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20代の就職支援には何がある?サービスや制度を詳しく解説!
更新日
この記事のまとめ
- 20代向けの就職支援は、主に「行政」「民間団体」「企業」の機関で提供されている
- 行政の20代向け就職支援には、「新卒応援ハローワーク」「就職支援制度」などがある
- 民間団体が支援する「サポステ」では、講座や就業体験などのサービスを提供している
- 20代を中心とした若年層向けの「就職エージェント」に相談する方法もある
- 20代向けの就職支援サービスは、Webサイトを活用すると効率良く見つけられる
20代が受けられる就職支援には、どのようなものがあるのでしょうか。20代向けの就職支援は、行政や企業などで提供されており、内容もそれぞれで異なります。
このコラムでは、20代向けの就職支援サービスや制度をまとめました。「どのような就職支援が自分に向いているのか分からない」という20代の方は、ぜひご覧ください。
20代向けの就職支援はどこで受けられる?
就職難といわれている昨今ですが、インターネットの普及によって、昔に比べて求人検索や情報収集がしやすくなりました。さらに、求職者に対するさまざまな就職支援サービスも増えています。では、仕事探しをしている20代の方が活用できる就職支援制度やサービスは、どこで提供されているのでしょう。
20代で利用できる就職支援サービスは、主に「行政」「民間団体」「企業」で提供されており、その内容もそれぞれ異なります。一つひとつの特徴を知って、就職活動や転職に活かしてみましょう。
行政による就職支援制度
行政では、20代に向けたさまざまな就職支援を行っています。厚生労働省の「若者への就職支援」では、若年層向けの就職支援の窓口をまとめて紹介。卒業予定の学生や既卒の方を対象とした「新卒応援ハローワーク」や、第二新卒や既卒フリーターなどが利用できる「就職支援制度」などがあり、それぞれで支援の内容が異なるようです。
新卒応援ハローワーク
20代の求職者が活用しやすい就職支援制度として、厚生労働省の実施する「新卒応援ハローワーク」があります。新卒応援ハローワークとは、新卒の学生や既卒などの若者向けの就職支援専門のハローワークのこと。全国の未経験OKの求人情報をWeb検索したり、窓口で就職に関する悩みや疑問などを相談したりできます。
そのほか、臨床心理士による精神面のサポートや各種セミナーの実施、企業への積極的なマッチングやPRなど、正社員就職を目指す若年層へのサポートが充実しているようです。
ハローワークの利用が初めてで不安がある方は、「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」を参考に、手続きを進めてみてください。
わかものハローワーク
わかものハローワークでは、正社員を目指すおおむね35歳未満の方を対象に無料で就職支援を行っています。厚生労働省の「わかものハローワーク」によると、担当者制による職業相談から自己理解・職務理解のサポート、就職後の職場定着支援まで一環した支援を実施しているようです。
初回登録は不要なようなので、気軽に利用できるメリットがあります。わかものハローワークについて詳しく知りたい方は、「わかものハローワークとは?対象年齢や初めて利用する際の流れを解説!」を参考にしてみてください。
わかもの支援コーナー
「わかもの支援コーナー」では、わかものハローワークと同様に、仕事探しに関する相談や担当者制による個別支援を行っています。わかものハローワークと違い、県庁所在地を中心にすべての都道府県に設置されているので、どこに住んでいても利用しやすいのがメリットです。
「利用したいけど近くにわかものハローワークがない」という方も安心できるでしょう。
求職者支援制度
「求職者支援制度」は、雇用保険の受給が終了した人や学卒未就職者などを対象としており、第二新卒や既卒フリーターなどが活用できる就職支援制度のこと。厚生労働省の「求職者支援制度のご案内」によると、求職者支援制度は職業訓練を受けながら、ハローワークを中心とした求人紹介によって就職を目指すことができるようです。また、職業訓練の受講や就職活動をしやすくするための給付金が支給されているのもこの制度の特徴といえるでしょう。
職業訓練には、オフィスの基礎が学べるコースを始め、IT関連や医療事務、介護福祉といったコースが用意されています。さらに、デザインや営業・販売などのコースもあり、学べる分野も豊富です。全国で開催されており、都道府県ごとで実施されるコースや期間などが異なります。
このほかに、支援制度を設けている地方自治体もあるので、自分の住まいの地域で活用できる就職支援制度はないかどうか、調べてみるのも良いでしょう。
雇用保険の受給資格がある場合は公共職業訓練を利用できる
雇用保険の受給資格がある方は「公共職業訓練」を利用できます。公共職業訓練とは、いくつかの条件を満たした方が失業給付金を受給しながら、再就職に向けてのスキルを身に付けられる支援制度のことです。3ヶ月から2年の訓練期間で、機械・電気系やIT系など、主に就職に直結するさまざまな知識や技能を身につけられます。
職業訓練をさらに知りたい方は、「職業訓練の種類はどれくらい?おすすめコース一覧と受講するメリットを紹介」のコラムをご一読ください。
参照元
厚生労働省
雇用
民間団体による就職支援サービス「サポステ」
行政に委託された全国の民間団体が支援を行う「地域若者サポートステーション」を活用する方法もあります。地域若者サポートステーションは、「サポステ」の愛称で知られており、労働に不安を抱える15〜49歳の方を対象に就職支援サービスを提供している機関です。コミュニケーションやビジネスマナーといった講座のほか、企業に出向き労働する職場体験、就活セミナーなど多くの支援を行っています。
サポステは全国各地に設置されているため、お住まいの地域でも活用できるか確認してみましょう。サポステについての詳しい情報は、「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」で紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
参照元
厚生労働省
人材開発
企業による就職支援サービス「就職・転職エージェント」
行政や民間団体の就職支援サービスも豊富ですが、民間企業による「就職・転職エージェント」に相談するのも一つの方法です。
ハタラクティブの「若者しごと白書20243-8. 就職活動・転職活動を始める際の相談相手」の調査結果によると、正社員の方が就活の相談相手として「転職エージェント」を選ぶ割合が19.8%いることが分かります。
就職・転職活動を始める際の相談相手 | 割合 |
---|---|
家族 | 60.4% |
友人 | 42.1% |
恋人 | 19.8% |
転職エージェント | 19.8% |
同じ職場の同僚 | 11.3% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書20243-8. 就職活動・転職活動を始める際の相談相手」
1位は「家族」で60.4%、2位は「友人」で42.1%です。そして、「恋人」が転職エージェントと同率の19.8%という結果になっています。正社員の方が就職活動をする際、就職・転職エージェントに信頼をおいている傾向にあるようです。
就職・転職エージェントでは、専任のアドバイザーがプロの視点から就職活動を包括的に支援します。カウンセリングや就職活動の悩み相談ができたり、自分のアピールポイントや弱点などを客観的に分析してもらえたりするのが特徴です。加えて、書類の書き方から選考対策まで、一貫したサポートを受けられるので、安心して求職活動を進められるでしょう。
就職・転職エージェントについて詳しく知りたい方は、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」もご覧ください。
就職・転職エージェントを利用し面接に自信が持てたSさん
小さい頃から野球をしていたSさんは、大学院への進学とスポーツに関連した仕事への就職と迷っていたそうですが、友人からの勧めで就職・転職エージェントに登録。専任の担当者からのアドバイスでさまざまな業界への視野が広がったそうです。担当者の丁寧なカウンセリングのおかげで、面接に上手く挑めたと語っています。
希望職種に関連のある仕事への就職が決まったSさんのエピソードは、「大学院進学と就職を迷う日々…就職する決断ができた理由とは」のコラムからご覧いただけるので、ぜひご一読ください。
20代向けの支援はWebサイトで探そう
就活準備のための情報収集や、就職支援制度についての詳細を調べる際は、Webサイトを活用するのがおすすめです。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 就職活動・転職活動の情報収集の方法」によると、正社員やフリーターの方の約80%以上が、求人サイトや就職・転職情報サイトなどから就活の情報を得ていることが分かります。
厚生労働省や地方自治体、民間団体のホームページや企業の就職サイトなどを検索して、活用できそうなものがないかどうか調べてみましょう。今や「ネット就活」という言葉もあるように、Webサイトを有効活用すれば自分に役立つ情報を効率良く集めることができます。
ほかにも、模擬面接を受けてみたり、セミナーに参加して仕事や特定の業界への理解を深めたり、就職への認識を深めることができる就職支援サービスも。これらのサービスを活用することで自信が持て、積極的になれたという20代の方がいるようです。好印象を与える、明るく快活な姿は、正社員就職にも繋がるでしょう。
このように、20代向けの就職支援サービスや制度は、さまざまな機関で多く提供されています。どのサービスを利用すれば良いのか迷った場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブに相談するのがおすすめです。
ハタラクティブでは、若年層を対象としたさまざまな就職支援を無料で行っています。専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングをもとに求職者の方の適性にぴったりの求人をご紹介。「思っていた仕事とは違う」と感じるリスクを減らせるのがメリットです。企業とのやり取りも代行していますので、就職活動が初めての場合も安心してご利用いただけます。20代で就職支援サービスをお探しの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。