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ハローワークに電話で相談できることは?問い合わせ番号・開庁時間を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- ハローワークへの電話では失業保険や離職票、求職活動実績などの相談ができる
- 求人情報の詳細はハローワークの電話で相談できない
- 企業から求人票と異なる内容を提示された場合は、電話での相談が可能
- ハローワーク以外に、Uターン就職相談センターや就職エージェントの利用も有効
就職活動の中で「ハローワークへ電話で相談はできるの?」「電話で求人案内やで職業紹介はしてもらえる?」と思うことはないでしょうか。このコラムでは、ハローワークの電話で相談できること、できないことを解説。併せて、ハローワークの開庁時間などの基本情報やコールセンター、ハローワーク以外にも職業相談ができる施設を紹介しているので、就活にお役立てください。
ハローワークに電話で相談できること
ハローワークへ電話で質問・相談できる内容は、施設の利用方法や開庁時間といった基本情報に関することのほか、「失業保険(雇用保険)の手続き方法」「離職票の提出方法」「求職活動実績に該当する活動」など、就活や転職活動に必要となる基本的な手続きに関する内容です。
ただし、例外として求人票と異なる内容を提示されたときも相談が可能。
- ・正社員の求人票だったがアルバイトとして雇用された
・給与額が求人票に記載された金額よりも低かった
・求人票の情報とは異なる仕事を行うよう言われた
・始業時間よりも30分以上早く出社するよう言われた
・条件を満たしているにも関わらず、求人票に記載がある福利厚生を受けられなかった
など、求人情報と異なる内容を企業から提示された場合は、「求人票や求人情報の誤り」とも考えられます。まずは電話で最寄りのハローワーク、またはハローワーク求人ホットラインに問い合わせてみましょう。ハローワークが企業に事実確認をしたうえで、必要に応じて是正指導を行ってくれます。
ハローワーク求人ホットラインは、土曜日・日曜日・祝日も受け付けているので、平日に電話をする時間がつくれない方にもおすすめです。
参照元
ハローワーク インターネットサービス
ハローワークの求人票と実際が異なる旨の申し出等について
ハローワークが多忙な時期・時間帯は窓口利用を促される場合もある
ハローワークが多忙な時期・時間帯に電話すると、簡単な質問でも窓口利用を促される場合があります。また、「何度電話を掛けてもつながらない」ということも。特に、月曜日・月初・午前中などが混雑するようです。電話や窓口で相談するときのポイントは、「ハローワークで相談できることは?初めてで不安な方向けのお役立ちガイド」のコラムで詳しく解説しているので、電話する前に一読しておきましょう。
ハローワークに電話で相談できないこと
ハローワークは、電話で職業相談は受け付けていません。求人検索や就職・転職に関する相談は窓口のみの対応です。
ハローワークで公開されている求人情報では企業名や賃金なども確認できますが、なかにはインターネットサービスでは検索できない非公開情報と呼ばれるものもあります。公開・非公開を問わず、求人情報について詳しい内容を確認・相談したい場合にはハローワークへ訪問しましょう。
「ハローワークで相談する内容は?窓口の利用方法や失業保険の受給方法を紹介」のコラムでも、はじめてハローワークを利用する方へ向けて、利用方法を分かりやすく解説しています。コラムを一読し、最寄りのハローワークの基本情報をチェックした上で窓口への訪問を検討しましょう。
ハローワークの基本情報
ハローワークの基本情報は以下の通りです。
窓口の開庁時間:平日午前8時30分~午後5時15分
職業相談、職業紹介:平日午前9時~午後5時
雇用保険の受給資格決定:平日午前9時~午後4時
利用料:無料
開庁時間や職業相談などは地域によって異なる場合があるため、ハローワークを利用する前に確認しましょう。なかには、平日夜間・土曜日に職業相談ができるハローワークもあります。厚生労働省「サービス提供時間延長実施施設(令和6年3月26日現在)」で、開庁時間を延長して職業相談を実施しているハローワークが紹介されているので、通常の開庁時間に訪問できない場合は、利用前にチェックしておきましょう。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ハローワークの電話相談先と専門的な相談ができる窓口
ここでは、ハローワークの電話相談窓口と、専門的な職業相談ができる窓口の一例をご紹介していきます。
電話相談先:全国のハローワークコールセンター
ハローワークは各地の窓口のほか、電話で問い合わせができる「ハローワークコールセンター」があります。コールセンターは全国に213ヶ所。音声案内・オペレーター・ハローワーク担当窓口のいずれかが、相談内容に応じて電話で回答してくれます。
各地のコールセンターは、厚生労働省の「コールセンター対象安定所一覧 (令和6年4月1日現在)」をご確認ください。
専門相談窓口:新卒応援ハローワーク
新卒応援ハローワークとは、大学・短大・高専などに在学する学生、および卒業生(卒業から3年以内)のためのハローワークです。各都道府県に1ヶ所以上、全国に56ヶ所あります。
新卒応援ハローワークでは、就職相談や求人情報の検索をはじめ、学校と連携した就活フェアやセミナーも開催されています。所在地や電話番号などは、厚生労働省のWebサイトでご確認ください。
専門相談窓口:マザーズハローワーク
マザーズハローワークは、子育て中の女性に対する就職支援を行う専門相談窓口です。
子どもと一緒でも利用しやすい環境で、細やかな就職・職業相談が期待できます。就活への心構えや、面接対策、就活に役立つパソコン講習などのセミナーを利用できたり、地域の子育て支援や保育など、就活以外の情報を得ることも可能です。仕事と家庭を両立したいと考える人をサポートの対象としています。
専門相談窓口:ふるさとハローワーク
ふるさとハローワークは、通常のハローワークが設置されていない市町村に居住している方に向けた就活を支援する窓口です。国と市町村が共同で運営しており、通常のハローワークと同様に、職業相談や求人紹介をしてもらえます。
施設の名称は地域によって異なりますが、「●●市ふるさとハローワーク」「●●町地域職業相談室」「●●就職情報室」などが多いようです。居住地の近くにハローワークがない方は、ふるさとハローワークがないか調べてみましょう。
専門相談窓口:農林漁業就職支援コーナー
農林・漁業が盛んな地域のハローワークには、「農林漁業就職支援コーナー」が設置されています。イベントの案内・就職相談・求人紹介など、農林漁業への就職に向けた専門的な支援が受けられます。また、林業へ就職を希望する場合は、基礎知識をはじめ実地研修や、職場見学などができる林業就業支援講習が原則無料で受けられます。
なお、農林漁業の分野への就職支援を行っているハローワークは数が限られています。所在地や電話番号などの情報を事前に確認しましょう。
参照元
厚生労働省
農林漁業雇用対策
専門相談窓口:地方就職支援コーナー
地方への就職を支援するために、東京では飯田橋、大阪では難波の2ヶ所に地方就職支援コーナーが設置されています。就職相談や求人紹介をはじめ、住宅・教育・医療など生活するうえで必要な情報についても専門の相談員が相談にのってくれるため、地方での就活を希望する場合は利用してみましょう。
専門相談窓口:外国人向け就職支援センター
外国人留学生や、専門的・技術的なスキルのある外国人向けの就職支援センターもあります。日本で就職を目指す外国人に、就職相談・求人紹介・インターンシッププログラムの提供などを行っているようです。東京・名古屋・大阪・福岡の4ヶ所に設置されています。
参照元
厚生労働省
外国人雇用サービスセンター一覧(Employment Service for foreigners)
ハローワークの就職相談で何ができるのか、また、就職を成功させるコツを詳しく知りたい方は、「就職相談はどこでできる?支援内容や就活で効果的に活用するコツも解説!」のコラムをチェックしてみてください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ハローワーク以外の電話相談も利用してみよう
ハローワーク以外にも、「Uターン就職相談センター」「各地域にある社会福祉協議会」「就職エージェント」などでの就職相談も可能です。以下の解説を読み、自分に合うものを選択し電話で問い合わせてみましょう。
Uターン就職相談センター
Uターン就職相談センターは、地元を離れて就職した人が再度地元に戻り就職を希望するときに活用できます。また、同時に、Iターン就職希望者の相談も受け付けている就職相談センターもあるようです。
札幌市を例に挙げると、JR東京駅の近くに「札幌UIターン就職センター」があり、北海道へのUIターン就職希望者のサポートを行っています。このように、地元のほか都市部でもUIターン希望者へ就職支援を行っているケースもあるので、UIターンを視野に入れて就活をする方は利用してみると良いでしょう。
参照元
札幌市
札幌UIターン就職センター
福祉人材センター・福祉人材バンク(社会福祉協議会)
都道府県社会福祉協議会に設置されている「福祉人材センター」、都道府県福祉人材センターの支所として、市社会福祉協議会に設置された「福祉人材バンク」の2施設は、職業紹介を無料で受けられる施設です。
なお、取り扱う仕事は福祉関係に絞られているのが特徴。相談者の状況に応じて福祉関連の資格取得をはじめ、就活や求人情報など、福祉業界についての具体的なアドバイスを受けられます。
就職エージェント
就職エージェントは、プロの就職アドバイザーが在籍している民間の就職・転職サポートサービスです。ハローワークと同様、職業相談や求人紹介、面接対策のほか、忙しい就活中のスケジュール管理も行ってくれます。
エージェントも対面カウンセリングがメインですが、サービスによっては電話やオンライン、チャットツールを活用しているため、ハローワークなど公的機関より使いやすいという方もいるでしょう。また、民間企業ならではの手厚いサポートも魅力です。
1人で就活を進めることに不安を感じる方は、ハローワークとあわせて就職・転職サービスを利用するのも一つの手。20代の若年層の就活に特化したハタラクティブでは、面接時のマナーや効果的な自己PRの方法、履歴書の書き方などのアドバイスもおこなっています。「自分にはどんな仕事が向いているか分からない」とお悩みの方にも、カウンセリングを通じて丁寧にお応えします。サービスはすべて無料なので、まずは一度お気軽にご相談ください!
ハローワーク利用に関するQ&A
ここでは、ハローワークの利用に関する質問にQ&A形式で回答していきます。
ハローワークをはじめて利用するときの流れは?
ハローワークは、「窓口で求職者登録」「ハローワークカードを受け取る」「パソコンで求人検索をして求人票を印刷」「窓口で詳細を確認・相談」「企業へ応募」の流れで利用します。
応募後はハローワークの相談員を通じて、面接の日程が決まります。登録時に必要な書類や手続き方法については、「ハローワークを利用する流れは?初めての応募申し込みや失業保険の申請方法」のコラムをご一読ください。
ハローワークは電話で求人を紹介してくれる?
ハローワークでは電話での求人紹介は行っていません。
ハローワークのWebサイトで求人情報を検索することはできますが、求人の詳細についてはハローワーク窓口での確認・相談が必要です。ハローワークの利用方法や開庁時間といった簡単な質問のほか、失業保険(雇用保険)の受給方法、離職票の提出方法などは電話で問い合わせが可能。詳しくは、「ハローワークの電話で相談できることや問い合わせ番号・開庁時間を紹介!」で解説しているので、ご覧ください。
ハローワークの職業相談では何を話すの?
「残業がない仕事を探してほしい」「自分に向いている仕事が分からない」などを相談しながら、自分に合う求人を紹介してもらえます。また、仕事探しのコツや履歴書の書き方、面接対策なども相談可能です。就職先が決まったあとも、給与や職場環境について相談することもできます。「ハローワークの職業相談とは?求職活動の実績作りになる?利用の流れを解説」のコラムでは、職業相談の流れやハローワークを利用するメリット・デメリットを解説しています。職業相談のポイントとして一読し、理解を深めておきましょう。
自己都合で退職したときも失業保険をもらえる?
現在失業状態で、就職する意思がある人であれば失業保険をもらえます。
ただし、離職日以前の2年間に被保険者期間が12ヶ月以上あることなど、一定の条件があります。なお、就業の意思がない人、病気やケガなどで働けない人はもらえません。失業保険の計算方法や受給期間については、「失業保険は自己都合退職でいつからもらえる?待機期間や計算方法を解説!」のコラムの内容を参考にしてみましょう。
失業手当についてハローワークで相談できる?
失業保険(失業手当)については、居住地を管轄するハローワークで相談できます。
手続きの際に必要な書類や、開庁時間をなどの基本情報を電話で確認したうえで窓口へ向かいましょう。なお、失業手当を受け取るには、求職活動実績を証明できる書類を定期的に提出しなければならないことに注意が必要です。実績をつくるにはハローワーク以外に、民間の就職エージェントを利用するのも一つの手でしょう。ハタラクティブでは、プロの就職アドバイザーが求職者の希望やお悩みを伺い、求人紹介を行っています。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。