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20代後半で転職したい!未経験から挑戦できるおすすめの職種や業界を紹介
公開日

この記事のまとめ
- 20代後半から転職活動を始めても、未経験の業界や職種に挑戦できる
- 20代後半で未経験の職種に挑戦するなら、特徴や強みを理解して検討するのがおすすめ
- 「小売業界」や「建設業界」などは、20代後半の転職で未経験の場合におすすめの業界
- 20代後半の未経験で転職活動する際は、自己分析や企業研究を徹底して行うこと
- 20代後半から転職を目指すなら、エージェントを活用する方法もおすすめ
20代後半で働いている方のなかには、「未経験の業界や職種に挑戦してみたい」と考えている方もいるでしょう。未経験の場合も挑戦できるものの、20代後半の転職は新卒と比べて企業に評価されるポイントが異なるため、十分な対策や準備が必要です。
このコラムでは、20代後半の転職で未経験におすすめの職種や業界をご紹介。転職で意識したいことや成功に向けたコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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20代後半の転職は厳しい?未経験から挑戦できる?
20代後半から未経験の業界や職種に挑戦できます。なかには未経験者を積極的に採用する企業も存在するため、「未経験者歓迎」と記載された求人を中心に探して転職活動を行うのも方法の一つです。ただし、20代後半の転職は新卒や20代前半の就活と異なります。企業にどのようなスキルを求められ、何を評価してもらえるのかを意識して、転職活動に臨む必要があるでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2025」では、18歳から29歳の転職活動をしていない正社員に対して、「将来的に転職を検討しているか」のアンケートを行いました。アンケートの結果は以下のとおりです。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025『4-5. 将来的に転職を検討しているか(p.46)』」
質問に対して「はい」と回答した高卒正社員は36.3%、大卒正社員は39.1%でした。全体の4割近くが将来的に転職を検討していると分かります。転職活動を行う際はキャリアプランを明確にして、自己分析や企業研究などの準備や対策を行うことが大切です。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
20代後半の転職で未経験におすすめの職種9選
「一般事務」や「営業事務」などのバックオフィスや、仕事で社外の人と関わりをもつ「広報」「営業」のような職種があります。職種ごとに仕事内容や特徴を理解して、自分に合った職業を選択することが大切です。
ここでは、20代後半の転職で未経験におすすめの職種を一例として紹介していきます。どのような職種があるのか、仕事選びを検討する際の参考としてご覧ください。
1.一般事務
一般事務とは、データ入力や文書作成、伝票管理、備品の補充、電話対応、来客対応など、幅広い業務を行う仕事を指します。未経験の場合も挑戦しやすく、仕事をしながら知識やスキルを身につけられるでしょう。縁の下の力持ちとして企業に貢献できるのは、一般事務の魅力といえます。
また、残業は少ない傾向にあるため、仕事とプライベートのバランスを保ちながら腰を据えて長く働けるでしょう。
なお、ジョブタグによると、一般事務として就業している数は女性の方が多いようです。
平均年収 | 510.9万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「一般事務」
2.営業事務
営業事務とは、営業指示に従って資料や見積書などを作成し、営業が仕事に専念できるようにサポートする職種です。営業に代わり、クライアント先からの電話対応やメール対応も行います。要望をいただいたり、クレームが発生したりすれば内容を営業に共有するため、傾聴力や伝える力が求められるでしょう。
営業事務は未経験から挑戦できる仕事の一つです。人をサポートしたいと考えている方や、社内外の人とコミュニケーションを取りながら働きたい方に向いている可能性があります。営業に「ありがとう」と感謝の言葉を掛けてもらえる場合もあるので、やりがいを感じながら働けるでしょう。
なお、ジョブタグによると、営業事務で活躍している方の年齢層は幅広く、女性の就業者の方が多いようです。
平均年収 | 496.3万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「営業事務」
3.経理事務
経理事務とは、会社で扱うお金を管理するため、伝票の仕分けや決算書類の作成などを行う職種です。給与の支払いや経営の進捗管理に必要な資料も作成するので、仕事をするうえで経理に関する専門的な知識が求められます。未経験から挑戦できますが、中途採用では決算や財務の知識や経験が必要な場合もあるので、「日商簿記」の資格を取得しておくと転職活動でアピールしやすいでしょう。
経理事務の仕事は正確さや几帳面さ、注意力が欠かせません。細かい部分まで気を配れる注意力や、集中してコツコツと物事に取り組める人に向いているでしょう。なお、ジョブタグによると、経理事務で活躍している方の年齢層は幅広く、就業者の数は女性が多いようです。
平均年収 | 484.6万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「経理事務」
4.Webマーケティング
Webマーケティングとは、近年急速に拡大している分野の一つで、Webの技術を使ってマーケティングを行う職種を指します。市場調査や広告出稿、Webサイト訪問者のニーズを分析するなど、マーケティングに関する幅広い業務を行うのが特徴です。集客を集めるために、調査や分析をしながら施策の実行や改善策に取り組みます。
Webマーケティングは、未経験から挑戦できる職種の一つです。社会のトレンドに敏感な方やニーズを読み取れる方、コミュニケーションスキルが得意な方におすすめしたい職種といえます。
平均年収 | 645.5万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」
「マーケティングの仕事」のコラムでは、マーケティングの仕事内容や年収などの解説をしています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
5.広報
広報とは、企業の商品やサービス、団体の活動などの情報をさまざまな人に伝えて、認知度のアップを目指す職種です。情報発信のほかに情報収集や分析を行い、プレリリースの際はマスコミ対応をする場合もあります。社内外問わず、幅広く人と関わりをもつため、コミュニケーションスキルや柔軟に対応する能力が必要です。
未経験から広報に挑戦する場合、「世の中の動向に関心がある」「物事に対して臨機応変に対応できる」のように、広報の仕事に役立つスキルやこれまでの経験をアピールするなど、工夫や対策が求められるでしょう。
なお、ジョブタグによると、広報の配置方法は企業によって異なり、女性を積極的に配置する傾向にあるようです。
平均年収 | 493.4万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「広報・PR担当」
6.営業
営業とは、顧客に対して自社のサービスや商品の魅力を伝え、購入につなげる仕事です。営業の仕事は未経験から挑戦しやすく、成績によってインセンティブを支給される場合もあるので、自分の頑張り次第で収入アップを目指せるでしょう。また、会社の売上に直接貢献できるだけでなく、仕事をとおして人脈を広げていけるのは営業の仕事ならではの魅力です。
社外の人や顧客とのやり取りがあるため、コミュニケーションスキルやビジネスマナーが仕事で役立つでしょう。人と関わるのが好きな方や目標に向かって努力するのが得意な方は、営業の仕事にやりがいを感じて働ける可能性があります。
平均年収 | 579.5万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「商社営業」
7.販売
販売とは、お客さまに商品やサービスの販売を行う職種を指します。販売や取り扱いを行う商品は、企業によりさまざまです。お客さまと直接関わる仕事のため、コミュニケーションスキルだけでなく、丁寧な言葉遣いやマナーが求められます。仕事中にお客さまから感謝の言葉を掛けてもらえる場合もあるので、やりがいを感じながら働けるでしょう。
販売の仕事は未経験から挑戦しやすく、商品知識を身につけて経験を積みながらキャリアアップを目指せます。なお、ジョブタグによると、デパート店員における就業者の数は女性の方が多いようです
平均年収 | 361万円 |
8.IT系の技術職
IT系の技術職とは、システムの開発や運用、保守などを行う職業です。ITに関する専門的な知識やスキルが必要なものの、未経験者を歓迎している企業もあるため、初心者から挑戦できる職種の一つといえます。自社で働く場合もあれば、客先の企業に常駐して働く場合もあり、勤務形態は企業の方針や案件によってさまざまです。
仕事をしながらITに関する専門知識やスキルを身につけられるので、経験を積めば将来的に独立も目指せるでしょう。IT分野に関心をもつ方や、専門知識を身につけたいと考える方は向いている可能性があります。
なお、ジョブタグによると、就業者の数は男性の割合が高く、20代後半から40代で活躍されている方が多いようです。
平均年収 | 557.6万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「システムエンジニア(受託開発)」
「IT業界の仕事」のコラムでは、IT業界の具体的な職種や将来性を紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。
9.トラック運転手
トラック運転手とは、トラックで目的地に向かって指定の日時までに荷物を運ぶ仕事です。トラックには「大型/中型/小型」の種類があり、大きさや用途により輸送距離が異なります。トレーラーの場合は、ほかのトラックと掛け持ちをして運転を行うのが一般的なようです。
トラックの種類によって、普通自動車運転免許のほかに免許を取得する必要があります。企業によっては「資格取得支援制度」があるため、未経験の場合も挑戦しやすいでしょう。
ジョブタグによると、トラック運転手の就業者数は男性がほとんどで、女性の割合は全体の2~3%程度のようです。トレーラートラック運転手も同様に、女性の就業者数が少ないと分かりました。なお、国土交通省は女性のトラック運転手を増やすために、「トラガール促進プロジェクト」の取り組みを行っています。トラックドライバーの魅力や現場で活躍している女性のインタビューを紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
平均年収 | 485.3万円 |
参照:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))「トラック運転手」「トレーラートラック運転手」
参照元
職業情報提供サイト(日本版O‐NET)job tag
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国土交通省
トラガール推進プロジェクト
公務員を目指す方法もある
「地方公務員採用試験」を受けて、公務員を目指す方法も選択肢の一つです。公務員は未経験から挑戦できるため、試験に合格すれば腰を据えて長く活躍できるでしょう。職業情報提供サイト(job tag)の「地方公務員(行政事務)」によると、平均年収は478.3万円でした。行政事務の仕事をとおして、地域住民が安心して暮らせるように貢献できるため、人のために役立ちたいと考えている方は向いている可能性があるでしょう。
「公務員に転職したい!民間との違いや成功のポイントを解説」のコラムでは、公務員に転職する方法のほか、仕事内容や民間企業との違いを解説しています。こちらもぜひご覧ください。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O‐NET)job tag
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20代後半の転職で未経験におすすめの業界4選
20代後半でこれまでと異なる分野に転職するなら、ニーズが高まっている業界や人手が不足している業界に注目して検討する方法もおすすめです。人手を必要としているため、未経験の場合も積極的に採用してもらえる可能性があるでしょう。
ここでは、20代後半の転職で未経験におすすめの業界を紹介します。どのような業界がおすすめなのか確認してみてください。
20代後半の転職で未経験におすすめの業界
- 小売業界
- IT業界
- 建設業界
- 運輸業界
1.小売業界
小売業界とは、卸売業者から仕入れた商品を消費者に対して販売する業界を指します。小売業界における主な種類は以下のとおりです。
- ・スーパーマーケット
- ・コンビニエンスストア
- ・ホームセンター
- ・ドラッグストア
小売業界は商品の仕入れや販売、品出し、マーケティングなど、幅広い職種が存在します。人と関わる機会が多く、コミュニケーションスキルが求められるでしょう。また、世の中の動向やトレンドを意識して、消費者の求めるニーズを把握する必要もあります。人と関わるのが好きな方やトレンドに敏感な方は、強みを活かしながら働けるでしょう。
「小売業界の仕事」のコラムでは、小売業界の現状や将来性について解説しています。小売業界が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.IT業界
IT業界とは、ITの技術を活用してシステムの開発をしたり、サービスを提供したりする業界を指します。IT業界の主な種類は以下のとおりです。
- ・ソフトウェア業界
- ・ハードウェア業界
- ・Web業界
- ・通信業界
- ・情報処理業界
IT業界は新しい技術が生まれやすく、ニーズが高まっている業界の一つです。未経験者を積極的に採用している企業もあるため、初めての場合も挑戦しやすいでしょう。仕事をしながらITの専門知識を身につけられるので、ITに関心をもつ方やスキルを身につけたい方に向いていると考えられます。
3.建設業界
建設業界とは、オフィスビルやマンション、商業施設、学校、病院など、私たちの暮らしや企業を支えるために建物を建設している業界です。施工管理や大工のような専門職のほか、営業や事務などの幅広い職種が存在しています。自分の携わった仕事が形として残ったり、完成した建物を利用する人たちの様子を見られたりするのは、建設業界ならではの魅力といえるでしょう。
なお、建設業界は作業労働者の高齢化により、若年層の労働者確保が課題となっています。人材が不足している業界のため、未経験から挑戦しやすいでしょう。
「建設業界の仕事」のコラムでは、建設業界の仕事内容や志望動機の例を紹介しています。建設業界について知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
4.運輸業界
運輸業界とは、食品や日用雑貨、資材など、目的地まで荷物を運ぶ事業を展開している業界を指します。運輸業界における主な種類は以下のとおりです。
- ・陸運
- ・海運
- ・空輸
運輸業界のなかでも、トラック運転手の職種は人手不足の傾向にあるようです。インターネット通販の増加や、働き方改革による「物流の2024年問題」などが理由として挙げられます。
トラック運転手になるためには免許が必要なものの、企業によっては未経験で採用して資格の取得を支援する制度を設けている場合もあります。初めての場合も挑戦しやすく、私たちが快適に生活できるよう仕事をとおして貢献できるため、やりがいを感じながら働けるでしょう。
運輸業界について詳しく知りたい方は、「運輸業界の仕事」のコラムも参考にしてみてください。運輸業界の主な職種や将来性について解説をしています。
20代後半の転職で求められること
20代後半の転職は、仕事で経験してきたことや実績が評価されるでしょう。社会人としてのビジネスマナーのほか、ポータブルスキルを求められる場合もあります。また、入社後に即戦力として活躍できる人材かどうかも見られるでしょう。
ここでは、20代後半の転職で求められることの解説をしていきます。
これまでの経験や実績
新卒や20代前半の就活は、将来性やポテンシャルが評価される傾向にありますが、20代後半は企業に評価されるポイントが異なると把握しておきましょう。20代後半の転職活動は、これまでに仕事で経験したことや実績などが評価されます。
未経験の業界や職種に挑戦する場合、仕事で経験したことや学んだことを通して、どのように活躍できるか企業にアピールしていく必要があるでしょう。将来の目標やビジョンを明確に伝え、転職先の企業でキャリア形成していきたい旨をアピールすることも大切です。
ポータブルスキル
ポータブルスキルとは、業界や職種、企業が変わっても持ち運び可能な、汎用性のあるスキルを指します。幅広いビジネスシーンで活かせるため、転職して仕事や環境が変わっても役立つでしょう。ポータブルスキルの一例は、以下のとおりです。
- ・コミュニケーションスキル
- ・プレゼンテーションスキル
- ・情報収集力
- ・論理的思考力
- ・問題解決能力
ポータブルスキルは勉強して身につけられます。独学で学んだり、セミナーに参加したりするなど、自分に合った方法を探してみてください。ポータブルスキルがあれば、企業に評価されるだけでなく、自分の自信につながるメリットもあるでしょう。
「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」のコラムでは、ポータブルスキルのほかにテクニカルスキルやマネジメントスキルの紹介もしています。気になる方はあわせてご覧ください。
即戦力として活躍できるか
20代後半の転職活動は、即戦力として活躍できる人材かどうか企業に見られるでしょう。たとえ未経験でも、身についているビジネスマナーやこれまでの経験が評価され、即戦力として期待される可能性があります。
転職活動で企業に即戦力として活躍できるとアピールしたい方は、仕事で経験してきたことを振り返ってみたり、業務で役立つ資格を取得したりする方法を試してみてください。
20代後半の転職で意識したいポイント
20代後半の転職は、今後のキャリアプランを意識して転職活動に取り組んでいくのがポイントです。自分が将来なりたい姿を描いて目標を立てておくと、夢に向かって努力しながらキャリアを築いていけるでしょう。
また、自分の市場価値を知ることも大切です。市場価値を知ると、転職に向けてどのように行動していくべきか見えてくるでしょう。以下で解説していきます。
キャリアプランを明確にする
キャリアプランとは、仕事で自分が将来なりたい姿を叶えるために立てる計画のこと。キャリアプランが明確だと、目標を叶えるために行動できるだけでなく、転職活動で面接官にアピールしやすくなるメリットがあります。
キャリアプランを考えるなら、5年先や10年先に叶えたい姿を想像してみてください。たとえば、「将来は役員として経営に携わりたい」キャリアビジョンがある場合、「30代で主任や課長を経験して、部下の育成に取り組みたい」「40代のうちに部長となり、企業の成長に貢献したい」のように、プランを考えられるでしょう。
キャリアプランを明確にすると、就きたい企業を探しやすくなるのでおすすめです。
「キャリアプランとは?簡単に解説!面接での回答例や立て方のポイントも紹介」のコラムでは、キャリアプランの立て方やポイントを紹介しています。キャリアプランを立てる際の参考として、あわせてご覧ください。
女性はライフステージの変化も考慮すると安心
20代後半で転職を考えている女性は、ライフステージの変化も含めて将来を考えておくと安心です。転職を検討している時点で予定はなくても、将来的に結婚や出産のライフイベントが起こる可能性はあります。その際に「自分が希望している働き方を実現できる制度や取り組みはあるか」「出産後に役職を目指せる環境は整っているか」などのポイントを意識して、企業選びをしてみてください。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
自分の市場価値を知る
市場価値とは、転職市場における自分の価値を示す指標です。市場価値により、企業が自分をどのように評価しているのか判断ができます。保有しているスキルや経験などをもとに評価され、転職市場の需要や供給、タイミングによって常に変化するのが特徴です。
市場価値が分かると、自分のスキルや経験にマッチした企業を探しやすくなるため、転職に向けて準備や対策に取り組めるでしょう。
市場価値を確認する方法に、「転職サイトに登録して市場価値を確認できるサービスを利用する」「転職エージェントに相談して市場価値を診断してもらう」などがあります。転職活動を始める方は、自分に合った方法で市場価値を確認してみてください。
20代後半の未経験から転職を成功させるコツ
転職を成功させるなら「なぜ転職したいのか?」と理由を明らかにしたうえで、自己分析や企業研究などの対策を行うことが大切です。自己アピールの材料になったり、面接官の質問に対して迷わず回答できたりするため、自信をもって転職活動に臨めるでしょう。
また、スムーズに転職活動を進めたいなら、転職エージェントを活用してサポートを受ける方法もあります。キャリアアドバイザーに相談できるため、悩みを解消しつつアドバイスをもらいながら転職活動を進めていけるでしょう。
ここでは、20代後半の未経験から転職を成功させるコツを紹介していきます。転職活動を始める際の参考としてご覧ください。
転職したい理由を明確にする
まずは、「なぜ転職したいと思うのか」理由を明確にすることから始めましょう。転職したい理由があいまいだと転職活動の軸が定まらず、就きたい仕事が決まらなかったり、面接で受け答えに悩んだりして、思うように進まない可能性があります。
「今の職種は社内でのやり取りがメインなので、社外の人と関わりながら進めていく仕事に就きたい」「年齢や経歴を問わず、実力や成果を評価してもらえる企業に入社して、△△歳までに管理職を目指したい」のように、具体的な理由を洗い出すと転職活動を進めやすくなるでしょう。
自己分析を行う
自己分析とは、自分の強みや弱み、大切にしている価値観などを洗い出す作業を指します。自分の適性を知ることで、「どのような仕事が合っているか」「働くうえで何を重視しているか」などが分かるでしょう。
なお、自己分析をする際は、時系列に沿ってエピソードを深掘りするのがポイントです。「大学生のときに、地域で開催しているお祭りのイベントで裏方のボランティアとして運営をサポートした」「新卒のときは早く仕事を覚えるために、業務のやり方を自分なりにまとめたマニュアルを作成して、分かりやすいと上司に褒めてもらえた」など、できるだけ深掘りしながら振り返りをしてみてください。
深掘りすることで、自分のアピールポイントや仕事で重視しているポイントが見えてくるでしょう。
「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでは、自己分析のやり方を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
企業研究を徹底する
企業研究とは、気になる企業を調べて理解を深めることを指します。企業研究を行うと、自分の適性に合う企業に出会えたり、面接の受け答えで役立ったりするメリットがあるでしょう。
気になる企業のWebサイトにアクセスすると、企業理念や事業内容、求めている人材などが分かります。その企業がもつ特徴や強みも見えてくるため、入社後のイメージがしやすくなるでしょう。
調べた企業は事業内容や強みなどの項目に分けてリスト化しておくと、客観的な視点で検討できるためおすすめです。
仕事で役立つ資格を取得する
転職の成功に向けて、仕事で役立つ資格を取得する方法があります。たとえば、未経験で一般事務の仕事を目指すなら、「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」を取得しておくと、パソコンスキルの習得だけでなく転職活動でアピールする際に役立つでしょう。以下で資格の例を紹介します。
TOEIC | 英語力の証明になる。外資企業や海外とやり取りしている企業で役立つ可能性がある。 |
秘書検定 | 言葉遣いや電話応対の仕方など、社会人として身につけておきたいビジネスマナーの証明になる。 |
日商簿記検定 | 企業の経営成績や財政状況など、管理能力が身についている証明になる。 |
MOS (マイクロソフトオフィススペシャリスト) | Word/Excel/PowerPointなどの基本知識や、パソコンスキルの証明になる。 |
未経験者を歓迎している求人を探す
「経歴不問」や「未経験者歓迎」で募集している求人を中心に探して、積極的に応募する方法もあります。専門スキルや経験を問われないので、未経験から挑戦しやすいでしょう。
ただし、やみくもに未経験者を歓迎している求人に応募するのではなく、「自分がやりたいと思う仕事か」「入社したらどのようなキャリアを築いていきたいか」を考えたうえで検討することが大切です。未経験者歓迎だけを重視して応募すると、面接で具体的なアピールができなかったり入社後にギャップを感じたりする恐れがあるでしょう。
転職エージェントを活用する
転職エージェントに相談して、アドバイスやサポートを受けながら転職活動を進めていく方法もおすすめです。キャリアアドバイザーが求職者の適性に合う求人を紹介してくれるので、入社後にギャップが起きにくくなるメリットがあります。
応募書類の添削や面接対策など、就活にまつわる幅広いサポートを受けられるのもエージェントを活用する魅力です。20代後半の転職に自信のない方や初めての方も、成功に向けてサポートを受けながらスムーズに取り組んでいけるでしょう。
「20代後半で転職したい」「未経験からほかの業種に挑戦できる?」と考えている方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心とした若年層の就活に特化している転職エージェントです。キャリアアドバイザーが転職に関する悩みや希望をヒアリングして、あなたの適性に合った求人を厳選のうえご紹介します。
履歴書の書き方や添削のほか、一人ひとりに合わせた面接対策などのサポートも行っているので、転職活動が初めての方も安心です。ハタラクティブのサービスはすべて無料でご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
20代後半の転職や未経験に関するQ&A
20代後半の転職や未経験に関してよくある質問を、Q&A形式にまとめました。20代後半で転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
20代後半からスキルなしで転職できますか?
スキルや専門的な資格がなくても転職はできます。
企業によっては未経験者を歓迎している場合もあるので、「経歴不問」や「未経験者歓迎」で募集している求人を中心に探す方法も手段の一つです。
ただし、20代後半の転職活動は、新卒や20代前半で行う就活と比べて、評価されるポイントが異なります。これまでに仕事で経験した内容や学んだことを振り返り、今後のキャリアプランを明確にしたうえで転職の準備や対策を行う必要があるでしょう。
20代後半で未経験の職種に挑戦したいです
未経験の職種に挑戦したいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
エージェントに相談すると、自分の適性に合った求人を紹介してもらえます。履歴書の添削や面接対策などのサポートもあるので、悩みや不安を解消しながら円滑に転職活動を進めていけるでしょう。
エージェントについて詳しく知りたい方は、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」のコラムもご覧ください。エージェントの基本的な使い方や、利用するメリットなどを解説しています。
20代後半で転職したい方や未経験から異業種に挑戦したい方は、ハタラクティブにぜひご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの希望に寄り添い、転職活動を丁寧にサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。