ニートはハローワークを活用すべき?男女で就職のしやすさに違いはある?

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この記事のまとめ

  • 男女関係なく、ニート期間が長引くと就職に不利になる傾向にある
  • ハローワークとは、全国500ヶ所以上に設置されている公共職業安定所のこと
  • 初めてハローワークを利用する場合は求職申込書を記入しハローワークカードを発行する
  • 求職者登録後は職業相談や企業への応募、職業訓練の受講などのサービスが利用できる
  • ハローワークに行く際の服装は普段着で問題ないが、だらしのない格好は避ける
  • ハローワークのほかに、サポステやジョブカフェなどの就職支援サービスがある

ニート期間が長いと「正社員を目指すならハローワークを利用すべき?」「男女で就職の難易度は違う?」など、さまざまな悩みがあるでしょう。男女関係なく、ニート生活からの脱出を目指す方はハローワークの利用がおすすめです。このコラムでは、ハローワークのサービス内容について解説。ハローワークの利用方法や気をつけるポイントを紹介しています。ニートからの就職を目指す方は参考にしてみてください。

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ニート期間が長引くと男女関係なく就職に不利?

ニートと聞くと男性をイメージする方がいるかもしれませんが、実際には男性と女性のニートの数に大きな差はないようです。また、就職の難易度についても男女関係なく、ニート歴が長くなればなるほど就職が不利になるという傾向にあります。また、女性のニートは男性のニートに比べて、「将来の結婚」や「家事手伝いをして不自由なく暮らせている」などといった理由で就職に対する焦りをあまり感じていないという場合も多いようです。しかし、そのような理由でニート生活を送っていると、「環境が変わって就職しなければいけなくなった」というときには、年齢が高くなり、就職が難しくなっているということも考えられます。「ニートを抜け出したい」という気持ちが芽生えたら、できるだけ早く求職活動を始めることが就職成功の鍵といえるでしょう。

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ニートから就職を目指すならハローワークの利用がおすすめ

ニートから就職を目指す場合は、「ハローワーク」の利用がおすすめです。ハローワークとは、全国に500ヶ所以上設置されている公共職業安定所を指します。主なサービス内容は、人材を探す企業に対し、仕事を探す求職者を紹介すること。求職者の利用も企業側の利用も無料という特徴があります。ハローワークの具体的な利用方法・流れは以下のとおりです。

求職申込書の記入と提出

ハローワークの受付で「求職の申し込みをしたい」と伝えましょう。渡された求職申込書に以下の必要事項を記入します。

・ハローワークからの連絡方法の選択
・氏名、生年月日、現住所、電話番号などの個人情報
・就業形態や年収、勤務時間などの就職に関する希望
・学歴
・職歴
・免許や資格

上記の項目を記入して求職申込書を提出すると、30分程度で「ハローワークカード」を発行してもらえます。

ハローワークカードとは

ハローワークでの就職の相談や紹介、求人の閲覧、職業訓練の受講などの各種サービスを受けるために必要なカードのことを指します。万が一紛失してしまった場合は、1年以内であれば再発行が可能です。また、1年以上経過してしまった場合は、ハローワークの受付で再度申し込みを行い、新しいハローワークカードを作る必要があります。

ハローワークの営業時間

基本的に、平日の午前8時30分頃から午後5時15分頃までが営業時間となっています。しかし、地域によっては17時以降や休日に営業している場合もあるようです。自分の住んでいる地域のハローワークの営業時間を事前に確認しておきましょう。

土曜日や夜間に開庁しているハローワークもある

上述したように、平日や日中の利用が難しい方に向けて、土曜日や夜間に開庁しているハローワークもあるようです。ただし、「毎週」や「隔週」などハローワークによって開庁状況が異なります。利用の際は事前に確認しておきましょう。「ハローワークは土日もやってる?営業時間や休みを確認しよう」では、ハローワークの土日の開庁状況や受けられるサービスなどを紹介しているので、チェックしてみてください。

ニート期間にハローワークでできること

ハローワークで求職者登録をすると、以下のようなサービスを利用することができます。

職業相談

求人照会用のパソコンを見て申し込みたい求人を見つけたら、求人を印刷して受付に行きます。職員に「職業相談をしたい」と伝えると、職業相談をすることが可能。職業相談では、主に企業への応募方法や仕事の適性などについて話すことが多いようです。ハローワークの職員は基本的に受け身の姿勢で話を聞いてくれるため、聞きたいことや相談したいことなどを事前に整理しておき、質問できるようにしておきましょう。

企業への応募

応募したい企業の求人票を印刷して、受付の職員に相談すると、その場で企業を紹介してもらうことができます。書類選考がない場合は、その場で面接の日時を決め、「紹介状」を用意してくれるため、渡された紹介状は面接時に忘れずに持参しましょう。なお、ハローワークでは、複数の企業へ応募することができます。気になる企業がいくつかあった場合は応募してみましょう。

職業訓練の受講

職業訓練とは、仕事に役立つスキルを習得できる公的な就職支援制度を指す言葉です。職業訓練は、働く意思があれば誰でも受講可能。講座はハローワークと提携する職業訓練校で受講します。以下に、講座内容の一例をまとめました。

・介護
・医療事務
・パソコン、Web関連
・ネイル
・エステ
・ファイナンシャルプランナー

上記のほかにも、デザイン関連や電気設備、建築など、多種多様な講座があります。職業訓練を受ける場合は、自分がこれから何をしたいのかを事前に明確にしておき、経験や希望に合った講座を選びましょう。職業訓練校の数や講座の種類は地域によって違いがあります。また、人気の講座は倍率が高いため、普段から情報収集を行い、すぐに行動できるようにしておくことが大切です。「職業訓練の種類はどれくらい?受講メリットとハローワークで申し込む方法」では、職業訓練の種類や受講の流れを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

ハローワークを利用するときのポイント

「ハローワークに行くときの服装に決まりはあるの?」「持ち物は何が必要?」と悩む方も多いようです。以下では、ハローワークを利用する際に気をつけたいポイントをまとめました。

服装

ハローワークに行く際の服装は、普段着で問題ありません。ラフな格好で行くことが選考に影響するということはないため、心配する必要はないでしょう。しかし、汚れていたり破損していたりするだらしのない格好は避け、清潔感のある服装を選ぶことが大切です。 また、求人について問い合わせた際、稀にその場で「これから面接に行けますか?」と聞かれることがあるようです。改めて日程調整することも可能ですが、できるだけ早く仕事を決めたいという方は、ハローワークに行く日は予定を空けておき、スーツで求人を探しにいくのも良いでしょう。 スーツを持参して普段着で行くこともできますが、面接の際に大きな荷物は邪魔になってしまいます。面接までを想定している方はスーツで行くのがおすすめです。

持ち物

ハローワークに行く際には、メモと筆記用具を持参しましょう。初めて行く際には、履歴書があると求職申込書の記入がスムーズにできます。また、求職者登録が済んでいる方は、ハローワークカードも忘れずに持っていきましょう。メモと筆記用具は、求人について気になることがあったときや面接のアドバイスをもらうときなど、すぐに書き留めることができるため、あると便利です。

営業時間を調べる

上述したように、ハローワークの営業時間は、基本的に午前8時30分から午後5時15分までです。しかし、地域によって営業時間は異なるため、最寄りのハローワークの営業時間を事前に調べてから向かいましょう。

分からないことは窓口に相談しよう

ハローワークでは、施設内に設置されたパソコンを使って求人を探す方法がメインとなります。しかし、ハローワークによって新規求人を展示していたり、地域ごとに求人をファイルにまとめたりしている場合もあるようです。求人の探し方が分からない場合は、窓口で相談してみましょう。

ハローワーク以外の就職支援機関とは

ハローワーク以外にも、就職支援サービスを行っている公共機関が存在します。以下で、ニートにおすすめの求職支援機関を紹介します。それぞれの特徴を踏まえた上で、自分の状況に合わせてサービスを活用しましょう。

地域若者サポートステーション(サポステ)

働くことに不安や悩みを抱える15歳から49歳までの方を対象に、就労に向けた支援サービスを提供している施設です。主なサービス内容は、個別相談や支援計画の作成、コミュニケーション障害を回避するための教育訓練、協力企業への職場体験など。ハローワークと違い、求人紹介や職業斡旋などはなく、あくまでも就活を始めるサポートに特化している点が特徴です。サポステについては、「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」でも支援内容や利用の流れを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

若年者のためのワンストップサービスセンター(ジョブカフェ)

ジョブカフェは、46都道府県が設置している就職支援施設です。正式名称は、「若年者のためのワンストップサービスセンター」といい、若者の能力向上や就職支援を目的として、職場体験や就職関連のサービスを1ヶ所で提供している点が特徴。ジョブカフェによっては、ハローワークが併設されていたり、職業紹介が実施されていたりする場所もあるようです。

ニートを脱出したいと感じたら、ハローワークをはじめ、以上のような支援機関を利用するのも1つの方法。また、1人での求職活動が不安という方は、エージェントの利用もおすすめです。
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