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飲食業から転職したい!経験やスキルが活かせる仕事や自己PRのコツ
更新日
この記事のまとめ
- 飲食業から転職したいと考える理由は、「労働時間が長い」「人間関係が難しい」など
- 飲食業で身につけた「コミュニケーション力」や「接客スキル」などは転職に活かせる
- 飲食業から転職するなら、スキルや経験を活かせる「接客業」「営業職」などがおすすめ
- 飲食業からの転職を成功させるには、転職理由や志望動機を明確にするのがポイント
- 飲食業から異業種への転職を目指すときは、エージェントを活用してみよう
「飲食業から転職する際におすすめの仕事はある?」「今勤めている飲食店の仕事がきついから転職したい」と悩んでいる方もいるでしょう。飲食から異業種への転職を目指す際は、自分の経験を活かせる仕事を探すと成功率が高まります。
このコラムでは、飲食業からの転職で活かせるスキルやおすすめの仕事を紹介。転職を考える理由や選考対策もまとめました。転職エージェントもうまく活用しながら、思い描く転職を実現しましょう。
飲食業から転職したいと考える6つの理由
飲食業から転職したいと考える方は、「労働時間が長い」「体力的にきつい」「人間関係が難しい」などの悩みを抱えている場合が多いようです。
飲食業からの転職を成功させるためには、「なぜ飲食業から転職したいのか」を明確にすることが大切。以下で解説しますので、あなたが飲食から転職したい理由をクリアにしたうえで、「どのような条件なら満足して働けるのか」を深掘りしてみましょう。
飲食業から転職したいと考える理由
- 労働時間が長い・残業が多い
- 有給休暇や土日の休みを取りにくい
- 年収アップしにくい
- 体力的にきつい場面がある
- 人間関係を構築するのが難しい
- 将来性を見出しにくい
1.労働時間が長い・残業が多い
飲食業で働いていると、労働時間の長さや残業の多さから転職を考える場合もあるでしょう。飲食店では、スタッフの当日欠勤やトラブル発生時、あるいは店舗が忙しく人手不足の場合などイレギュラーな事柄により労働時間が長くなることもあるからです。
特に、正社員として働いている場合は、スタッフのフォローをするために休日出勤や長時間労働を余儀なくされることも。また、飲食店は営業中の接客や調理だけでなく開店準備や閉店作業もあり、どの時間帯も正社員が中心となって仕事を進めるのが一般的です。
このような働き方に負担を感じると、「飲食から転職したい」という気持ちが芽生える方もいるでしょう。
2.有給休暇や土日の休みを取りにくい
飲食業は来客数の多い土日や祝日が稼ぎどきになるため、「家族や友人と休みが合わない」「行事やイベントのときに休みが取れない」などを理由に転職を検討する人もいるようです。また、飲食業から転職したい理由の一つには、「有給休暇が取りにくい」という現状も挙げられるでしょう。
厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査の概況(6p)」によると、2022年の1年間の平均年次有給休暇取得率は62.1%です。これに対して、宿泊業・飲食サービス業の労働者1人あたりの平均取得率は49.1%と、ほかの業種と比べて最も低い水準でした。
※「有給取得率」は有給取得日数計÷有給付与日数計×100%で計算されています。
参照元
厚生労働省
令和5年就労条件総合調査 結果の概況
3.年収アップしにくい
飲食の仕事はマニュアル化されている業務が多いことから、正社員としてキャリアを積んでも給料が大幅アップしにくい傾向にあるようです。そのため、「高収入を目指したい」「今よりも収入を上げたい」と考えたときに、転職を検討する方もいるでしょう。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況((5)産業別にみた賃金)」によると、宿泊業・飲食サービス業の平均賃金は25万9,500円(男女計・年齢計)でした。これは、他業種と比較して最も低い給与額となっています。また、20代~30代の年齢別での平均賃金を業種別に以下で比較してみました。
年齢 | 宿泊業・飲食サービス業 | 建設業 | 卸売業、小売業 |
---|---|---|---|
20~24歳 | 20万6,500円 | 23万3,500円 | 23万2,800円 |
25~29歳 | 23万円 | 26万9,500円 | 26万1,400円 |
30~34歳 | 24万7,200円 | 30万6,400円 | 28万4,700円 |
35~39歳 | 27万2,000円 | 33万3,900円 | 30万8,900円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(第5-1表 産業、年齢階級別賃金及び対前年増減率)」
すべての年齢において、宿泊業・飲食サービス業の給与額は最も低いことが分かります。そのため、「より多くの収入を得たい」と飲食業から異業種への転職を決意する方がいることも予想できるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
4.体力的にきつい場面がある
飲食業では立ち仕事が多いため、体力的にきついと感じて転職を考える方もいるでしょう。特に来客数が多い時間帯は、一息つく間もなく料理を運んだり、調理をしたりすることも。また、飲食の業務内容は少しのケガや体調不良であっても、仕事のパフォーマンスに影響が出やすい職業といえます。
なかには、「年齢とともに、飲食店の仕事をこなすことが難しくなってきた」と感じ、飲食業から転職を考える方もいるようです。
5.人間関係を構築するのが難しい
飲食業で働く方のなかには、人間関係の難しさを理由に転職を考える方もいるようです。飲食業では、正社員をはじめアルバイトやパートなどさまざまな雇用形態の方と関わりながら働く必要があります。また、高校生や大学生など、年齢の離れた方とコミュニケーションを取る場面も。雇用形態や経験年数が違うと、人間関係の構築が難しいと感じる方もいるでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024(3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ)」では、正社員で就職活動・転職活動をはじめたきっかけの第3位に「人間関係が悪い(23.0%)」が挙げられています。1位は「給与が低い(44.6%)」、2位が「やりがい・達成感がない(29.9%)」です。
職場の人間関係は、転職するかどうか判断する際の重要な要素と考えている方が多いと分かります。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
飲食業はアルバイトやパートが多い
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和5年分結果確報(第3表 常用雇用及び労働異動率)」によると、飲食サービス業等のパートタイム労働者比率は79.06%で、最も多いという結果でした。
アルバイトやパートといった非正規雇用で働く方と、正社員勤務の方の比率は店舗によっても異なります。しかし、同調査で2番目にパートタイム労働者が多い生活関連サービス等が49.40%、3番目の卸売業・小売業が43.32%であることと比較しても、飲食業におけるアルバイトやパートの割合は高いといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査 令和5年分結果確報
6.将来性を見出しにくい
将来性を見出しにくい点も、飲食業から転職を考える理由の一つです。飲食業で接客・対人スキルは磨けるものの、一般的なビジネスマナーやパソコン操作、情報収集力といった汎用的なスキルは身につきにくい場合も。そのため、将来のキャリアに不安を抱く方もいるようです。
20代以降の転職では、「ポータブルスキルがあるかどうか」を重視する企業が多い傾向にあります。飲食業での経験から汎用性のあるスキルを見つけるには、仕事内容を振り返ることがポイントです。自分はどのように仕事に取り組んでいるのか、心掛けていることは何かなどを考え、社会人としてどの職場でも発揮できるポータブルスキルを見つけてみましょう。
また、次の項では飲食業から転職する際に活かせるスキルについて解説しますので、参考にしてみてください。ポータブルスキルについて詳しく知りたい方は、「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」のコラムもおすすめです。
飲食業から異業種へ転職する際に活かせる9つのスキル
ここでは、飲食業界から異業種に転職する際に、活かせるスキルをご紹介します。飲食業界で培った汎用性の高いスキルは、面接時のアピール材料にもなるので把握しておきましょう。
飲食業から異業種へ転職する際に活かせるスキル
1.コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、どのような仕事でも重宝されるスキルの一つです。飲食業では、幅広い世代のお客さまと接したり、円滑にオペレーションを行うためにスタッフ同士で声を掛け合ったりします。
日々の業務を行うなかで、コミュニケーション能力が身についている方もいるでしょう。飲食業の実務経験にもとづいたコミュニケーションスキルは、転職活動でのアピール材料になります。
2.接客時の礼儀や言葉遣い
飲食業で身につけた接客スキルは、接客業以外の職種でも役立ちます。たとえば、業界問わず人と接する仕事では、接客で身につけたお客さまへの言葉遣いや立ち居振る舞い、商品を説明したりアピールしたりするスキルなどが役立つでしょう。
また、飲食業の仕事では上司や同僚、取引先など多様な立場の人と接する機会があるのも特徴です。相手の要望を汲み取る傾聴力や観察力は、転職するうえでの大きな武器になります。接する相手やシーンに沿った対応ができることをアピールできれば、転職活動で採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
3.マネジメント能力
飲食業で従業員のマネジメントや店舗の売上管理などを経験した場合は、異業種へ転職する際も活かせるでしょう。明確な目標を立てて実行できる能力は、多様な業種で役立ちます。
転職活動でアピールするためには、マネジメントを行った人数や教育・育成内容、どのような対策を経て売り上げアップに貢献したのかなど、具体的なエピソードを交えながら伝えるのがポイントです。
4.協調性
飲食業の運営にチームワークは欠かせない要素ともいえるため、転職活動では協調性をアピールすることも可能です。
仕事を円滑に進めるための協調性は、どのような業界や職種であっても求められるスキルの一つ。飲食業ではさまざまな雇用形態や年齢の方と仕事をする機会も多いため、培った協調性は幅広い職種で役立つといえます。
5.調理や食材に関する知識
飲食業から転職する際は、調理や食材に関する知識も活かせます。たとえば、調理経験を活かして食品加工メーカーへの転職や、食材の調理法や栄養素などの知識をもとに食品販売店への転職も目指せるでしょう。
飲食店で働く際に、管理栄養士や食品衛生責任者といった資格や、調理師免許を取得した場合は、施設や学校の調理担当者として働いたり、料理教室を開業したりすることも可能です。また、飲食業で勤務するにあたり、コーヒーやワインなど特定の分野で知識を深く身につけた場合は、それをより活かせる職種へ転職するという選択肢もあります。
6.海外のお客さまへの対応力や語学力
飲食業で海外のお客さまと接した経験がある方は、それを転職活動にも活かせるでしょう。東京や京都などの観光地をはじめ、海外の方が多く来店する店舗では、仕事を通じて異文化に対する理解や、語学力が身についている方もいるはずです。
転職活動の際は、「海外からのお客さまに満足してもらいたくて英会話を学んだ」「各国の食文化について勉強した」などの取り組みを採用担当者へ伝えると、自分が持つスキルだけでなく仕事に対する向上心の高さもアピールできるでしょう。
7.店舗売上への貢献
店舗の売上に貢献した実績があれば、目標を成功に導くスキルとして他の業界に転職する際にアピールできるでしょう。また、積極的に取り組んでいたことや、そのなかで結果につながったものなども、転職時のアピールポイントとして効果的です。
「お客さまのニーズに沿ったメニュー開発に努めた」「リピーターが増えるよう1会計につき割引券をつけた」など、具体的な内容を伝えてください。
8.売上・在庫管理経験
飲食業で売上や在庫管理の経験がある方は、転職時のアピールポイントになります。たとえば、「商品の発注のコスト削減に取り組んだ」「売上から人気商品を分析して適切な売り上げ目標を立てた」など、自ら考えて取り組んだエピソードもあると効果的です。
実際どれくらい売上が向上したのかを伝える際は、前年比・達成率も添えると数字として成果が明確になり、説得力が増すでしょう。
9.顧客ニーズを見極める洞察力
飲食業から転職する際は、お客さまが必要としていることを見極める洞察力もスキルとして活かせるでしょう。「子ども連れのお客さまが来店した際には、キッズメニューや専用椅子などを準備する」「要望に応じて店内の空調温度を調節する」「水のおかわりや食器を下げる必要があるテーブルがないかを観察する」など、お客さまが求めていることを把握し、行動に移せることは飲食業の仕事で培ったスキルとしてアピールできるでしょう。
飲食業の経験が活かせる転職におすすめの仕事4選
飲食業の経験が活かせる、おすすめの仕事を7つご紹介します。人と接する機会が多い仕事や食品への知識を活かせる仕事は、飲食業での経験を活かしやすいでしょう。
以下では、仕事の特徴とあわせて代表的な職種の平均年収と、求人情報もご紹介しているのでチェックしてみてください。
飲食業の経験が活かせる転職におすすめの仕事
- 接客業
- 営業職
- 介護・看護職
- 食品業界の仕事
1.接客業
接客業では、飲食業で得た接客技術や経験を応用できるでしょう。飲食業も接客業の一つなので両者には共通点が多く、転職後の仕事に慣れるのが早かったり、業務がスムーズに覚えられたりする可能性があるでしょう。
「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムで解説しているように、接客業は幅が広く、アパレル販売や宿泊施設など自分に合った分野で働けるのも魅力といえます。
厚生労働省の「職業情報提供サイト jobtag」によると、接客業である衣料品販売の全国平均年収は約361万円です。ホテルや旅館の接客担当は約329万円、コンビニスタッフは約361万円となっています。
正社員
店舗スタッフ・店舗管理職
-
年収 307万円 ~ 429万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
2.営業職
自社の商品やサービスの提案を行う営業職も、飲食経験を活かせる仕事の一つです。接客をとおして培ったコミュニケーション力は、営業職には欠かせないスキル。また、飲食店でのトラブル発生時の対応力や、タイムマネジメント力なども活用できます。営業職の求人には経験やスキルを問わない求人も多いため、未経験からの転職もしやすいでしょう。
営業職については「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでご確認ください。
食品メーカーの営業職の全国平均年収は約579万円です。IT系の営業職が約620万円、保険営業の全国平均年収は約469万円となっています。
正社員
営業・ソリューション提案
-
年収 648万円 ~ 1,037万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
転職市場価値を高めるなら無形商材を扱う法人営業を選ぼう
転職時、自分の市場価値を高めるなら、無形商材を扱う法人営業を選ぶのも一つの手といえます。その理由は、顧客から課題やニーズなどを聞き出し、解決策を提案する「ソリューション営業」を経験できるためです。
この営業スタイルなら一般的なビジネスの場で活かせるスキルが身につくため、業界・職種を問わず転職時にアピールできるでしょう。
飲食業から無形商材を扱う法人営業へ転職するのは、通常の営業職や経験者と比べて難易度が高くなります。しかし、飲食業の仕事でどのように課題を見つけ、解決をしたのかをしっかり伝えられれば、内定獲得も期待できるでしょう。
3.介護・看護職
介護職は、サービス利用者との密接なコミュニケーションを必要とする職種です。そのため、飲食業で培ってきた「細かな気配り」「相手の要望を汲み取る力」などが役立つでしょう。
少子高齢化の影響により、介護業界は人材不足の傾向にあり、多くの企業が採用の門戸を広げています。今後も需要は拡大すると予想できるため、未経験から異業種へ転職したい方におすすめです。働きながら技術を磨き、会社のサポートを受けて資格取得を目指せる場合もあります。
介護職の具体的な仕事内容については、「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」をご参照ください。
なお、訪問介護/ホームヘルパーの全国平均年収は、約390万円。施設介護員は約371万円、介護支援専門員/ケアマネジャーが全国平均年収で約421万円です。ただし、介護職で働く場合、資格や経験の有無によっても年収は異なります。
正社員
サービススタッフ(介護職)
-
年収 285万円 ~ 337万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
4.食品業界の仕事
食品業界の仕事は飲食業に関連性が高く、経験や知識を活用できる転職先といえます。飲食業の業務内容や勤務形態が合わず転職を考えている場合は、食品メーカーの運営本部に勤務することも検討してみましょう。たとえば、食品業界の営業職やマーケティング、商品企画の正社員として転職すれば、飲食の現場で得た知識を発揮できる可能性もあります。
なお、商品企画開発(チェーンストア)の全国平均年収を見てみると、約645万円でした。また、飲食店や食品メーカーで新メニューの開発・提案などを行うフードコーディネーターの全国平均年収は、約551万円となっています。
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
飲食業からの転職で未経験者も目指しやすい仕事4選
ここでは、職種未経験から転職できる可能性がある仕事を紹介します。未経験の職種にチャレンジしたい方や新たなスキルを身につけたい方は、参考にしてみてください。
1.ITエンジニア
IT業界では、慢性的な人手不足から採用の間口を広げている企業もあるため、未経験者も転職できる可能性があるでしょう。経済産業省の「IT人材育成に関する調査(P5)」では、IT市場の規模は拡大し続け人材不足が深刻化していくと予測されています。
ITエンジニアになるためには、プログラミングをはじめとしたシステム開発のスキルや知識を身につける必要があるため、独学したり、プログラミングスクールに通ったりするのも一つの手です。実務経験がなくても、スキルや知識があれば選考時に有利になる可能性があるでしょう。
なお、厚生労働省の「職業情報提供サイト jobtag」によると、プログラマー、システムエンジニア(Webサイト開発)の全国平均年収は約557万円です。
ITエンジニアに興味がある方は、「IT業界は入りやすいって本当?IT企業は受かりやすいといわれる理由とは」のコラムで職種や就活のコツを紹介しているので、参考にしてみてください。
参照元
経済産業省
第1回 「第4次産業革命スキル習得講座認定制度(仮称)」に関する検討会
2.事務職
事務職は、「未経験歓迎」としている求人もあるため、未経験から転職できる可能性があります。また、社内だけでなく社外の方と接する機会もあるため、飲食業で身につけたコミュニケーションスキルが役立つでしょう。
事務職は職場によって異なるものの、基本的には土日に休めるうえ、デスクワークがメインの仕事。飲食店で「立ち仕事がきつい」「週末に休みたい」と感じていた場合は、事務職への転職もおすすめです。
なお、一般事務の全国平均年収は約510万円でした。ただし、従事する分野や企業規模、地域などによって事務職の年収は異なります。
事務職の詳しい仕事内容や必要なスキルについては、「事務職への転職は未経験だと難しい?仕事内容や必要なスキルなどを解説!」のコラムも参考にしながら検討してみてください。
正社員
電話対応含む一般事務
-
年収 227万円 ~ 259万円
-
大手企業,未経験OK,土日祝休み,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり
3.製造業
飲食から転職したい方には、年間を通して比較的求人数が豊富な製造業も良いでしょう。
製造業は主に、工場で商品製造や組み立て、出荷作業などを行います。担当する業務が明確に分けられていることが多いため、「黙々と作業したい」「単独作業がメインの仕事がしたい」という方に向いている可能性があるでしょう。
また、製造業は平日のみ出勤という職場や、残業が比較的少ない会社もあるので、プライベートな時間を大切にしたい方にもおすすめです。
ただし、職種によっては立ち仕事だったり、重い物を運んだりすることも。飲食業からの転職先として製造業を選択する場合は、ある程度の体力が必要だと理解しておきましょう。
なお、製造業の全国平均年収は建具製造が約420万円、化粧品製造は約508万円でした。食品関連の製造は、野菜つけ物製造が約341万円です。
正社員
電気、電子、機械技術者
-
年収 277万円 ~ 353万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
4.建設業
体力や力仕事に自信がある方は、建設業への転職も検討してみてください。建設業界では、慢性的に若者の就業が少なく高齢化による人手不足が大きな問題となっているため、未経験から転職できる可能性があります。
建設業の職種には施工管理や設計、営業、技術開発などさまざまです。建設業の転職に必要な資格はありませんが、建築施工管理技士や2次元CAD利用技術者試験、宅地建物取引士資格などがあると、専門知識を所有する証明となるだけでなく、年収アップにもつながるでしょう。
なお、建築施工管理技術者の全国平均年収は約632万円。また、CADオペレーターは約452万円、土木設計技術者は約603万円、建設・土木作業員は約411万円です。
正社員
施工管理職
-
年収 284万円 ~ 439万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり,諸手当あり
飲食業から異業種への転職活動は難しい?
飲食業から全く関連のない異業種へ挑戦したい場合は、「本当に転職できるの?」と不安に思いますよね。たしかに即戦力としての人材を求める企業では、経験者のほうが優先的に採用される傾向にあるでしょう。そのため、無闇に転職活動を行うと思うような結果が得にくくなり、「難しい」と感じる可能性もあります。
飲食業から異業種への転職を目指す場合は、働くうえでの自分の強みを把握し、その強みを活かせる仕事を探すのがおすすめです。自分の強みや適職が分からない方は、わたしたちキャリアアドバイザーにぜひご相談ください。一対一で丁寧にカウンセリングを行い、あなたに合った求人をご提案します。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
飲食業から転職を成功させる選考対策
飲食業から転職を成功させるには、十分な選考対策も大切です。自分が志望先の企業に合う人物像かどうかを伝えられるよう、以下を参考にしてしっかり準備しておきましょう。
志望先の業界・企業研究を行い理解を深める
志望先の企業について理解を深めることも、選考対策の一つです。特に、異業種へ転職する際は、志望先の業界や職種で働いている友人から話を聞いたり、企業のWebページや求人票を確認したりして、ミスマッチが防げるように理解を深めましょう。
企業研究とは、会社の理念や社風、事業内容、福利厚生、年収などを調べて、自分と相性が良いかを見極めること。企業のWebサイトや新聞などからは、業績や将来性、市場の動向などを知ることも可能です。
求人を見つけたら、企業に関する詳しい情報を調べて「自分の希望と合うか」を把握したうえで面接を受けましょう。企業情報を理解していると、志望動機を具体的に述べやすくなるほか、実際に入社したあとのギャップが少なくなります。「想像していた企業と違った」と後悔しないよう、徹底して企業研究を行うことがポイントです。
自己分析からアピールポイントを探す
自分のアピールポイントを明確にするなら、自己分析を丁寧に行いましょう。自己分析とは、自分自身を振り返り、長所や短所、価値観などを分析することで、自分の強みを明確にすることです。自己分析ができていると、面接時に志望動機を聞かれた際に、企業が求める人物像と自身のアピールポイントを交えた説得力のある内容を伝えられるでしょう。
また、「3年後・5年後・10年後にどうなっていたいのか」「会社に対してどのような貢献ができるか」といったことも具体的に述べられると、仕事に対する意欲や理解度があることを伝えられます。
自己分析のやり方については、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムを参考にしてみてください。
職務経験を棚卸ししてアピールポイントを深掘りする
自分のアピールポイントは、これまでの職務経験を振り返って見つけることも可能です。業務内容やタスク、取り組んだことなどを洗い出し、「どのような成果を出したのか」「失敗したことは何か」などを振り返ります。
職務経歴からアピールポイントを見つけるには、「目標を達成するために工夫したこと」を考えるのが重要です。自分から積極的に動いたことで成果を出せたことが伝われば、面接官から良い評価を得られるでしょう。
飲食業からの転職を成功させる自己PRのコツ・例文
ここでは、飲食業からの転職を成功させるための自己PRのコツを3つ紹介します。「飲食から他業種への転職は難しい…?」と不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
飲食業で培ったスキルや経験をアピールする
転職をするにあたって、まずは飲食業界で培ったスキルや経験を洗い出しましょう。「飲食業から異業種へ転職する際に活かせる9つのスキル」で紹介したコミュニケーション力や協調性のほか、複数の仕事を同時にこなす状況判断力など、飲食店の勤務経験を通じて身につくスキルは多くあります。
転職活動では、応募先企業の採用ニーズに沿う経験やスキルを選び、自身の強みとしてアピールできるよう準備しておくのがポイントです。「お客さまが快適に過ごせる空間作りに気が回るようになった」「誰とでも自然な会話ができるようになった」「トラブル/イレギュラー発生時の判断ができるようになった」など、具体的なエピソードとともに伝えると話の説得力が増すでしょう。
自己PRの例文
「私の強みはコミュニケーション力があることです。もともと人と会話をするのが好きでしたが、前職で飲食の仕事を経験したことによって、より相手の気持ちを考えたうえで発言できるようになったり、相手の望むものを提供できるようになりました。
御社でもこの経験を活かして、『お客さまに満足していただけるサービスは何か』を対話のなかから見つけ、ニーズに応えられるよう努めていきたいと考えております」
飲食と同様にコミュニケーション力が求められる職種へ転職する場合は、相手の話に耳を傾けられる「傾聴力」や、話を聞いたうえで自分の意見を述べられる「提案力」をアピールするのもおすすめです。
職務経歴書には店舗規模や売上実績などを記載する
飲食業で店舗マネジメントに携わっていた場合、職務経歴書には店舗規模や従業員数、売上実績などを具体的に記載しましょう。売上実績については、どのような取り組みを経てどこまで売上を向上させたのか、数字を用いて記載しておけば、面接官も想像しやすくなります。
また、フロアスタッフや調理担当の場合は、顧客ニーズにあわせて取り組んだことや集客を増やすための対策など、店舗運営に貢献したことが書けると評価につながりやすくなるでしょう。
資格よりも実務経験が重要!
飲食業から転職する際は、資格の取得よりも実務経験の有無が重要です。もちろん職種によって資格が有利に働く場合もありますが、確実に内定が得られるとは限りません。
未経験から実務経験を積むなら、一度アルバイトや派遣社員などである程度の経験やスキルを身につけてから、改めて正社員へ挑戦するという道もあるでしょう。
転職理由や志望動機は明確にする
飲食業から他業種の正社員を目指す際は、転職理由や志望動機を明確にすることも重要です。これらの質問は、面接で必ずといって良いほど聞かれます。面接官は転職者に対して、「採用してもすぐ辞めてしまうのでは?」「前職で何か問題を起こして辞めたのでは?」といった懸念を抱きやすいもの。そのため、特に飲食から他業種へ転職する場合は、面接官の不安を払拭させるような転職理由を述べましょう。
また、志望動機からは入社意欲や志望度などもチェックされています。「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」を参考に、自身の思いをしっかりと伝えられるよう準備しておきましょう。
志望動機の例文
「私は前職で飲食関係の業務に就いていました。飲食業では、個人の能力はもちろんチームワークの大切さも学びました。●●は未経験の業界ではありますが、飲食業で得た食材や調理方法などの知識を活かしつつ、チームで働く喜びを得たいと考え応募させていただきました。
1日でも早くチームについていけるよう努力し、売り上げアップに貢献したいと考えています」
転職活動の面接で志望動機を伝えるときは、前職で得たものと応募先企業が求めるものの共通点を示すことが大切です。また、最後に入社意欲がアピールできる言葉を付け加えると、より効果的に締めくくれるでしょう。
飲食業の経験を活かせる企業に応募するとアピールしやすい
転職の成功率を上げるには、飲食業で培った経験やスキルを活かせる業種や職種に絞って転職活動を行うのがおすすめ。これまで身につけたものを発揮できる仕事であれば、より自己アピールしやすいですし、転職先の業務にも早く馴染めるからです。業務スキルや経験がある応募者を採用することは、企業側にも「教育に時間が掛からない」というメリットがあるので、内定をもらえる可能性があります。
自己PRや志望動機を作成するときは、応募先企業がどのような人材を求めているかを調べたうえで、あなたが会社に貢献できる能力をアピールしましょう。たとえば、リーダーの経験があればマネージメント力、売上管理や分析の経験があればデータ管理能力など、過去の経験を具体的に示すのが効果的です。
飲食からの転職で、「何をアピールすれば転職が成功するか分からない」と悩む方は多くいらっしゃいます。転職エージェントに在籍するプロのキャリアアドバイザーの意見を参考にすると、自分では気づけなかったあなたの魅力を発見できる可能性も。1人で悩み、転職活動がうまく進まないと感じている方は、活用してみるのもおすすめです。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
【年齢別】飲食業から転職する際のポイント
転職活動の際は、年代ごとにアピールすべきポイントが異なります。ここでは、飲食業から転職する際のポイントについて、年齢別にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
20代の場合
20代の転職では、「入社後どのようにキャリアアップしていきたいか」や、「スキルを身につけるために努力していること」などをアピールしましょう。
企業は20代の応募者に対し、実績やスキルよりもポテンシャルや意欲の高さ、あるいは体力などを重視していることが多いようです。そのため、思い切って未経験の業界や異業種へ挑戦しても十分に内定を得られる可能性があります。
また、飲食業を続けていくのに将来のキャリアが不安な場合も、20代という若さを活かして、自分のやりたいことに積極的にチャレンジするのがおすすめです。
30・40代の場合
30代・40代の転職活動では、スキルやこれまでの経験を重視される傾向にあります。即戦力を期待されるため、志望先の企業では飲食業で身につけたスキルや経験などを求められるでしょう。
30代・40代からの転職を成功させるには、企業側に「自社が必要としている人材とマッチしているか」を見極めてもらうことがポイントです。そのため、これまで得た実績やスキルを具体的に伝え、入社後に発揮できる能力がある旨をアピールしましょう。
【体験談】飲食業から転職した方のキャリア形成
ここでは、実際に飲食業から転職した方の体験談を紹介します。業界や職種選び、転職活動の進め方などについて、参考にしてみてください。
飲食業からエンジニアに転職したYさん
大学生のときにカフェでアルバイトをしていたYさんは、卒業後も就職ではなく飲食でバイトを継続していました。IT関係の仕事に興味はあったものの、「未経験から異業種へ飛び込むのは不安」と感じ一度断念。その後ハタラクティブへ登録し、就活の進め方や面接対策についての悩みを相談します。
Yさん自身もIT関連の知識を学びつつ、キャリアアドバイザーと一緒に自分に合う求人を探したり、面接練習を行ったりして準備を進めました。その結果、ネットワークエンジニアへ見事就職。面接1社目での決定だったそうです。「エンジニアとして就職!社会人未経験から内定までの道のりとは」では、Yさんの体験談をご紹介しているので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
飲食業からヘルスコーディネーターへ転職したOさん
Oさんは、フリーでダンスの仕事をしながら、飲食店のアルバイトもしていました。同い年の人たちの働く姿を見て就職の意識を持ち、ダンスは趣味として続け転職活動することに。最初は、やりたいことが見つからず悩んでいましたが、就職エージェントに相談するなかで、人の役に立つ仕事がしたいと思い、ヘルスコーディネーターに興味を持ったそうです。
その後、就職エージェントから提案された3社の選考を受け、第一志望の内定を獲得しました。Oさんの体験談について詳しく知りたい方は、「ダンスとバイト漬けの生活。気づいたら同い年の人たちがみんな働いていた」で紹介しているので、参考にしてみてください。
飲食業からエステティシャンへ転職したSさん
Sさんは声優を目指し、専門学校と飲食店のアルバイトを両立していましたが、なかなかオーディションに受からず就活を決意。仕事選びでは、人と接することが好きなため美容系サロンに興味を持ちました。
就活では、高卒の学歴が一番の不安要素でしたが、フリーター向けの就職エージェントがあると知り、ハタラクティブに登録。キャリアアドバイザーとの面談では優しく丁寧なアドバイスをもらい、自信を持って就活を進められるようになったそうです。模擬面接も受けて選考の雰囲気を掴み、最終的に2社から内定をもらえました。
「「高卒が一番のネック」厳しいと思っていた希望職種の内定を得るまで」では、Sさんの体験談について詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
飲食業からの転職にはエージェントの活用がおすすめ
転職希望者
飲食からほかの業種へ転職したいのですが、無理でしょうか…?
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キャリアアドバイザー
そんなことはありませんよ!実際に異業種への転職を成功させている方は多くいます。
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転職希望者
飲食の経験しかないので自分のスキルに自信がありません…
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キャリアアドバイザー
異業種であっても、飲食の経験を活かせる仕事もあるんですよ。 -
転職希望者
そうなんですか?
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キャリアアドバイザー
転職エージェントは、あなたの魅力を引き出すサポートを行っています。 -
ここでは、飲食業から転職する際のエージェント活用のコツについて紹介します。
プロから転職活動のアドバイスがもらえる
転職エージェントを利用すると、プロのキャリアアドバイザーから経歴や、今後のキャリアプランに関してヒアリングが行われます。「自分にはどのような業種・職種が合っているのか」「飲食業で身につけたスキルや経験が活かせる正社員の仕事はあるのか」と悩んでいる場合は、アドバイザーがヒアリング内容をもとに最適な仕事を提案してくれるでしょう。
転職エージェントでは求人紹介をはじめ、応募書類の作成・添削や面接対策などの相談も可能です。あなたの転職活動を包括的にサポートしてもらえます。転職エージェントの活用方法については、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」をチェックしてみてください。非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントが扱う求人は、事前にスタッフが内容を確認しているのが一般的です。そのため、質の高い求人が集まる傾向にあります。また、求人元企業との関わりが強く、転職サイトやハローワークには掲載されていない求人を保有している場合も。非公開の優良求人を紹介してもらえる可能性があるのは、転職エージェントを利用するメリットといえるでしょう。
「転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」のコラムでは、転職エージェントとハローワークを併用するコツも解説しています。
「飲食から転職したいけど、できるか不安…」とお悩みの方には、経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが在籍する、就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
ハタラクティブは若年層に特化した就職支援を行っているため、未経験者OKの求人も多数扱っています。キャリアアドバイザーが、一人ひとりの長所や適性を引き出したうえで求人をご紹介するので、自分に合う仕事が分からない方も安心です。
また、履歴書や職務経歴書作成のアドバイス、面接対策にも力を入れており、応募先企業に合わせた選考対策も実施。1人での転職活動に比べてスムーズな転職が叶います。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご相談ください。スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む飲食業から転職する際のお悩みQ&A
ここでは、飲食業から転職したいと考えている方が抱きやすい悩みや、疑問をQ&A形式で解消します。転職活動を進めるときの参考にしてみてください。
飲食業から転職する主な理由は?
長時間労働や給与が上がりにくいことを理由に、飲食からの転職を考える方もいるようです。また、土日祝日に休めなかったり、体力的に難しいと感じたりしたときに、異業種への転職を望む場合も。このコラムの「飲食業から転職したいと考える6つの理由」では、どのようなときに飲食業から転職したいと考えるのか、その理由を6つにまとめているので、あわせてご覧ください。
飲食業の年収は平均いくらぐらい?
厚生労働省の「職業情報提供サイトjobtag」によると、飲食チェーン店スタッフとレストラン(ホールスタッフ)の全国平均年収は約327万円。日本料理調理人(板前)は約358万円です。
年収額は地域や年齢、あるいは仕事の経験年数などによって異なるため、あくまで一つの参考程度に留めておきましょう。
参照元
厚生労働省
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))30代・40代で飲食業からの転職は可能?
保有スキルや経験、アピール次第では、転職は可能です。ただし、30代・40代の場合、20代と比べて経験やスキルを問われる傾向にあり、一般的に採用のハードルは上がります。転職成功の可能性を高めるためにも、未経験者OKの求人に応募したり、飲食で身につけたスキルを「応募先企業でどのように活かせるか」をアピールしたりしましょう。
30代の転職事情については、「30代から未経験分野に転職するのは厳しい?おすすめの業界と成功のコツ」のコラムもご参照ください。飲食業から事務職に転職できる?
事務職に就くのに必須資格はないため、飲食からの転職も可能です。ただし、事務職は人気職種なのでライバルも多いうえ、なかには実務経験を求める企業もあります。「事務職への転職は未経験だと難しい?仕事内容や必要なスキルなどを解説!」で解説しているように、事務職で役立つスキルや経験を身につけてから転職活動に臨むのがおすすめです。
資格があった方が転職で有利になる?
資格より実務経験が重視されることもあるため、必ずしも有利になるとは限りません。ただし、未経験の職種にチャレンジする際には、資格を持っていると知識や働く意欲をアピールする要素になるでしょう。
飲食から未経験の業種への転職を目指す場合は、転職エージェントを利用するのも一つの手。ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが一人ひとりに合った求人をご提案します。飲食業からの転職を考えている方は、ぜひご活用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。