は、本の内容を簡潔に伝えたうえで感動したポイントについて話しましょう。「小説」「自己啓発本」「ビジネス書」など、本の種類を補足すると面接官に内容が伝わりやすくなる場合があります。
私は最近、△△という本を読んで感動しました。主人公は目的もないまま進学し、就職先も決まっていました。しかし、「祖父が営んでいた洋食店の跡地で、いとこ同士でカレー屋を開く」という小さいころの約束を果たすべく動き出したことで、主人公が主体的に変わっていく内容の小説でした。
主人公がさまざまな人や出来事に遭遇しながら変化していく姿から、人はいつからでも変われると感じました。この小説に出会ってからは、「やってみないと分からない」ことを念頭において、何事もまずはチャレンジするよう心掛けています。
面接では、最近読んだ本について質問されることもあるようです。「面接の『最近読んだ本』の答え方は?ない場合の対策や例文を紹介」を参考に、回答を準備してみましょう。
日常の出来事を題材にする場合
最近感動したことについて質問された際は、日常の出来事について回答しても問題ありません。日ごろの生活や普段感じていることが伝わりやすく、人柄や価値観のアピールにつながる可能性があります。
私が最近感動したのは、近所のファミリーレストランを訪れたときです。そこでは、店員さんが笑顔で接客しているだけでなく、一人ひとりに合った対応をしていました。
なかでも年配の方が来店した際、席に荷物を運んだり、椅子を出したりしている姿に感動しました。そのとき、私は自分もお客さま一人ひとりに合わせて対応できるスタッフになりたいと感じました。旅行を題材にする場合
旅行を題材にする場合は、観光地で見たもののほか現地の人とのふれあいや宿泊先でのおもてなしなど、さまざまな角度から感動したことを考えてみましょう。たとえば、海外旅行では日本で気づかなかった人の温かさを実感できる場合があります。
例文を参考に、非日常な経験を通して学んだことや気づいたことを回答してみてください。
私が最近感動したのは、旅行でタイに行ったときに駅で現地の方に優しくサポートしてもらったことです。電車のホームが分からず困っていたところ、現地の方が声を掛けてくれて、乗り場に案内してくれました。
言葉の壁があったにもかかわらず、外国人である私たちを積極的に助けてくれた姿に感動しました。この経験を通し、私は困っている人を助ける大切さを学びました。仕事においても常に周りの人に気を配り、困っている人を助けられる人になりたいと感じています。学生時代の出来事を題材にする場合
学生時代、積極的に授業や部活、サークル、大学受験などを頑張った場合は学校生活の出来事を題材に感動したことを考えてみましょう。学校生活を通して学んだことを、社会人になってからどのように活かしていくのか伝えることが大切です。
部活で培った継続力や諦めない心、チームワークをこれからも大切にしていきたいと考えています。
新しい挑戦を題材にする場合
最近感動したことの質問に対して、新しい挑戦を題材に回答する場合は、挑戦したからこそ得られたものを伝えるのがポイントです。行動力と経験から学ぶ力をアピールできると、面接官に好印象を与えられる可能性があります。
私が最近感動したことは、未経験ながらマラソンに挑戦し、□月の△△マラソンを完走できたことです。スポーツの経験がなく、体力にも自信がなかったため、挑戦を決意してから3ヶ月間トレーニングを行いました。
なかなか体力がつかず心が折れたこともありましたが、友人に励まされ何とかトレーニングを続けられました。当日、無事ゴールにたどり着いたときの感動は忘れられません。この経験を通し、新しい挑戦をすることや努力を続けることの大切さを学びました。入社後、慣れない業務で難しさを感じても決して諦めず、目標に向かって努力を続けたいと思います。
アルバイトを題材にする場合
アルバイトを題材に最近感動したことの質問に回答する場合、入社後の姿をイメージしやすいエピソードを選ぶのがおすすめです。入社後に経験を活かして活躍できることを面接官に伝えると、好印象を与えられる可能性があるでしょう。
アルバイト先の上司が、従業員が働きやすい職場になるよう常に気を配ってくれていたことに感動しました。私が悩んでいると声を掛けてくれて、相談に乗ってくれる方でした。ときには本部に改善を求めて働きかけてくれることもありました。その上司のおかげで快適に働けたため、今も感謝と尊敬をしています。
私も上司をお手本に、周囲の人が悩んでいたら積極的に声掛けをし、改善が必要な場合は自分が何をすべきか考えて実行していこうと考えています。ボランティアを題材にする場合
ボランティアについて話す場合は、どのような活動をしたのかに加え、感じたことや学んだことを盛り込みましょう。社会問題の解決のために積極的に活動していることや、ボランティア経験を通して得た学びを活かしていることを伝えてみてください。
先月△年前に起きた災害の被災地を訪問し、現地の方が懸命に生活している姿に感動しました。災害から数年が経った今も、心の傷に苦しんでいる人がいたり、災害当時の傷跡が消えていない場所があったりと、完全に復興しているとはいえない現状を知りました。
それにもかかわらず復興のために仕事に励んでいる人や、一生懸命日常を送っている人を見て、どのような状況でも懸命に生きる大切さを学びました。このボランティアに参加して以来、辛いことがあっても自分を奮い立たせて物事に取り組むようになりました。スポーツの話題や社会的なニュースを題材にしてもOK
最近感動したことの質問に回答する際は、スポーツの話題や社会的なニュースを題材にするのもおすすめです。直接経験したことでない場合も、自分が考えたことや感じたことを伝えることで、人柄や価値観のアピールにつながります。面接でスポーツやニュースを話題に出すと、社会的な出来事に関心をもっていることをアピールできる可能性もあるでしょう。
「最近感動したこと」は面接でよく聞かれる?
志望動機と違って定番の質問ではないものの、就活や転職活動の面接において「最近感動したこと」を聞かれる機会はあります。「感動したこと」は仕事に関係ないように感じられますが、回答によって応募者の感性や自分らしさなどをアピールできる質問です。
万全な体制で面接に臨むためにも、あらかじめ面接対策として最近感動したことの返答を準備しておくことをおすすめします。
面接の準備の際は、「既卒の面接でよく聞かれる22の質問と回答例!就職成功のポイントも紹介」のコラムでよく聞かれる質問もご確認ください。
最近感動したことを考えるときのポイント
就活や転職活動の面接対策として「最近感動したこと」を考える際は、大げさなエピソードを用意する必要はありません。下記のポイントを踏まえ、自分自身の人柄を伝えることを意識してみてください。
最近感動したことを考えるときのポイント
- 日常のささやかなエピソードを集める
- 感動した理由を考える
- 経験から学んだことに焦点を当てる
- 身の回りの出来事に興味をもつ
- 志望企業に合わせたエピソードにする
日常のささやかなエピソードを集める
最近感動したことのエピソードは、日常のささやかな出来事でOKです。面接官の涙を誘うような話や、壮大な内容である必要はありません。企業側が知りたいのは、出来事自体ではなく、経験を経て感じたことや得たものと考えられます。
そのため、自分にとって実になった出来事を大小問わずピックアップしてみましょう。
感動した理由を考える
エピソードがみつかったら、感動した理由を考えてみましょう。「なぜ心が動いたのか」「なぜその出来事を話そうと思ったのか」などを考え、自分の気持ちを深掘りします。面接官に人柄や価値観を知ってもらうためにも、どのような理由で何に感動したのかを詳しく考えることが大切です。
経験から学んだことに焦点を当てる
最近感動した出来事だけではなく、どのような影響を受けたのか、何を学んだのかに焦点を当てましょう。先述したように、経験を通した成長を相手に伝えることが重要です。
たとえば、映画を見て感動したことを題材にする場合、「その映画の影響で新しい価値観を得た」「視野が広がって前向きな気持ちになった」など、得た学びや気づきを具体的に伝えましょう。
身の回りの出来事に興味をもつ
最近感動したことを考えるには、常に身の回りの出来事に興味をもつことが大切です。話題になっている本や映画、最近のニュース、身近な人の言動など自分の回りのことに注目してみましょう。身の回りの出来事に意識を向けると、印象に残ったことや心に響いたことが自然に浮かぶようになります。
身の回りの出来事に関心をもつことは、自分で物事を考えることにつながるでしょう。仕事に必要な主体性を身につけられる可能性もあるので、日常的に身の回りで何が起こっているかを意識してみてください。
志望企業に合わせたエピソードにする
最近感動したことの質問に回答する際は、志望企業に合わせたエピソードを選びましょう。就活や転職活動において、面接官は「企業やチームに馴染めるか」「企業に貢献してくれる人材か」などをチェックする傾向にあります。
最近感動したことを尋ねられたら、志望企業が求める人材を見極めたうえで、それに合うように回答するのがポイントです。
最近感動したことを伝える構成
最近感動したことの質問に回答する際は、相手に伝わりやすいように内容を組み立てましょう。以下で構成のポイントをご確認ください。
最初に結論を伝える
最近感動したことを話す際は、結論から伝えましょう。前置きを長々と話し過ぎると、面接官に話の意図が伝わらない可能性があります。まずは「最近感動したことは△△です」と結論を伝え、詳しく内容を話すことを意識しましょう。
なぜ感動したのかを盛り込む
結論を述べたら、次に感動した理由を補足します。感動した背景を交えて詳しく説明しましょう。たとえば、「街で募金活動を頑張る学生に感動した」と伝える場合は、「行動していたのが自分と同じ年代の人だったため」といった理由を述べます。
理由を伝えることで、エピソードの具体性や説得力が増すと考えられるでしょう。
学んだことや気づいたことを自分の言葉にする
先述したように、ただ最近感動したことを伝えるのではなく、それによって学んだことや気づいたことを盛り込むのも大切です。たとえば、「相手の視点に立って物事を考えることの重要性を知った」「挫折せずに努力することが大切だと気づいた」のように自分の言葉で具体的に説明しましょう。
学びや気づきを伝えることで、企業側に前向きな姿勢や向上心のアピールにつながります。
仕事に活かせることで締める
最後に、学んだことや気づいたことをどのように仕事に活かすのかを伝えましょう。「諦めない姿勢を学んだので、入社後も前向きに業務に取り組みたいです」といった内容で話をまとめます。経験を仕事に活かせることを伝えると、面接官に熱意が伝わりやすくなるでしょう。
面接で質問に回答するときのポイントは、「面接の質問と回答例を例文つきで紹介!答え方のポイントと注意点とは」のコラムでご確認ください。
面接官が最近感動したことを聞く7つの意図
面接官は、応募者の人柄や臨機応変さを見抜くために面接で「最近感動したこと」を聞くようです。ここでは、就活や転職活動の際に面接官が感動したことを聞く意図を解説します。意図を知り、選考の対策に役立てましょう。
面接官が「最近感動したこと」を聞く意図
1.人柄や価値観を知るため
面接官が最近感動したことを聞くことには、その人の人柄や価値観を掘り下げる目的があります。感動した出来事を知ることで、応募者が何を大事にしているのか、何を原動力にしているのかなど、人となりを把握しているようです。
応募者の人柄や価値観が分かると、企業との相性や仕事への姿勢を測る基準になります。
2.臨機応変さを見極めるため
応募者の臨機応変さを見極めるのも、最近感動したことを聞く目的の一つです。面接対策をする応募者は、志望動機や自己PR、キャリアプランなど仕事に関する質問を想定して回答を考える傾向にあります。
そこで、面接官は「最近感動したことはなんですか?」という予想しにくい質問をするようです。話し方や回答の内容によって、予期せぬ出来事が起きた際にどのような対応をとるのかチェックしていると考えられます。
3.緊張を解くため
応募者の緊張を解くために、最近感動したことを聞く場合もあるようです。緊張したままの状態だと、応募者が自分の力を発揮しきれなかったり、本音を伝えられなかったりと、思うように面接を進められない可能性があります。
緊張によって張り詰めた空気感を生み出さないためにも、面接官は「最近感動したこと」という仕事から離れた話題を出し、応募者がリラックスして面接に臨める雰囲気を作っているようです。
面接で緊張すると、本来の自分をアピールできない場合があります。「面接で緊張しない方法は?試験当日に気持ちを落ち着かせる7つのコツも紹介」のコラムを参考に、リラックスするための工夫をしてみてください。
4.何に興味をもつのかを知るため
最近感動したことを質問することで、応募者がどのようなことに興味をもつのかを知れる場合があります。たとえば、感動したこととしてニュースやスポーツの話題を挙げると、日ごろ社会的な話題に興味や関心をもっていることが面接官に伝わるでしょう。
採用側が応募者の興味を知りたい場合、最近感動したことについて質問をすることがあると考えられます。
5.日ごろの過ごし方を確認するため
最近感動したことのエピソードを語ってもらうことで、応募者が普段からどのような過ごし方をしているのかが垣間見られます。たとえば、「誰と会っているか」「どこで何をしているのか」といった返答から、過ごし方が分かることがあるでしょう。
企業側は、日ごろの過ごし方をもとに応募者の人柄を知ろうとしているようです。
6.普段から周りを気に掛けているかを知るため
面接官が最近感動したことを尋ねる場合、応募者が普段から周りを気に掛けているか知りたいという意図もあります。なぜなら、周りの人に意識を向け、気を配る姿勢は仕事においても大切なためです。
家族や友人、仕事で関わる人、街で出会った人など周りの人の振る舞いや言葉に感動した出来事を答えると、面接官に日頃から周囲を気に掛けていることが伝わりやすいでしょう。
7.相手に分かりやすい説明ができるかを判断するため
応募者の説明力を判断するために、面接で最近感動したことを質問される場合もあります。最近感動したことを分かりやすく伝えるためには、出来事や自分の気持ちを整理し、構成を組み立てなければなりません。
経験から感じたことを簡潔にまとめて分かりやすく伝えるスキルをアピールできると、面接官に評価してもらえる可能性があるでしょう。
面接で最近感動したことを伝える際の注意点
実際に「最近感動したこと」を面接で伝える際は、下記の点に注意する必要があります。これらのポイントを押さえることで、就活中の面接で自分らしさを効果的にアピールできるでしょう。
面接で最近感動したことを伝える際の注意点
嘘はつかない
悪い印象を与えないためにも、嘘の内容を答えるのは避けましょう。面接では回答したことをさらに深掘りされるため、虚偽の内容は見抜かれてしまう恐れがあります。「バレない」と甘く考えず、本当に感動した経験を探しましょう。
また、「最近感動したこと」の回答では、経験によって感じたことや成長したことが重視される傾向にあります。自分のパーソナルな部分を知ってもらえるチャンスなので、人から聞いた話や作り話ではなく、実体験を話すことが重要です。
面接で嘘をつくと採用担当者からの信頼を損ねてしまう恐れもあります。嘘をつくリスクは、「面接で嘘をついたら調べられる?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」のコラムで解説しているのでご一読ください。
簡潔にまとめる
最近感動したことの質問に回答するときは、話す内容を簡潔にまとめましょう。先述したように面接官は出来事について詳細な説明を求めているのではなく、「どのように感じたか」について聞きたい意図があるようです。日付や人名など余計なことをダラダラと話すと、本当に伝えたいことが埋もれる恐れがあります。要点を簡潔にまとめて、分かりやすく伝えることがポイントです。
一言だけで話を済ませない
「私は最近△△のニュースに感動しました」のように一言で回答するのは避けましょう。内容が短過ぎると、自分の価値観や人柄が十分に伝わりません。また、「説明力やコミュニケーション能力が低いのでは」と懸念されてしまう恐れもあります。必要な情報をしっかりと盛り込んで回答するように心掛けましょう。
面接官が反応しにくい回答を控える
最近感動した場合も、面接官が反応に困ってしまうエピソードを題材にするのはなるべく控えましょう。たとえば、一般的な社会通念に反する話題は面接官によっては反応しにくいと感じる場合があるようです。
反応に困るような回答をすると「周りに気を使えない」「コミュニケーションが苦手」と判断される恐れもあるので、相手が話を膨らませやすい内容を選んでみてください。
自分らしさを具体的に盛り込む
面接で最近感動したことを聞かれたら、自分の視点で感じたことを具体的に伝えるのがポイントです。たとえば、「自然が美しく感動しました」といった抽象的な回答は、面接官に人柄や価値観が伝わらない可能性が考えられます。よくある表現を避け、自分の言葉で感じたことを具体的に説明しましょう。
スムーズな返答を心掛ける
社会人の基本として、コミュニケーション能力は重要な要素です。「最近感動したこと」の返答で言葉に詰まったり沈黙が続いたりしていると、「仕事をするうえで必要な意思疎通はとれるだろうか」と不安を与えてしまいかねません。
面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうためにも、面接中はスムーズに返答することを心掛けましょう。
なるべく新しいエピソードを話す
最近感動したことを質問された場合、古いエピソードを話すのは避けましょう。たとえば、幼少期のエピソードは「最近」とはいえません。面接で話すと「最近感動することはなかったのか」「質問の意図が伝わらないのか」と懸念されてしまう恐れもあります。
日常の小さな出来事で問題ないため、最近のエピソードについて話すのがおすすめです。
「最近感動したことはない」と答えるのは避けよう
最近感動したことがない場合も、就活や転職活動の面接で「ありません」と答えるのは避けましょう。会話が広がらないと、自分自身の人柄や興味を伝えられません。また、面接官に「対話する気がないのでは」「対応力に欠けているのでは」といった印象を与えてしまう場合もあるようです。
「最近感動したこと」の質問に限らず、面接で聞かれたことにはしっかりと回答するのが大切。予想外の質問の乗り切り方は、「面接でアドリブ回答をするコツを解説!想定外の質問にも対応しよう」のコラムを参考にしてみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス最近感動したことがない4つの要因と対処法
ここでは、最近感動したことが思い浮かばない要因と対処法について解説します。日常生活において、「感動することがない」と感じている場合は、下記の要因に心当たりがないかを事前に確認しておきましょう。
最近感動したことがない要因
- 身の回りへの関心が低い
- 感情が刺激されにくい
- 世間で起きていることへの興味が薄い
- 人と会う機会が少ない
1.身の回りへの関心が低い
最近感動したことについて答えられない要因としては、自分以外への関心が低いことが挙げられます。この場合は、日ごろから「相手がどのように考えているのか」を想像してみましょう。「△△さんは今どのような気持ちだろう」と想像力を働かせると、身の回りの出来事に関心や興味を広げられる可能性があります。
2.感情が刺激されにくい
自分の感情にフタをしていることが原因で、最近感動したことが思い浮かばない可能性もあるでしょう。感情の変化が少ないと感じる場合は、日常の生活のなかで「今自分がどのように感じているか」を確認する習慣をつけることがおすすめです。
「喜び」「悲しみ」「怒り」「楽しさ」など、さまざまな感情の変化を意識してみましょう。
3.世間で起きていることへの興味が薄い
世間で起きている出来事やニュースなどへの興味が薄いことで、感動が得られにくい可能性も考えられます。自分に直接関係がない内容であっても、世間で起きていることに関心を向けてみると感情を揺さぶられる可能性はあります。
日々のニュースを調べたり、バラエティー番組で紹介されているエピソードから自分との共通点を探したりすることで、感動的なエピソードと出会うきっかけにつながるでしょう。
4.人と会う機会が少ない
人と会う機会が少なく、自分のみで生活が完結していると感動が得られにくい可能性があります。感動的なエピソードに出会うには、人とのコミュニケーションや行動力が必要な場合もあるためです。
まずは、日々の生活のなかで人と関わる機会をもつようにしましょう。たとえば、普段の買い物で店員と軽くコミュニケーションをとったり、友人や家族に電話したりすると人と関わる練習ができます。
「人と関わるのが苦手」「なるべく関わりたくない」と感じている場合は、「『人と関わりたくない』と感じる原因や対応策は?おすすめの仕事も紹介!」で原因と対処法を解説しているので、参考にしてみてください。
どうしても思い浮かばない場合は周りの人に聞こう
どうしても「最近感動したこと」の質問に対する回答が思い浮かばない場合は、周りの人に聞いてみましょう。ほかの人のエピソードに共感できたら、似たような出来事がなかったかを振り返ってみてください。「何に感動したか」「なぜ心を打たれたか」など、詳しく尋ねることで回答のヒントがみつかる可能性があるでしょう。
最近感動したことの回答で自分らしさをアピールしよう
「感動したこと」の質問に上手く答えられると、自分の人柄や価値観を面接官へ効果的に伝えられます。自分にしかない魅力や強みをしっかりとアピールできるよう、下準備をしたうえで面接に臨みましょう。
面接では、最近感動したことのほかにも思わぬ質問をされる可能性があります。「どのような質問をされるのか分からない」「受け答えに自信がない」と悩んでいる人は、就職・転職エージェントを活用してみましょう。
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「最近感動したこと」に関するよくある疑問
ここでは、「最近感動したこと」にまつわる疑問にQ&A形式で回答します。ぜひ、就活や転職活動の参考にしてみてください。
最近感動したことのネタが思い浮かびません…どうすべきですか?
最近感動したことが思い浮かばない場合は、楽しかったことや嬉しかったことを振り返ってみましょう。「楽しい」「うれしい」と感じた出来事を深掘りすると、感動したことが思い浮かぶ場合があります。また、ニュースに目を向けてみるのもおすすめです。知らなかった情報に触れると、「感動した」と思うことがあるでしょう。
就活や転職活動で最近感動したことを聞かれるのはなぜですか?
就活や転職活動で最近感動したことを聞かれるのは、面接官が応募者の人柄や価値観を判断するためです。企業が求める人物像に合った人材を探すため、人柄や価値観が分かるエピソードについて聞かれる場合があります。
また、予想しにくい質問をすることで、応募者の対応力や説明力を測ろうとすることもあるようです。
ES(エントリーシート)に最近感動したことを書くポイントは?
ES(エントリーシート)には、読む人に伝わるよう簡潔かつ具体的なエピソードを書きましょう。空白があると「志望度が低い」と懸念される恐れがあるので、なるべく枠内を埋めることも大切です。完成したら、誤字脱字がないようにチェックしましょう。
ESの書き方は、「ES(エントリーシート)の書き方とは?志望動機や自己PRの例文を紹介」のコラムでご確認ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。