大学中退したらキャリアはどうなる?就活の方法などを詳しく解説!

大学中退したらキャリアはどうなる?就活の方法などを詳しく解説!の画像

この記事のまとめ

  • 大学中退者の半数以上は正社員としてキャリアをスタートしている
  • 大学中退後に非正規雇用からキャリア形成するのも選択肢の一つ
  • 大学中退だと最終学歴が高卒で給与が低いことからキャリア形成が難しい場合もある
  • 大学中退後のキャリア形成には学歴や年齢を問わないIT系の職種や営業職がおすすめ

「大学中退したらキャリアはどうなるの?」「大学中退しても就職してキャリア形成することは可能なの?」などの疑問や不安を抱えながら、なかなか就活に踏み切れない方もたくさんいるのではないでしょうか。
このコラムでは、正社員になってキャリアアップを図りたい人のために、大学中退後のキャリア形成の方法やおすすめの職業、就活のポイントなどを詳しく解説。ぜひご覧ください。

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

大学中退後のキャリア形成事情

まずは、大学中退後のキャリア形成事情について、「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.23)」を参考に就職状況を解説していきます。以下は初職の就業形態に関する調査結果です。

図表1-8 学歴別 初職就業形態(2012年調査)の画像

引用元:労働政策研究・研修機構(JILPT)「大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.23)

上記の通り、大学中退者の初職の雇用形態でもっとも多いのは正規での職員・従業員(55.2%)であり、全体の半数は正社員として就職していると分かります。逆を言えば、残りの半数の方は非正規雇用から働き始めるということ。
以下より正社員以外で大学中退後にキャリアをスタートさせる選択肢について紹介します。

参照元
労働政策研究・研修機構(JILPT)
大学等中退者の就労と意識に関する研究(p.23)

個人事業主

企業などに就職することなくキャリアを積む方法の一つに、個人事業主になるという選択肢が挙げられます。組織には所属せずに業務委託契約を交わして好きな仕事を請け負う「フリーランス」と呼ばれる働き方や、ショップ立ち上げたり会社を起業するなど、自分の裁量で仕事を進められるのが特徴です。ただし、個人事業主という選択肢をした場合は、収入が0になってしまう可能性や事業で大きな負債を抱えてしまうリスクがあることも覚えておきましょう

契約社員

契約社員は、あらかじめ決められた期間だけ組織に属して働く雇用形態です。この場合、契約期間を迎えた時点で契約を更新する、あるいは満了として退職するかを選択するのが一般的な流れです。ただし、「無期転換ルール」を利用することにより、有期雇用者でも期限を設けない無期労働契約に転換することができます。まずは契約社員として就職し、スキルや経験を積みながらキャリア形成していくのも一つの手でしょう。

派遣社員

派遣社員は派遣会社に所属して、決められた期間だけ配属先の会社などで働くスタイル。いろいろな会社で経験を積める点では、今後のキャリア形成に役立つ可能性もあります。

紹介予定派遣は派遣会社に所属し、派遣社員として一定の契約期間が満了となった際に、企業と人材の間で合意にいたれば、正社員として雇用されるシステムです。正社員として雇用されれば、それまで派遣社員として培ってきた経験をその後に活かせるのがメリット。職場環境も継続できるので、派遣社員から正社員への転換を目指している方にはおすすめです。

アルバイト

アルバイトは自由にさまざまな仕事に就き多くの経験を積むことができるメリットがあります。また、正社員雇用制度を設けている会社であれば、アルバイトから正社員を目指すことも可能です。正社員になるためには試験や面接、あるいは上司からの推薦などが必要な場合もあります。企業によってその基準は異なりますが、アルバイトから正社員になった場合、バイト時代に得た経験やスキルを活かしながらキャリア形成していけるでしょう。

大学中退後にアルバイトをしていたけど、やはり正社員になりたいと思っている方はたくさんいると思います。そんな方々におすすめなのがこちらのコラムです。「大学中退後の就職方法とは?フリーターではなく正社員へ」じっくり読んでこれからの人生に役立ててください。

大学中退者のキャリアの考え方

まずはキャリアをスタートさせることを目標に、自分に合う就職先を探すことから始めましょう。このとき重要なのは、3年後、5年後、10年後にどうなっていたいかを想像すること。身につけたいスキル、活躍したいポジションなどを具体的にイメージすることで、理想とするキャリア形成に近づきます。

大学中退者が就職先を選ぶときの注意点

大学中退者が就職先を選ぶときに最も注意しなくてはいけないことは、「焦りは禁物」ということです。早く正社員になりたいという気持ちが先走り、焦りからくる妥協をしてしまい、適性に合わない会社に就職してしまうのは応募者にとっても会社にとってもメリットがありません。
興味のある業界を見つけたら、まずは業界研究を進めましょう。業界研究の具体的な進め方については「業界研究のやり方や目的を解説!就職活動に活かすためのポイントも紹介」で詳しく解説しています。業界研究を行う目的やメリットについても触れているので、就職先選びの参考にしてください。

大学中退者のキャリア形成が難しいとされる3つの理由

ここでは大学中退後のキャリア形成が難しいといわれる理由を3つ紹介します。

1.継続力がないと判断されやすい

大学中退という事実は「継続力がない」と判断されてしまう場合もあります。学業を継続する力なかったと捉えられてしまい、何か嫌なことがあれば仕事も途中で投げ出すのでは?という疑念を持たれる可能性があると覚えておきましょう。

2.最終学歴が高卒になる

大学中退者の最終学歴は高卒となります。企業によっては応募条件に大学卒業を必須としている場合もあるため、興味を持った企業に応募できない可能性もあるでしょう。

3.給与が低くなる

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況(学歴別)」の結果によると大卒の男性は賃金平均39万1千円。一方、高卒の男性の場合は29万5千円が平均です。女性の場合も同様に、大卒28万8千円に対して高卒は21万8千円となっており、大卒と高卒で大きな開きがあると分かります。

男性の場合

第3図 学歴、性、年齢階級別賃金 男性の場合の画像

女性の場合

第3図 学歴、性、年齢階級別賃金 女性の場合の画像

引用元:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況(学歴別)

上の図の通り、年齢を重ねても大卒者と高卒者の給与差は埋まりません。こういった点から、大学中退者はキャリア形成が難しいと判断されてしまうこともあるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況

大学中退者が効率よく就職するための4つのポイント

大学中退者が就職を実現に導くためのポイントを4つ紹介します。

1.資格を取得する

応募先の職種や業種で役立つ資格を取得することは、スキルや知識の証明になるので就活で評価される可能性が高いです。就職するまでに間に合わなくても、資格取得に向けて勉強していることを伝えられれば、選考で好印象を与えられるでしょう。

2.大学中退の理由を前向きに伝える

大学を中退している場合は、面接でで中退理由を聞かれることがほとんど。このときに、いかにポジティブに理由を伝えられるかがとても重要なポイントです。体調や家庭の事情、経済的な理由などやむを得ない場合を除き、大きな理由も目的もなく辞めた方は特に伝え方が大切です。これまでの振り返りと反省をふまえて、どのように今後に活かそうと考えているのかを話しましょう。

3.学歴不問の求人に絞って応募する

高卒扱いとなる大学中退は、中途採用枠でのエントリーになることはすでに伝えましたが、その中でも学歴不問の求人に絞って応募することも、効率良く就職先を探すポイントです。
中途採用は新卒とは異なり即戦力を求める企業が多く、学歴不問として求人を出している企業も少なくありません。アルバイト経験がある方で、そこでのキャリアを活かせる仕事があれば、採用に有利に働く可能性が高いです。

大学中退者がキャリア形成しやすい3つの職業

大学中退者がキャリア形成していくのにおすすめなのは、今後の伸びしろに期待が高まってい「IT系の職種」、働きながらスキルが身につく「営業職」、安定したキャリアを築ける「公務員」の3つです。以下よりチェックしていきましょう。

1.IT系の職種

日々進化と飛躍を遂げているIT業界では、人材の流動性も多いため、正社員になりやすい仕事といえます。また、活躍するシステムエンジニアやプログラマーといったIT系の職種は、年齢や学歴よりも実力が評価される傾向にあるので、大学中退者でこれからキャリアを積み上げていきたい方には向いているでしょう。
新しいものを取り扱うIT業界では、仕事を通してスキルを身につけられる可能性も高いことから、将来的にキャリアアップをして転職を考えている方にもおすすめです。

2.営業職

営業職は、業界やサービスを特定することなく多くの会社に存在する職種。売上や契約数など、具体的に数字で見える成果が評価につながる仕事なので、実力勝負で取り組めるのがメリットです。
ただし、営業職は基本給にインセンティブがつくケースも多い一方で、結果を出せないと焦りを感じたり責任感が負担になったりといったリスクもあります。自分の適性を鑑みたうえで応募を検討しましょう。

3.公務員

大学中退者の場合は高卒枠で公務員試験に応募できます。職種や地方公務員か国家公務員かによって詳細な応募条件は異なりますが、安定したキャリアを築きたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

そのほか、大学を中退してしまったけど、長く勤務できる就職先を探している方には、大学中退者におすすめの業界などを紹介しているコラム「大学中退の方におすすめの業界と求人」もご一読ください。また、「大学中退者が求人を探すポイントは?就職サイトに載ってる?就活のコツ!」では大学中退者に向けて求人を探す際のポイントを紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。

大学中退のキャリア形成にエージェントを活用しよう

大学中退をして就活やキャリア形成に行き詰まっている方は、転職エージェントを活用するのもおすすめの方法です。ハローワークに相談し、自分に合う仕事やキャリア形成に役立つ職業訓練などを受けるというやり方もありますが、転職エージェントにはハローワークでは紹介してもらえない好条件の求人が多数用意されています。

20代、30代の若年層を中心に就活の支援を行っているハタラクティブでは、履歴書や職務経歴書の添削から模擬面接まで、幅広いサポートを実施しています。
アドバイザーとのマンツーマンのカウンセリングを通して、そのようにキャリア形成をしていきたいのか、一緒に考えていきましょう。すべてのサービスは無料でご利用いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事に関連するタグ