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正社員の手取りはどれくらい?非正規雇用者との差も紹介!
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この記事のまとめ
- 2022年の調査によれば正社員の平均年収は約523万円、非正規は約200万円
- 手取りとは実際に手にできる金額のこと
- 税金や社会保険料が差し引かれる前の総支給額を額面給与と呼ぶ
- 手取り給与は、一般的に額面給与のおよそ8割とされている
- 収入アップを目指すなら正社員になることも1つの手段
- 正社員になれば手取りが増えるほか、待遇面が充実するメリットも考えられる
「正社員の手取りや給与がどのくらいなのか気になる」と考えている方も多いのではないでしょうか。また、自分の給与が平均と比べて低いのか高いのかについても気になることでしょう。このコラムでは、正社員のほか非正規雇用者の平均給与を紹介します。さらに、手取り給与と額面給与の違いなどについても解説。正社員への就職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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正社員と非正規雇用者の平均給与
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によれば、2022年における正社員の平均年収は、男女合計で523万3千円、男性583万8千円、女性406万9千円でした。一方、非正規雇用者の平均年収になると、男女合計で200万5千円、男性270万4千円、女性166万3千円。正規雇用者と比べ、倍以上の差があることが分かります。
給料の関係で転職や就職を考えており、正社員とアルバイトの違いについて詳しく知りたいという方は、「週5のバイトと正社員になるのはどっちが良い?給与や待遇面の違いを解説!」のコラムを参考にしてみてください。
年齢ごとの平均給与
年齢ごとの平均給与は以下のとおりです。
20~24歳 | 25~29歳 | 全体平均 | |
---|---|---|---|
男性 | 291万円 | 420万円 | 563万円 |
女性 | 253万円 | 349万円 | 314万円 |
男女合計 | 273万円 | 389万円 | 458万円 |
引用:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査(第14図)年齢階層別の平均給与」
上記の表から、男性は年齢が上がるごとに平均給与も増えていく傾向にありますが、女性は25~29歳をピークにほぼ横ばいの傾向にあるようです。理由としては、結婚や妊娠、出産などのライフイベントによる影響を女性の方が受けやすいことが考えられるでしょう。また、ライフスタイルの変化を機に非正規雇用として働き始めるという傾向も関係しているのではないでしょうか。
参照元
国税庁
令和4年分民間給与実態統計調査
正社員の手取りの平均は?
「手取り」とは、給与の総額から税金や社会保険料などを引いた額のこと。実際に手にできる金額と考えて良いでしょう。手取りに対し「額面給与」がありますが、これは、税金などが差し引かれる前の総支給額のことです。手取りは、一般的に額面給与の8割程度とされています。前項で説明したとおり正社員の平均年収は、男女合計で523万3千円。男性は583万8千円、女性は406万9千円でした。8割程度の金額が手取りになるため、正社員の手取りの平均は、418万6千円ほどです。男性で約467万円、女性で325万5千円ほどになると考えられます。
ただし、扶養家族の有無やその人数、地域の賃金の違いなどによって変わります。また、会社員の場合は、源泉徴収といって税金や年金を会社が代わりに納めるため、自分で計算して払う必要はありません。
手取りや給料について詳しくは、「手取りとは?再確認したい給料のいろは」のコラムをご覧ください。
正社員になって手取りアップを目指そう
「自分の給与が平均給与に比べて少ない」「将来的に収入アップの見込みがない」などとお悩みの場合は、就職・転職を検討することも1つの手段です。特に非正規雇用だと、仕事の範囲が限られている場合が多く、年齢が上がっても給与はほぼ横ばいである可能性も。一方、正社員はキャリアやスキルに応じて収入が増える傾向があります。ほかにも、手当や賞与、福利厚生、教育制度など、正社員になることで待遇面が充実すると考えられるでしょう。
「正社員になったときの手取りについて詳しく聞きたい」「フリーターから正社員になることで、本当に手取りが上がるか不安…」このようにお悩みの方は、就職支援サービスのハタラクティブの利用をご検討ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒などの若年層を対象とした就職・転職エージェントです。給与に関する相談から、企業ごとの面接対策や書類の添削、面接日程の調整まで幅広くサポート。サービスはすべて無料です。まずはお気軽にご相談ください。
こんなときどうする?手取り給与に関するお悩みQ&A
フリーターとして働く方の中には、自分の手取り給与や正社員との違いについて気になっている方もいるでしょう。ここでは、想定される手取り給与に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
手取り給与はどのように計算しますか?
一般的には、給与総額の約8割が手取り額になるといわれています。たとえば、給与総額が20万円だった場合、手取り額は16万円です。逆に、手取り18万円の給与総額は、23万円前後と推測できます。手取り計算の詳しい方法については、「給料の手取りとは?額面の収入から逆算する方法も解説」を参考にしてください。
給与額のほか、正社員になることで得られるメリットはありますか?
雇用が安定していることが、正社員になるメリットといえるでしょう。また、昇進や昇給がある、クレジットカードの作成やローンを組む際の審査に通りやすい、福利厚生が手厚いなども正社員として働く魅力と考えられます。正社員になるメリットについて詳しくは、「正社員のメリットを解説します!非正社員との違いは?」をご覧ください。
手取り額を増やすにはどうしたら良いですか?
手取り額を増やしたい場合は、副業をする、時給の高いアルバイトをするといった方法が考えられます。しかし、雇用が不安定なフリーターでそのような働き方をしていくのは、将来的に無理が出てくる可能性も。将来を見据えたうえで給与額を増やしたいなら、正社員として就職するのがおすすめです。正社員就職が不安な方は、就職エージェントの「ハタラクティブ」にお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。