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働きながら転職活動するのは難しい?無理なく成功させるやり方を紹介
この記事のまとめ
- 働きながら転職活動をしている人は多く、決して無理なことではない
- 「現職の残業が少ない」「有給が取りやすい」場合は働きながら転職活動しやすい
- 働きながら転職活動を行うと、体力面やスケジュール面で辛くなる可能性もある
- 残業時間を減らしたり有給休暇を取得したりして、働きながらの転職を成功させよう
- プロのアドバイスがもらえるエージェントを使えば、仕事をしながら効率的に転職活動を進めやすい
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「働きながら転職活動を進められるか不安…」「辞めてからのほうがいい?」と迷う方もいるでしょう。転職はしたいものの、働きながらだと「頻繁に休めない」「現職の仕事が忙しい」と悩んだ末、踏み留まってしまうことも少なくありません。在職中の転職活動は業務の調整やスケジュール管理に難しさを感じる面もありますが、ポイントをおさえたやり方を理解すれば無理なく行えます。
そこで今回は、働きながら転職活動をする際のやり方や成功させるコツ、注意点などについて詳しく解説。現職を続けながら転職活動を行う場合と、辞めてから行う場合それぞれのメリットもご紹介するので、転職を検討している方は参考にしてみてください。
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働きながら転職活動する人はどれくらいいる?
ハタラクティブの独自調査である「若者しごと白書2025(3-2. 現在、転職活動をしているか(正社員))」によると、現在転職活動をしている正社員は18.8%でした。
※回答者数:正社員、フリーターそれぞれ1000人
正社員 | フリーター | |
---|---|---|
現在転職活動をしている | 18.8% | 16.9% |
現在転職活動をしていない | 81.2% | 83.1% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2025(3-1. 現在、就職活動をしているか(フリーター)、3-2. 現在、転職活動をしているか(正社員))」
また、フリーターの場合は16.9%で正社員よりも少ない結果に。つまり、働きながら転職活動をしている人は多いといえるでしょう。
参照元:ハタラクティブ「若者しごと白書2025」
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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「働きながら転職活動は無理」って本当?
仕事をしながら転職活動を行うことは可能です。在職中に転職活動を進めると、時間の確保が大変だったり、精神的な負担を感じたりすることも少なくありません。しかし、希望の条件に優先順位をつけて効率的に求人へ応募したり、有給休暇を活用したりすれば、現職を続けながらの転職成功を目指せるでしょう。
ここでは、働きながら転職活動が可能なケースと難しいケースについて、それぞれ具体的に紹介します。現職の状況と照らし合わせながら、自分に合った転職の進め方を考えてみてください。
働きながら転職活動が可能なケース
働きながら転職活動が可能なケースには、以下のようなものがあります。
残業が少なくスケジュール管理が調整しやすい
普段から残業が少なく、定時で帰れる日が多い職場であれば、働きながら転職活動の時間を確保しやすいでしょう。退勤後の時間を活用して夜に求人を探したり、オンライン面接を受けたりすることも可能です。スケジュールの自由度が高いぶん行動に移しやすく、転職成功率も上がるでしょう。
有給休暇が取得しやすい
有給休暇を気軽に取れる職場環境は、転職活動において有利になります。面接や企業訪問、ハローワークの利用などは平日の日中にしかできないことも多いため、有給休暇を使えるかどうかで活動の幅が変わることも。事前に計画を立てたうえで取得すれば職場に気づかれるリスクも抑えられるでしょう。
業務負荷が軽くなる時期がある
時期によって仕事が落ち着くタイミングがあるなら、そこを狙って転職活動を進めることが可能です。閑散期をうまく活用することで、余裕をもって求人を探したり面接に臨んだりできます。忙しさに波がある職種・業界の場合は、「今は動ける時期かもしれない」と考えて一歩踏み出すタイミングを逃さないようにしましょう。
働きながら転職活動が難しいケース
一方、働きながら転職活動するのが難しいケースには、以下のようなものがあります。
残業や休日出勤が当たり前になっている
毎日遅くまでの残業や、休日出勤が常態化している職場では、転職活動に必要な時間やエネルギーが確保できない可能性があるでしょう。疲れ切った状態では求人を見る気力も沸かず、正確な判断も難しくなります。こうした状況にある場合は、まず「どうすれば転職の時間を作れるか」を冷静に見直し、退職後の転職活動も視野に入れる必要があるでしょう。
上司や同僚の目が厳しく自由に動けない
上司や同僚など周囲からの目が厳しいと、働きながら転職活動をすることがストレスになる可能性があります。たとえば、有給休暇が取りにくかったり、私用連絡が制限されていたりする職場環境の場合、自由に動けず転職活動がうまく進まないことも。また、面接が入るたびに有給を取得するため、転職活動がバレないような理由を考えなければならず、精神的な負担を抱える恐れもあります。
自分だけで解決するのが難しいときは、無理をし過ぎずエージェントなどのサービスを使って効率よく進める工夫を考えてみましょう。
職場環境が悪く転職活動をする気力がない
人間関係が悪かったり上司からのパワハラがあったりする職場では、毎日を乗り切るだけで精一杯なこともあるでしょう。働きづらさとあわせて仕事も忙しい場合、転職活動へのエネルギーが残っていないことも少なくありません。辛いときは無理に行動を起こさず、十分に休息をとることが大切です。心と体に余裕が生まれてから、気になる求人を見てみたり、就職支援サービスの無料相談を受けてみたりと少しずつ取り組んでみましょう。
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働きながら転職活動をするメリット
働きながら転職活動を行う場合は、収入面の安定や空白期間の回避といったメリットが挙げられます。転職活動のタイミングに悩む方は、下記にまとめたメリットを踏まえて検討してみてください。
働きながら転職する2つの大きなメリットとは
働きながら転職活動を行う最大のメリットは、経済的な安定を確保できることでしょう。無職の状態で転職活動をすると、収入が途絶え、焦りから妥協した選択をしがちです。しかし、現職に就いたままであれば生活に必要な収入を得つつ、じっくりと自分に合った企業を探せます。
また、採用面接では「現職で経験を積みながら転職活動をしている」という姿勢が計画性や責任感を示し、好印象につながりやすいです。
もう一つのメリットは、比較しながら判断できることが挙げられます。働きながら転職活動を進めることで、現職の良し悪しを改めて確認し、新しい会社と冷静に比較できるでしょう。たとえば、職場環境や業務内容、待遇面で「今より本当に良くなるのか」を具体的に見極めやすく、安易な転職を防げます。
時間的な制約はありますが、転職の選択肢を広げ、より良い環境を選べるという点で、働きながらの転職は大きなメリットがあるといえるでしょう。
働きながら転職活動をするメリット
- 収入の不安を考えずに転職先を選べる
- 職歴にブランク期間が発生しない
- 途中で転職活動を中止できる
- 周囲から理解を得やすい
1.収入の不安を考えずに転職先を選べる
働きながら転職をすれば、収入面での不安を感じることなく次の就職先を選べるメリットがあります。退職してから転職活動を行うと、安定した収入を得られません。すぐに新しい仕事が決まれば問題ないものの、転職活動がうまくいかないと貯金が日ごとに減り不安になる恐れもあります。
一方で、現職を続けながら転職活動を行えば、給与を受け取れるため、収入がない状態に比べると気持ちに余裕をもって転職活動ができるでしょう。「生活費が心配だから早く転職先を決めなきゃ」と焦ることなく転職活動ができるのは、大きなメリットです。
2.職歴にブランク期間が発生しない
働きながらの転職は、職歴にブランク期間が発生しないことがメリットです。現職を続けながら転職活動を行えば、「向上心がある」「即戦力になる」と企業から評価される可能性があるでしょう。
第二新卒や既卒といった若手はやる気やポテンシャルが評価されやすい傾向にあるため、空白期間を作らないように働きながら転職活動をするのがおすすめです。
以下のコラムでは、ブランク期間が転職活動にどのような影響を与えるかを解説しているので、ぜひご一読ください。
3.途中で転職活動を中止できる
途中で転職活動を辞められることも、働きながら転職活動をするメリットの一つ。在職中の企業に不満を抱えていても、ほかの企業と比較しながら転職活動を進めるなかで、現職の魅力が分かることもあるでしょう。
現職を続けたくなった場合は、転職活動を中止して現在の企業で働き続ける選択もできます。転職サイトを見たり、転職エージェントを利用したりしながら仕事を続け、自分にとって理想の求人が出たときに転職することも可能です。
4.周囲から理解を得やすい
働きながら転職をすると、辞めるときに周囲から理解を得やすいメリットもあります。転職先を決めないまま仕事を辞める場合、家族や周囲の人から「転職先が決まらなかったらどうするの?」「生活費は?」と心配されてしまうことも。また、現職の同僚や上司から退職を思い留まるよう説得される可能性も考えられるでしょう。
働きながら転職活動を行えば、次の職場が決まった状態で退職することになります。転職先が決まっていると、就業の意思の高さを周囲に示せるだけでなく、勤めている企業の理解も得やすくなるでしょう。
仕事を辞めてから転職活動をするメリット
「転職活動の時間が取れなくて辛い」「休めない職場だから転職活動するのが難しい」という場合は、仕事を辞めてから転職活動をするほうが合っている可能性もあります。ここでは、退職してから転職活動を行うメリットを4つまとめました。
仕事を辞めてから転職活動するメリットを教えてください
自分を見つめ直す時間をしっかり取れる!
仕事を辞めてから転職活動を行う最大のメリットとしては、時間を自由に使えることが挙げられます。在職中は業務に追われ、求人情報のリサーチや面接準備に時間を割くのが難しいものです。しかし、退職後であれば平日の日中に面接を入れやすく、複数の企業と同時に選考を進められるため、効率的に転職活動を進められます。
もう一つの大きなメリットは、自己分析やスキルアップに集中できることです。仕事を辞めることで日々の業務から解放され、自分のキャリアをじっくり振り返る時間が生まれます。たとえば、資格取得に向けた学習や未経験分野へのチャレンジも可能になり、希望職種への転職成功率が高まるでしょう。
さらに、精神的な余裕が生まれるのも重要なポイントです。仕事のストレスから解放されることで、冷静な判断ができ、将来を見据えた選択がしやすくなります。
ただし、収入が途絶えるリスクもあるため、生活費の確保や転職活動の計画を事前に立てることが重要です。焦らず自分に合った企業を選びたい方には、辞めてからの転職活動も有効な選択肢でしょう。
仕事を辞めてから転職活動をするメリット
- 転職活動に時間を掛けられる
- 複数社の同時応募がしやすい
- 失業保険を受け取りながら転職活動できる
- 資格取得やスキルアップの時間ができる
1.転職活動に時間を掛けられる
退職後は情報収集に十分な時間を確保できるので、集中して転職活動を行えます。働きながら転職活動を行うと、転職活動に十分な時間を確保することが難しく、業務が終わってから応募書類を作成したり、面接の調整をしたりするのが負担になることも。そのため、退職後のほうが納得のいく転職ができると考える方もいるようです。
2.複数社の同時応募がしやすい
退職して転職活動を行う場合、仕事の予定を考える必要がないため、複数社の同時応募がしやすいメリットがあります。働きながらの転職活動と比較して、より効率的に仕事探しや選考を進められるでしょう。
また、「転職サイトと転職エージェント」「ハローワークと転職エージェント」というように、就職支援機関を併用すれば、求人の選択肢を増やせます。複数の企業を比較すれば、自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。
3.失業保険を受け取りながら転職活動できる
退職後に転職活動をする場合は、失業保険を受け取れる可能性があります。失業保険を受け取るためには、一定の条件を満たしたうえでハローワークに申請し、定期的に失業認定を受けることが必要です。手間は掛かるものの、無収入になることは避けられます。
ただし、失業保険の受給期間は限られているので注意しましょう。失業保険の受給条件や手続きの方法を確認したい方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
4.資格取得やスキルアップの時間ができる
退職後は自由な時間が増えることから、専門的な資格の取得を目指せたり、志望する業界で役立つスキルを磨けたりします。また、全国のハローワークで申し込めるハロートレーニングをはじめとした職業訓練を活用すれば、身につけたいスキルを学ぶことが可能です。
自由時間を無為に過ごしてしまうと転職成功は遠ざかってしまう可能性があるため、退職してできた時間を有意義に使いましょう。
参照元:厚生労働省「ハロートレーニング」
働きながら転職活動を行う際に辛いと感じるポイント
仕事をしながら転職活動を進める際、「仕事と転職活動の両立が大変」「面接のための日程調整が難しい」などと感じてしまうこともあるようです。ここでは、働きながら転職活動を行うときに「辛い」と感じるポイントをご紹介します。
働きながら転職活動するデメリットは準備や調整に追われやすいこと
働きながら転職活動を行うことは、安定した収入を維持できるというメリットがある一方で、いくつかの明確なデメリットも存在します。
まず、仕事と転職活動の両立は想像以上に時間とエネルギーを消耗するものです。平日は業務に追われるなかで、企業研究をはじめ履歴書など応募書類の作成や面接の準備などを進める必要があり、休息時間が少なくなることで心身ともに疲弊する場合があります。
また、面接が平日に設定されることが多いため現職とのスケジュール調整が難しくなり、早退や休暇を取る必要がある場合も。職場に転職活動を知らせていない場合、転職を検討している事実が原因で上司や同僚との信頼関係が損なわれたり、評価に影響を与えたりするリスクもあるでしょう。
こうした準備や調整と現在の業務を並行することはプレッシャーがあり、現在の仕事への集中力が低下すれば、本業のパフォーマンスに悪影響を与えかねません。そのため、働きながら転職を目指す際には計画的かつ慎重な行動が求められます。
働きながら転職活動を行う際に辛いと感じるポイント
- 仕事と転職活動の両立は時間がない
- スケジュール管理が大変で疲労が溜まりやすい
- 転職先の入社日を決めるのが難しい
- 面接の日程調整がしにくい
1.仕事と転職活動の両立は時間がない
経済面の心配をせず、じっくり転職先を選べるのが働きながら転職活動を行うメリットではあるものの、「時間を確保するのが難しい」と感じる方もいるでしょう。現職が忙しい場合、応募書類の作成や企業研究、面接対策に十分な時間を掛けられない可能性があります。
転職活動に割く時間がなければ、情報収集ができずに応募したい求人が締め切られたり、準備不足のまま選考に進んでしまったりすることも。日々の仕事と転職活動の両立が難しいことは、デメリットといえます。
対処法として、「残業をしない」「隙間時間を有効に使う」など時間を作るよう心掛ければ、忙しいなかでも転職活動を進めやすくなるでしょう。
2.スケジュール管理が大変で疲労が溜まりやすい
在職中に転職活動を行う場合、使える時間が限られているため、スケジュール管理を徹底する必要があります。仕事が終わってから寝るまでの時間や休日を有効活用しなければ、仕事をしながら転職を成功させるのは難しいでしょう。
仕事が終わったあとや休日に応募書類を用意したり面接に行ったりするのは、精神面・体力面ともに厳しいため、疲労が溜まり「しんどい」と感じることも。仕事をしながら転職先を探す際は、無理のないスケジュールを立てる必要があるでしょう。
3.転職先の入社日を決めるのが難しい
仕事をしながら転職活動を進めると、転職先への入社日を決めにくいのがデメリットといえます。内定が出たあとも現職の職場へ退職を申し出たり、業務を引き継いだりする必要があるので、転職先への入社に一定の期間が必要です。すぐに人材を必要としている企業の求人の場合、早期に転職できないことが選考で不利に働く可能性も考えられるでしょう。
転職の面接では、入社できる時期を質問されることがあります。退職時期が明確でない場合は、大まかな目安を答えましょう。転職の場合、面接から1〜3ヶ月以内に入社するのが一般的です。
入社日を調整しやすくするために、なるべく現職の業務が忙しい時期を避けて退職できるように準備しましょう。業務が一区切りついたタイミングや、業務の引き継ぎが進んだ状態で転職活動を行えば、入社日も決めやすくなります。
4.面接の日程調整がしにくい
働きながらの転職活動は自由に使える時間が少ないため、面接の日程調整が難しい傾向にあります。設定された面接日が平日であれば、仕事を休む必要もあるでしょう。なかなか休めない職場だと、公休日や就業後の時間に合わせて面接のスケジュールを調整しなければなりません。
面接のスケジュール調整が難しい場合、「志望度が低い」と判断されて不採用になる可能性も。調整の難しさから、同時期に応募できる求人数も限定されるため、思うように転職活動が進まない恐れもあります。
転職活動中は、メールで面接の日程調整を行うことがあるでしょう。以下のコラムでは、日程調整メールの返信について解説しているので、チェックしてみてください。
仕事を休めない場合はオンライン面接を利用する
仕事をしながら転職活動を行う際、タイミングによっては希望する日に有給休暇を取得できないこともあるようです。仕事を休めない場合は、休日に複数の企業の面接を受けたり、自宅でオンライン面接を受けられないか確認したりしましょう。オンライン面接なら移動時間を省けるため、隙間時間を有効活用することも可能です。
また、応募先の企業の勤務時間外や休日に面接の対応をしてもらえることもあります。今後のスケジュールを確認する際に、仕事を休めないため平日や日中の面接が難しい旨を相談してみるのも一つの手です。
ハタラクティブでも、キャリアアドバイザーとのオンライン面接やLINEでのお悩み相談などを行っています。転職活動について相談したいことがあるけどなかなか時間がとれない…と悩んでいる方は、ぜひお問い合わせください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
働きながら転職活動を成功させるやり方
仕事と転職活動を両立し、転職を成功させるには工夫が必要です。ここでは、在職中の転職活動を成功させるやり方を流れに沿って紹介します。働きながら転職活動を進めたい方は参考にしてみてください。
働きながら転職する際に、転職を成功させるためのポイントを教えてください
転職成功の一歩は自己分析から。計画を立て効率よく活動を進めていくことがポイントです
働きながら転職成功を目指すには、計画性をもって効率的に行動することがポイントです。まずは自分のキャリアの棚卸しから。転職によって何を実現したいのか、明確にすることが第一歩です。目的が定まることで、求人選定や応募書類の作成に一貫性が生まれ、企業とのマッチ度も高まります。
現職とのバランスを取りながら活動を進めるためには、スケジュール管理も欠かせないポイントです。転職活動に割ける時間を見極め、たとえば週末や早朝に履歴書作成や企業研究を行うと効率的です。面接日程の調整は、可能であれば有給休暇を活用し、現職に影響を与えないように工夫しましょう。
企業に応募する際、履歴書や職務経歴書には現職での成果やスキルを具体的に記載し、即戦力としての魅力をアピールすることが大切です。自己分析からあなたがもつ価値を冷静に分析し、自信をもって選考に臨む姿勢をもつことで、転職成功に大きく近づくでしょう。
働きながら転職活動を成功させるやり方
- 転職先へ求める条件に優先順位をつける
- 自己分析や企業研究を行う
- 条件に合った複数の求人へ応募する
- 応募先に合わせた履歴書や職務経歴書を送る
- スケジュールが厳しければ有給休暇を活用する
- 十分に対策したうえで面接を受ける
- 内定を受けた段階で在職中の企業に退職を申し出る
- 業務の引き継ぎや退職準備を行う
1.転職先へ求める条件に優先順位をつける
仕事をしながら転職活動を行う際は、転職先に求める条件に優先度を設定して、効率的に応募する求人を絞り込みましょう。応募先を決めるときは、最優先の条件を決して妥協しないのがポイントです。転職を急ぐあまり重要な条件を満たしていない企業に応募すると、入社後にミスマッチを感じやすくなります。
仕事探しで迷った場合は、優先順位として2番目以降の条件を考慮すると、応募するかどうかの線引きがしやすくなるでしょう。
2.自己分析や企業研究を行う
転職を決めたら自己分析をして自分の得意・不得意や、価値観を明らかにしましょう。自分自身への理解を深めれば、よりマッチ度の高い転職先が選べたり、アピールすべきところが明確になったりする可能性があります。
自己分析を行ったあとは、企業の情報を収集するのも大切です。情報を集めるときは、企業のWebサイトや四季報、ビジネス雑誌などを参考にしましょう。業界や企業の特徴だけではなく、将来性や離職率といった詳細も調べ、自分に取って働きやすい環境かをチェックすることで、より転職成功の可能性が高まります。
3.条件に合った複数の求人へ応募する
働きながら転職する際は、優先度の高い条件にマッチした求人へ複数応募しましょう。選考を並行して進められれば、「自分にとってどの企業がより好条件か」を比較することが可能です。また、1社の選考から落ちてしまっても、ほかの面接に挑めるため、効率的な転職活動を実現できます。
同時期に応募し過ぎないように注意しよう
同時期に応募する企業数は、仕事と転職活動が両立できる範囲にとどめておきましょう。むやみに応募すると、すべての求人で書類審査を通過した場合、毎日のように別の企業で面接があるという事態になりかねません。現職を続けながらの転職活動だと、日程調整に苦労する可能性もあるので気をつけましょう。
4.応募先に合わせた履歴書や職務経歴書を送る
面接に進むには、採用担当者が「会って話したい」と思うような履歴書や職務経歴書を送り、書類選考を通過する必要があります。応募先の企業が求める人物像を把握し、ニーズに合わせて履歴書や職務経歴書の書き方を工夫するのが、選考を通過するコツです。
仕事をしながら転職活動をする際、履歴書や職務経歴書を書く時間を十分に確保できない場合もあるでしょう。しかし、自己分析や企業研究の内容をもとに「志望動機」「自己PR」を記述すれば、好印象を与えられる可能性が高まります。
5.スケジュールが厳しければ有給休暇を活用する
働きながら転職活動を行う際は、応募した企業と面接日をすり合わせる必要があります。スケジュールの調整が難しい場合は、有給休暇や半日休暇を取得し、面接に挑む時間を確保しましょう。
転職先との面接日が決まり次第、なるべく早めに有給休暇を申請するのがポイントです。また、有給休暇の残日数も確認しましょう。
6.十分に対策したうえで面接を受ける
仕事をしながら転職活動を行うなかで書類選考を通過したら、スケジュールを調整し、面接に向けて練習を行いましょう。面接対策は、応募先の企業の社風や希望する職種に合わせて行います。
必要なスキルは職種や業界によって異なりますが、中途採用では「即戦力になるかどうか」が重視される傾向です。未経験の職種への転職の場合も、適応力や協調性の高さをアピールすれば、即戦力と判断してもらえる可能性があるでしょう。
働きながら面接対策を進めるなら、隙間時間を有効活用することが大切です。通勤中や休憩時間を使って、よく聞かれる質問への回答を考え、簡潔に話せるよう練習しましょう。特に「自己紹介」「志望動機」「転職理由」は重点的に準備をすることが大切です。
また、企業研究を効率化するために、公式サイトの採用ページや口コミサイトを活用し、面接で話せる具体例を探しておくのも効果的。限られた時間を使い、繰り返し話すことで自信をもって答えられるようになります。
7.内定を受けた段階で在職中の企業に退職を申し出る
働きながら転職活動を進めている場合、志望度の高い企業から内定が出た段階で転職活動を終え、在職中の企業に退職の相談をしましょう。直属の上司へ伝え、仕事が忙しい時期を避けて退職日を決めるのがおすすめです。現職の引き継ぎや退職手続きも考慮するのが、円満退職の秘訣といえます。
職場によっては引き止めに合う可能性もありますが、しっかりと退職の意思を伝えましょう。転職先で達成したいことを明確に示せば、上司の理解を得やすくなります。
なお、会社を退職する際、退職理由について説明する義務はないため、言いにくい場合は「一身上の都合」と伝えれば問題ありません。
8.業務の引き継ぎや退職準備を行う
仕事をしながら転職活動に成功し、退職日が無事に決まったら、余裕をもったスケジュールで自分の業務の引き継ぎと退職準備を行います。後任の担当者が分かりやすいように、マニュアルを作ったりデータをまとめたりしましょう。
後任者と直接話して、退職前に疑問や不明点がないか確認しておくのも大切です。引き継ぎに不備があると、退職後にやり取りが発生する可能性も。また、企業からの貸与物の返却や書類の発行依頼など、事務的な手続きも忘れずに行ってください。
以下のコラムでは、現職をスムーズに引き継ぐ方法についてまとめています。職場の人に負担を掛けずに退職するコツを知りたい方は参考にしてみてください。
転職エージェントのサポートを受けるのもおすすめ
「働きながら転職活動をするのに疲れた…」「働きながらの転職活動は仕事との両立ができず時間がない」という場合は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。転職エージェントでは、求人紹介のほか、面接の日程調整や選考対策などを行ってもらえます。第三者のサポートを得ることで、転職活動を効率化できるでしょう。
働きながら転職活動を進める際の注意点
働きながら転職活動を行う場合、在職中の職場に迷惑を掛けたり、長期に渡って転職先を探し続けたりしないように注意しなければなりません。ここでは、働きながら転職活動を進める際の注意点をご紹介します。
働きながら転職活動を進める際の注意点
- 転職中だと現職の職場に悟られないようにする
- 社用の携帯やパソコンは使わない
- 在職中は仕事をおろそかにしない
- 転職活動の期限を決めておく
1.転職活動中だと現職の職場に悟られないようにする
働きながら転職活動をする場合は、退職が決まる前に周囲へ伝えないのが賢明です。転職を検討していることが周囲に悟られると、仕事をしながら転職活動を行うのが難しくなってしまうことがあります。
転職を考えていることを安易な気持ちで同僚に話したり、職場で応募先企業や転職エージェントと電話をしたりすると、知られたくない情報が漏れてしまう可能性も。また、転職活動を中断して現職を続ける場合、「転職活動をしていた」という事実が知れ渡っていると、職場での居心地が悪くなることも考えられます。
2.社用の携帯やパソコンは使わない
仕事をしながら転職活動を行う場合は、私用の携帯やパソコンを使いましょう。企業から支給された携帯やパソコンを使って転職活動を行うと、職場にバレてトラブルになる可能性があります。仕事中に転職サイトや求人情報を閲覧するのもマナー違反です。
また、社内で共有カレンダーに予定を登録している方は、転職活動の予定を記入しないように注意しましょう。不自然なスケジュールを入れていると不信感を持たれかねません。
プライベートのメールアドレスで転職活動する
働きながら転職活動をする際は、仕事用のメールアドレスではなく、プライベートのメールアドレスを使用しましょう。在職中の企業で使用しているメールアドレスから求人サイトや応募先の企業へ連絡すると、ほかの社員に転職活動をしていることを悟られてしまう可能性があります。
転職用にメールアドレスを新たに作っておくと、選考に関する連絡事項に気づきやすく便利です。
3.在職中は仕事をおろそかにしない
仕事をしながら転職活動を進める際、転職活動ばかりに気を取られて業務をおろそかにすると、在職中の職場に迷惑が掛かってしまう恐れがあります。転職の意思が固まっている場合も、与えられている仕事にはしっかりと取り組みましょう。転職活動が中心となり過ぎないよう、現在の職場に対する配慮を意識することが大切です。
4.転職活動の期限を決めておく
働きながら転職活動を進める場合、収入や立場が安定していて急ぐ必要がないため、企業探しが長引く傾向にあります。転職活動が長引くと企業に求める条件が厳しくなり、結果的に転職がうまくいかない可能性もあるでしょう。転職活動を長引かせないためにも、「半年以内」「1年以内」など期限を設定し、メリハリをつけて転職に臨むのがおすすめです。
働きながら転職活動を進めるためには、若手人材に強いエージェントなど、自分の希望に合ったエージェントを選ぶことがポイントです。多くのエージェントは非公開求人の紹介や面接日程の調整代行、応募書類の作成支援など、転職活動の負担を軽減するサポートがあります。
キャリアアドバイザーとの面談を通じてキャリアの方向性を整理しながら、ミスマッチのない転職を目指しましょう。
まとめ
働きながら転職をすることは、珍しいことではありません。しかし、仕事をしながら転職活動を行う場合、辛さを感じる可能性があります。多忙で時間を捻出するのが難しかったり、周囲に相談しにくかったりして、思うように転職活動を進められない方もいるでしょう。
現職を続けながら転職活動を行う際は、プロの力を借りて効率的に進められるエージェントの利用がおすすめです。
若年層向け転職エージェントのハタラクティブは、初回にヒアリングを行い、結果に基づいた求人をご紹介します。面接の日程調整や企業とのやり取り、応募書類の添削も専任のキャリアアドバイザーが行うため、仕事しながらの転職活動で時間に余裕がない場合もご安心ください。また、最短2週間とあまり時間を掛けずに内定が得られるのも魅力です。
ハタラクティブの利用に料金は発生しません。1分程度で簡単に自分に合う仕事を調べられる適職診断などもご用意しておりますので、転職の負担を軽減したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
働きながら転職活動をする際に役立つFAQ
ここでは、仕事をしながら転職活動を行えるか悩んでいる方の疑問にお答えします。転職活動を行うタイミングに悩んでいる場合は、ぜひチェックしてみましょう。
働きながら転職活動はきつい?
仕事をしながら転職活動を行うことは可能ですが、心身へ負担が掛かる恐れがあります。毎日仕事終わりに求人を探したり面接を受けたりすると、「きつい」「辛い」と感じることもあるでしょう。適度に趣味の時間を設けてストレスを解消しながら転職活動を行うことをおすすめします。
以下のコラムで、転職活動に伴うストレスとの上手な付き合い方についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
働きながら転職活動するのは違法?
働きながら転職活動をしても違法にはなりません。ただし、仕事中に面接に行ったり社用の携帯やパソコンを転職活動に使ったりすると、処分を受ける可能性があります。会社の就業規則に違反していると判断された場合、懲戒解雇になる恐れもあるので注意しましょう。
以下のコラムでは、処分の種類や転職への影響をまとめています。仕事をしながら転職活動を行う方は、トラブルにならないようにチェックしておきましょう。
働きながら転職活動する際にハローワークは利用可能?
可能です。ハローワークでは仕事探しだけでなく、転職活動の相談や就職セミナーといったサービスも受けられます。
ただし、在職中の場合は、転職の意思があっても紹介状を発行してもらえない場合があるため注意が必要です。紹介状が必要な求人に応募できないと、理想の職場へ転職する機会を逃す恐れもあるでしょう。
働きながら転職活動するのに疲れた…改善策はある?
仕事しながらの転職活動に疲れたと感じる場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントでは、転職活動に関するアドバイスやサポートを受けられます。
若年層向けの転職エージェントであるハタラクティブは、仕事の紹介だけではなく、面接対策や応募書類の添削も実施。面接日の調整も代行するので、仕事ながら効率的に転職活動を行いたい場合に適しています。在職中に転職を考えている方は、お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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