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高卒者は接客業で正社員になれる?サービス業との違いや目指せる仕事を紹介
公開日

この記事のまとめ
- 接客業は学歴不問や未経験歓迎の求人も多数あるため、高卒からも目指せるといえる
- 接客業はサービス業のうちの一つで、お客さまに商品やサービスを提供する仕事のこと
- 高卒就職で接客業の正社員を目指す場合、学歴不問や実力主義の企業が採用されやすい
- 高卒から就職しやすい業の種類は、飲食店のスタッフや販売員などがある
- 高卒で接客業のアルバイトをしている場合は、正社員登用制度を活用するのもおすすめ
「高卒から接客業の正社員になれる?」と疑問に思う方もいるでしょう。接客業は、未経験から挑戦可能な場合が多く、高卒者も比較的就職しやすい職種です。
このコラムでは、高卒から就職を目指せる接客業の種類を紹介します。また、接客業に向いている人の特徴や高卒からの就職を成功させるポイントについても詳しく解説。コラム後半に紹介する接客業のやりがいも参考にしながら、高卒からの正社員就職を目指しましょう。
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高卒で接客業の正社員になれる?
高卒から接客業の正社員になることは可能です。接客業は特別なスキルや資格、経験が必要ないことが多く、高卒や大卒などの学歴も問われない傾向にあります。また、学生時代に接客業やサービス業でのアルバイトの経験があれば企業から採用されやすく、高卒の方も多く活躍する業界といえるでしょう。
高卒者の就職事情
文部科学省が発表している「令和6年度の学校基本調査 状況別卒業者数」によると、令和6年度年3月の高校新卒者のうち、就職した割合は14.0%。また、同調査による産業別就職者の割合は以下のとおりでした(一部抜粋)。
産業 | 男女計(%) | 男性(%) | 女性(%) |
---|---|---|---|
建設業 | 0.097 | 13.2% | 0.035 |
製造業 | 0.404 | 45.4% | 31.7% |
運輸業,郵便業 | 0.054 | 6.0% | 4.5% |
卸売業,小売業 | 0.095 | 6.7% | 14.3% |
宿泊業,飲食サービス業 | 0.05 | 3.1% | 8.5% |
生活関連サービス業,娯楽業 | 0.039 | 1.9% | 7.5% |
サービス業(他に分類されないもの) | 0.038 | 3.7% | 3.8% |
参照:文部科学省「学校基本調査 卒業後の状況調査 高等学校 全日制・定時制 産業別就職者数」
上記を見ると、高卒者のうちサービス業や販売業に従事する人は少なくないことが分かります。接客業はサービス業や販売業に含まれるため、高卒者も接客業への就職は可能であるといえるでしょう。
資格が必要な場合もある
接客業は正社員であっても特別な資格を必須とすることはありません。ただし、スーパーやコンビニなどの販売に携わる仕事では販売士、ファッション業界ではカラーコーディネート検定など、業務で役立つ資格を求められる場合もあるようです。希望する職業や企業によっては資格が必要な場合もあることを留意しておきましょう。接客業の仕事に役立つ資格については、「接客の仕事に役立つ資格とは」のコラムで詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
参照元
文部科学省
学校基本調査
接客業とは?
接客業とは、店舗や施設を利用するお客さまをもてなしたり、商品を提供したりする仕事のことです。具体的には、以下のような職業が該当します。
- ・コンビニやスーパーの店員
- ・飲食店のホールスタッフ
- ・アパレルショップの販売員
- ・ホテルのフロントスタッフ
- ・美容師
- ・エステティシャン
上記以外にもさまざまな接客業が存在します。「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムでは、接客業の職種や仕事内容などについてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
接客業とサービス業の違い
接客業は、サービス業の一種であり、お客さまと対面など直接のコミュニケーションを行う仕事のこと。一方で、サービス業とは、お客さまの要望に応える仕事を指します。提供するサービスは形がないという点が特徴で、技術や知識、経験など実態のないものを販売・提供する仕事です。
総務省が制定している「日本標準産業分類(平成25年10月改定)(平成26年4月1日施行)」によると、サービス業は以下の9つに分けられます。
- ・情報通信業
- ・運輸業、郵便業
- ・不動産業、物品賃貸業
- ・学術、専門・技術サービス業
- ・宿泊業、飲食サービス業
- ・生活関連サービス業、娯楽業
- ・教育、学習支援業
- ・医療、福祉
- ・サービス業(ほかに分類されないもの)
また、上記のうち、「宿泊・飲食サービス業」「生活関連サービス業」「複合サービス業」「サービス業(他に分類されないもの)」に含まれる代表的なサービス業は以下のとおりです(※一部抜粋)。
分類 | 詳細 |
---|---|
宿泊・飲食サービス業 | 宿泊業 飲食店 持ち帰り・配達飲食サービス業 |
生活関連サービス・娯楽業 | 洗濯・理容・美容・浴場業 旅行業 家事サービス業 冠婚葬祭業 娯楽業(映画館、劇場、遊園地など) |
複合サービス業 | 郵便局協同組合 |
サービス業(他に分類されないもの) | 廃棄物処理業 自動車整備業 職業紹介・労働者派遣業 警備業 コールセンター業 |
参照:総務省「日本標準産業分類の内容」
上記の職業は、学歴や経験を問われないことも多く、高卒の方も働きやすいサービス業といえます。「高卒の仕事探しのポイントは?希望の就職を叶える4つのコツを解説」のコラムでも、高卒者向けの就職先について紹介しているので、ぜひご一読ください。
参照元
総務省
日本標準産業分類
サービス業の給料
給与は職種や企業によって異なるため一概にはいえないものの、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(p.10)(5)産業別にみた賃金」によると、ほかの産業に比べてサービス業の給与はやや低い傾向にあります。しかし、就職する企業によっては、ボーナスや手当などを含めると給与が高くなる可能性も。高卒からサービス業の正社員を目指す方は、企業研究で人事の評価制度や企業に求める条件が、自分の価値観と合っているかしっかり見極めるのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
高卒から正社員を目指せる仕事の特徴
高卒から正社員を目指せる仕事は、「学歴不問」「実力主義」という特徴があります。また、若年層の採用に積極的な業界や企業からも、高卒者は歓迎されやすいといえるでしょう。高卒から接客業の正社員を目指そうと考えている方は、就職先を探す際に以下の特徴を参考にしてみてください。
学歴不問
求人情報に「学歴不問」「高卒可」「高卒以上」という記載がある会社は、学歴ではなく人柄やポテンシャルで採用を決める傾向があります。また、業務に必要なスキルや知識は入社後に習得することを前提として考えている企業も多いため、初めは求められない可能性も。そのため、学歴不問の仕事の場合は、未経験の高卒者も活躍しやすい環境といえるでしょう。
実力主義
これまでの経験やスキル、学歴ではなく、労働者本人の実力で評価される業界や企業も高卒から就職しやすい仕事といえます。営業職やベンチャー企業などが代表的な例です。
ただし、実力主義の仕事はプレッシャーが大きかったり、社内で競争が起こったりといったデメリットもあります。詳しくは「実力主義が向いている人は?会社の評価制度やメリット・デメリットも解説」をご覧ください。
若年層の採用に積極的
少子化の影響から、若年層の採用に積極的な業界は多くみられます。そのなかでも、介護や建設、IT業界は人手不足が課題となっているため、より採用されやすいといえるでしょう。
「人手不足の業界の見極め方とは?原因やメリット・デメリットも解説」のコラムでは、人手不足で歓迎されやすい業界を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
高卒から就職を目指せる接客業の種類
接客業には、飲食店のスタッフや販売員など、さまざまな種類の仕事があります。ここでは、高卒から目指せる接客業の種類と特徴をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
飲食店のスタッフ
飲食店のスタッフは、お客さまの要望に合わせてサービスを提供する仕事です。主にレストランやカフェ、居酒屋などの料理を提供する場が勤務先になります。ホールスタッフとキッチンスタッフで役割が分かれている飲食店では、ホールスタッフがメインで接客をすることが多いようです。
飲食店のスタッフは学歴不問・未経験歓迎から挑戦しやすく、働きながら接客スキルを鍛えられる点がメリット。年齢が若いうちから店長やチーフといった役職を任されることもあり、努力次第でキャリアアップを目指しやすいのも魅力です。飲食店で働きながらさまざまな業務経験を積むことで、将来独立して自分の店を持つこともできるでしょう。
販売員
販売員は、アパレルショップや家電販売店などでお客さまの商品購入をサポートする仕事です。販売員も学歴不問・未経験歓迎の求人が多い傾向にあり、高卒からも就職しやすいといえます。経験や実績を積むことで副店長や店長を目指せるほか、本社勤務への異動や他社の販売店への転職といったかたちでキャリア形成が可能です。
販売員の仕事では、売上が数字として目に見えるため、モチベーションが上がりやすいのが魅力です。自分の接客スキル次第ではお客さまの購入意欲を高めることも可能であり、売上につながったときは仕事にやりがいを得られるでしょう。
販売職に興味のある方は、「高卒から販売の仕事に就く方法とは?向いているタイプも紹介!」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
コンビニ・スーパーのスタッフ
コンビニやスーパーのレジスタッフの仕事では、レジ打ちのほか、品出しや清掃といった業務も行うことがあるようです。それほど難しい作業はないため、就職時に学歴や経験を問われないことが多いものの、仕事のタスクが多い傾向にあります。
レジの対応をする際は、商品の打ち間違いやお釣りの金額ミスなどが起こらないよう、常に注意しなければなりません。そのため、集中力や責任感が求められる仕事といえます。また、モバイル決済やセルフレジの導入・機械の変更などにより、覚えることが増える可能性もあるでしょう。
宿泊施設のフロントスタッフ
宿泊施設のフロントスタッフは、チェックインやチェックアウトの手続きなど、お客さまの対応が主な仕事です。お客さまに対して丁寧な対応が求められるため、マナーや礼儀を重視する傾向にあります。
宿泊施設のフロントスタッフとして働くことで、正しい言葉遣いや社会人としての立ち振る舞いといったスキルを磨けるでしょう。また、宿泊施設では夜勤があることも多く、深夜手当がつくと考えられます。積極的に夜勤に入ることで収入アップを狙える点もメリットです。
アミューズメント施設のスタッフ
アミューズメント施設のスタッフは、主に遊園地やゲームセンターなどで働く仕事です。業務内容は配属される場所によって異なり、アトラクションの添乗員や施設内のショップ店員、飲食店での接客員などがあります。
アミューズメント施設で働く際に求められるのは、お客さまに楽しんで貰えるように、明るく笑顔で接客すること。場合によっては、着ぐるみを身に纏って接客をしたり、悪天候の中で業務をしなければならなかったりすることもあり、体力や体調管理も必要となるでしょう。
エステティシャン
エステティシャンは、お客さまが求める美を提供する仕事です。サロンによって行う施術は異なりますが、フェイシャルケアや痩身、脱毛などが例として挙げられます。また、施術前に行うカウンセリングや受付業務、予約管理といった仕事も行う場合があるようです。
エステティシャンの求人では、学歴不問で未経験歓迎のものも多数あります。しかし、お客さまの要望に沿って適切な施術を行う必要があるため、ヒアリング能力やコミュニケーション能力が求められることも。働きながら美容に関する知識やスキルが身につけられるため、人によっては楽しく仕事ができる可能性があるでしょう。
インストラクター
インストラクターとは、「指導員」を指す言葉です。インストラクターはスポーツだけでなく、医療事務専用のパソコンの使い方を指導する「医療事務インストラクター」や、幼児保育所や学校などで食事の楽しさや栄養バランスを指導する「食育インストラクター」なども存在します。
インストラクターの求人では学歴や経験を問われないものもありますが、指導を行う立場になるため専門的な知識やスキルが求められることも。すでに専門分野の知識やスキルを習得している場合、それらを活かして働ける点はメリットといえるでしょう。
「スポーツインストラクターになるには?役立つ資格や仕事内容を紹介」のコラムでは、スポーツインストラクターの仕事内容や就職する方法などについてまとめています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
受付スタッフ
受付スタッフは、来客者の対応や案内を行う仕事です。受付スタッフの働く場所は、病院やスポーツジムなどが挙げられます。勤務先によって業務内容は異なりますが、来客対応や案内のほか、電話対応や予約の管理なども行うこともあるようです。
受付スタッフの仕事では、学歴よりも礼儀正しさや柔軟に対応する能力が重視される傾向にあるため、高卒からも挑戦可能といえます。業務は座り仕事なことも多く、身体に負担がかかりにくい点は魅力です。また、働くなかで社会人としての礼儀やマナー、PCスキルなどが身につけられるのもメリットといえるでしょう。
病院の受付スタッフに興味がある方は、「医療事務は高卒からなれる!求人選びのコツや役立つ資格をご紹介」のコラムをぜひご一読ください。
冠婚葬祭スタッフ
冠婚葬祭スタッフは、ブライダルの仕事と葬祭関係の仕事に分けられます。ブライダルのスタッフは結婚式場で働くことが多く、受付や料理の配膳、新郎新婦のサポートが主な仕事。葬祭スタッフは、遺族や参列者の案内、葬儀場のアナウンスなどが仕事です。
冠婚葬祭はお客さまの人生に関わる重要なイベントであるため、ミスがないよう細心の注意を払う必要があります。また、礼儀やマナー、丁寧な所作も求められるでしょう。
接客業に向いている人にみられる特徴とは
お客さまとのコミュニケーションをとることが好きであったり、話を聞く力に長けていたりする場合は、接客業に向いている可能性があります。また、形のないものを提供する特徴から、お客さまのニーズを察して気配りができる方や、どのようなことにも臨機応変に対応できる方は重宝される傾向です。
以下で、接客業に向いている人にみられる特徴を4つご紹介します。
コミュニケーションをとることが好き
コミュニケーションをとることが好きな場合は、接客業に向いているといえます。接客業の仕事では、商品やサービスを紹介したり提供したりするために、自分からお客さまに声をかけることも。そのため、「知らない人に話し掛けることに抵抗がある」という方は、接客業の仕事がストレスになってしまう可能性があります。
しかし、「誰とでもコミュニケーションをとれる」という場合は、接客業の仕事でストレスを感じにくいでしょう。
話を聞くのが得意
接客業では、お客さまの要望を正確に知るためにヒアリング能力が必要です。そのため、「人の話を聞くのが得意」という特徴がある場合は、接客業に向いている可能性があります。
聞き上手な人の特徴については、「聞き上手に向いてる仕事は?より強みを活かすポイントも紹介!」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
気配り上手
「困っていることはないか」「話かけても大丈夫な状況か」など、お客さまのニーズや心情に寄り添うことも接客業に必要なスキルです。そのため、周囲に気を配れるという特徴がみられる方は、接客業に向いているでしょう。
「気配りができるようになりたい」という場合は、「自己PRで『気配り』を長所としてアピールするには?回答のポイント」のコラムを参考にしてみてください。気配り上手な人に共通する特徴をご紹介しています。
柔軟に対応できる
接客業では、商品・サービスについての問い合わせやクレームの対応を求められることも。そういったときには、職場の状況やお客さまの状況などにあわせて柔軟に対応しなければなりません。素早く柔軟に対応することで、質の高いサービスを提供できたり問題を早期解決できたりするため、柔軟な対応力が備わっている場合は接客業で歓迎されるでしょう。
接客業に不向きな特徴もある?
接客業が不向きな特徴として、「話すのが好き」「ストレスを感じやすい」などが挙げられます。先述したように、接客業ではヒアリング能力が求められることから、「話すこと」よりも「聞くこと」が重視される傾向です。そのため、「自分の話をするのが好き」という場合は接客業は不向きな可能性もあるでしょう。また、接客業では急なトラブルが発生することもあるため、ストレスを感じやすい方は「仕事がつらい」と感じてしまう恐れもあります。
サービス業に従事するやりがい
また、接客スキルが仕事結果に直結しやすく、努力やスキル向上を実感しやすいのも特徴でしょう。
お客さまから「ありがとう」を直接言ってもらえる
サービス業はお客さまと直接やり取りを行うため感謝される機会も多く、やりがいに感じる方は多いようです。お客さまから「ありがとう」と感謝されることは、仕事へのモチベーションにも大きく影響するでしょう。
自分の能力を実感しやすい
サービス業では、自分のスキルが仕事の成果に直結しやすいのが特徴です。接客スキルや対応力が評価されれば顧客満足度は上がり、売上やサービス利用につながります。業務を通してスキル向上を実感しやすいため、仕事にやりがいを感じることもあるでしょう。
毎日変化のある職場で働ける
サービス業は、来店されるお客さまによって提供する商品やサービス、対応などが異なってきます。そのため、毎日の仕事において変化と刺激を感じられるでしょう。仕事内容は同じであっても変化のある環境で働けるので、常に新鮮な気持ちで働けたり対応力が身についたりすることにやりがいを感じる方もいるようです。
サービス業のやりがいをさらに知りたい方は、「サービス業とは?具体的な仕事例や接客業との違いについて解説!」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
高卒からの就職を成功させるポイント
高卒からの就職を成功させるポイント
高卒から正社員就職を目指すなら、固定観念にとらわれず視野を広く持つことが大切です。できるだけ多くの情報を集め、自分に合った就職先を探してみましょう。
以下で、高卒からの就職を成功させるポイントを6つ紹介するので参考にしてみてください。
自分の適性を把握する
就活を成功させるには、職種や業界にこだわらず、自分の適性に合った仕事を探すことも大切です。接客業以外にも、フリーターや高卒から活躍できる仕事や就職先は多数あります。自分の適性と接客業に求められる適性に相違があると感じたら、ほかの職種や業界も検討してみるのが正社員就職を成功させるコツです。
自分の適性を知るためには、自己分析がおすすめ。これまでの経験を振り返り分析することで、自分が大切にしていることやどのようなことにやりがいを感じるのかが見えてきます。「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」のコラムを参考に、自己分析を行って自分に合った職種や業界について考えてみましょう。
できるだけ多くの情報を集める
人によっては「高卒だから△△職」という固定観念を持っていることもあるようです。しかし、そういった固定観念を持った状態で就活を行うと、視野が狭くなってしまい就職のチャンスを逃す可能性も。正社員就職を成功させるためには、固定観念にとらわれないように本やインターネットで社会に存在する仕事を調べたり、興味のある業界や企業があれば積極的に説明会に参加したりするのがおすすめです。
「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」のコラムで解説しているように、ひとつの業界のなかにも多くの仕事が存在します。できるだけ多くの情報を集め、選択肢を広げましょう。
条件を絞り過ぎない
求人検索をする際に、あれもこれもと条件や希望を入れてしまうと、表示される求人は少なくなるもの。働くうえで外せない条件は誰にでもありますが、そのなかから優先順位をつけて探すと、希望の求人が見つけやすくなります。また、「絶対に外せない条件」と「妥協できる条件」に分けて探すのもおすすめです。
前向きに考える
「高卒では希望する仕事に就けない」というように就職をネガティブに捉えていると、就活がうまく進まない可能性も。なかには就職を諦めてしまい、フリーターとして生活することを選ぶ場合もあります。正社員就職に向けて行動する際は、高卒ならではの強みを活かせるよう前向きに考えることが大切です。
経験を活かせる仕事を探す
高卒から接客業で正社員としての就職を考えているなら、これまでの経験を活かせる仕事を探してみるのもおすすめです。未経験の仕事に挑戦することも可能ですが、一から知識やスキルを学ばなければならない場合も。これまでに経験したことのある業界や職種から仕事を選べば、選考時に即戦力を期待されることもあるため、就職成功の可能性を高められるでしょう。
また、現在アルバイトとして接客業で働いている場合は、勤務先で正社員登用制度を利用して正社員を目指すのも一つの手です。アルバイト先で正社員になれば、すでに職場環境や社風、仕事内容を詳しく知っているため、ミスマッチが起こりにくいといえます。また、アルバイトの経験を活かし、スキルアップやキャリアアップも狙いやすいでしょう。
正社員登用制度については、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
就職支援サービスを利用する
「高卒で正社員を目指しているけど成功するか不安…」という方は、就職支援サービスを利用するのもおすすめです。自分に合った仕事を紹介してくれるほか、書類作成や選考対策のサポートも実施している就職支援サービスも多く、学歴や経歴に不安がある場合も安心して就職活動を進められるでしょう。高卒からの正社員就職を目指したい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、若年層の高卒や既卒、フリーターなどを対象に就職支援を行う就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりに合わせて求人をご紹介。接客業の求人も多数取り扱っており、希望する業界や職種の仕事も見つかりやすいでしょう。接客業以外に自分に向いている仕事がないか気になる場合は、1分程度で簡単に行える適職診断もご用意しています。
そのほか、応募書類の添削や面接対策、入社後のサポートなども実施しているので、就職活動に不安がある方も安心です。サービスはすべて無料で利用できるので、お気軽にお問い合わせください。
高卒で接客業に興味がある人によくあるお悩みFAQ
ここでは、接客業に興味がある高卒の方が抱えやすい悩みを、Q&A方式でご紹介します。
接客業の経験がなくても高卒就職は可能?
接客業の経験がない高卒の方も、「未経験歓迎」と記載のある求人に応募することで就職できる可能性はあります。接客業は学歴や経験を問われない場合も多く、ほかの仕事と比べて高卒から挑戦しやすい傾向です。
接客業の正社員として就職したい高卒の方は、このコラムの「高卒から正社員を目指せる仕事の特徴」をぜひご一読ください。
高卒就職におすすめなサービス業の種類が知りたい
高卒就職におすすめのサービス業には、飲食店のスタッフや販売員、受付のスタッフ、インストラクターなどが挙げられます。これらの職業は学歴不問・未経験歓迎の求人が多い傾向にあり、高卒からも目指しやすいといえるでしょう。
詳しくは、このコラムの「高卒から就職を目指せる接客業の種類」でもまとめているのでチェックしてみてください。
高卒で正社員として接客業の仕事に就くためにはどうしたらいい?
高卒で接客業の正社員就職を目指すなら、まずは自分の適性を把握することから始めてみましょう。自分の適性が接客業に求められる適性とマッチしない場合、就活がうまくいかなかったり入社後に仕事がつらく感じてしまったりする可能性も。自分の適性を知りたい場合は、自己分析が有効です。自己分析のやり方は、「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムで解説しています。
一人で就活を進めるのが不安な場合は、ハタラクティブにお問い合わせください。プロのキャリアアドバイザーが一人ひとりに合わせて求人紹介や選考対策を行います。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。