転職回数が多いと不利?就活への影響と対策

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この記事のまとめ

  • 転職回数が多いとされるのは、3回めからであることが多い。ただし、業界やその企業によっても異なる
  • 重要なのはこれまでの経歴の中でどんなスキルを身に着け、どんな成果を出してきたのかをアピールすること
  • 転職回数が多いメリットは「経験豊富」「チャレンジ精神旺盛」と捉えられる可能性があること
  • デメリットは「定着率が低い」「ストレス耐性が低い」と思われる可能性があること
  • 履歴書や職務経歴書の書き方にも工夫が必要。読みやすさを心がける
  • 転職回数が多いことによるデメリットは挽回できる!事前に質問への対策や一貫性のある転職理由を考えることが大切

「転職回数が多いと、就職が不利になるかもしれない」と不安に感じたことはありませんか?
ここでは、転職回数が多いことが及ぼす就職活動への影響や、メリット・デメリット、面接対策や書類作成など転職回数が多い人におすすめの就職活動をまとめています。

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転職回数が多いことの就職活動への影響

何回転職をしていると転職回数が多いと認識されるのでしょうか。
会社や職種、業界によって、許容できる限度は変わるようですが、、3回程度を目安としている企業が多い傾向にあります。

その理由は、短期間で転職したのでは「スキル・キャリアを積んだというほど経験できていないはず」「その業界の内情を把握したり、業務や職場の状況に合わせたりする努力をしていない」と判断しているためといえるでしょう。
回数よりも、最低でも1年以上勤続していることが、限度の指標として挙げられるかもしれません。

転職回数が多くても内定は出る?重視されることはなに?

上記のように、3回程度であれば内定への影響はそれほどないようです。
回数そのものよりも、勤続年数やどんな経験・キャリアを積んできたのかを重視する会社もあるためといえるでしょう。
転職・退職理由が、自分の将来に対して前向きで納得できるような内容であれば、就活を有利に進められる可能性は高まります。

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転職回数が多いことが及ぼすメリットとデメリット

転職回数が多いことは、転職時にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
メリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット

「忍耐力がない」というマイナスイメージよりも、積極的に物事にチャレンジできる「意欲的な人」と捉えられることも。
また、ほかの仕事や業界を見てきたことから、多角的な視点での判断力・決断力・臨機応変な対応力などを期待されることもあります。

デメリット

定着性のなさや、ストレス耐性が低いのではと不安を抱かせてしまうことで「重要な仕事を任せられない」と判断されてしまうことも。
これらは正社員を採用する基準の中では比較的マイナスポイントな印象が強いため、不利になる可能性もあるでしょう。

転職回数が多い場合の履歴書・職務経歴書の書き方

転職回数が多いと職歴欄に書くことが多く、書ききれない、どう書いて良いのかわからない…と悩むことも珍しくありません。
この項では、履歴書と職務経歴書それぞれの書き方を解説します。

履歴書

履歴書を書く際、職歴欄に収まりきらない…という場合は代表的なものだけ記載するという方法があります。
書ききれなかった職歴については、「短期間の職歴については職務経歴書に記載」などとし、職務経歴書に分けて記載しましょう。
職歴欄が足りない…という場合には、転職者向けの履歴書のフォーマットを探すのもおすすめです。

職務経歴書

転職時に重要視される職務経歴書。時系列順に書いたのではわかりづらい…という場合は、キャリア形式の書き方がおすすめです。
キャリア形式とは、職務内容ごとにまとめて書くという書き方。複数の職種を経験している場合、書きやすい方法ではないでしょうか。
例えば、営業職→事務職→営業職と転職を行った場合。
時系列では職種を転々としているイメージを与えてしまいますが、キャリア形式にすることで一貫性が感じられるようになります。

転職回数が多い人のための面接対策

転職回数が多いことでネガティブな印象を与えてしまうこともありますが、面接での対応次第ではそのイメージを払拭することも不可能ではありません。
ここでは、転職回数が多くても前向きな印象を与えるための対策をご紹介します。

どんな質問をされる?

「転職回数が多い理由」「今後、退職理由と似たようなことがあったらどう対応するか?」「興味のない仕事を任せられたらどうやって処理するのか」など、転職・退職理由のほかに仕事への姿勢・意欲を確認するような内容が多いようです。
経験や意欲を重視して採用を行う傾向にあるとはいえ、「今度もすぐに辞めてしまうかも」という不安は書類だけでは拭えません。「嘘はつかない」「常に前向きな回答」を心がけましょう。

転職理由は一貫性が求められることも

将来のビジョンや転職先のキャリアに一貫性があるという内容を話すことで、納得してもらえることが多いようです。
「一貫性がないかも?」と思っても、自己分析が足りないだけの可能性もあります。
職種ではなく、どのような顧客をターゲットとした企業を選んでいるかなどの視点から突き詰めていくと「働く女性に輝いてもらいたい」「たくさんの子どもに喜んでもらいたい」といった共通点が見つかるかもしれません。
それでも一貫性が見つからない時は「こういう経験を積んできたからこそ見えてきたやりたいこと」という最終ビジョンと「どんな場面にも対応できる能力が身に付いた」ということをアピールしましょう。

志望動機はどうしたらいいか?

今後、この企業で何をしたいのかを、正直に話しましょう。何故、前の職場では実現できないのか、「上司に相談したものの、そのような分野に挑戦した実績がなく、実現が難しそうだった」などの具体的な例とともに回答することで、転職する目的や一貫性なども理解してもらえるかもしれません。

職務経歴書などの書類作成や面接対策は転職支援サービスに!

転職経験が多いと、職務経歴書へそのまま羅列するだけでは「結局何をしてきたのかよくわからない」と思われることも。プロジェクトや同様の職務内容ごとに分けて記載するなど、誰が見ても読みやすいように工夫しましょう。
また、仕事での実績や身につけたスキルは具体的に書き、「企業に貢献できる能力を持っている」ことをアピールするのがおすすめです。

もっと詳しく履歴書・職務経歴書の書き方が知りたい方や、面接で転職について問われるかもしれないと不安な方は、就職・転職支援サービスを活用することをおすすめします。
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