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【このページのまとめ】
・ニートから脱却できない理由として「やりたい仕事が見つからない」「傷病」「自分に自信がない」といったものが挙げられる
・一般的に年齢が若いほうが就職に有利と言われているので、ニートからの卒業を目指すなら早めに行動しよう
・いきなり就活をする前に、生活習慣を改める、定期的な外出の機会を設けるなどの準備をするのがおすすめ
・ニート期間が長い、就業経験がない人は就職支援機関を活用するのも、脱ニートを叶える方法の1つ
ニート生活を続ける中で、「このままではまずい」「就職しないと…」といった考えを持つ人もいると思います。
ニートから卒業して仕事に就くには、どうしたら良いのでしょうか。
当コラムでは、脱ニートと年齢の関係性について解説しています。
若者のほうが就職に有利と言われる理由や具体的なニートからの脱出方法、活用できる就職支援なども紹介しているので、現状を変えたい方は参考にしてください。
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ニートとは、「Not in Education、Employment or Training」の頭文字を取った言葉で、1999年のイギリスが発祥。
日本語では「若年無業者」と呼ばれることもあり、一般的には「通勤、通学、家事、就業訓練のいずれも行っていない15歳から34歳までの人」と定義付けることができます。
ニート生活を送る人の中には、働く意欲が湧かずに自ら進んでニートを続ける人もいれば、傷病や家庭環境などで働くことができない人も含まれます。
また、一度も就業経験がない人やアルバイトなどの非正規で働いた経験のある人、正社員として働いていた人など経歴もさまざま。
学歴も、中卒から大学院まで多岐に渡るものの、いずれも「現在働いておらず、通学や家事もせず、求職活動も行っていない人」であればニートという枠組みに当てはまると言えるでしょう。
ニートの方の中には、「就職したくても上手くいかない」といった悩みを持つ人もいると思います。
仕事に対する意欲は持っているものの、なぜ就職が上手くいかないのでしょうか。具体的な原因を以下にまとめました。
求人サイトなどを見ても、自分のやりたい仕事が見つからない人は多いと思います。
自分がなにをしたいのか、どんなことに興味を持っているのかが分からないので、仕事に対して明確なビジョンを持てないのが原因と言えるでしょう。
また、仕事に対して選り好みをする…という人もいるようです。
長期療養が必要な怪我や慢性的な疾患を持っていると、働きたくても思うように働けないこともあると思います。
特に、過去に精神的にダメージを受けた経験がある人は、同じ状況になることを懸念して就職を躊躇するケースも。
しかし、いずれも回復すれば就職することは可能でしょう。
過去に仕事で大きなミスをした経験がある場合、同じミスを恐れて再就職できない…という人もいるようです。
また、就業経験がない、特筆するスキルがない、そもそも自分に自信がないというのも理由の1つ。
特に、ニート生活が長いと社会との接点も希薄になるため、「自分は社会に必要とされていない」といった考えを持ちやすいと言われています。
ほかに、コミュニケーションが苦手なことやプライドが高いことも、就職できない原因になり得るでしょう。
最初に紹介した定義では、ニートは「15歳から34歳」の人とされています。
しかし、20代のニートと30代のニートでは就職事情が異なり、若いほうが有利というのが一般的な認識。
なぜ、若いほうが就職に有利と言われるのでしょうか。
若年者のほうが、物事に対して柔軟な考えを持っている、新しい環境に対応しやすい、仕事の進め方が固定されていないので教育しやすいといった点が評価されるようです。
また、「若いから経験やスキルが無くて当たり前」といった考えを持つ人が多く、将来性、ポテンシャルを評価されることも。
年齢を重ねれば相応の経験やスキルを求められる傾向が強くなるので、就職は困難になるかもしれません。
年齢が若ければ柔軟性や適応力が高いと判断されるため、未経験の仕事でも挑戦しやすくチャレンジできる求人は多数あります。
年齢を重ねてもなお未経験の場合、応募できる求人が限られてしまい、希望する仕事に就けないこともあるでしょう。
上記の理由から、就職するなら若いうちに行動を起こすことが大切です。
早く就職するほうが良いと分かっていても、なかなか行動に移せない…という人もいると思います。
では、ニート生活から脱出するために有効な方法はあるのでしょうか。
通勤や通学をしていないニートは、寝起きする時間や食事の時間も自由。
そのため不規則な生活になりやすく、昼夜逆転生活を送る人も多いと言われています。
しかし、一部の仕事を除いて、一般的な企業では勤務時間は9時から17時といった日中に設定されていることが多数。
昼夜逆転生活から規則正しい生活にいきなり変えることは難しいため、就職を決意したら少しずつ生活改善を行いましょう。
就寝時間と同様に、ニートの方は食生活も偏りがちです。
偏った食事は体調を崩すなど不調のもとになることも。
毎日3食決まった時間に食べる、食事のバランスに注意するといった改善が必要です。
自室や自宅にこもりがちな生活を続けているニートの人は、運動不足の傾向が強いと言われています。
運動不足だと筋力が低下し、疲れやすくなったり免疫力が下がったりすることも。
病気や怪我をしやすくなるため、軽めの運動をする必要があるでしょう。
働くためには外に出る必要があるため、引きこもりがちな人は早い段階で外出する習慣をつけることが大切。
他人と会うのが怖ければ、深夜や早朝からスタートするのも良いでしょう。
また、外出を習慣づけることで生活リズムを改善でき、軽い運動にもなります。
近所のコンビニで買い物をする、最寄り駅まで行く、電車に乗る…のように、段階的に遠方に外出してみるのもおすすめです。
日光を浴びることで前向きな気持ちになったり、適度な運動や外出をすると疲労が溜まって夜寝やすくなったりするメリットも期待できます。
しかし、いきなり生活を一変させると心身の負担が大きくなるため、起きる時間を30分早めるなど少しずつ改善していくと良いでしょう。
脱ニートを目指して就活をしても、なかなか上手くいかないケースは多いようです。
ニート期間がある人は、就職支援を活用するのがおすすめ。
代表的な支援機関を以下にまとめたので、参考にしてください。
都道府県が運営を行う就職支援機関で、正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」。
原則として15歳から34歳までの若年層を利用対象としています。
自分に合った仕事の探し方や就職に関するセミナー、就業体験、カウンセリングなどを実施しており、ハローワークを併設しているケースもあるようです。
働くことに対して悩みを抱える15歳から39歳の人を対象とした支援機関で、通称「サポステ」と呼ばれています。
就職相談のほか、コミュニケーション訓練や提携企業での就労体験などを実施。
「身近に相談できる機関」を目指し、全都道府県に設置されています。
民間の企業が運営する就職支援機関。
カウンセリングや求人紹介など公的機関と同様のサービスを提供していますが、きめ細やかな対応や各エージェントにしかない求人を持っていたり、エージェントによって得意とする業界や地域が違ったりするのが特徴です。
もちろん、ハローワークや求人サイトといった機関を利用するのも良いでしょう。
雰囲気や扱う求人の種類などを見て、自分に合った支援機関を見つけるのがポイントです。
「どの支援機関を使えば良いか分からない」「ハローワークを使うのに抵抗がある…」という方は、民間支援機関のハタラクティブがおすすめです。
ハタラクティブは、若年層に特化している就職エージェント。
利用者の多くが20代かつ就業未経験のため、未経験者歓迎の求人を多く取り扱っています。
採用先の企業には、スタッフが事前に訪問して就業環境や社風などをチェック。
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