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Web面接の流れとは?押さえておきたいポイントや注意点もご紹介
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この記事のまとめ
- Web面接とは、PCやスマホを使用してオンラインで選考を行うことを指す
- Web面接の流れは、基本的に対面面接と変わらない
- 音声やカメラに問題がないか、Web面接の前に確認しておく
- Web面接の開始10分前にはログインし、終わったら面接官が接続を切るのを待とう
- Web面接の注意点は「上下スーツを着用する」「不要な通知は切っておく」など
- 接続が切れたり、機器に不具合が生じたりといったアクシデントには冷静に対処する
「Web面接の流れは対面のときと何か違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。Web面接も、「入室→最初の挨拶→面接→最後の挨拶→退室」といった基本的な流れは対面のときと変わりません。ただし、途中で接続が切れてしまうなど、対面とは異なるトラブルが起きる可能性があるため、入念な準備が必要です。このコラムでは、Web面接のポイントや注意点をまとめたので、参考にしてみてください。
Web面接とは?
Web面接とは、PCやスマホを使用し、オンラインで選考を行うことを指します。どこに住んでいても、移動せずに選考を受けられるのが特長です。対面面接との違いは直接会うかどうかのみで、聞かれることは基本的に変わりません。ただし、Web面接では画面越しになってしまうため、相手の細かな表情の変化を感じ取るのは難しいでしょう。そのため、準備をしっかり行い、Web面接に慣れておくのがおすすめです。
Web面接については、「Web面接ってどうやるの?守るべきマナーや準備のポイントを紹介!」のコラムでも紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
Web面接の基本的な流れ
Web面接も、「入室→最初の挨拶→面接→最後の挨拶→退室」といった基本的な流れは対面のときと変わりません。まず、企業から面接日程について連絡を受け、双方の予定をすり合わせます。連絡方法は対面面接と同じくメールが一般的です。当日は指定されたURLからWeb面接に参加し、終了後はお礼のメールを送りましょう。
面接前や当日にやるべきこと、終了後に注意することについては、次項から説明していきます。Web面接の流れについては、「オンライン面接の流れは?マナーやコツを押さえて就職・転職を成功させよう」のコラムでも詳しく解説しているため、こちらもあわせてご覧ください。
Web面接までに準備しておくこと
ネットワークやソフト上のトラブルをできるだけ防ぐためにも、Web面接では入念な事前準備が大切です。ここでは、Web面接を受ける前に準備しておくと良いことを解説します。
Web面接を受けるデバイスを決める
Web面接を受ける際は、画面が固定できるPCを使用するのがおすすめです。スマホで受けることもできますが、以下のポイントに注意すると良いでしょう。
- ・使用するWeb面接ツールがスマホで動作するのか
・充電は万全か
・電波状況は問題ないか
・アプリの通知は切っているか
また、スマホを手で持った状態で面接を受けるのは難しいため、固定する三脚なども必要です。スマホでWeb面接を受ける場合は、特に不備がないようしっかり準備しておきましょう。
音声やカメラを確認する
使用するデバイスを決めたら、面接日当日までに音声やカメラのチェックを行いましょう。当日になって上手くつながらなかったり、機器に不具合があることに気づいたりすると、面接の実施に影響が出る恐れがあります。音のボリュームやカメラの向きなどをできるだけ細かく確認して、相手が聞きやすく、見やすい状態を確認しておきましょう。また、PCやスマホの音声に問題がある場合は、イヤホンやマイクを使用しても問題ありません。面接官の声がしっかり聞き取れるように準備しておきましょう。
面接を受ける場所を決める
Web面接は、自宅で受けるのが一般的です。どうしても自宅で受けられない事情がある場合は、できるだけ静かな場所を選び、面接官に失礼のないよう注意しましょう。また、外出先でのWeb面接はインターネット回線が不安定になるなど、トラブルが起こりやすくなることがあります。そのため、自宅で行うときよりも、さらに入念に準備しておくことが大切です。
Web面接を受ける場所の選び方については、「Web面接を受けるのに最適な6つの場所!必要なマナーも合わせて紹介」のコラムも、ぜひ参考にしてみてください。
Web面接当日にすること
Web面接の当日は直前になって慌てないよう、余裕を持って準備を行いましょう。ここでは、Web面接当日に行うと良いことを紹介します。
開始時間の10分前には指定のURLにログインしておく
面接の10分前には指定のURLにログインしておきましょう。時間ギリギリだと、ログインが上手くいかなかった場合に面接の開始時間に影響が出る恐れがあります。Web面接では、企業までの道のりが分からなかったり、交通機関が遅れたりというアクシデントがありません。その分、開始時間までにちゃんとログインできているかがシビアに見られる傾向があるため、時間厳守に努めましょう。
ユーザーネームやプロフィール画像にも注意しよう
Web面接で使うツールをプライベートでも使用している場合は、ユーザーネームやプロフィール画像がビジネス向けのものになっているか確認しましょう。ビジネスで使用する際は、ユーザーネームは本名、画像は証明写真やデフォルトのものを設定するのが一般的です。あだ名やキャラクターの画像が使用禁止なわけではありませんが、面接官に与える印象を左右する恐れがあります。不安な場合は、プライベートとは別に面接用のアカウントを作成すると良いでしょう。
開始5分前になったら企業にメッセージを送る
面接開始の5分前には、準備が整った旨を先方に伝えましょう。面接で使用するツールのチャット機能を使うと、相手も気づきやすいのでおすすめです。事前に連絡しておくことは、相手にしっかりした印象を与えるだけでなく、スムーズな面接の開始にもつながるでしょう。
企業からの着信を受ける
メッセージを送ったら、企業からの着信を待ちましょう。自分から発信すると同時に掛け合ってしまったり、先方の面接準備が整っていなかったりする可能性もあります。そのため、自分から発信するのは避けるのが無難です。もし一向に先方から着信がこない場合は、一度メッセージを送ってみましょう。
Web面接が終わったあとに注意すべきこと
終わったあとにすぐに接続を切らないなど、Web面接には対面面接と異なるマナーがあります。ここでは、Web面接が終わったあとに注意すべきことを紹介しますので、しっかり押さえておきましょう。
面接の最後には頭を下げて挨拶する
面接官から「これで面接を終わります」という旨の発言があったら、対面面接と同じように「今日はありがとうございました」と頭を下げて挨拶しましょう。立ってしまうとフレームアウトしてしまうため、挨拶は座ったままで問題ありません。
面接官が接続を切るのを待つ
挨拶を終えたあと、自分から接続を切らないようにしましょう。挨拶のあとに面接官から何か連絡事項があることも考えられます。ただし、企業から「終了してください」など、先に退室するよう指示があれば従いましょう。
お礼のメールを送る
Web面接が終わったあとには、お礼のメールを送ります。忙しいなか時間を割いてもらったお礼を伝えると、丁寧な印象を与えられるでしょう。「送らなくては」という義務感で書いてしまうと、かえって事務的な印象を与えかねません。「一緒に働きたい」という気持ちを添えて、自分の言葉で簡潔にお礼を伝えましょう。お礼メールの作成方法については、「お礼メールの件名や返信はどう書く?ビジネスで使える例文も交えて解説」のコラムもチェックしてみてください。
印象アップにつながるWeb面接のポイント
Web面接では、画面映りや聞き取りやすい話し方、相手に伝わりやすいリアクションが重要です。ここでは、印象アップにつながるポイントをまとめました。
明るい場所で受ける
カメラでよく表情が見えるよう、明るい場所で面接を受けましょう。暗い場所では表情が伝わりづらく、面接官に与える印象に影響することがあります。逆光も顔が見えづらくなるため、できるだけ真上や正面から光が来るような場所がおすすめです。
背景に注意する
面接官はカメラの背景もさりげなくチェックしている傾向があります。乱雑に散らかっている、趣味のものが大量にあるなど、面接にふさわしくない場所での通信は避けましょう。部屋を簡単に隠せるバーチャル背景も、面接では使用しないのが無難です。何もない壁やシンプルなカーテンの前で面接を受けるか、事前に部屋を片付けておきましょう。
明るい表情と声を心がける
Web面接は直接会わないため、相手の細かい印象を読み取るのが難しいところがあります。また、普通の表情をしていても、カメラ越しでは暗い印象になってしまうこともあるでしょう。そのため、Web面接では表情と声を明るくするよう心がけることも大切です。表情や声を意識することで、印象アップに繋がる可能性があります。
要点をまとめて端的に話す
対面面接でもいえることですが、あらかじめ話の要点をまとめて端的に話しましょう。要点がまとまっておらずダラダラと話してしまうと、面接官からの評価に影響することがあります。また、Web面接の場合は通信状況によってタイムラグが発生することもあるでしょう。タイムラグにより話題がずれてしまう可能性も考慮して、要点を捉えて端的に回答するのが賢明だといえます。
相槌をきちんと打つ
Web面接は直接会うよりも反応が見えづらいため、面接官の話をきちんと聞いているかどうか伝わりにくい可能性があります。面接官の話を聞き、理解できていることを示すために、相槌をきちんと打つこともポイントです。
押さえておきたいWeb面接の注意点やマナー
Web面接では、「上下スーツを着用する」「不要な通知は切っておく」などの注意点があります。ここでは、Web面接の注意点やマナーについて見ていきましょう。
服装は上下スーツで受けよう
Web面接の場合も、服装は上下スーツを着用して挑みましょう。基本的に下半身は見えませんが、カメラの角度やお辞儀をする際に見えることがあるため、上半身だけスーツを着るのはおすすめできません。見えてしまったときにマイナスな印象を与えないよう、上下ともにスーツを着用しておくのが賢明です。
マスクは外そう
自宅でWeb面接を受けるのであれば、マスクは外しておきましょう。口元が見えた方が表情も分かりやすく、雰囲気や印象が面接官に伝わりやすくなります。外出先などでどうしてもマスクを外せない事情がある場合は、先に伝えておくのがマナーです。
話すときはカメラを見よう
自分が発言するときには、面接官の映るモニターではなく、カメラを見ながら話しましょう。カメラを見ると、目を見て話しているような感覚を面接官に与えることができます。間違っても、ほかの画面や下を見て話すのは避けましょう。
不要な通知は切っておこう
メールの受信やアプリの通知などが面接中に鳴ってしまうと、面接官にも音が届く恐れがあります。そのため、面接中は通知をオフにするのがマナーです。PCでWeb面接を受ける場合も、気が散ってしまわないようスマホの電源はオフにしておきましょう。
カンペは目線の先か画面上に用意しよう
面接中はカンペを見ても構いませんが、目線の先か画面上に用意するようにしましょう。視線を下げたまま話すと、カンペを見ているのが分かってしまう可能性があります。どうしてもカンペを使用したい場合は、目線が落ちない場所への設置を心掛けましょう。
面接中はPCのメモを使うのは避けよう
面接中にメモを取りたいときには、PCで打ち込まないようにしましょう。キーボードを叩く音がマイク越しに聞こえてしまうと、マイナスの印象につながりかねません。メモを取りたい場合はさり気なく手元でノートに書くなど、面接官への配慮を忘れないようにしましょう。
宅配便などで面接を中断しないようにしよう
自宅では、宅配便など不意な訪問があるものです。しかし、応対して面接を中断するのは避けましょう。自宅でリラックスしやすい環境とはいえ、面接は公的な場です。あらかじめ宅配便の時間を変更しておくなど、できる限り工夫をしましょう。
Web面接の注意点やマナーについては、「Web面談とは?聞かれることや服装・背景の注意点を解説」のコラムも参考にしてみてください。
Web面接でありがちなトラブルと対処法
Web面接では、指定のサービスにログインできなかったり接続が切れてしまったりと、対面とは異なるトラブルが発生します。企業側も、ある程度のトラブルは想定しているようです。そのため、ログインなどの事前に対処できるものは早めに解決し、面接中のトラブルには慌てずに対応しましょう。ここでは、Web面接でありがちなトラブルと対処法を紹介します。
通知されたURLに入れない
面接当日までに、一度はログインできるかどうか試しましょう。「ユーザー登録をしているのにログインができない」「メールで通知されたURLが開けない」といったトラブルは事前に対処できるものです。もし不具合があった場合は、使用ツールの運営会社や企業に問い合わせることで面接当日までに解決できると考えられます。
接続が切れてしまった
Web面接の最中に、通信の関係で接続が切れてしまうこともあるようです。その際には、通信が切れたことを速やかに企業に連絡します。メールは気づきにくいため、できる限り電話を使うのが理想的です。面接日程のすり合わせの段階で、緊急連絡先を確認しておきましょう。急なトラブルがあったときのために、PCで面接している場合にはスマホも持っておくなど、予備のツールを用意しておくのもおすすめです。また、無線通信を使用している場合は有線にすると通信が安定することもあります。事前に通信環境を確認し、安定した状態で面接に臨みましょう。
音声や画面の不調
音声や画面で不具合がある場合は、まずは使用ツールの設定を確認しましょう。問題なければPCやスマホなど、デバイスそのものの設定を見てみるのもおすすめです。ミュートになっていたり、カメラがオフになっていたりする可能性もあります。設定に問題がない場合は、デバイスを変更するのが望ましいでしょう。
このように、Web面接は対面のときとは注意点が異なります。Web面接の特性に合わせて、上記を参考に対策を講じましょう。ただし、面接ではトラブルなどを想定した準備だけでなく、「基本的な面接のマナーを把握しているか」「面接で話す内容が練られているか」も重要です。基本的な面接対策も万全にしたうえで、Web面接に臨みましょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。