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ジョブカフェはニートも利用できる?ハローワークとの違いとは
更新日
この記事のまとめ
- ジョブカフェはニートなど若者を対象にした就職支援施設である
- ジョブカフェでは、ニートなど若者に就職のセミナーやカウンセリングなどを行っている
- ニートなど若者向けの支援サービスは、ジョブカフェやサポステなど多く存在している
- 都道府県が管轄するジョブカフェに対し、ハローワークは厚生労働省が運営している
- ハローワークはネットから求人情報を検索でき、詳しい企業情報を聞くこともできる
「ジョブカフェはニートも利用できる?」「どのようなサービスを行っているのか知りたい」という人もいるでしょう。ジョブカフェは若者向けに就職支援サービスを提供している施設で、ニートの方も利用可能です。このコラムでは、ジョブカフェの概要やサービス内容について詳しく説明します。ハローワークとジョブカフェそれぞれの違いを知って理解を深め、就職活動を効率良く進めるうえでの参考にしてみてください。
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ジョブカフェはニートも利用できる?
ジョブカフェの対象年齢は地域によって異なりますが、15歳から34歳までをメインとしているのが一般的で、ニートの方も利用できます。若い人にとって相談しやすい雰囲気や環境を大切にしており、ジョブカフェ利用者は年々増加傾向にあるようです。
ジョブカフェの利用を検討している方は、自身の年齢がサービスの対象になるか問い合わせてみましょう。
そもそもジョブカフェとは?
「ジョブカフェ」とは、若者を対象にした就職支援施設です。近年のフリーターや若年失業者の増加に伴い、若者の自立や挑戦をサポートする策として作られました。46の都道府県が主体的に設置しており、その名のとおりカフェのような感覚で立ち寄れる就職支援機関です。
ジョブカフェの正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」ですが、キャリアセンターやしごとセンターなど、さまざまな愛称で知られています。若者が自分の希望に合った仕事を見つけられるよう、就職に関するサービスを無料で提供している機関です。
ジョブカフェの詳しいサービス内容を知ろう
ジョブカフェではどのようなサービスを受けられるのでしょうか。以下に詳しいサービス内容をまとめました。
セミナー
ジョブカフェでは就職活動の進め方や仕事の探し方など、さまざまな項目のセミナーが行われています。基本となるガイダンスが受けられるので、これから就職活動を始める人に向いているといえるでしょう。
基本的にセミナーは日時と定員が決まっているため、予約が必要です。また、就職希望者向けだけでなく、保護者向けのセミナーが開催されることもあります。
カウンセリング
ジョブカフェには、キャリアカウンセラーに就職活動の悩みを相談できるコーナーがあります。1対1でカウンセリングを受けられるため、安心して話すことができるでしょう。
履歴書の書き方や面接の指導
履歴書の書き方や面接の手順が分からない人に向けて指導が行われており、就職活動のノウハウを効率良く学ぶことが可能です。応募する企業へ良い印象を与えられるよう、ポイントを押さえたアドバイスも期待できるでしょう。
ジョブカフェとハローワークの違いは?
就職支援を受けたい場合は、ジョブカフェ以外にもハローワークを利用するのもおすすめです。ハローワークは無料で職業紹介を行う機関。正式名称は公共職業安定所です。
ジョブカフェが都道府県の所轄であるのに対し、ハローワークは厚生労働省が運営しています。また、ジョブカフェは若年者を対象としていますが、ハローワークは年齢に関わらずすべての人が利用可能です。
ハローワークで受けられるサービス
ハローワークの主なサービスは、仕事を探している方へ求人情報を提供すること。ハローワークで取り扱いのある求人情報は、インターネットを通して検索や閲覧が可能です。気になる企業を見つけたら職員に問い合わせてみましょう。条件を確認したのち、応募を決めると紹介状を発行してもらえます。
また、ジョブカフェと同様に、履歴書の書き方のサポートや就職相談も受けられるので、「自分一人での就職・転職活動に不安がある」という方はハローワークを利用すると良いでしょう。
なお、ハローワークは職業紹介以外にも、雇用保険制度の窓口としての機能を有しており、雇用保険の変更や失業給付金の受給などの手続きを行うことが可能です。ハローワークについては「職安とは?具体的なサービス内容や利用方法などを解説!」のコラムでご確認ください。
地域若者サポートステーションとは?ジョブカフェとの違い
ジョブカフェやハローワークとは別に、「地域若者サポートステーション」という機関があります。引きこもりやニートと呼ばれる方々の職業的自立を促進している相談窓口として機能しており、対象者は、働くことに悩みを抱えている15歳から49歳までの方です。
地域若者サポートステーションでは、キャリアコンサルタントによる相談対応やコミュニケーション訓練などを受けることが可能です。メンタル面を考慮しながら段階に応じたプログラムを展開しているため、安心してステップアップを図っていけるでしょう。
また、協力企業で職場体験も実施されているため、実際に働く現場を見学し、体験することで、「働く」とは何かを学ぶことができます。
地域若者サポートステーションはNPO法人や株式会社が運営する施設
地域若者サポートステーションは、厚生労働省が委託した若者支援の実績があるNPO法人や株式会社が運営。すべての都道府県に設置されており、身近に相談できることを強みとしています。若者の「働くことへ一歩を踏み出したい」という気持ちと向き合い、職場が安定するまでトータルサポートに努めている機関です。詳しくは「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」のコラムで解説しています。ジョブカフェを含め自分に合った支援先を見つけよう
前述したように、就職活動を支援する機関にはさまざまな種類があります。就職活動に対するハードルを下げるためにも、まずはいずれかの機関に相談することからスタートしてみましょう。
どのサービスを選ぶべきか迷っている人は、家から近いところや自分に合いそうなものから利用してみてはいかがでしょうか。たとえば、気負わずに気軽に就職相談をしたいならジョブカフェや地域若者サポートステーションがおすすめ。求人を具体的に探したければ、ハローワークや就職エージェントが良いでしょう。
就職エージェントもおすすめ
手厚いサポートや良質な求人、気軽に相談できる環境を求めるなら就職エージェントの利用もおすすめです。就職エージェントとは、就職活動を総合的にサポートする民間の支援機関のこと。就職カウンセリングや求人紹介、選考対策など行っているため、ハローワークやジョブカフェと共通する部分がありますが、民間企業ならではの手厚いサポートや独自の求人情報が特徴です。詳しくは「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」をご覧ください。
「初めての就職活動だから手順がよく分からない…」という人は、ハタラクティブへお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。