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「自己評価が書けない…」押さえたいポイントや例文を解説

更新日2025/04/03

「自己評価が書けない…」押さえたいポイントや例文を解説の画像

この記事のまとめ

  • 人事評価とは、従業員の業績や能力を判断するために行われる評価制度の1つ
  • 自己評価は人事考課に導入されている評価基準の一つ
  • 「自己評価」で効果的に自分をアピールするには、前向きな表現や具体例が大切
  • 自己評価が書けない方は、「前向きな表現」「過大・過小評価を避ける」などを意識する

「自己評価がうまく書けない」と悩む方もいるでしょう。自己評価を書く時は、前向きな表現で、自分を客観的に評価することがポイントです。このコラムでは、自己評価を行う目的や書き方のコツを例文付きで解説します。人事考課が近い方はぜひ、ご一読ください。

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目次

  • 人事考課および自己評価とは?
  • 「自己評価が書けない」という方が押さえたいポイント
  • 「自己評価が書けない…」例文付きで書き方を解説
  • 成果を数値化しづらい職種の自己評価は?

人事考課および自己評価とは?

人事考課とは、企業が従業員の業績や能力、勤務態度などを総合的に評価することです。企業によっては人事評価とも呼ばれており、年に1〜2回実施する企業が多い傾向にあります。
評価を行う目的は、昇進や昇給、ボーナス査定に向けた判断材料を作成することや、能力を把握して適切な育成や配置転換を行うことが挙げられるでしょう。

人事考課の基準

評価項目や基準は企業によって異なります。一般的な基準は以下のとおりです。

成果基準結果とプロセスの両方を評価する
能力基準個人が持つ能力の発揮を評価する
情意基準仕事に対する態度や人柄を評価する

人事考課は複数名によって行われ、最初に評価を行う一次評価者は直属の上司が担当する傾向にあります。その次に、二次評価者として部長といったさらに上位の上司が評価を行い、最終的な判断は人事や経営層が決定するというプロセスが基本となっています。

人事考課に導入される「自己評価」

企業によっては、評価の対象となる人が自分自身を評価する「自己評価」を人事考課に導入しています。評価項目や評価基準、点数の付け方などは各企業によって異なるでしょう。昇進や昇給につながる自己評価を望むのであれば、日頃から、会社が求めるスキル・マインド・結果などをしっかりと理解したうえで、従事するのがおすすめです。

また、人事考課の実施後に異動を打診されることがありますが、それを不服に思う方もいます。しかし、会社とのトラブルは避けたいもの。「人事異動したくない!打診されたときの対処法やメリットをご紹介」に、希望しない異動についての対処法が書かれているので、お悩みの際は目を通してみてください。

コンピテンシー評価とは

コンピテンシー評価とは、従業員の能力や行動特性に基づいて評価を行う手法です。概念的な成果や業績だけでなく、仕事の進め方やスキル、行動の質を重視するのが特徴。具体的には、「リーダーシップ」「問題解決力」 「コミュニケーション能力」などの要素を評価基準として設定し、従業員がどのように成長しているか、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを評価します。

「自己評価が書けない」という方が押さえたいポイント

「自分自身を評価するのは難しい」「何を書いたらいいか分からない」と感じる方もいるでしょう。その場合、まずは「前向きな表現を心掛ける」「過大評価や過小評価をしない」というポイントを押さえて記載してみるのがおすすめです。以下でそれぞれを詳しく解説します。

前向きな表現を心掛ける

自己評価を記入するうえで大切なのは、前向きな表現を心掛けること。人事評価では自分をアピールすることが大切なので、マイナスイメージにつながる内容や表現は避けたほうが賢明です。ネガティブな内容を記入する場合は「失敗から何を得たか、次にどう活かすか」を加筆しましょう。

分かりやすく記載する

自己評価を書くうえで押さえたいポイントとして、分かりやすく記載することが挙げられます。
読みやすく、分かりやすい内容にするためには、具体的かつ簡潔にまとめることが大切です。たとえば、得られた成果の数値を入れて具体例を提示する、プロセスと結果をつなげて読みやすく整える、短い文章を心掛けるなどの工夫が効果的でしょう。

過大評価や過小評価をしない

自己評価を記載するときは、「できないことを書く」「過大・過小評価する」のは避けましょう。自己評価の高い人のポジティブさは長所ですが、事実がないと意味を成しません。また、謙虚さが高じて、自己評価を低くつける方もいるようですが、こちらも「自分のことをきちんと理解していない」とみなされて評価を落とす可能性が考えられます。自己評価を行う際は自分を客観的に評価し、誠実な内容を記載することが求められるでしょう。

具体的に伝える

自己評価を書く際には、単に自分の業務内容を記載するのではなく、人事評価の目的を理解し、成長の過程や成果を具体的に伝えることが大切です。従業員一人ひとりの自己評価は、企業が適切な評価を行い、従業員のキャリアアップを支援するための大事な要素となります。

また、自己評価を書く目的は人事評価を受けるためだけではなく、自分自身の強みや課題を見据え、今後のキャリアにつなげることも挙げられるでしょう。そのため、「何をどうアピールすればよいのか?」を意識しながら作成することが大切です。
会社で評価される人の特徴を知りたい方は、「会社で評価される人が持っている特徴とは?」も参考にしてください。

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「自己評価が書けない…」例文付きで書き方を解説

ここでは「自己評価が書けない」と悩む方へ記載例をご紹介します。以下の例文を参考に、自己評価を行ってみましょう。

営業職の自己評価の例文

今年度は、法人営業として新規顧客の開拓を目標に取り組みました。上期は成果が出ませんでしたが、訪問数を上期の1.5倍にすることで、下半期には新規契約率が前期比20%向上しました。
また、社内研修を活用し提案力を強化した結果、顧客からの追加受注にもつながりました。今後はさらに顧客との信頼関係構築を目指し、売上目標達成を目指していきます。

事務職の自己評価の例文

事務職として、社内の業務効率化を目標として取り組みました。特に、請求書管理のプロセスを見直し、手作業だった部分をExcelのマクロを活用することで、処理時間を30%短縮しました。また、社員からの問い合わせ対応を迅速化するため、FAQを作成し、問い合わせを20%削減できました。今後はさらにデータ管理のスキルを向上させ、業務の正確性を高めていきたいと考えています。

製造業の自己評価の例文

製造ラインのオペレーターとして、安全と品質向上を意識して業務に取り組みました。特に、不良品率を減らすための機械調整を行い、前月比5%の改善を達成しました。また、作業マニュアルを見直し、新人が業務を習得しやすいよう改善しました。今後は、より高度な機械オペレーションスキルを身につけ、ラインの生産性向上に貢献していきます。

販売・接客業の自己評価の例文

店舗スタッフとして、接客対応の向上に努めました。 リピーターの増加を目指し、購入履歴をもとにおすすめ商品の提案を行ったところ、リピーターが10%向上しました。 また、新人教育を担当し、マニュアルの改善して研修を行ったところ、期間を2週間から1週間に短縮できました。 今後はさらに接客スキルを磨き、売上向上に貢献したいと考えています。

マーケティング職の自己評価の例文

デジタルマーケティング担当として、企業のSNS運用を任されました。フォロワー数の伸び悩みを改善するために投稿内容を分析し、ユーザーが求めるコンテンツを強化しました。その結果、3ヶ月でフォロワー数が20%増加し、エンゲージメント率も15%向上しました。今後はさらにSEOや広告運用の知識を確保し、効果的な推進戦略を推進できるよう取り組んでいきます。

仕事で評価されない要因や、評価される社員になるための方法については、「仕事が評価されないと感じたら退職すべき?改善策などを紹介」のコラムで解説しています。

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成果を数値化しづらい職種の自己評価は?

自己評価を行う職種の中には、事務職のように結果を数字で表しにくいものもあります。その場合は、以下の方法で評価を行ってみましょう。

  • ・通常業務の目標や成果を数値化する
  • ・現状の変化を説明する
  • ・仕事に関わる自己啓発をアピールする

事務職や技術職のように業務を数値化しづらい場合、「残業時間を△%削減する目標に対して、△%達成」など通常業務の目標や成果を数値に表すと分かりやすくなります。「指導の結果、部下に△△のスキルが身についた」「マニュアルを作成して△△の業務をスムーズに行う基礎を作った」など、現状の変化を具体的に説明するのがおすすめです。

また、「△△研修に参加」「TOEICスコア△△点達成」「△△の勉強を続けている」など、仕事に関わる自己啓発をアピールしても良いでしょう。自己啓発や自己研鑽の方法、アピールする際の例文などは、「自己研鑽の意味とは?励むポイントやメリット・就活で使える例文も紹介!」で説明しているので、参考にしてみてください。

人事考課は、従業員の昇給や昇進の目安となります。業務内容に見合った評価を受けるためにも、しっかりと自己評価を行って上司にアピールすることが大切です。
それでもなお、現在のポジションや給与額に満足していない…という方は、転職を検討するのも一つの手。就職・転職エージェントのハタラクティブなら、求人サイトでは分からない社内の雰囲気や勤務環境もしっかりとお伝えすることが可能です。専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリングの結果をもとに、一人ひとりの適性やスキル、希望に合った条件の求人をご紹介いたします。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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