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就職に役立つ資格8選!効果的なアピール方法も解説
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この記事のまとめ
- 就職に役立つ資格を取得すれば、努力した証を示せる
- 就職に役立つ資格があれば、未経験の専門的な職種も目指しやすくなる
- 就職に役立つ資格の取得を目指すなら、明確な目的を持って勉強することが大切
- 資格を取得することで、志望する業界への興味や活かせるスキルをアピールできる
- 就職に役立つ資格を効果的にアピールすれば、面接官の印象に残る可能性がある
就職に役立つ資格を取得して、少しでもほかの志願者に差をつけたいと思う方もいるのではないでしょうか。どの資格が就職に役立つかは、目指す業界や職種によって異なります。仕事で活かせる資格を取得し、就職活動でアピールしましょう。このコラムでは、就職に役立つ資格やそのアピール方法などを紹介しています。資格取得を検討している場合は、参考にしてみてください。
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就職に役立つ資格8選
資格は取得しておくと努力している証になり、就職で有利になることがあります。では、いろいろな資格があるなかで、どのようなものが就職に役立つのでしょうか。以下で、就職に役立つとされている資格を8つ紹介していきます。
1.TOEIC
TOEICは、英語でのコミュニケーション能力を測る世界共通のテストです。英語を母国語としない人を対象としています。企業によっては、応募時に必須資格としていたり、海外赴任の条件としてスコアを指定していたりするところもあるようです。英語を使う仕事を目指している場合はもちろん、職種を問わずさまざまな場面で役立つ資格といえるでしょう。TOEICについては、「TOEICのスコアは就活でアピールできる?概要と学習方法について解説」のコラムでも詳しく説明しています。こちらもチェックしてみてください。
2.日商簿記検定
収支の計算や管理する技能を測る試験です。お金の流れに詳しくなる簿記の知識は、事務系のみならず、営業職でも重宝されています。簿記検定にはいくつかの種類がありますが、就職や転職活動での評価を狙うなら、「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」を取得しておくと良いでしょう。階級は3級から1級まであります。3級は基礎的な知識のため、2級以上を取得しておくとアピールになるでしょう。詳しくは「簿記は就職で役に立たない?何級から有利になる?資格が活かせる仕事も紹介」のコラムをご覧ください。
3.宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士は、不動産業界で役立つ国家資格です。独占業務資格の一つで、取得することで専門的な知識が身につき、お客さまが知るべき重要事項を説明する役割を担えるようになります。不動産業界への転職や、業界内でのキャリアアップを目指して取得される傾向にありますが、日本国内に居住していれば、誰でも挑戦できる資格です。建築や金融など、不動産に関連する業界でも宅建士を取得していると評価される場合があります。しかし、難易度が高いことで合格率が低い傾向にあり、資格取得には努力が必要です。
4.ITパスポート
ITパスポートは、情報技術の基礎知識が証明できる国家試験です。ネットワークはもちろん、経営戦略からプロジェクトマネジメントまでの総合的な知識が問われます。高校・大学でITパスポート取得のための授業が行われたり、企業の社員研修に活用されたりするなど、近年のIT化の需要に伴い活躍の幅を広げている資格です。そのため、IT業界でなくても、取得しておくと就職に役立つといえるでしょう。
5.ファイナンシャル・プランナー技能検定
ファイナンシャル・プランナーは、家計に関わる幅広いお金の知識を養える資格です。保険や資産運用だけでなく、株式投資に関するテーマもあるため、企業の成長率や倒産リスクについても学べます。そのため、就職活動で企業選びの際にも役立つでしょう。また、ファイナンシャル・プランナーは人生設計をする資格なので、今後の暮らしにも役立つ資格だといえます。
6.MOS
正式名称は、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(Microsoft Office Specialist)」です。事務作業などで使用するパソコンスキルを証明できる資格で、誰でも受験することができます。MOSを取得しておくと、事務や営業など、パソコンを使う機会がある職種の就職に役立つでしょう。
7.秘書検定
秘書検定も、社会人としてのスキルを示しやすく、就職に役立つ資格の一つです。1級・準1級・2級・3級の階級があり、ビジネスマナーや社会の一般常識を養えます。3級でも社会常識や秘書としてのマナーを身につけることができるため、ホテルやブライダルなど、ホスピタリティが必要な業界を目指す場合は取っておいて損はないでしょう。
8.社会保険労務士
社会保険労務士は、従業員の労働や人事・労務管理に関する専門的な知識が身につけられる国家資格です。厚生労働省の「第55回社会保険労務士試験の合格者発表」によると、2023年の合格率は6.4%で非常に難易度が高いため、取得すると向上心や計画性が評価されやすく、就職に役立つと考えられます。また、資格を取得していると社会保険労務士法に基づいて企業の活動を支援できるため、社会的にニーズのある資格ともいえるでしょう。
志望する業界が決まっていれば、専門的な資格を取ることがおすすめです。資格があれば、未経験から専門的な職種にも挑戦しやすくなるでしょう。また、ほかの志願者と差別化が図れれば、選考で有利になる可能性があります。たとえば、小売業への就職を目指す場合は、販売士や登録販売者などの物を売るときに必要な資格を取得しておきます。金融業界に就職したい場合は、「ファイナンシャル・プランナー技能検定」や「証券アナリスト」など、お金に関わる専門的な資格を取得しておくとアピールになるでしょう。
参照元
厚生労働省
第55回社会保険労務士試験の合格者発表
就職に役立つ資格を取得する際の注意点
資格取得を目指すときは、受験する目的をはっきりさせると良いでしょう。「就職に役立つ資格だから挑戦する」というのも良いですが、興味のない分野だと勉強に苦戦する可能性があります。また、取得できても仕事で活用し続けていくのに苦労する場合もあるでしょう。ここでは、資格を取得する際の注意点を解説していきます。
志望業界で役立つ資格を受験する
受験する資格を検討する際は、業務に応用できるものを選びましょう。仕事に役立たなければ、取得しても就職活動でアピールするのが難しくなります。業界について知るきっかけにもなるので、気になる職種があれば、それに付随した資格の取得を目指すと良いでしょう。また、難易度が高く、合格できなかったとしても、努力したことがアピールにつながる可能性があります。
就活をおそろかにしない
資格の取得に時間をかけ、肝心な就活をおろそかにしないよう注意しましょう。一部の職業を除き、資格は必須ではありません。資格を持っていても、面接やESの対策ができていなければ、不採用になってしまうこともあるでしょう。資格は一つのアピール要素と捉えた上で、就職活動に取り組むことがおすすめです。
就職に役立つ資格を取得すると何がアピールできる?
資格を取得するためには、多くの時間と労力がかかるものです。計画性を持ち、目標に向けて努力する姿勢は企業にとって魅力的にうつることがあるでしょう。そのほかにも、就職に役立つ資格の具体的な効果を以下で解説していきます。
業界に興味があることをアピールできる
取得する資格によっては、その業界に興味があることを示せます。また、志望動機に説得力が増すので、就職に有利に働く可能性もあるでしょう。たとえば、ホテルスタッフとして働きたい場合は「ホテル実務技能認定試験」の資格について勉強する、事務や営業として働きたい場合は「秘書検定」の取得を目指すなど、志望する業界に関連した資格を取得しておくとアピールにつながるでしょう。
仕事で活かせる能力を示せる
未経験職種への転職や社会人経験があまりない場合は、資格が能力を示す手助けになります。資格を取得していれば経験が浅い場合も即戦力として評価されやすく、ほかの志願者より有利に就職活動を進められることがあるでしょう。
就職に役立つ資格のアピール方法
就職に役立つ資格を取得したら、受験した理由や努力したことを伝えて、面接官の印象に残るようアピールしましょう。ここでは、資格を就職活動でアピールする方法を解説していきます。
なぜ資格取得したのかを明確に伝える
面接で資格取得の理由を聞かれたときは、受験しようと思ったきっかけを明確に伝えることが大切です。曖昧に回答してしまうと意図が伝わらず、面接官の印象に残らない可能性があります。多くの人が受験する資格の場合は、ほかの志願者に取得者がいることもあるでしょう。ほかの志願者との差別化を図る意味でも、取得理由を明確に伝えるのは良いアピール方法だと考えられます。
資格取得までの道のりをアピールする
資格取得までの道のりをアピールすることも、面接官に好印象を与えられるでしょう。勉強に取り組む姿勢から入社後の活躍がイメージでき、「向上心を持って働いてくれそう」と評価される可能性があります。結果が出なかったり、思うように進まなかったりしたときに、どのように努力してきたのかを伝えられるとより効果的です。また、勉強法や勉強時間など、具体的に説明できる要素があると、さらに説得力が増すでしょう。
入社後に資格をどのように活かせるかをアピールする
仕事での資格の活かし方をアピールするのも良い方法です。即戦力を期待して採用されやすくなる場合があります。努力して取得した資格で「何が身についたのか」「どう仕事に役立てられるのか」を具体的に面接官に伝えましょう。たとえば、簿記であれば「経理業務の基本的な知識が身についている」、TOEICであれば「海外との交渉で活躍できる」など、実務で活かせるスキルをアピールすると効果的です。
「就職活動で資格を効果的にアピールできるか不安…」という場合は、就職エージェントのハタラクティブまでご相談ください。
ハタラクティブでは、面接対策や応募書類の添削など、豊富なサービスを実施しており、プロのアドバイザーが就職・転職活動をサポートしています。取得した資格を活かして就職したいという場合には、もちろん求人紹介も可能です。サービスはすべて無料で利用できるので、お気軽にお問い合わせください。
就職に役立つ資格に関するFAQ
就職活動を始める際、少しでも就職に役立つ資格を持っていたいと考える方もいるでしょう。ここでは、就職活動時に想定される資格についての疑問を、Q&A形式で回答しています。
就職に役立つ資格には何がある?
ビジネスに応用できる資格は就職に役立つでしょう。TOEICや日商簿記検定、秘書検定などがあります。グローバル化が進むなか、「TOEIC」は取得していて損のない資格でしょう。また、「日商簿記検定」「秘書検定」では基本的なビジネススキルが養えるため、さまざまな職種で役立つ資格だといえます。就職に役立つ資格については、このコラムの「就職に役立つ資格8選」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
職に困らない資格はありますか?
企業や経済の動向によって変動するため、職に困らない資格と一概にはいえませんが、専門的な資格を持っていると就職で有利になることがあるでしょう。専門的な資格としては、ファイナンシャル・プランナーや宅地建物取引士などが挙げられます。ほかにも「手に職をつける意味とは?専門職の仕事や必要な資格を徹底解説」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
これからの時代に役立つ資格を探すにはどうすれば良いですか?
時代の移り変わりで求められるスキルも変わってきます。そのため、世の中のニーズを把握し、そこから何の資格が役立つのか考えるのがおすすめです。たとえば、まず「近年IT化が進んでいる」「少子高齢化が進んでいる」など、世の中のニーズを掴んでいきます。そこから、「IT系で活かせるもの」や「少子高齢化に対応できるもの」などと、役立つ資格を探していくと良いでしょう。
資格のアピール方法は?
資格取得の理由や仕事への活かし方を面接官に伝えてアピールすると良いでしょう。向上心や目的意識を持って働ける人だと評価される可能性があります。詳しくはこのコラムの「就職に役立つ資格のアピール方法」をご覧ください。いま持っている資格に合ったアピール方法を知りたいという方は、ぜひ「ハタラクティブ」までご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。