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職場の嫌いな人と関わりたくない…対処法やしてはいけないこともご紹介
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この記事のまとめ
- 職場の嫌いな人にストレスを感じる場合は、無理に仲良くする必要はない
- 職場に嫌いな人がいると離職の原因にもなり得る
- 職場で「嫌いな人」と思われがちなのは「態度に出やすい」「自己中心的な考え方」の人
- 職場に嫌いな人がいても、無視や悪口などは避けよう
- 職場の嫌いな人とうまく付き合うためには、攻撃するのではなく離れよう
「職場に嫌いな人がいるけど、どのように接したら良いか分からない」と悩む方もいるでしょう。職場に嫌いな人がいる場合、無理に仲良くする必要はありません。このコラムでは、職場の嫌いな人にストレスを感じる場合の対処法やしてはいけない対応について解説。「これ以上関わりたくない」場合の対応もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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職場の嫌いな人にストレスを感じる場合の対処法
職場の嫌いな人と無理に関係を良くする必要はありませんが、全く関わらないのも難しい可能性があります。職場に嫌いな人がいると苦痛やストレスを感じて、仕事に対するモチベーションが低下したり業務に影響が出たりすることも。以下で紹介する内容をヒントに、職場の「苦手」「嫌い」と感じる相手との接し方について考えてみましょう。
職場の嫌いな人にストレスを感じる場合の対処法
- 嫌いな人と一定の距離を保ち必要以上に話さない
- 相手の立場で物事を考えて行動の意図を探る
- 仕事の関係性だと割り切る
- 相手とコミュニケーションを取る
嫌いな人と一定の距離を保ち必要以上に話さない
職場の嫌いな人とは一定の距離を保ち、必要以上に関わりをもたないようにするのがベターです。職場に嫌いな人がいる場合、相手への苦手意識を自分自身でうまくコントロールしないと、仕事をするうえで大きなストレスになりかねません。
「業務以外では話さないようにする」「飲み会やイベント時には席を離してもらう」など、苦手な人から逃げることも、場合によっては必要となる可能性があります。職場の嫌いな人とどのように接したら良いか分からない場合は、一定の距離を保つことで必要以上の関わりを控えてみるのがおすすめです。
相手の立場で物事を考えて行動の意図を探る
職場の嫌いな人の立場で物事を考えることも試してみましょう。たとえば、嫌いな人が高圧的な態度をとってくるときは、「なぜあの人はいつも高圧的な態度なんだろう」と考えてみます。
相手の立場に立って理由を考えると、「家庭で嫌なことがあったのかもしれない」「上司から仕事を早く終わらせろと言われているのかもしれない」など相手の行動の背景が見えてくる場合も。相手のことを考えると、「苦手」「嫌い」という気持ちが落ち着く可能性があるでしょう。
仕事の関係性だと割り切る
職場に嫌いな人がいる場合、「業務上どうしても関わる必要がある相手」という意識をもって接してみるのがおすすめ。「苦手だから関わりたくない」と感じている人とも、業務において関わる機会は出てくるからです。
その場合は、仕事の関係性だと割り切る気持ちが大切。最初は不満を感じていても「仕事だけの付き合い」と自分自身に言い聞かせることで、徐々に苦手な相手との程よい距離感を保てるようになるでしょう。
相手とコミュニケーションを取る
人によっては、職場の嫌いな人とどうしても関わりをもたざるを得ないこともあります。その場合は、あえて積極的にコミュニケーションを取るのも一つの方法です。職場の嫌いな人の知らない一面を知れたり、誤解が解けたりすることもあるでしょう。
しかし、いきなり世間話をするのは難しい可能性もあります。まずは、「おはようございます」「おつかれさまです」と笑顔で挨拶することから始めてみるのがおすすめです。
職場の嫌いな人との関わり方にお悩みの場合は、「嫌いな人がいるときの対処法!苦手と感じる理由や嫌われがちな人の特徴とは」のコラムもあわせてご確認ください。
相手の長所を探したり自分自身に非がないか振り返ったりすることも大切
職場の嫌いな人との接し方を考える前に、相手の良い面を探してみると印象が変わる場合もあるでしょう。過去に相手が「嫌だ」と感じることを自分がしてしまい、関係が悪くなった可能性もあります。「自分自身の発言がきっかけで相手の態度が変化していないか」「相手が不快に感じる行動をとっていないか」などを振り返ってみましょう。
職場に嫌いな人がいると離職の原因にもなり得る
職場に嫌いな人がいると、居心地の悪さや業務への影響などから「仕事を辞めたい」と感じることもあるでしょう。ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、仕事を辞めた理由として「人間関係がうまくいかなかった」が男性は2位、女性は3位となっています。この結果から、正社員として働く人の多くが職場での人間関係に悩んでいることが分かるでしょう。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 1-3. 正社員の仕事を辞めた理由 正社員の仕事を辞めた理由【男女別】(p.8)」
職場で過ごす時間は長く、嫌いな人がいると長期間にわたってストレスを抱えながら働くことになります。そのストレスが積もり、離職につながることは珍しくありません。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
職場で「嫌いな人」と思われがちな特徴
ここでは、職場で「嫌いな人」と思われがちな特徴をまとめました。どのように感じるかは人それぞれですが、一例として参考にしてみてください。
感情がすぐに態度に出る
感情が態度に出やすい場合、職場で「嫌いな人」と思われることがあるようです。たとえば、苦手な仕事を任されたときに不満そうに作業を進めたり、イライラしている様子をあからさまに態度に出したりすることが挙げられます。ネガティブな感情を態度に出していると、周囲の人は気を遣わなければならず、「一緒に働きにくい」と思われる場合もあるでしょう。
自己中心的な考え方をしている
職場で「嫌いな人」と思われがちな特徴として、周囲への配慮が不足している点も挙げられます。相手が話しているにもかかわらず割り込んで話し始めたり、自分がやりたい仕事だけ意欲的に取り組んだりしていると、自己中心的と捉えられる可能性も。また、ミスをした際、非を認めず他者に責任を押し付けるような振る舞いばかりすると、周囲からの信頼を失いかねません。
上述した内容は、仲の良い友人や家族といった気心の知れた関係であれば、不快に感じない場合もあるでしょう。しかし、仕事をするうえでは「行動や言動が社会人として適切か」を考えてみることが大切です。
職場の嫌いな人に対してやってはいけない3つの対応
ここでは職場に嫌いな人がいてもやってはいけない対応を3つ紹介します。嫌いだと感じていても、無視や悪口などの不適切な行動は控えましょう。
職場の嫌いな人に対してやってはいけない対応
- 無視をする
- 悪口を言う
- 上司に告げ口をする
1.無視をする
嫌いだからといって、相手を無視するのは避けましょう。無視をすると業務が円滑に進まず、ほかの人に迷惑を掛ける可能性があるからです。また、無視によって関係が悪化する恐れも考えられます。無理に世間話をする必要はありませんが、挨拶や業務に必要な最低限の連絡は怠らないようにしましょう。
2.悪口を言う
「苦手」「嫌い」だからといって職場で悪口を言うのも、おすすめできません。悪口を言うことで、反対に自分の評判が下がる可能性があります。どれだけ不満が溜まっていても悪口として吐き出さず、職場の嫌いな人のことを考えない時間を作ったり趣味でリフレッシュしたりと、周囲を巻き込まないよう心掛けましょう。
3.上司に告げ口をする
悪口とあわせ、上司に告げ口することも避けるのが無難です。職場の嫌いな人の話を上司にする場合、どうしても主観的になり悪口につながることも考えられます。あくまで業務上でトラブルになっている要因を挙げ、上司にアドバイスを受ける姿勢が大切です。
たとえば、職場の嫌いな人が周囲の批判ばかりして仕事をしない場合は、「業務中の私語が多く、作業が滞ってしまいます。どのように対応したら良いでしょうか」と、仕事が進まないことを前提に相談するのがおすすめです。
職場に嫌いな人がいる場合にやってはいけないことについて、さらに詳しく知りたい方は、「職場に苦手な人がいるときの接し方は?困ったときの対処法をご紹介!」のコラムもチェックしてみてください。
職場の嫌いな人とうまく付き合うために知りたい心構え
職場に嫌いな人がいる場合、ストレスの原因になりやすい傾向があります。そのため、「仕事をする限り自分と合わない人はどこの職場にも一人くらいいる」と考えておくのが有効です。以下で職場の嫌いな人とうまく付き合うために知っておきたい心構えについて解説しています。
「無理だ」と思ったら攻撃するのではなく離れよう
職場の嫌いな人に対して「どうしても合わない」「無理だ」と感じたら、攻撃するのではなく相手から離れるのがおすすめです。
職場に嫌いな人がいると、ついつい誰かに悪口を言ったり攻撃的になったりすることもあるでしょう。しかし、悪口を言うと自分自身に返ってきたり罪悪感を抱いたりする可能性もあるため、距離を置くのが得策です。ただし、職場に嫌いな人が多く、「一緒に働く人が嫌いな人ばかりだ。毎日が辛い」といった場合は、距離を置くだけでなく職場そのものを離れることも選択肢の一つです。
職場の人間関係で悩んでいる人は、「会社の人間関係に疲れたらどうする?職場でストレスを感じるときの対処法」のコラムでも対処法を紹介しているので、あわせてご覧ください。
職場の嫌いな人とこれ以上関わりたくない場合の対応
ここからは、どれだけ試行錯誤しても職場の人間関係が改善しない場合の対処法を紹介します。
「職場の嫌いな人とはこれ以上関わりたくない」という方は、ぜひチェックしてみてください。
職場の嫌いな人とこれ以上関わりたくない場合の対応
- 同僚に相談する
- 異動を申し出る
- 職場の嫌いな人に拒絶反応が出る場合は転職を検討する
同僚に相談する
まずは、仲の良い同僚に相談してみましょう。職場の嫌いな人のどのような行動に困っているかを話すだけでもすっきりしたり、具体的な解決案を提案してもらえたりする可能性があります。ただし、前述したように悪口や批判は避けましょう。「解決策を探している」という姿勢で話を切り出すことが大切です。
異動を申し出る
職場の嫌いな人との関係性が悪化して業務に支障をきたす場合は、人事や総務、上司に相談してみましょう。場合によっては、配属を変えてもらえる可能性があります。しかし、配属を変えてもらうと業務内容を最初から覚え直したり、人間関係を新たに構築する必要があったりと労力が掛かる点に注意が必要です。
職場の嫌いな人に拒絶反応が出る場合は転職を検討する
「職場の嫌いな人とどうしても合わず、拒絶反応が出る」場合は、転職するのも選択肢の一つ。ストレスを抱えたまま働くと業務に支障が出るだけでなく、心身に影響を及ぼす可能性もあるからです。
「周囲に相談しても対処してもらえない」「そもそも会社の性質が合わない」といった場合は、無理に働き続けるのではなく、自分自身に合った社風や環境を探してみると良いでしょう。
自分自身に合った職場を見つけて気持ちよく働きたいと考える人は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントは、求人紹介をはじめとする転職支援を提供する民間サービスのことを指します。一般的な求人サイトには掲載されない非公開求人を紹介してもらえることもあるようです。
1人での転職活動が不安な方は、ぜひハタラクティブにご相談してください。若年層に特化した転職支援を行っているハタラクティブでは、さまざまな選択肢のなかから、キャリアアドバイザーがあなたに合った仕事の提案を行います。履歴書の書き方の指導や面接対策も行っているため、転職活動が初めての人も安心して利用が可能です。登録は無料のため「転職先を探してみよう」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
職場の嫌いな人との関わり方に関するQ&A
ここでは、職場に嫌いな人がいる場合の対処法についてよくある質問を紹介します。
嫌いな人と2人で仕事をする場合はどう過ごしたら良いですか?
職場の嫌いな人とは一定の距離を保ち、必要以上に関わりをもたないようにするのがおすすめです。無理に会話をする必要はありませんが、挨拶や業務に必要な会話は行いましょう。また、職場で嫌いな人と一緒になる機会を減らすために上司に相談したり、ほかの同僚に相談して変わってもらう方法が挙げられます。
上司と嫌いな人が仲良しのため相談できません
自分の上司と嫌いな人の仲が良い場合は、人事担当者や総務担当者に相談するのも一つの手です。ただし、上司に相談するのが一般的なため、まずは客観的な視点で上司に相談するのがおすすめ。職場の嫌いな人を責めるのではなく、「お互いにうまくやっていくためのサポートをお願いしたい」と伝えると、関係性の悪化を避けやすいでしょう。
職場には嫌いな人ばかりなので仕事に行きたくありません
家に帰っても気分が晴れないことが続く場合は、転職を検討するのも有効です。職場の人間関係は働くうえで重要な要素の一つ。そのため、職場が嫌いな人ばかりの場合に「仕事に行きたくない」と感じることは無理もないでしょう。
今、自分が「逃げているかも…」とお悩みの場合は、「仕事から逃げたいと思うのは甘え?会社を辞める3つのタイミングと対処法」のコラムもご覧ください。
「仕事に行きたくない」と感じるほど職場の人間関係に悩んでいる場合は、転職を検討するのも一つの方法です。転職サポートを行うハタラクティブでは、丁寧に悩みや転職先に求めるものをヒアリングしたうえで、アドバイスを行っています。ぜひご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。