大学を辞めたあとの選択肢は?後悔しない人生を送るために考えること

大学を辞めたあとの選択肢は?後悔しない人生を送るために考えることの画像

この記事のまとめ

  • 大学を辞めたあとの人生には、学校への編入や就職などの選択肢がある
  • 大学を辞めたあとに就活する場合、最終学歴や辞めた理由の伝え方に注意しよう
  • 辞める前に大学中退後の人生プランを考え、必要に応じて周りの人にも相談しよう
  • 大学を辞めたあとに正社員を目指すなら、早めに就活を始めよう
  • 大学を辞めたあとの就活に不安がある場合は、就職エージェントに相談するのもおすすめ

大学を辞めたあとの選択肢が分からず、この先の人生をどうすべきか迷っている人もいるでしょう。大学を辞めたあとの人生を後悔なく送るには、選択肢を知り、計画を立てたうえで行動することが大切です。このコラムでは大学中退後の進路のほか、大学を辞めたあとに正社員就職を目指す際のポイントなどをご紹介します。「大学中退を考えている」「大学を辞めたあとの人生について悩んでいる」という方は、ぜひご一読ください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

大学を辞めたあとの6つの選択肢

大学を辞めたあとの6つの選択肢の画像

大学中退後の選択肢は辞める理由によって変わりますが、別の大学への進学や就職が例として挙げられます。

1.別の大学や専門学校に入学する

ミスマッチを理由に中退する場合、大学を辞めたあとにほかの大学に編入したり専門学校に入学したりする選択肢があります。自分の学びたいことが明確であれば、大学中退後の人生にもう一度学生生活をスタートするのも選択肢の一つ。学校を選ぶ際は、ミスマッチを繰り返さないよう情報収集を念入りに行いましょう。

2.フリーターとして働く

大学を辞めたあとの選択肢で、フリーターとしてアルバイトで生活する人もいます。フリーターは、時間の融通が利きやすいのがメリット。最低限の生活費を確保しつつ、将来についてじっくり考えたい人に合う選択肢といえます。
ただし、キャリアの観点から見ると、企業や職種によってはフリーター歴が長引くほど就職が不利になる可能性も。将来的に就職を考えているなら、フリーターとして働く期間を「半年間だけ」「△△円貯まるまで」と明確に決めておくのが賢明です。

3.正社員として働く

大学を辞めたあと、すぐに就職活動を始めて正社員として働く人もいます。正社員はフリーターとは異なり、無期雇用契約です。雇用が安定しているほか、昇給やボーナスのチャンスがある、研修制度でスキルアップを図りやすいといったメリットがあります。また、一定の収入が保障されているため、社会的信用度が高くクレジットカードやローンの審査が通りやすいという面も。大学中退後の人生で安定した生活を送りたいという方は、フリーターよりも正社員の方がおすすめです。

就活の仕方がわからない方へ

大学を辞めたあと就活をするにも、「まずは何から始めたらいいか分からない..」という方は、就職エージェントに相談してみると良いでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは大学中退の方や就業経験がない方の就職サポート実績があります。まずはお気軽にご相談下さい。

4.資格を取得する

大学を辞めたあとの時間は、資格取得の勉強にあてるのも一つの手です。資格を取得するなら、将来やりたいことに役立ち、難易度が低すぎないものを選びましょう。大学中退後の人生で自分が目指す進路とかけ離れた資格や、あまりに難易度が低い資格だと、就職活動でかえって評価を落とす可能性があります。パソコンを使用する事務職ならMOS、経理事務を目指すなら簿記2級以上など、自分の希望する仕事に合わせて資格を選びましょう。
就活に役立つおすすめの資格が知りたい方は、「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説します!」のコラムもあわせてご覧ください。

5.公務員試験を受ける

大学を辞めたあとも、公務員試験を受けられます。公務員試験には高卒程度、大卒程度といった試験区分がありますが、学歴ではなく難易度を表しているため、年齢などの受験資格を満たしていればどちらも受けることが可能です。
公務員試験に合格するには、入念な対策が必要。試験の種類にもよりますが、合格に必要な勉強時間は1000時間前後ともいわれています。年齢制限は自治体によって異なりますが、25~30歳を上限としていることが多いため、大学中退後の人生で公務員を目指すなら、できるだけ早めに試験勉強を始めましょう。

6.起業する

大学を辞めたあとの選択肢には、起業するケースもあります。起業はハードルが高いと感じる人もいると考えられますが、現在は資金援助を募れるクラウドファンディングや格安で借りられるコワーキングスペースなど、起業時に役立つサービスが多く存在。ただし、起業後に必ずしも事業が成功するとは限りません。起業は少なからずリスクを伴うので、一時的な感情から始めるのではなく、十分に検討・計画したうえで行動に移しましょう。

未経験OK多数!求人を見てみる

大学を辞める5つの理由

独立行政法人労働政策研究・研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究」(2015年)によると、大学を辞める理由には学業不振や経済的困難、進路変更、病気・ケガ、人間関係などがあるようです。
以下のグラフをもとに詳しく解説します。

大学を辞める5つの理由の画像

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「調査シリーズNo.138 大学等中退者の就労と意識に関する研究(図表2-10 最も重要な中退理由)(p74)

1.単位を落としてしまった

大学中退理由で最も多いのが「学業不振・無関心」で、全体の42.9%です。「授業のレベルが高くてついていけない」「授業がつまらず、意欲的に取り組めない」といった状況が例として挙げられます。「入りたい大学」ではなく「入れる大学」を選んで進学した結果、授業に興味を持てなかったという人もいるでしょう。なかには、サークル活動やアルバイトに熱中して、学業が疎かになってしまった人も。結果的に単位を落として進級できず、退学を選択するようです。

2.経済的に厳しく学費を払えない

「学業不振・無関心」の次に多い中退理由が「家庭・経済的理由」で、全体の19.3%です。家庭環境の変化や両親の仕事の影響で学費を納めるのが難しくなり、退学せざるを得ない学生もいます。

3.進路を変更した

15.1%の人は「進路変更」を理由に大学を中退しています。ほかに学びたいことができ、別の大学や専門学校に入学したり、海外留学をしたりするようです。なかには、大学在学中に就職したい気持ちが強くなり、中退する人もいます。

4.病気やケガで大学に通えなくなった

病気やケガのために大学中退を選んだ学生は全体の10.9%です。「病気による長期入院」「持病の悪化」「ケガをして通えなくなった」などの理由で中退を選択しています。

5.大学の環境が合わない

全体の10%は「人間関係・大学生活不適応」という理由で大学を中退しています。大学生活が入学前に抱いていたイメージと違ったり、人間関係がうまくいかなかったりすると、大学へ通うのが辛くなり休みがちに。そのまま大学へ通うのが億劫になり、中退を選ぶ学生もいるようです。

大学中退の理由ランキング!面接や履歴書での伝え方・書き方も紹介」のコラムでは、履歴書への中退理由の書き方や面接で辞めた理由を聞かれた際のケース別の回答例をご紹介しています。大学中退後の人生をスムーズに進めるために、ぜひチェックしてみてください。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
調査シリーズNo.138 大学等中退者の就労と意識に関する研究

就活における大学中退者と大卒の3つの違い

大学中退者と大卒者は、最終学歴や内定獲得の難易度のほか、就職後の給料が異なります。大学中退後の人生に影響があるので、それぞれの違いを把握しておきましょう。

1.最終学歴

大卒者の最終学歴は大卒で、大学中退者は高卒です。求人の募集要項では、学歴欄に「大卒以上」と明記する企業が多くあります。大学中退者が就職活動する際、希望する企業の応募条件に「大卒以上」とあればチャレンジできません。大学を辞めたあとの人生では、大卒者に比べて就職先の選択肢が少なくなる点に注意が必要です。

2.就職活動

大学卒業時に就活する新卒者に比べて、大学中退者の就職活動は難しいといわれています。大学中退者は、「なぜ大学を辞めたのか」という面接時の質問をクリアしなければなりません。大学中退の理由を聞かれた際、うまく説明できなかったりごまかしたりすると、「計画性がない」「継続力がない」とマイナスイメージを持たれる可能性があります。

3.給料

大学中退者と大卒者では、初任給にも差が生じます。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」によると、高卒の平均初任給は約16万7000円。一方、大卒の平均初任給は約21万円で、約4万円の差があります。初任給は入社する企業によって異なりますが、一般的に大卒者の方が高いと考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

大学中退を考えた際にやるべき3つのこと

大学中退を検討する際は、「リスクを理解する」「家族に相談する」「大学を辞めたあとの人生を考える」の3つを行いましょう。

1.大学中退のリスクを理解する

大学を辞める選択肢が頭に浮かび始めたとき、考えておきたいのが中退のリスクです。社会的信用や新卒採用枠の獲得など、大学生を続けることのメリットは多いため、本当にそれを投げ出してまで中退するべきなのか、じっくり検討を重ねた方が良いでしょう。

2.中退の手続きをする前に家族に相談する

大学中退を決断するうえで避けては通れないステップが、家族への相談です。「反対されるのではないか」「自分の目標を否定されるのではないか」という不安から、中退の話を切り出しにくい人もいるでしょう。しかし、中退手続きの際は、学校側が親に退学について確認したり、書類への署名を求めたりするのが一般的です。最終的には学生本人の意思が尊重されますが、事前の親への相談は必須と考えておいた方が良いでしょう。親に通知せずに退学手続きできる場合であっても、「家族と良好な関係を続けたい」「トラブルを避けたい」と思うのであれば、きちんと話し合うのが無難です。
家族に相談すれば、大学中退以外の選択肢に行き着く可能性もあります。自分では気付かなかった視点でアドバイスをもらえる場合があるので、中退について親に相談するのが賢明です。

3.大学中退後の人生で何をするのか明確にする

大学を辞めたあとは、どのような選択をしても一定のお金が必要です。他大学への編入費用や専門学校の学費、資格取得費用、一人暮らしの生活費用というように、アルバイトでまかなえるものから、家族に相談しないと難しいものまであります。大学を辞めたあとの人生プランを決めておかないと、経済的な面で悩むことになるでしょう。
アルバイトでまかなえるなら、算出した金額から必要なアルバイト期間を考え、仕事探しの条件に含めます。大学を辞めたあとの人生を具体的にイメージしておけばトラブルを回避しやすくなるので、しっかり計画を練りましょう。

奨学金の手続きを忘れずに

奨学金制度を利用している方は、大学を辞めたあとに停止措置を忘れずに済ませましょう。また、貸与型の奨学金制度を利用している場合、貸与停止月の翌月から7ヶ月後に返済がスタートするので、注意が必要です。状況に応じて返済猶予措置を利用できるよう、奨学金を借りた機関に相談してみましょう。

大学中退の手続きの流れ

一般的な大学中退手続きの流れは、学務課に退学の旨を伝える→書類を提出する→面談で退学理由を話す→承認印がある退学届を提出する→退学許可通知書が届くです。大学を辞めたあとの人生だけでなく、辞める前の流れも把握しておきましょう。

1.大学に退学したい旨を伝えて必要書類をもらう

「学務課」「教務課」といった大学の窓口に退学したい旨を伝え、退学届、意見書などの必要書類をもらいましょう。

2.必要書類を記入した後、窓口へ提出する

退学届、意見書などの書類に必要事項を記入します。退学届の記入項目は氏名や年齢、住所、電話番号、親の署名、退学理由などです。退学理由は学校側が判断しやすいよう詳細に書くのが望ましいですが、「一身上の都合」でも問題ありません。記入が終わったら捺印をして提出しましょう。

3.面談で退学理由を詳しく話し、承認してもらう

大学によっては担当教員や学部長との面談を実施する場合があり、退学理由を詳しく聞かれることがあります。窓口でもらう意見書は面談内容をまとめる書類なので、面談の最初に担当教員に渡しましょう。

4.承認印が入った書類と学生証を窓口に提出する

面談で退学が承認され、書類に承認印が押されたら、退学届や意見書を学務課などの担当窓口へ提出します。学生証は、退学届を出すタイミングで返却することが多いようです。

5.2週間~1ヶ月後、退学許可通知書が届く

大学によって異なりますが、2週間~1ヶ月後を目安に退学許可通知書が届きます。

上記の退学手続きの流れは、あくまで一例です。手続きに必要な書類や要する期間は大学によって異なるので、実際の流れは大学の窓口に問い合わせましょう。

納めた授業料は基本的に返還されないので注意

大学によって状況は異なりますが、1年間の授業料をすでに納めている場合は大学を辞めたあとも返還されません。前期・後期で支払いが分かれているときも同様です。

大学を辞めたあとに正社員を目指せる?

大学中退者も、十分に選考対策すれば正社員を目指せます。大学を辞めたあとの人生で正社員を目指す場合、「大学中退」という経歴が企業側にマイナスな印象を与えることを不安に思う方もいるでしょう。大卒を応募条件にする企業が多いのは確かですが、すべての企業に当てはまるわけではありません。
若手を対象にした中途採用の場合は、学歴よりも意欲や将来性などのポテンシャル要素を重視していることが多いため、大学を辞めた方にもチャンスは十分にあります。

徹底した業界研究で視野の広い仕事探しをする

大学を辞めたあとに正社員を目指すなら、業界研究で中途採用に力を入れている業界を見極めることも大切です。一例を挙げると、ITや建設、介護などの業界では、事業領域の拡大やニーズの高まりにより若い年代を積極的に採用する傾向が強いといわれています。自分の興味のある分野や強みを活かせる業界から探すと求人の幅が広がり、内定の可能性も高まるでしょう。先入観にとらわれず、広い視野で仕事を探すのが就活のポイントです。

自己分析を丁寧に行う

就活のベースとなる自己分析も重要な要素となります。学生時代の経験を振り返り、印象的なエピソードを洗い出しましょう。エピソードの中から自分の強みを拾い出しておくと、履歴書作成や求人探しのときに役立ちます。自分の強みや適性を理解したうえで仕事を探すとミスマッチも起きにくいため、徹底的に行いましょう。「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」のコラムでは、自己分析の目的ややり方、注意点などをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

大学を辞めた理由について面接で聞かれたときの対処法

大学を辞めた理由を聞かれた際は、「正直に話す」「反省点を述べる」「入社後の抱負を明確に伝える」の3つがポイントです。

1.大学を辞めた理由は正直に伝える

どのような中退理由であっても、面接では正直に伝えることが大切です。印象を良くしたいからと嘘の理由を伝えても、相手は採用のプロなので、深掘りされたときに嘘を見抜かれる可能性が高いでしょう。嘘だと気付かれた場合、採用担当者に悪印象を与えてしまいます。

2.反省点を述べる

「経済的に厳しかった」「大学に行く意味を見出だせなかった」「単位が不足して留年が確定した」など大学を辞めた理由はさまざまですが、自分に非がある場合は、反省の気持ちも一緒に伝えるのがベターです。単に理由を述べるのではなく、反省点と今後に活かしたいことを伝えると、前向きな印象につながります。

3.入社後の抱負を明確に伝える

企業研究を十分に行ったうえで、大学を辞めたあとの人生における経験や反省点のほか、自分の強みを活かしてどのように貢献したいのかを伝えましょう。ビジョンを具体的に伝えれば、入社後に活躍する姿をイメージしてもらいやすくなります。

大学を辞めた理由は深掘りされる?

「なぜ大学中退を選んだのですか?」とシンプルに理由を聞かれることもあれば、「現在、大学を辞めたことについてどのように感じていますか?」「大学中退という経験から何を学びましたか?」と深掘りされる場合もあります。回答をまとめる際は、面接官の立場に立って納得できる内容にしましょう。「大学中退理由はどう伝える?嘘はNG?履歴書や面接での説明方法を紹介」では、大学の中退理由を伝える際のポイントを解説しています。大学を辞めたあとの人生を就活にあてようと考えている方は、ぜひチェックしてください。

大学を辞めたあとの人生を成功させるには第三者に相談

大学を辞めたあとの人生をどう歩むべきか悩んでいる人は、家族や友達などに相談し、アドバイスをもらいましょう。悩みを一人で抱え込むのではなく第三者に相談すれば、自分だけでは思い浮かばなかった選択肢や解決策を知れる可能性があります。
大学を辞めたあとに正社員就職を目指すのであれば、ハローワークや民間企業が運営する就職エージェントに相談するのも一つの手です。求人サイトで検索・応募して一人で就活を進める方法もありますが、ハローワークや就職エージェントを利用すれば、担当者に直接質問したりアドバイスをもらったりできて不安を解消できるでしょう。

「大学中退者なので就職できるか不安」「大学を辞めたあとの就活は何から始めたら良いのか分からない」という方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代に特化した就職・転職エージェントです。大学中退者をはじめ、フリーターや既卒、第二新卒などの若年層を対象に、希望や経験に合う求人をご紹介しています。人柄を重視する未経験OKの求人を多数ご用意し、具体的な仕事内容や職場の雰囲気を知ったうえで応募できるのが特長です。当サービスでは、経験豊富なアドバイザーがマンツーマン体制で面接対策や応募書類の添削を実施。「自分に合う仕事が知りたい」「自己分析の方法が分からない」といった相談にも親身に対応します。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。

大学を辞めたあとの人生に関するお悩みQ&A 

大学を辞めたあとの人生で想定されるお悩みをQ&A形式でご紹介します。疑問解消にお役立てください。

大学を辞めたあとの最終学歴はどうなるの?

大学を中退した場合、最終学歴は「高校卒業」となります。中退した教育機関は最終学歴にカウントされないので注意しましょう。最終学歴に関する詳しい説明は「最終学歴が中退の場合は履歴書にどう書く?学歴別に書き方を紹介します!」をご確認ください。

履歴書に「大学中退」って書かないとダメ?

中退の事実を意図的に隠す行為は「学歴詐称」にあたります。発覚した時点で採用取り消しや懲戒解雇などの処分がなされるケースもありますので、履歴書には中退の事実を正直に記載しましょう。「中退歴は履歴書に書く?学歴詐称による影響と書き方の工夫」では、履歴書を書く際のポイントを詳しく解説しています。就職活動で不利にならない中退理由の伝え方も掲載しているので、参考にしてください。

大学を辞めたあとに別の大学を再受験できますか?

別の大学への再受験は可能です。今の大学に在籍したまま再受験しようと考えている人は、中退や進学の手続きがスムーズに進むよう、スケジュール調整や提出書類の準備なども含めて計画を立てておきましょう。再受験時の注意点や、試験を受けるまでの流れに関しては、「大学中退者が編入する方法や条件を解説!大卒の経歴を得て就職を目指そう」で詳しく説明しています。

大学を辞めたことを後悔しています…

まずは「大学を中退した」という事実としっかり向き合ってから、改めて大学を辞めたあとの人生について考えてみましょう。自己分析をして、将来の夢ややりたいことの棚卸しをするのもおすすめです。「大学を中退したら正社員になれないのでは」という理由で後悔することもあるでしょう。しかし「大学中退は後悔する?ポジティブな捉え方や就職への影響を紹介」でも触れているように、中退理由の説明ができるなら、そこまで心配しなくても大丈夫。落ち着いて就活対策を始めましょう。

大学を辞めたあとも就職できますか?

このコラムの「大学を辞めたあとに正社員を目指せる?」や「大学中退者は新卒扱いになる?就活が厳しいといわれる理由と成功のポイント」でも解説しているように、大卒を条件としている企業の求人に応募できない分、不利であることは確かです。しかし、アプローチ次第で正社員の道は開けます。就活のコツがわからない場合は、就活アドバイザーに相談するのも有効な手段です。若年層に特化した就職エージェントのハタラクティブにぜひご相談ください。

この記事に関連するタグ