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高卒から受付の正社員に就職するには?詳しい業務内容を確認しよう
この記事のまとめ
- 受付の仕事は基本的に資格やスキルが必要なく、未経験から就職できる
- 主な受付業務は接客や電話対応、パソコンを用いた事務業務など
- 受付の種類は企業や病院、エステサロンなど多岐にわたる
- 受付での就職に向いている人は笑顔で接客ができ、ビジネスマナーが身についている人など
- 受付は正社員での就職が難しいため、契約社員や派遣社員から正社員登用を目指そう
あなたにおすすめ!
高卒の方のなかには、受付の正社員として就職したいと思う人もいるでしょう。受付の仕事は、基本的に特別な資格やスキルがなくても挑戦できるのが特徴です。主な業務は接客や電話対応などですが、企業や病院、エステサロンなど、勤務先によって異なります。
このコラムでは、受付の業務内容や就職方法を詳しくご紹介。就活中の高卒の方が抱く、受付の仕事についての疑問を解決する内容となっております。ぜひご一読ください。
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受付とは?
受付とは、企業や病院、ジム、エステサロンなどの施設で訪問客をもてなし、ニーズに合わせて対応していく仕事です。業務内容は接客や電話対応、パソコンでの事務作業、担当従業員の呼び出しなど多岐にわたり、勤務先によって異なります。
未経験を採用している企業もある
受付の求人は、入社時点でスキルや資格を問われない場合が多く、未経験者を採用する企業もあります。未経験者を採用する企業では、入社後に受付の作法やビジネスマナーに関する研修を実施しているケースもあるので、働きながら受付の現場に出るための基礎的な知識を習得することが可能です。
一般企業だけでなく、住宅展示場やイベント会場、結婚式場などでも受付の募集を行っているので、受付として働けるチャンスは数多くあるでしょう。
資格・スキルがなくてもできる
基本的に、受付になるために必要な資格やスキルはありません。社会人としてのマナーを備えていれば、学歴や資格の有無に関わらず挑戦できる仕事です。ただし、会議室の予約や社内情報の検索など、パソコンでの事務作業も担当するので、一定のパソコンスキルがあると役立ちます。
「資格がなくてもできる仕事はある?おすすめの職種を12種ご紹介!」では、受付以外の無資格・未経験から挑戦できる仕事をまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
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受付の基本業務内容
受付と一口にいっても、多くの種類の業務があります。たとえば、企業や総合病院の健診センター、ビューティーサロン、施設・宅配会社での受付などさまざまです。ここでは、受付の業務のなかで一般的なものを挙げてみました。
- ・電話対応…問い合わせの対応や担当従業員の呼び出し
- ・来訪者の対応…取次、案内、出迎え
- ・パソコン業務…データ入力や資料作成、社内情報の検索、会議室の予約
- ・清掃…施設内の清掃や整理整頓
企業の受付では、来客への対応やお茶出しなどの業務のほか、社内施設の予約など社員のサポート業務といった事務的役割を担うことも。どのような企業に勤めるかによって同じ受付でも業務内容は異なるため、自分が興味のある業種を選んで就職を考えてみましょう。
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種類別!受付の詳しい業務内容
先述のとおり、受付の仕事は、勤務先や施設によって異なります。ここでは、受付の種類別に詳しい業務内容をご紹介。就職先を明確に絞りきれていない方は、ぜひ参考にしてみてください。
企業の受付
一般企業での受付は、主に来訪者の来社手続きや担当従業員への取り次ぎ、電話対応などを行います。企業の「顔」としての看板を背負うため、相手に対して正しいビジネスマナーと礼儀をもった対応が必要です。
企業によっては、事務作業やお茶出し、会議室の準備などを頼まれることもあります。
美容クリニックの受付
エステサロンや美容クリニックの受付は、お客さまの予約受付・管理や会計、問い合わせ対応などが主な仕事です。また、サロン商品の案内や施術の提案も行う場合があり、営業・販売職の側面もあるといえるでしょう。
美容に関する仕事については、「美容業界の仕事とは?代表的な勤務先や職種、就職・転職するコツを解説」のコラムをご一読ください。
病院・クリニックの受付
病院・クリニックの受付は、来院した患者さんの対応や予約受付、カルテの作成などを行います。たとえば、総合病院の健診センターでは、電話での予約受付や身体測定の補助、診断結果の郵送なども任されるでしょう。病院へ来院する患者さんを相手にするので、安心感を与える心配りが大切な仕事といえます。
ホテルのフロント
ホテルのフロント業務は、宿泊者の出迎えや見送り、チェックアウト・チェックインの手続きが主な仕事です。宿泊予約の管理や部屋の案内、モーニングコールなども担当する場合があります。海外からのお客さまをおもてなしするケースもあるので、外国語のスキルが必要になることもあるでしょう。
ホテル業界の仕事が気になる方は、「高卒でホテルに就職できる?仕事内容や採用試験について解説」のコラムをチェックしてみてください。
ジム・フィットネスクラブの受付
スポーツジム・フィットネスクラブの受付は、お客さまの来館手続きや入退会の諸手続き、見学案内、施設内清掃など、さまざまな業務があります。また、身体や健康のための施設でもあるので、来館者から健康について相談されることもあるでしょう。
受付に向いている人の3つの特徴
受付は企業や施設の「顔」といわれ、会社のイメージ向上のためにも欠かせない存在です。受付に就職するためには、業務に向いている自身の特性を企業にアピールする必要があります。
ここでは、受付の仕事に向いている人にはどのような特徴があるかを解説するので、選考の際にお役立てください。
1.人付き合いを大切にできる
受付では、その企業の一員としてお客さまをもてなすので、礼儀をわきまえ、人付き合いを大切にできる方が向いているでしょう。どのような相手に対しても、場の雰囲気を壊さず、心配りを忘れない姿勢が大切です。
2.人見知りしない
受付の仕事は、1日に多くの人と接する必要があります。不特定多数の初対面の人とも明るく会話ができる、人見知りのしない方は特に適任といえるでしょう。
人見知りをしない人はコミュニケーション能力が高いとも考えらえます。周囲との付き合い方については「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムでまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
3.臨機応変な対応ができる
受付の業務は、来訪者への丁寧な対応だけでなく、その場の状況によって冷静かつ迅速に動かなければいけないこともしばしば。どのようなアクシデントやイレギュラーな事柄でも、臨機応変に対応できる人に向いている仕事でしょう。
高卒の方が受付として就職するには?
ここでは、高卒の方が受付として就職するためには、具体的に何をするべきかについて説明します。
「正社員登用制度」を取り入れている企業に応募する
高卒や既卒、第二新卒などの学歴を問わず、「受付の正社員」というポジションはあまり募集が多くないのが現状。受付業務を外部に委託したり、契約社員やパートなどの非正規雇用で採用したりする傾向があるためです。
しかし、受付として正社員で就職する道が完全に閉ざされているわけではありません。なかには、「社員登用あり」の求人も存在します。いきなり正社員を目指すのではなく、まずは「正社員登用制度」を取り入れている企業に応募し、就職して経験を積むという道もあるでしょう。
正社員登用制度については「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」で解説しているので、ぜひご確認ください。
企業の総務部・管理部に配属される
受付として働きたい企業に就職し、総務部・管理部に配属されるという方法があります。企業の正社員が受付を担う場合、総務部または管理部に配属されたあと、本人の適性や希望を考慮し、正式に企業の受付に配属されるルートも少なくないようです。
また、受付は、女性の活躍が目立つ職種。結婚や出産などを機に退職する人がいるため、中途採用を募り、受付の人員を補充する企業もあります。
就職・転職エージェントを利用する
受付を募集している求人探しに難航している方や、「高卒で未経験の自分が受付に就職できるのか…」と悩んでいる方は、就職・転職エージェントの利用をおすすめします。
就職・転職エージェントとは、専任のアドバイザーとの面談を通し、自分の条件に合った求人を紹介してもらえるサービスです。エージェントについて詳しく知りたい方は「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」をチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。