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既卒の履歴書はどう書く?選ぶポイントや書き方まで知りたい情報を徹底解説

#既卒#履歴書#書類対策#自己PR#就職活動

更新日2025.10.07

公開日2020.07.28

まずは10秒で理解!
ひとことポイント
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既卒者が履歴書を書くときは、自分の適性や企業に対する理解を深めておくこと

既卒で就職を考えている方のなかには、「履歴書の様式は何を選べばいいの?」「書き方に自信がない」と悩む方もいるでしょう。既卒の方が履歴書を選ぶときは、志望先の企業に強みや入社意欲をアピールできるよう、志望動機欄や自己PR欄の大きいものを選ぶのがポイントです。

このコラムでは、履歴書の選び方や既卒ならではの書き方のポイントを解説します。自己PRの例文やエージェントの活用法、体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 既卒が履歴書を書くときのポイント
  • 既卒が履歴書を選ぶときのポイント
  • 既卒の履歴書の書き方:学歴欄
  • 既卒の履歴書の書き方:職歴欄
  • 既卒の履歴書の書き方:資格欄
  • 既卒の履歴書の書き方:志望動機
  • 既卒の履歴書の書き方:自己PR
  • 既卒の履歴書の書き方:そのほか
  • 既卒が就活や履歴書の作成に行き詰まったら
  • 既卒の履歴書選びや書き方のまとめ
  • 既卒の履歴書の書き方に関するQ&A

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既卒が履歴書を書くときのポイント

履歴書は、応募者の基本的なプロフィールやこれまでの経歴、スキルなどを伝えるための書類です。それに加えて仕事に対する熱意や、ポテンシャルを企業にアピールする役割も担っています。

既卒の方が履歴書を書く際は、徹底的な自己分析で自分の強みと弱みを把握し、それを応募企業が求める人物像に合わせてアピールしましょう。以下で、既卒の方が履歴書を書くときのポイントを解説していきます。

既卒が履歴書を書くときのポイント

  • 自己分析を行い自分の強みや弱みなどを把握しておく
  • 企業研究をして応募企業に対する理解を深めておく
  • ネガティブな感情はポジティブな言葉に変える

自己分析を行い自分の強みや弱みなどを把握しておく

既卒の就職活動で履歴書を書くには、自分の強みと弱みをしっかり把握しておくことが大切です。なぜなら、履歴書の「自己PR」や「志望動機」で説得力を高めることにつながります。

そのためには、まず自己分析を行いましょう。これまで経験してきたことを振り返り、何に興味を持ち、どのようなことにやりがいを感じてきたのかを掘り下げてみてください。特に既卒の方は、学生時代の経験だけでなく、卒業後の空白期間に何を学び、どのように成長したかを明確にする必要があります。

この深掘りを通じて、自分の強みや弱み、価値観などを明らかにしましょう。

強みが見つからないと感じるときは成功体験を思い出す

自分の強みがなかなか見つからないと感じる方もいるでしょう。そうした場合は、これまでの小さな成功体験を振り返ってみる方法が有効です。たとえば、部活動で目標達成のために工夫したことや学業で苦手な科目を克服した経験、アルバイトで褒められたエピソードなど、規模の大きさに関わらず「うまくできた」と感じた出来事を書き出してみましょう。

成功体験を振り返り、それらを言語化することで、課題発見力や継続力、協調性など、具体的な強みが見えてきます。

家族や友人に他己分析をお願いして強みを教えてもらう

自分だけで強みを見つけるのが難しい場合は、身近な人に協力してもらうのも一つの方法です。家族や友人、大学の先輩など、自分のことをよく知る人に「自分の強みや得意なことは何だと思うか」と聞いてみましょう。

他己分析をお願いすると、自分では当たり前だと思っていることが、ほかの人から見ると特別な強みに映る場合があります。たとえば、「いつも周りの意見をよく聞いている」「誰とでもすぐに打ち解けている印象がある」といった客観的な意見は、自己分析だけでは気づけなかった新たな強みを発見するきっかけになるでしょう。

企業研究をして応募企業に対する理解を深めておく

履歴書を作成するうえで、応募する企業への理解は欠かせません。企業のWebサイトや採用ページを確認し、経営理念や事業内容、求める人物像などを丁寧に調べてみましょう。

調べた情報をもとに、自分の経験やスキルがいかに企業に貢献できるかを具体的に記述することで、採用担当者へ熱意が伝わる履歴書を作成できます。企業研究は、情報を集めるだけでなく、自分がその企業で働く姿を具体的にイメージするためにも役立つので、徹底して行いましょう。

ネガティブな感情はポジティブな言葉に変える

既卒になった理由を履歴書に書く際は、後ろ向きな表現を避けましょう。たとえ「在学中に就職活動がうまくいかなかった」といった理由でも、「卒業後に改めて自分を見つめ直し、社会人としてどのような働き方をしたいか、深く考えることができた」のように前向きな言葉に言い換えるのがポイントです。

空白期間に何を考え、どのような行動をしたかを具体的に記載することで、採用担当者は意欲や成長性を評価してくれます。重要なのは、過去を悔いるのではなく、これからどのように働きたいかを明確に伝えることです。ネガティブな経験も「自分にとっては意味のある時間だった」とポジティブに捉え直すことで、履歴書が書きやすくなるでしょう。

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既卒が履歴書を選ぶときのポイント

既卒者は職務経歴をアピールするのが難しいため、自己PRや志望動機を強調できる履歴書を選びましょう。

既卒は正社員としての職歴はないものの、学校を卒業した社会人です。新卒よりも高いクオリティの履歴書が求められることを念頭に置いたうえで、自分に合った履歴書を選びましょう。

既卒が履歴書を選ぶときのポイントの画像

既卒が履歴書を選ぶときのポイント

  • 企業から履歴書の指定があれば従うこと
  • 特に指定がなければ自由に選択可能

企業から履歴書の指定があれば従うこと

企業から履歴書の形式について指示があった場合は、それに従いましょう。企業によっては、特定のフォーマットや、独自の様式で提出を求めたりすることがあります。

このような指定は、採用担当者が応募者全員の情報を統一された形式で確認できるようにするためです。指定された形式を守ることは、指示を正確に理解し、適切に対応できる人物であるというアピールにもつながります。

特に指定がなければ自由に選択可能

応募企業から履歴書の指定が特にない場合は、市販されているものやインターネット上のテンプレートなど、自由に選択可能です。ただし、伝統を重んじる企業や手書きの業務がある職種では、手書きの履歴書が好まれることもあります。

履歴書を手書きにするか、パソコンで作成するかは、応募する企業や職種によって使い分けましょう。

ただし大学指定の履歴書は使わない

既卒の場合、大学指定の履歴書を使うのは避けましょう。大学が指定する履歴書は、新卒の学生向けに作成されています。既卒者が大学指定の履歴書を使用すると、「新卒気分が抜けていないのでは」といった印象を与えかねません。既卒での就職活動では、これまでの経験や空白期間をどのように過ごしたかをアピールする必要があります。

そのため、市販の履歴書や一般的なテンプレートを使用し、既卒者としてふさわしい内容を記入することが重要です。

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自己PR欄が広い履歴書は企業にアピールしやすい

既卒者が履歴書を選ぶ際には、自己PR欄の広さを重視することをおすすめします。既卒の場合、これまでの経歴やスキルをアピールするうえで、自己PR欄は重要なスペースです。空白期間に何をしていたのか、どのようなスキルを身につけたのかなど、具体的に記述することで、採用担当者へ熱意が伝わります。

自己PR欄が広い履歴書を選び、詳細な情報やアピールポイントを記載できると、自分の強みや入社意欲を存分に伝えられるでしょう。

テンプレートで作成すると編集や修正が簡単

履歴書をパソコンのテンプレートで作成すると、手書きに比べて多くのメリットがあります。誤字脱字があった場合は簡単に修正でき、複数の企業に応募する際は、作成したテンプレートをベースとして何度も使用できるので便利です。

志望動機や自己PRの内容は、企業ごとに調整する必要があるものの、テンプレートを利用することで効率的に就職活動を進められるでしょう。また、写真データも貼り付けられるため、一度準備すれば、その都度貼り直す必要もありません。

履歴書はどこで買える?

履歴書はさまざまな場所で購入できます。履歴書が購入できる主な場所の例は、以下のとおりです。

  • ・コンビニエンスストア
    ・文房具店や書店
    ・100円ショップ
    ・スーパーやホームセンター
    ・オンラインショップ

既卒の方は大学指定の履歴書ではなく、一般の履歴書を使用します。直接店舗で探したり、オンラインショップを活用したりして、履歴書を準備しましょう。なお、履歴書を購入するタイミングで、クリアファイルや封筒も揃えておくと便利なのでおすすめです。

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既卒の履歴書の書き方:学歴欄

ここでは、履歴書における学歴の書き方を解説します。最終学歴が大卒の場合、履歴書には学部・学科名まで省略せずにきちんと書きましょう。正社員経験がない既卒にとって、学生時代に学んでいたことはアピールポイントの一つになります。以下の画像を参考に、学歴欄の正しい書き方を確認しましょう。

既卒の履歴書の書き方:学歴欄の画像

最終学歴の1つ前から書き始める

既卒に限らず、履歴書の学歴欄は、最終学歴の1つ前から書き始めるのが一般的です。たとえば、最終学歴が大学卒業の場合は、高校入学から記載します。学歴の記載が中学校卒業から始まる形式の履歴書もありますが、高校からで問題ありません。

履歴書に入学年月と卒業年月を正確に記載し、大学であれば学部名・学科名まで明記しましょう。入学年月や卒業年月は、和暦か西暦のどちらかに統一して記載します。

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学校名は省略せず正式名称で記載する

学歴欄に学校名を記載する際は、「△△高校」や「□□大学」のように略さず、必ず正式名称を使いましょう。「私立△△高等学校」「□□大学□□部□□学科」のように、正確に記入することが大切です。学部や学科名、専攻まで詳しく書くことで、企業は応募者がどのようなことを学んできたかを正確に把握できます。

中退や留年も正しく記載しよう

既卒者で中退や留年などを経験している人は、その事実も正しく記載しましょう。中退した場合は「□□大学□□学部 中途退学」、留年の場合は「□□大学□□学部 卒業(一年間留年)」などと記載します。「中退や留年は印象が悪くなるのでは…」といった不安から経歴を隠すと、後から判明した場合に信用を失いかねません。面接で中退・留年の理由を問われた際は、それを乗り越えた経験や、現在の仕事への意欲にどうつながっているかを説明できるようにしておきましょう。

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既卒の履歴書の書き方:職歴欄

ここでは、履歴書における職歴欄の書き方を紹介します。既卒で正社員の経験がない場合、職歴欄にはアルバイトやインターンの経験を書いても問題ありません。正しい書き方を押さえて、職歴欄を記載しましょう。

アルバイトやインターンの経験も書いてOK

既卒者は、履歴書の職歴欄にアルバイトやインターンの経験を書くことも可能です。記載する場合は、携わった業務内容や担当していた役割も一緒に明記しましょう。アルバイトやインターンの経験を履歴書で示せば、「学校卒業後の空白期間に何をしていたのか」を採用担当者に納得してもらいやすくなります。

アルバイトやインターンの経験も書いてOKの画像

画像のように、アルバイトやインターンの経験を時系列に沿って記載しましょう。アルバイトを掛け持ちしていた場合は、それぞれの入社・退社時期を分けて明記します。

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アルバイト経験がない場合は「職歴なし」と記載する

アルバイトやインターンなど、就職につながる経験がない既卒者の場合は、履歴書に「職歴なし」と記載します。何も記載がないと採用担当者に書き忘れを疑われる可能性があるため、空白のまま提出するのは避けましょう。そのうえで、自己PR欄を充実させるのがおすすめです。

アルバイト経験がない場合は「職歴なし」と記載するの画像

履歴書と一緒に職務経歴書も提出する?

一般的に、履歴書と職務経歴書はセットで提出しましょう。ただし、「職務経歴書は不要」「応募書類は履歴書のみでOK」と求人に明記があれば、職務経歴書を提出しなくても問題ありません。

履歴書は自分の基本情報や経歴を簡潔にまとめたものですが、職務経歴書はこれまでのアルバイトやインターン経験で培ったスキル、実績をより具体的に記載する書類です。特に既卒の方の場合、職務経歴書を作成することで、学業やアルバイトを通じて得たスキルや経験を詳細にアピールできるでしょう。

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既卒の履歴書の書き方:資格欄

ここでは、資格欄の正しい書き方について解説します。履歴書の資格欄を書く際は、「正式名称で記載する」「志望する企業に関係するものを書く」などのポイントを押さえることが重要です。資格を取得していない既卒の方は、空白のまま提出するのではなく、勉強中のものを書いても構いません。以下の画像を参考にしつつ、書き方のポイントを確認しましょう。

既卒の履歴書の書き方:資格欄の画像

資格の正式名称を記載する

履歴書の資格欄には、取得した資格を正式名称で記載します。たとえば、「秘書検」ではなく「秘書技能検定試験」、「英検」ではなく「実用英語技能検定」のように正確に記載しましょう。資格の数が多い場合は、志望企業の仕事と関係のあるものから優先的に書きます。

もし、資格の正式名称が分からない場合は、合格証を見たり、インターネットで検索したりして確認しましょう。

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資格を持っていない場合は取得する意思を書いてもいい

特に記載できる資格がない場合でも、資格欄を空欄のままにするのは避けましょう。勉強している資格や、今後取得したいと考えている資格がある既卒の方は、その旨を記載すると就活でのアピールにつながります。また、志望する職種に関連する資格であれば、入社後の貢献意欲も伝えられるでしょう。

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既卒の履歴書の書き方:志望動機

ここでは、既卒の履歴書で重要な志望動機の書き方を解説します。志望動機欄は、「自分がなぜこの企業を選んだのか」を採用担当者に伝える項目です。「仕事に対する意欲」や「企業とのマッチ度」をアピールできるよう、ここで効果的な書き方を把握しておきましょう。

既卒の履歴書の書き方:志望動機の画像

志望企業や職種に特化した理由を記載する

履歴書の志望動機は、応募先企業に特化した理由を記載しましょう。企業側は、競合他社ではなく自社を選んだ理由を知ることで、応募してきた既卒者の熱意を確認したいと考えています。

ほかの企業にも当てはまるような一般的な内容ではなく、「応募先企業ならではの魅力」や「応募先企業でしか実現できないこと」を伝えると、入社意欲をアピールできるでしょう。志望するきっかけとなったエピソードを盛り込むのも、志望動機に説得力が増すのでおすすめです。

数ある中からなぜその会社を選んだのかを伝えよう

既卒の場合、志望動機では「数ある企業の中からなぜその会社を選んだのか」を明確に伝える必要があります。そのため、「貴社の事業内容に興味があります」と書くだけでは内容が不十分です。たとえば、志望する企業の製品やサービスに対する独自の視点や、企業理念に共感したエピソードなどを盛り込みましょう。そうすることで、その企業でなければならない理由を説得力を持って伝えられます。入社後のビジョンや、その企業でどのように成長したいかを具体的に書くことも有効です。

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既卒の履歴書の書き方:自己PR

ここでは、既卒者向けに履歴書の自己PRの書き方を紹介します。自己PRは、職務経歴だけでは伝えきれない自分の人柄や長所をアピールするための項目です。職務経歴で十分にアピールできない既卒の方にとって、自分の魅力を伝える重要なポイントとなります。

自己PRの書き方やポイントを押さえ、自分の魅力を最大限にアピールしましょう。

自分の「強み」を簡潔かつ具体的に書く

自己PR欄では、自分の強みを簡潔かつ具体的に記述しましょう。抽象的な表現ではなく、過去の経験に基づいたエピソードを盛り込むことで、説得力が増します。たとえば、「コミュニケーションスキル」といった抽象的な言い方ではなく、「大学卒業後の接客アルバイトで培った傾聴力と提案力」のように具体的に書きましょう。

どのような経験からその強みが生まれたのか、その強みをどうやって仕事で活かしたいのかを明確に伝えることで、よりアピール要素の強い自己PRに仕上がるはずです。

学生時代のエピソードではなく現在のことを書く

面接官が知りたいのは、今あなたが何をしているかです。既卒の自己PRは、学生時代のエピソードではなく、現在のことに焦点を当てて書きましょう。

たとえば、資格取得のために勉強した経験やアルバイトで得たスキルなど、自分の成長を示すエピソードを記載します。これにより、卒業後も学び続けている意欲的な人物である印象を採用担当者に与えられるでしょう。

既卒者向け自己PRの例文

ここでは、既卒者向けに履歴書へ記載する自己PRの例文を3つ紹介します。それぞれのパターンを参考にしながら、自分の強みを最大限アピールできる自己PRを作成しましょう。

在学中に就職先が決まらなかった人の例文

既卒になった理由が「在学中に就職先が決まらなかった」場合、その事実を正直に伝えつつ、現在は前向きに就職活動に取り組んでいることをアピールしましょう。

在学中に就職先が決まらなかった人の例文の画像

卒業後はアルバイトをしていた人の例文

大学卒業後、アルバイトをしている既卒の方は、その経験を具体的にアピールしましょう。アルバイトで培ったスキルや仕事への姿勢、今後のキャリアについて明確に伝えることがポイントです。

卒業後はアルバイトをしていた人の例文の画像

就活やアルバイトをせず何もしていなかった人の例文

卒業後に就職活動やアルバイトなどの活動をしていなかった既卒の方は、空白期間について正直に伝えましょう。その一方で、空白期間中をどのように過ごしていたのか、何を学んだのかを前向きにアピールするのが大切です。

就活やアルバイトをせず何もしていなかった人の例文の画像

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企業が求める人物像を意識してアピールしよう

自己PRは、応募する企業が求める人物像を意識して作成しましょう。企業の採用ページやWebサイトを事前に確認し、どのようなスキルや経験を持つ人材を求めているのかを把握します。そのうえで、自分の強みが企業の求める人物像とどのようにマッチしているかをアピールしましょう。

たとえば、チームワークを重視する企業であれば「協調性」、新しいことに挑戦する企業であれば「探究心」や「行動力」を強調するのが効果的です。企業が求める人材と自分の強みが一致していることを示せれば、選考に通過する可能性を高められます。

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既卒の履歴書の書き方:そのほか

ここでは、履歴書の本人希望欄の書き方や証明写真のポイントを解説します。下記の内容を参考にしながら、既卒者の就職活動で印象アップにつながる履歴書を作成しましょう。

本人希望欄

履歴書の本人希望欄は、記載する内容がなければ「貴社の規定に従います」と書くのが一般的です。就職活動の履歴書で、「特になし」と書いたり空白のまま提出したりするのは避けましょう。

求人で勤務地や職種の選択肢が複数示されている場合は、「△△での勤務を希望します」のように、本人希望欄を使って要望を伝えても構いません。その場合、採用担当者が納得できるような理由も一緒に記載するのがおすすめです。

本人希望欄の画像

証明写真

既卒の就職活動では、履歴書に貼る証明写真をスタジオで撮影してもらうのがおすすめです。スタジオでは、プロの写真家から印象の良い表情の作り方や写り方のアドバイスをもらえます。就業経験がない既卒者も、安心して完成度の高い証明写真を作成できるでしょう。

スタジオでの写真撮影が難しい場合は、証明写真機で撮影します。背景は白か水色、服装はスーツを選び、清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。表情は口角を少し上げ、明るい印象を与えるのが効果的です。

履歴書に貼るときは、証明写真の裏面に自分の名前を記載します。もし、履歴書から剥がれてしまっても、どの応募者の写真なのか分かるようにするためです。摩擦で文字が消えるペンや鉛筆は避け、ボールペンを使用しましょう。

なお、履歴書をデータで作成する場合は、写真データを使用します。スタジオや証明写真機で撮影する際に、データでも受け取れるサービスを利用するとスムーズです。手書きとデータ作成のどちらにおいても、履歴書に貼る写真は、3か月以内に撮影したものを使用しましょう。

既卒の職務経歴書の書き方は?

既卒の職務経歴書は、今までの経歴を簡潔にまとめましょう。大学卒業後にアルバイトとして働いていた経験がある人は、そこでの経験や業務内容を書くことをおすすめします。職務経歴書は、履歴書では書ききれない、アルバイトやインターンなどで得たスキルを詳細にアピールできる書類です。職務経歴書には、取り組んだ業務内容やそこでの役割、成果などを具体的に記載し、ポテンシャルを企業に伝えましょう。

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既卒が就活や履歴書の作成に行き詰まったら

自己分析や企業研究を行ったものの、「自分の強みが見出せない」「履歴書で自分をどのようにアピールすればいいか分からない」と悩んでいる既卒者もいるでしょう。就職活動で履歴書の内容や書き方に迷った場合は、エージェントのサービスを活用して、プロにアドバイスをもらうのがおすすめです。

就職・転職エージェントに相談する

既卒の就職活動や履歴書作成に行き詰まったら、就職・転職エージェントに相談しましょう。エージェントは、個別のキャリア相談に乗ってくれるだけでなく、履歴書の添削や模擬面接など、具体的な選考対策をサポートしてくれます。就活のプロからアドバイスを受けられるので、経歴に不安を持っている既卒者も安心して履歴書を書き進められるでしょう。

エージェントに相談して既卒から就職した方の体験談

ここでは、エージェントのサポートを受けて、既卒から就職した方の体験談を紹介します。エージェントに相談してどのように就活を進めたのか、何のサポートを受けて既卒から正社員に就職できたのかを確認しましょう。

「大学卒業後に既卒となり、アパレル店員のアルバイトをしていたA・Yさん。収入をアップさせたい、もっと成長したいと考えるようになり、正社員を目指そうと決意しました。就活を始めようと思ったものの、何をしていいのか分からず、サポートがほしいと思っていたそうです。就職・転職エージェントのハタラクティブに登録したあとは、志望動機の書き方や面接対策のサポートを受けながら就活に取り組み、最終的にホテルのフロントスタッフに就職が決まりました。」

この体験談の続きが気になる方は、以下のコラムで続きを確認してみてください。

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既卒向けに特化したエージェントがおすすめ

既卒の方は、既卒者対象のサービスがある就職・転職エージェントを利用しましょう。エージェントでは「新卒向け」や「転職者向け」など、サービスの対象者や内容がそれぞれ異なります。既卒向けのエージェントは、既卒の就職活動に特化したノウハウを持っており、既卒の採用に積極的な企業の求人も多数取り扱っているため、未経験から目指せる仕事に出会いやすいでしょう。また、既卒者が抱える悩みや不安を理解しており、キャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれるので、安心して就職活動を進められます。

ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

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既卒の履歴書選びや書き方のまとめ

既卒の就職活動で履歴書を作成する際は、空白期間に得た経験や学びを正直に記載し、仕事に対する前向きな姿勢を伝えましょう。履歴書の作成に行き詰まったら、就職・転職エージェントに相談する方法も一つの手です。プロのサポートを受けることで、より自信を持って就職活動に臨めるでしょう。

履歴書の書き方が分からず迷っている既卒の方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒などの若年層の就活を対象とした就職・転職エージェントです。

ハタラクティブでは、一人ひとりの適性に合った求人紹介のほか、応募書類の基本的な書き方のアドバイスや添削といったサポートも行っています。専任のキャリアアドバイザーがあなたの悩みや希望に寄り添い、全面的にサポートするので、安心して就活を進められるでしょう。

ハタラクティブのサービスはすべて無料でご利用いただけます。所要時間1分程度でできる適職診断もあるので、就職を考えている既卒の方は、お気軽にご相談ください。

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既卒の履歴書の書き方に関するQ&A

ここでは、既卒の履歴書の書き方でよくある質問に対し、Q&A形式で回答しています。履歴書の書き方に悩んでいる既卒の方は、参考としてぜひご覧ください。

既卒で履歴書に書けるような強みがありません

履歴書に書ける強みが見つからないと感じる既卒の方は、まず徹底的に自己分析をしてみましょう。大きな実績でなくても、アルバイトや学生生活で「工夫したこと」や「人から褒められたこと」を具体的に振り返ると、強みが見つかることがあります。
たとえば、飲食店のアルバイトでメニューの配置を変えて売上アップに貢献した経験があれば、それは「課題解決力」や「提案力」といった強みになります。家族や友人など、自分のことをよく知る人に「自分の強みって何?」と聞いてみる方法もおすすめです。自分では当たり前だと思っていることが、実は大きな強みになることもあります。

テンプレートを使用して履歴書を作成したいです

履歴書をテンプレートで作成するのは、既卒の方におすすめの方法です。テンプレートで履歴書を作成すると、手書きに比べて誤字脱字を簡単に修正できることや、複数の企業に応募する際に内容を調整しやすいメリットがあります。
インターネット上には、無料でダウンロードできる履歴書のテンプレートが豊富にあるので、志望動機や自己PR欄のスペースが広いものを探してみましょう。

既卒の就活では職務経歴書は出さなくていいですか?

既卒で正社員経験がない場合でも、履歴書と一緒に職務経歴書を提出することをおすすめします。履歴書は応募者の基本情報を簡潔にまとめる書類ですが、職務経歴書はアルバイト・インターンなどの経験や、そこで得たスキルを詳しく記載できる書類です。
職務経歴書には、「何の業務に携わったか」「そこでどのような役割を担い、成果を出したか」を具体的に記載しましょう。これにより、採用担当者にポテンシャルをアピールでき、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

既卒から就職したいけど履歴書の書き方に自信がありません

既卒から就職したいけど、履歴書の書き方に自信がない方は、就職・転職エージェントに相談してみましょう。エージェントを利用すると、履歴書の書き方に関するアドバイスだけでなく、あなたの経験やスキルを丁寧にヒアリングしたうえで、採用担当者の目に留まるような自己PRや志望動機の書き方を教えてもらえるでしょう。
また、面接対策や企業とのやりとりも行ってくれるため、安心して書類選考に臨めます。自分一人で悩まずに、プロのサポートを受けることで、自信を持って就職活動を進められるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒の方の就活をサポートしています。基本的な就活のやり方や、利用者の適性に合った求人紹介など、幅広いサポートが充実しているのが強みです。就職を考えている既卒の方は、ぜひご利用ください。

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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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