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高卒でウエディングプランナーになるには?おすすめの資格も解説します
更新日
この記事のまとめ
- 高卒からウエディングプランナーを目指すことは可能
- ウエディングプランナーは、クライアントの要望を取り入れた結婚式の提案を行う仕事
- 高卒からウエディングプランナーを目指すには、柔軟性やコミュニケーション力が必要
- ウエディングプランナーとして働ける場所はホテルや結婚式場、レストランなどがある
- 高卒からウエディングプランナーを目指すときは、接客スキルやマナーを身につけよう
「高卒からウエディングプランナーになるには?」とお悩みの方もいるでしょう。ウエディングプランナーを目指すなら、仕事に役立てるスキルを身につけたり、関連業務の実績を積んだりするのが大事です。
このコラムでは、ウエディングプランナーの仕事内容や適性、活躍できる職場をご紹介。就職・転職の際におすすめの資格についても解説しているので、高卒からウエディングプランナーになりたい方はぜひチェックしてみてください。
高卒から正社員のウエディングプランナーになれるのか
高卒からウエディングプランナーになることは可能です。ウエディングプランナーはコミュニケーション力や接客スキルを重要視される傾向にあるため、学歴に関わらず適性や意欲があれば就職を目指せるでしょう。
式典という格式の高い場に関わるため、礼儀正しい接客マナーが必要です。 高校卒業後の就職でマナーやブライダルの知識に不安のある場合は、教育制度が整っていたり研修期間が十分にあったりする企業を選ぶのがおすすめといえます。
ウエディングプランナーの仕事内容とは?
ウエディングプランナーは、クライアントに満足してもらえる結婚式をトータルでプロデュースするブライダルのプロです。新郎新婦やそのご家族の要望・意見を取り入れながら提案を行います。
ここでは、結婚式前日までと当日に分けて、具体的な仕事内容をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式の前日までにする仕事
以下は、結婚式の前日までにウエディングプランナーが担当する主な業務です。
- ・会場見学イベントやフェアでの接客
- ・新郎新婦との打ち合わせ
- ・結婚式当日のスケジュール作成
- ・予算の相談
- ・衣装合わせ
- ・会場設営に関する打ち合わせ
- ・引き出物の手配
結婚式や披露宴の準備には時間が掛かるため、ウエディングプランナーは比較的長期間クライアントと付き合うことになるのが一般的。常に5~10組のクライアントを担当する傾向にあるようです。
また、式場の関係者や業者とも連携を取り、スケジュールが遅れることのないよう結婚式の準備を進めます。週末や祝日は結婚式のサポートを行うほか、休みの日にクライアントと電話連絡を取り合うこともあるでしょう。
結婚式当日にする仕事
担当している新郎新婦の結婚式当日は、式をスムーズに進めるために下記のような業務にあたります。
- ・会場設営
- ・新郎新婦のサポート
- ・現場の進行
当日は新郎新婦やゲストにとってかけがえのない思い出になるよう、ミスやトラブルのない式にすることが重要です。式場のスタッフや料理人、新郎新婦とこまめにコミュニケーションを取り、円滑に式を運営する必要があります。
ウエディングプランナーの働き方に対する理解を深めたい方は、「ウェディングプランナーの仕事とは?将来性や必要なスキルについて解説」のコラムをチェックしてみてください。
ウエディングプランナーに向いている人によくある特徴
柔軟な対応力やコミュニケーション能力が身についていれば、高卒の方や未経験の方もウエディングプランナーとして活躍していける可能性があります。ここでは、ウエディングプランナーに向いている人に見られる特徴をまとめました。自分に当てはまる特徴がないかチェックしてみましょう。
クライアントのニーズに柔軟に対応できる人
ウエディングプランナーは、クライアントが抱えているニーズに対し、柔軟な対応力が求められます。「家族だけでこじんまりと式を挙げたい」「内装やドレスにこだわりたい」というように、クライアントによって結婚式に希望する条件には違いがあるのが基本です。クライアントのイメージをより良いものとして実現させるには、細かなすり合わせや積極的な提案が必要となります。
「ここに花を飾ったらどうか?」「このような演出をしてはどうか?」といったニーズに合わせた提案は、クライアントの満足度や式場の評価にかかわるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
ウエディングプランナーには、高いコミュニケーション能力も求められます。ただ会話をするだけでなく、相手の立場や置かれている状況、考え方に合った気遣い、思いやりなどをもって交流を深める姿勢が必要です。このようなコミュニケーションが取れると、クライアントが求める傾向をつかみやすくなり、ウエディングプランナーとして幅広く活躍していけるでしょう。
プレッシャーに強い人
いざというときのプレッシャーに強い人も、ウエディングプランナーに向いているでしょう。結婚式という大きなイベントに携われるウエディングプランナーの仕事は、やりがいや感動を感じられると同時に、ミスが許されないという緊張感があります。当日の本番を終えるまで円滑に仕事をこなすためには、責任の重さやプレッシャーに打ち勝てる精神力が必要です。
仕事での適度なプレッシャーは、自分自身の成長の糧になることもあります。プレッシャーの対処法については、「仕事のプレッシャーの対処法!原因や成長するコツを解説」のコラムを参考にしてみてください。
ウエディングプランナーが活躍する職場
ウエディングプランナーの就職先には、次のような場所が挙げられるでしょう。
- ・ホテルの宴会部門
- ・結婚式場
- ・レストラン
- ・ブライダルプロデュース会社
「写真だけで済ませたい」「費用は抑えたい」「親族だけで行う」「ハレの日だから豪華にしたい」など、クライアントによって要望や考え方はさまざま。結婚式や披露宴の形が多様化する昨今、ウエディングプランナーの活躍の場も広がっています。
ブライダルプロデュース会社では、提携先としてウエディングイベントに対応するゲストハウスやカフェ、サロンなどがあることも。働く場所にホテルの披露宴会場を選択するのと、カジュアルレストランを選択するのとでは、携わるウエディングプランの内容や提案方法が異なります。
自分がどのような場所でどういったサービスを提供するウエディングプランナーになりたいのかを考え、それにマッチする就職先を探すことがおすすめです。
自分が希望する働き方を知るためには、自己分析を行うのがおすすめ。「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムを参考に、自己分析に取り組んでみましょう。
高卒のウエディングプランナーが受け取れる給料は?
高卒でウエディングプランナーを目指しているものの、「給料はどのくらいもらえるのか」と疑問に思う方もいるでしょう。以下は、職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtagの「ブライダルコーディネーター」より、年齢別の年収を表にしたものです。学歴別のデータではありませんが、給料の目安を知る参考にしてみてください。
※小数点以下切り捨て
年齢層 | 平均給与 |
---|---|
~19歳 | 約237万円 |
20~24歳 | 約333万円 |
25~29歳 | 約378万円 |
30~34歳 | 約393万円 |
35~39歳 | 約410万円 |
40~44歳 | 約421万円 |
45~49歳 | 約434万円 |
50~54歳 | 約427万円 |
55~59歳 | 約417万円 |
年齢計 | 約394万円 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「ブライダルコーディネーター」
高卒の方が新卒でウエディングプランナーになった場合、初年度にあたる19歳までの年齢層の年収は約237万円。12ヶ月分で割って月々のおおよその給料を単純計算すると、19万7,500円でした。厚生労働省の「令和5年賃金構造基(9)新規学卒者の学歴別にみた賃金」によると、高卒者の初任給の平均は18万6,800円のため、比較すると1万円ほど高いことが分かるでしょう。
また、上記の表を見ると、ウエディングプランナーの年収は年齢と比例して上がっています。クライアントのニーズに沿った対応で勤務年数を重ねていけば、学歴に関わらず昇給を狙える可能性があるでしょう。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
トップページ
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
高卒からウエディングプランナー就職を目指すには?
高卒からウエディングプランナーを目指すには、教育機関で学んだり実務経験を積んだりする方法があります。以下で代表的な3つの方法をご紹介するので、プランナーを目指す際の参考にしてみてください。
高卒からウエディングプランナー就職を目指すには?
- ブライダル関連の専門学校に通う
- 結婚式場で業務経験を重ねる
- 接客や営業でプランナーに役立つスキルを培う
ブライダル関連の専門学校に通う
「ブライダルの知識や接客技術を学んでから就職したい」という場合は、高校を卒業後にブライダル関連の専門学校に進学する方法がおすすめです。テーブルマナーやブライダルの専門知識だけでなく、社会に出た際に役立つ基礎的なビジネスマナーなども学べます。
専門学校に通う場合、卒業までに1~2年掛かる傾向にあるようです。ただし、学校によって卒業に必要な期間は異なります。学べる内容や必要な時間、費用などを事前によく確認して自分に合った専門学校を選びましょう。
結婚式場で業務経験を重ねる
高校卒業後に結婚式場に就職し、働きながらブライダルに関する知識や仕事の進め方を学ぶ方法もあります。式場のアシスタントやサービススタッフとして経験を積むことで、接客技術や結婚式の流れが身につくほか、現場の理解も深まるでしょう。「実際に働きながら仕事を覚えたい」「早く就職したい」という高卒の方におすすめです。
実務経験を積めば、就職した式場でウエディングプランナーとしてキャリアアップを目指せる可能性もあります。また、転職をする場合も、「現場の理解が深い」「即戦力として活躍してくれそう」といった好評価を得やすいでしょう。
接客や営業でプランナーに役立つスキルを培う
「いきなりウエディングプランナーに挑戦するのは不安」「多様な経験を積んでからプランナーとして働きたい」という高卒の方は、接客業や営業職などで接客技術や提案力を身につけてから目指すのも手です。一生の思い出となる結婚式はクライアントも慎重になりやすいため、社会人として信頼できる振る舞いやマナーが求められます。他業種や職種で経験を積むことで、責任感や臨機応変な対応力が身につくでしょう。
また、クライアントの要望を汲み取って式を作り上げるプランナーにとって、多様な経験は柔軟な発想やアイディアのもとになることも。物事に対する視野が広がるため、よりクライアントのニーズに合った提案ができるようになる効果も期待できるでしょう。
高卒からウエディングプランナーを目指すのにおすすめの資格
ウエディングプランナーになるには、基本的に必須となる資格はありません。しかし、資格を取得していることで選考に有利に働く場合もあるようです。
高卒からウエディングプランナーを目指す際におすすめの資格は、以下を参考にしてみてください。
ABC協会認定ブライダルプランナー検定
「ABC協会認定ブライダルプランナー検定」とは、ABC協会(全米ブライダルコンサルタント協会)が実施している検定です。出題内容は、神前式や協会挙式の基礎知識、欧米ウエディングの流れ、コーディネート、接客応対についてなど。資格のレベルは1級と2級の2つで、受験資格や条件はありません。
1級に合格すると「アシスタント・ブライダルプランナー」へ、実務経験を積むと「プロフェッショナル・ブライダルコンサルタント」へと、より難しいレベルへスキルアップを目指すことが可能です。
ブライダルコーディネート技能検定
「ブライダルコーディネート技能検定」は、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)の国家検定です。3級から1級まであり、ブライダルコーディネートに必要な知識・技能、クライアントに合わせたニーズを引き出す力や提案力などを証明できます。3級は実務経験の有無に関わらず挑戦できるため、ブライダル業界を目指す高卒の方におすすめの検定といえるでしょう。
試験内容は、四肢択一型の筆記試験と実技試験の2種類。3級では、ブライダルコーディネーターの役割や基本的な仕事内容などについて問われるようです。日本のウエディングについて学びたい方におすすめの資格といえます。
高卒からプランナーを目指すならエージェントを活用しよう
ウエディングプランナーは学歴や経験に関わらず挑戦できる職業です。とはいえ、「高卒で未経験から目指すのは不安」「一人で就職活動を進められるだろうか」と不安な方もいるでしょう。一人で就職活動を行うのが不安な場合は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。エージェントでは専任のキャリアアドバイザーから求人紹介や就職活動のアドバイスを受けられるため、不安や悩みを解消しながらウエディングプランナーを目指せるでしょう。
就職・転職支援サービスのハタラクティブでは、高卒や既卒、フリーターの方など若年層に特化した就職支援を実施しています。豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりヒアリングを行い、希望や適性に合った求人をご紹介。高卒から自分の適性を活かせる職に就きたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
高卒からウエディングプランナーになりたい方のQ&A
ここでは、高卒からウエディングプランナーになりたいときによくある疑問をQ&A方式で解決します。選考で学歴を重視されるか、未経験から目指せるかなどについても触れているので、ぜひチェックしてみてください。
プランナーを目指すなら進学したほうが良い?
進学してブライダルに関する知識や技術を身につけることで、就職活動で有利になる可能性はあります。プランナーに求められるスキルを事前に習得すれば、戦力として評価してもらいやすくなるためです。
とはいえ、ポテンシャルを重視していたり教育制度が整っていたりする企業なら、学歴が評価に影響しないことも考えられます。高卒から就職・転職を成功させるポイントは、「高卒者が就職・転職を成功させるための6つのポイント」でご紹介しているので、参考にしてみてください。
ウエディングプランナーに資格は必要?
ウエディングプランナーになるにあたって、必須となる資格はありません。 しかし、取得していることで選考に有利に働く場合もあるようです。
このコラムの「高卒からウエディングプランナーを目指すのにおすすめの資格」の項目で、ブライダル業界で働く際におすすめの資格を紹介しているので、ご参照ください。
高卒OKのウエディングプランナーの求人はある?
高卒から挑戦できるウエディングプランナーの求人もあるでしょう。職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtagの「ブライダルコーディネーター」によると、プランナーとして働いている人の22.2%が、「高卒で働いている人が多いと感じる」と回答しているという結果に。専門学校卒、大卒よりは少ない傾向にあるものの、高卒から就職することも十分に可能といえます。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。