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同期に劣等感を感じるときはどうしたら良い?嫉妬する理由と対処法を解説
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この記事のまとめ
- 同期は、学生時代の友人のような特別な存在であることが多い
- 同期には出世や能力などの面で、劣等感を抱く傾向にある
- 同期には、劣等感以外にも「親近感」「競争意識」「警戒心」などの感情を抱きがち
- 同期とは距離が近い分、肩書きなどのステータスについて気になることが多い傾向にある
- 同期に劣等感を感じた場合は、考えすぎずに少し危機感を抱く程度に留める
- 同期と自分を比べすぎてしまう場合は、比較対象を過去の自分と今の自分にする
- 過去の自分と今の自分、理想の自分を比較することにより将来の目標が明確になる
「同期が優秀で劣等感を感じてしまう」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。社会人になってからの同期は、学生時代の友人のような特別な存在であることが多い傾向にあります。しかし、同期とは距離が近い分、出世や能力面など、さまざまな場面で劣等感を抱くことがあるようです。このコラムでは、同期に劣等感を感じてしまう理由や対処法を解説。また、劣等感以外で同期に抱きがちな感情を紹介しています。
同期は会社の中でも特別な存在
会社には多くの社員がいますが、その中でも同期は特別な存在であるといえます。同期だけでいるときと同期以外の社員もいるときとでは、その場の空気が違うと感じることが多いでしょう。また、同期と話すときは、同期以外の社員と違って、特別な感情を抱くようです。同期と話すときには、どのようなことを感じるのでしょうか。
同期に劣等感を感じるときとは
同期に抱く感情として、まず「劣等感」が挙げられるでしょう。同期とは距離が近い分、劣等感を感じることが多い傾向にあります。では、どのようなときに同期に対して劣等感を感じるのでしょうか。以下で考察していきます。
同期が優秀すぎるとき
同時に入社したはずが、同期だけ一足早く重大なプロジェクトや役割を任されたときに、「差がついた」と焦りや劣等感を感じることがあるようです。また、仕事の覚えが早い同期がまわりに多いと、「同期のレベルが高い」「みんな優秀すぎる」「自分が同期の中で一番できないのでは」と劣等感を感じ、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
同期が先に出世したとき
自分より先に入社した社員が上司であれば劣等感を覚える人は少ないですが、同期が自分より先に出世した場合は、悔しさを感じる人が多いでしょう。ましてや、同期が自分の直属の上司になった場合は、非常に強い劣等感を覚えるのではないでしょうか。それまで仲が良かったとしても、気まずくなってしまうこともあるかもしれません。同じ立場であった者の間に、上下関係ができてしまうので仕方がないともいえます。
出世する人の特徴とは
出世する人には、「常に成長しようとしている」「物事を前向きに捉える」「他人の意見を受け入れる」などの特徴が見られます。また、仕事の向き合い方や心がけている習慣などにも違いがあるようです。「出世する人の特徴は?仕事への向き合い方や習慣についても解説!」では、出世する人の特徴について具体的に考察しているので、あわせて参考にしてみてください同期をちょっぴりうらやましく感じる瞬間
「劣等感」とまではいかなくても、同期に対して少しだけうらやましく感じる瞬間もあるのではないでしょうか。以下では、同期をうらやましく感じる瞬間を考察していきます。
・良い車に乗っている
・良い時計をしている
・仕事の成功話、昇進の話をしているとき
・住宅購入の話をしているとき
・子どもの話をしているとき
同期に対しては、物質的な豊かさや肩書きなどのステータスについて気になる人が多いようです。上記のような場面に遭遇したときに「あのときは同じように生活してたのになぁ」などと、ちょっとだけうらやましくなってしまう人もいるでしょう。
同期に抱きがちな劣等感以外の感情とは
同じ時期に入った同期には、学生時代の友達のような親近感を覚える反面、「負けたくない」といった競争意識や警戒心など、劣等感以外にもさまざまな感情を持つ傾向にあるようです。以下では、同期に対して抱きがちな感情を一つずつ紹介していきます。
親近感
高校や中学などの学校生活においても、全校生徒が一堂に会するときは、自然と同学年の生徒同士で集まる傾向があったはずです。やはりほかの学年の生徒と話すより、緊張することが少なく、話しやすいからでしょう。そこには同学年ならではの親近感があったのではないでしょうか。それと同様に、会社生活においても、同期の間には親近感があることが多いようです。会社では、仕事や人間関係などにおいて悩むことがよくあります。同期の場合、会社生活をスタートした時期が同じなので、悩みに遭遇するタイミングも似ていることが多くあります。たとえば、入社してすぐの頃は職場に馴染めずに悩む人が多く、入社から3ヶ月が経つ頃にはノルマが気になり始める人が出てきます。このように悩みのタイミングが似ているため、お互いのことがよく分かり、親身に相談し合えるのでしょう。
競争意識
同期とは、会社生活を始めたスタートラインが同じであるため、競争相手として意識するケースが多いようです。学生の頃から受験や部活動において、常に同世代とは競争してきたので、無意識のうちに競争意識が働くのかもしれません。自分が成長するためには切磋琢磨できる同期は貴重な存在であるといえます。同期をライバル視して、負けないように励むことによって、業績を伸ばしたり、スキルを習得したりできるからです。
警戒心
入社時に新入社員が集まって新人研修を受けることはよくあります。その後、同じ部署に配属される同期もいますが、異なる部署や支社に配属される同期もいます。異なる部署や支社に配属された同期とは、長い間話す機会がないことも珍しくありません。そのような同期と久しぶりにあったとき、懐かしさを感じると同時に、警戒心を持つ人が多いようです。研修時には同期との間に利害関係はないのが普通ですが、再会時にはそうではない可能性もあります。たとえば、自分は同期の部署から依頼を受けて仕事を行う立場であったり、逆に同期の部署に依頼をする立場であったりするなど、何らかの関連性が生じるケースも。その場合、今後の仕事に影響する可能性があるので警戒心が働きやすくなります。
同期に劣等感を感じたときの対処法
同期が飛び抜けて優秀だと比べることはないかもしれませんが、同じレベルと思っていた同僚が自分よりも先に出世したり成果を出したりすると、少なからず「嫉妬」の感情が生まれるものです。しかし、相手を妬む気持ちは、自己評価を下げることにも繋がります。「優秀な同期と差がついてしまった」「自分が同期の中で一番できないかもしれない」と自分で価値を落としてしまうと、仕事の面で弱気になったり、ふとした瞬間に妬んだ発言をしてしまったりして、実力を発揮できないことも。では、同期に劣等感を感じた場合は、どのように対処したら良いのでしょうか。
自分と他人を比較しすぎないようにする
そもそも自分と他人とでは、置かれている状況や考え方が違います。自分と他人を比較しすぎることは、有益ではありません。そのため、出世が早く、優秀な同僚に対しては同じ仲間として誇らしく思いつつ、「自分も負けていられないな」と少し危機感を持つ程度に留めましょう。上述した「競争意識」を持つことで、仕事のパフォーマンスにも活かせるはずです。
過去の自分と今の自分を比較する
もし、「どうしても比較してしまう」ということであれば、「過去の自分」と「今の自分」「なりたい自分(理想の自分)」を比べるようにしましょう。さらに以下のように比べると、自分の成長度が分かりやすくなります。
・過去の自分と比べて、今の自分は成長しているか
・「なりたい自分」と比べて、今の自分には何が足りないか
・「なりたい自分」に向けて、今の自分がやるべきことは何か
上記のように過去と今、理想の自分とを比較してみると、具体的な将来のビジョンが見えてくることもあります。他人と自分を比べるより、自分なりの目標を設定して、そのための努力をしたほうが建設的といえるでしょう。同期に対する劣等感の対処法については「同期の出世なんて気にしない、理想の比較対象は自分自身」でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
同期に限らず職場では良好な人間関係を築こう
同期だけでなく、職場には、上司や同僚、後輩など、多くの社員が存在します。同期だけにこだわらず、ほかの社員とも良い人間関係を築けるように心がけましょう。自分の今いる環境を大切にすることで、同期のことも気にならなくなるはずです。「後輩への良い接し方とは?人間関係の築き方と指導方法」では、後輩への接し方や指導方法などを具体的に解説しているので、あわせて参考にしてみてください。同期は会社生活において貴重な存在ですが、比較しすぎるのは良くありません。相手のことをうらやましく思ってしまうのは「自分もそうなりたい」と思っている証拠。それなら、充実した働き方ができる職場へ転職を考えてみるのも一つの方法です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。