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大学中退から受付の正社員になるには?仕事内容や必要なスキルを解説!
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この記事のまとめ
- 受付は来客や電話などの接客と、資料作成や備品管理などの事務作業の仕事を行う
- 未経験歓迎の求人もあるため、大学中退から受付の正社員を目指すことは可能
- 大学中退から受付を目指すなら、基本的なビジネスマナーやパソコンスキルがあると良い
- 受付に向いているのは冷静沈着で人と関わるのが好きな人
- 受付の正社員はチームリーダーや秘書などへのキャリアアップを目指せる
大学中退の方で受付の仕事に就きたいと考える人もいるでしょう。企業の受付は特別な資格がなくても正社員になれる、接客を伴う事務系の職種です。このコラムでは、企業の受付を目指す方のために具体的な仕事内容をご紹介。ほかにも、役立つスキルやどんなタイプの人が向いているか、キャリアプランについて解説しています。大学中退の方で企業の受付として正社員就職を考えている人は、参考にしてください。
受付の仕事内容とは
受付は、エントランスで最初にお客さまをお迎えする「企業の顔」です。企業の受付の正社員には、お客さまを笑顔でおもてなしすることと、書類作成やデータ管理などの事務作業をこなすことが求められます。受付の仕事に就くためには容姿が整っていないと不採用になると思われがちですが、実際には清潔感や見た目への気遣いがあれば十分といえるでしょう。また、受付は以下のような来客の応対のほかに事務仕事を任されることがあります。
来客の応対
受付の主な仕事としてお客さまのお出迎えや取り次ぎ、施設案内が挙げられます。また、荷物を預かるほか、タブレット端末やパソコンを用いた顧客情報の入力・管理なども受付が担当します。
電話やメールの対応
電話やメールの対応も受付の仕事です。受付は「企業の顔」ともいえますが、見た目の印象だけでなく、社会人としての基礎的なスキルがあることも求められます。企業によっては社内や提携先だけでなく、顧客からのお問い合わせに対応することもあるでしょう。
備品管理などの事務作業
応対業務がないときは会議室の予約管理や資料作成、備品管理などの事務作業を行います。宅配の受け取りや発送依頼、社員のスケジュール管理なども求められるため、受付の業務は接客と事務の両方をこなさなければなりません。
さらに詳しく企業の受付の仕事について知りたい方は、「就活アドバイザーが教える!秘書・受付のお仕事」もあわせて確認してみてください。
大学中退から受付の正社員になるためには
受付の求人の中には未経験歓迎のものも多くあり、大学中退の方も受付の仕事に就くことは可能です。しかし、企業の受付の正社員は接客と事務の両方を担当するため、さまざまなスキルを身につけておく必要があります。スキルを身につけておくと、大学中退の方も就活でのアピールポイントになるでしょう。具体的には、実践で活かせる以下のようなスキルがあれば内定獲得に一歩近づけます。
ビジネスマナー
社会人には、正しい言葉遣いや身だしなみなどのビジネスマナーが欠かせません。受付は「企業の顔」なので、取引先の社員や配達員などさまざまな人に見られる機会が多く、より一層ビジネスマナーを求められます。働きながら習得できる部分もありますが、企業の受付の正社員へ応募する前にビジネス書を読んだり、ビジネスマナー検定を受けたりして事前に学習しておくのがおすすめです。
パソコンスキル
受付は事務作業も行うため、パソコンの基本操作をはじめとしたWordやExcelのスキルが身についていれば、選考で有利に働く可能性があります。実力を証明するために、「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」や「Word(文書処理技能検定試験)」などの資格を取得するのも良いでしょう。
臨機応変な対応力
正社員の受付として働くうえで、臨機応変な対応力を求められる場面は多々あります。受付業務では急な来客対応や、スケジュール変更といったトラブルはつきもの。そのため、受付には状況に応じて冷静で的確な指示を出したり、周囲のスタッフと協力したりして迅速に対応する力が必要です。
コミュニケーション能力
受付は「企業の顔」なので、印象を損なわないために適切なコミュニケーションを取る必要があります。お客さまと接する時間は限られているため、短時間で好印象を与えるためにはコミュニケーション能力が欠かせません。コミュニケーション能力は一朝一夕で身につくものではないので、日頃から相手の気持ちを考えた気配りを心掛けましょう。
企業の受付の正社員になるためには上記のようなスキルがあると有利ですが、未経験で資格やスキルがない方も就職を目指すことは可能です。大学中退の方や高卒者も企業の受付を目指せますので、詳しく知りたい方は「高卒から受付の正社員に就職するには?詳しい業務内容を確認しよう」を併せてチェックしてみてください。
受付の正社員に向いているタイプとは?
企業の受付の仕事は、接客と事務のどちらの業務も行います。どのようなタイプの人が適性が高いといえるでしょうか。ここでは企業の受付に向いていると考えられる資質をご紹介しますので、正社員として就職を目指している方は参考にしてください。
冷静沈着
企業の受付では、冷静沈着に対応できる人は重宝されるでしょう。スケジュールの急な変更や予定にない来客の対応などイレギュラーな出来事が起きたとき、冷静な対応ができる人は、受付の素質があるといえます。
口が固い
企業の受付の正社員という立場上、社外秘として扱われる業務を任されることもあるでしょう。お客さまの個人情報を管理するのも仕事の一つなので、口が固い方は受付に向いているといえます。
人と関わるのが好き
企業の受付の仕事は、人と関わるのが好きな方に向いている仕事といえます。企業規模や事業規模によっては多くの人と関われるので、コミュニケーション能力に自信がある人や接客が好きな方におすすめです。
受付を経験したあとのキャリアアップ
企業の受付に正社員で就職したのち、どのようなキャリアアップが望めるか知りたい方も多いでしょう。将来を見据えて、受付の経験を活かせる道を考えてみることも大切です。
チームリーダーを目指す
企業の受付は1つのチームで働くのが一般的です。そのため、チームをまとめるリーダーや受付全体の指揮を執るプロジェクトマネージャーが存在します。受付業務で経験を積み、管理職へのキャリアアップを目指すことも可能です。
秘書に転職する
受付業務で培った経験やスキルは、秘書の仕事に通じる部分があるため、転職するケースも少なくありません。秘書への転職を目指す場合は、「秘書検定」の資格を取得するのがおすすめです。秘書の仕事は、ビジネスマナーやお客さまへの高い対応スキルが求められるため、しっかり経験を積んでキャリアアップを目指しましょう。
ビジネスマナーの講師になる
企業の受付は接客やビジネスマナーを高められる仕事です。正社員で企業の受付として働いた経験を活かして、研修講師やマナー講師になる道も考えられます。正しいビジネスマナーを理解することで、その道のプロになることも可能です。
企業の受付の将来性については「受付の仕事内容とは?向いている人や未経験から就職するポイントを解説」でも紹介しているので、正社員就職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。