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評価されない仕事ばかりな原因は?依頼を断るスキルの身につけ方
更新日
この記事のまとめ
- 「完璧を求めすぎる」「準備不足」といった仕事の進め方は、評価されない傾向にある
- 仕事の依頼を断りたいときは、引き受けられない明確な理由を話そう
- 評価される人の習慣には、フィードバックを活かす努力やアウトプットなどがある
- 評価されないと感じているなら、身近な先輩や上司に相談してみても良い
「評価されない仕事ばかりなのはどうして?」と考えたことがある方もいるでしょう。原因として、完璧を求めすぎてしまうことや準備不足といった仕事の進め方が考えられます。このコラムでは、評価される人がしている習慣についてもまとめました。「実力があるのに評価されない!」「頑張っても評価されないので疲れた」と感じている方は、ぜひ本コラムを参考にしてください。
仕事が評価されない?考えられる7つの原因
仕事を評価されないのにはいくつかの理由が考えられます。その原因を探っていきましょう。
1.完璧を求めすぎている
業務には、完璧にこなさなければいけないものと、7〜8割の合格点が取れれば良いものがあります。たとえば、納期が今日中というケース。納期の厳守を最優先で進めていくべきなので、もしも周辺タスクも並行して完璧に仕上げようとしているなら、ある程度の妥協は必要になるといえるでしょう。こういった優先順位の判断がつけられずにいると、評価されにくい可能性があります。
2.業務量の多さをアピールする
「今日はこれだけ仕事をした」といったように、業務の多さをアピールするだけでは、評価されるのは難しいでしょう。大切なのは仕事の多さよりも内容で、結果を残すことが重要です。
3.準備不足
仕事に取り組むための準備が足りていないことも、評価されない原因の1つといえます。一人で準備を万全に整えるのは難しいもの。普段から周囲の人と、コミュニケーションを取っておくことが大切です。また、報告・連絡・相談を怠ってしまうと、周囲から適切なサポートがもらえなくなってしまう点にも注意が必要です。
4.求められていることを分かっていない
会社から求められていることが理解できていないと、評価には繋がりにくいと言えます。たとえば会社からスキルアップを求められていることに気づかず、現状に甘んじているようでは評価されないでしょう。また、後輩の育成を求められているのにも関わらず、自分の仕事ではないと思っている場合なども同様です。
5.依頼を断れない
あれもこれも断らずに仕事を受けてしまうと、結果を出せないまま業務が中途半端な状態になってしまいます。業務の量が多いときには、先に断ることも大切です。
6.優先順位がつけられない
仕事を頑張り過ぎて多くの仕事を掛け持つことになり、さらに仕事量が増える…という状態に陥ってしまうケースが考えられます。自らのキャパシティをオーバーしてしまった場合、同僚や上司に迷惑を掛けてしまいかねません。「この仕事は重要か」「この仕事は緊急か」と優先順位をつけることで、自分の許容量をオーバーしないように気をつけましょう。「キャパオーバーとはどんな状態?仕事が忙しくストレスが大きいときの対処法」のコラムでも、キャパオーバーについてまとめてあるので、併せてご覧になってみてください。
7.集中しすぎる
集中して業務をするのは良いことです。しかし、一つのことに集中しすぎると視野が狭くなり、仕事の全体像が見えにくくなってしまう恐れがあります。
仕事が評価されないときに考えられる7つの原因を挙げてみました。関連コラムの「会社で評価されないのはなぜ?考えられる原因を解説」でも、評価されない原因を考察しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
角が立たない4つの仕事の断り方
「できません」「無理です」といった断り方では、相手が不快に感じることも。この項目では、相手の人に不快感を与えない仕事の断り方を解説します。
1.依頼してくれたことへの感謝を伝える
仕事を依頼されたら、まずは感謝の言葉を述べましょう。しかし、キャパオーバーにならないためにも、断ることは必要です。「大変光栄なのですが」や「ぜひ引き受けたいのですが」など、興味があることを伝えることで、相手に不快感を与えにくいでしょう。
2.引き受けられない理由を具体的に伝える
断る理由は具体的に話さなくては分かってもらえません。「私のスキルではご迷惑をかけてしまいます」「今日はこの仕事とこの仕事がありますので、時間が取れません」など、はっきりと伝えましょう。
3.丁寧に謝罪をする
中途半端に「検討してみます」といったことを言ってしまうと、相手に期待をもたせてしまいます。はっきりと断ったうえで、「お役に立てずに申し訳ありません」と丁寧に謝罪しましょう。
4.代替のアイデアを提案する
もし、「今日はできないけど明日ならできる仕事」なら、その旨を伝えましょう。能力不足で難しい仕事内容なら、「〇〇さんが適任」「一部分ならできます」など、別のアイデアを相手に提案してみてください。仕事に対する意欲があることを伝えるのがポイントです。
ほかにも、覚えておきたい仕事の断り方を「仕事の断り方で印象が変わる!注意すべき4つのポイント」のコラムで紹介しています。今後のためにも、ぜひ目を通してみてください。
評価される人がやっている6つの習慣
仕事で高い評価を得ている人に共通している習慣について、以下で解説します。
1.プラスアルファの成果を目指す
評価をされるためには、業務を言われた分だけこなすのではなく上司や先輩の期待以上の成果を出すことが大切です。自分の仕事でなくても、気がついたことがあれば進んで行動をしてみましょう。印象に残る社員になれば、おのずと評価も高くなるはずです。
2.フィードバックを活かす
ほかの社員や上司から仕事に対するフィードバックをもらったら、すぐに改善できるよう努力しましょう。どんなに仕事を頑張っていても、指摘された部分が直っていない場合は評価が落ちる恐れがあります。仕事のパフォーマンスに関して疑問があるときは、自らフィードバックを依頼しても良いでしょう。
3.アウトプットをする
仕事で評価されやすい人は、フィードバックから改善点を見出したうえで、さらにアウトプットしていることが多いようです。得た知識を人に教えることによって、より理解度が深まり、ステップアップできるでしょう。
4.スキルアップに努める
現状に満足せず、スキルを磨いている人は評価されやすい傾向にあります。同じ部署だと同じスキルを持つ同僚がたくさんいることもありますが、自分ならではの秀でたスキルを見つけて磨くと良いでしょう。
5.ミスから学びを得る
自分だけでなく、他人のミスからも学ぶようにしましょう。ミスの原因を把握することで、同じことを繰り返すリスクを減らせます。また、他人がミスしているのに気がついたら、サポートすることで、感謝されるだけでなく信頼も得られるでしょう。
6.周囲に巻き込まれない
上司のグチを言っている同僚に巻き込まれないようにすることも重要です。同僚の話を聞いてあげることは大切ですが、「そうなんですね」程度にしておきましょう。
仕事が評価されないと感じているなら
どうしても評価されないのであれば身近な先輩や上司に相談してみても良いでしょう。相談することによってこちら側の信頼感を相手に示せます。円滑な人間関係を構築するという面でも、相談することは悪いことではありません。
業務と適性が合っていない可能性も
しかし、自分なりに考え、いろいろとアクションを起こしても評価されないこともあります。企業にはそれぞれ社風がありますので、自分の考えの根底が社風と合っていなければ、評価はされにくいでしょう。
どうしても現状の環境が自分に合っていないと思うのであれば、勇気を出して違う環境を探す道もあります。ただし、どのような環境に移ったとしても「自分は正しい、努力している!」と思い込み過ぎないように注意しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。