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仕事ができる人の特徴を解説!業務の取り組み方や考え方を知ろう
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この記事のまとめ
- 仕事ができる人とは、職場で高く評価され周りから信頼を得ている人
- 仕事ができる人はレスポンスが早く、物事を計画的に進めている
- 仕事ができる人の考え方として、周りの人へ感謝や謝罪を伝えるのを大事にしている
- 仕事ができる人の口癖は、”早速やってみます”や”なんとかなる”など
- 仕事ができる人が見えないところでしていることは、目標と期待のすり合わせ
「仕事ができる人になりたい」「周りから評価されたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。「仕事ができる人」と評価されるには、対応の速さや計画性、業務に対する姿勢が重要です。このコラムでは、仕事ができる人の特徴や考え方、共通点などを解説。また、仕事ができない人との違いについても紹介します。仕事ができる人が見えないところでしていることもまとめたので、自身の仕事術を見直す参考にしてみてください。
仕事ができる人とはどんな人?
仕事ができる人とは、職場で高く評価されている人のことです。ただし、何を持って「仕事ができる」とするかは、年代や役職によって異なるでしょう。
たとえば、20代の若手社員は主体性や行動力が評価の対象になります。30代後半~40代のマネージャークラスであれば、リーダーシップや育成力が評価基準になるでしょう。
「仕事ができる人」を言い換えるなら?
「仕事ができる人」を言い換えるなら、「優秀」「有能」「有望」「敏腕」といった言葉が挙げられます。「優秀」「有能」は能力があり、人よりも優れているという意味です。また、「有望」は将来への期待が大きい人材を指します。
「敏腕」は物事を早くこなせることを表す言葉なので、手際良く能率的に仕事を進められる人が当てはまるでしょう。
仕事ができる人はすぐ分かる?11個の特徴
ここでは、仕事ができる人によくある特徴を、業務別にまとめました。どのように仕事を進めれば評価されるのかチェックしてみましょう。
1.メールや電話の返事が早い
電話やメールのレスポンスが早い人に対し、「仕事ができる」と感じる人もいるようです。依頼に対する返事が早いと決断力があると思われ、「返事が早い=仕事が早い」という印象がつきやすいでしょう。また、早くレスポンスすることで相手からの返事も早くなり、ビジネスチャンスを掴みやすいことも。結果的に成果を上げ、仕事ができると評価される確率を高められるでしょう。
2.情報収集をしている
普段から仕事に役立つ情報収集をしていることも、仕事ができる人に見られる特徴です。自分の専門分野はもちろん、そのほかの情報も積極的に収集することで社会全体の流れを読んだり、競合他社の分析をしたりすることが可能になり、仕事に活かすことができます。
3.能動的に仕事を生み出している
仕事ができる人は自分でやるべきことを考え、能動的に取り組んでいます。与えられる仕事を待つのではなく、チームの状況や自分の立ち位置を考え、行動を起こしているようです。自分から行動すると出会える人の数や経験値が増えるため、一層仕事ができるようになります。
4.仕事を人に割り振ったり頼んだりできる
仕事ができる人は自分だけで仕事を抱えず、必要に応じて業務の割り振りやサポートの依頼ができるのも特徴です。仕事はすべて自分で行うのが良いわけではなく、分担制にしたり、得意な人に任せたりしたほうが成果につながる場合もあります。
業務の全体像を把握し、誰に何を割り振るのが最適なのかを見極めるのが重要です。
5.手放す仕事も選んでいる
仕事ができる人は、優先順位をつける際、手放す仕事も選んでいます。「今期はやらなくてもいい仕事」「自分がやらなくてもいい仕事」「やりたいけれどできない仕事」といったように、理由を明確にしながら仕事を手放すのです。
たとえば、やりたい仕事があっても、コストがかかり過ぎる場合は「手放す仕事」に分類します。あるいは、スキル不足でできないなら、「○月までは手放す仕事」というように、期限を決めて一旦手放すといったやり方です。一定の仕事を手放すことで、やるべき仕事に注力できるため、結果的に仕事ができる人と評価されるでしょう。
6.物事を計画的に進めている
物事を計画的に進められるのも、仕事ができる人によく見られる特徴です。仕事ができる人ほどタスクの締め切りや重要度から優先順位を割り出し、計画的に仕事を進めています。複数のタスクを抱えているときにやみくもに進めると、時間を浪費してしまう恐れも。全体を見通してやるべき業務を決めることで、スムーズな仕事の進め方を実現しているでしょう。
7.課題発見力が高い
課題発見能力とは、現状を分析した結果から問題を見つけられる能力のことです。仕事ができる人は与えられた業務を漫然とこなすだけでなく、仕事をより効率的にする改善案や質を上げる方法も考えています。現状に満足しない姿勢でいることが、周囲からの評価と信頼につながるのです。
8.危機管理を意識している
ミスやトラブルは起こるものとして、常に備えをしておくのも仕事ができる人に見られる傾向です。トラブルが起きてから対処すると初動が遅くなり、被害が大きくなる恐れがあります。しかし、あらかじめ対処法を用意しておけばトラブルが小さいうちに解決でき、リカバリーに時間と労力をかけられるでしょう。
9.学習意欲がある
勉強が苦にならず学習意欲があるのも、仕事ができる人の特徴です。新しい知識や技術を貪欲に吸収することで、仕事でより大きな成果を挙げられるようになります。仕事ができる人は既存の知識や技術と照らし合わせて自分なりの解釈をもったり、「こうすればより良くなるのではないか」と工夫できたりするでしょう。
10.公私を切り替えられる
仕事ができる人ほど勤務中は仕事に集中し、休憩中や休日にはプライベートの時間をしっかり楽しめるでしょう。プライベートを充実させたいからこそ仕事を頑張ったり、仕事のストレスを休日に発散したりして、上手にワークライフバランスを実現させています。
「仕事とプライベートの両立方法とは?切り替え方のコツやメリットも解説」のコラムでは、オンオフの切り替え方を詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
11.数字やデータを用いた説明ができる
数字やデータを用いながら具体的な説明ができるのも、仕事ができる人に多い特徴です。会議やプレゼンの際は、数字やデータを使って説明に根拠をもたせるのが大事なポイント。感情論や根拠のない説明では、言葉に説得力をもたせることはできないでしょう。
仕事ができる人に見られる共通点
以下では、仕事ができる人に見られる共通点をまとめました。本人の性格や振る舞いに関する特徴をご紹介します。
1.挨拶を大事にしている
仕事ができる人は、周りの人にきちんと挨拶をしています。挨拶や返事をすることは当たり前のことであると同時に、仕事上において大切なことです。笑顔で挨拶すると明るく朗らかな印象をもたれるため、円滑に仕事を進める助けになるでしょう。
2.感謝や謝罪の気持ちをきちんと示している
普段から感謝や謝罪の気持ちを相手にきちんと示しているのも、仕事ができる人の特徴です。感謝や謝罪はコミュニケーションの基本であり、言葉にして伝えることが人間関係の構築につながります。些細なことでも感謝を伝えると、良い関係が生まれて仕事もしやすくなるでしょう。
3.身だしなみに気をつけている
仕事ができる人は業務上の行動を工夫しているだけでなく、身だしなみにも気をつけていることが多いでしょう。髪型や服装は、人の印象を左右します。常に清潔感のある服装・髪型にし、香水は付け過ぎないのがベターです。
「オフィスカジュアルとは?スーツはだめ?男女別おすすめアイテムを紹介」のコラムでは、オフィスカジュアルにおけるマナーを紹介していますので、参考にしてみてください。
4.コミュニケーション能力がある
仕事ができる人は、周囲とコミュニケーションを取りやすい傾向にあります。仕事ができる人は周囲からの信頼を得やすいので、幅広い人との交流を通じて良好な関係を築くのが得意なようです。明るい話し方や相手と親しくなる会話術で、取引や商談がスムーズに進められることもあるでしょう。
5.自分なりのストレス発散方法がある
仕事ができる人は、会社でのストレスを溜めず、適度にガス抜きをして仕事に対するモチベーションを維持することが可能です。ストレスによって体調を崩したり、精神が不安定になってしまわないように、自分なりのストレス発散法を持っている人が該当するでしょう。「散歩に出かける」「買い物をする」というように、どのような行動がストレス解消につながるかを理解しておく必要があります。
6.自分の思考を正確な言葉にできる
自分の思考を正確な言葉にできるのは、仕事ができる人に見られる特徴です。思いついたアイデアが良いものであっても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。抽象的なアイデアも言語化し、誰にでも分かるように説明できると周りから評価されやすいでしょう。
7.集中力が高い
集中力が高い人は、生産効率が良く仕事の質も高い傾向にあります。仕事に無駄な時間をかけないため、短時間で成果を挙げることが可能です。複数の仕事を抱えても、一つ一つの業務に集中して切り替えられるので、チームへの貢献度が高い人材といえるでしょう。
8.判断力がある
仕事ができる人は適切なタイミングで判断を下せるため、チャンスを逃しません。変化が激しいビジネスの場では、迷っているうちに競争に負けてしまうことも。ライバルよりも優位に立つためには、早く的確な判断が求められるのです。
日ごろから自分の判断軸を明確にしておけば、いざというときに冷静な判断のもと行動できるようになるでしょう。
9.穏やかで感情的にならない
思いどおりにいかないことがあったときに、感情的にならず穏やかでいられるのも、仕事ができる人に見られる特徴です。仕事でベストを尽くしても、必ずしも想定した成果が出せるとは限りません。そのときにイライラを表に出したり周囲に当たり散らしたりせず、冷静に改善策を考えたりマイナスな感情を隠しておける人は、周囲から信頼されやすいでしょう。
10.チームの生産性アップを意識している
仕事ができる人に共通しているのは、自分のことだけでなくチームの生産性アップを意識して行動している点です。自分の仕事が早く終わればほかの人をサポートしたり、整頓整頓など業務改善に取り組んだりして、メンバーの役に立つ行動をとります。
そういった行動が周りにも波及し、チーム全体が活性化して成果にもつながるでしょう。
11.何事も自分事と捉えている
仕事ができる人はミスやトラブルを他責にせず、自分が何をどう改善すれば同じ失敗を繰り返さないのかを考えます。失敗の原因を誰か・何かのせいにして終わらせてしまうと、経験から学ぶことができません。
自分が直接の原因でなかったとしても、「あのとき声をかけていれば防げたかもしれない」など、自分が取った行動を振り返るのが重要です。
仕事ができる人とできない人の違い
仕事ができる人とは反対に、仕事ができない人に見られる特徴や傾向も存在します。「仕事ができる人になりたい」「自分は仕事ができない気がする」という方は、ご自身が以下のような傾向に当てはまっていないかチェックしてみましょう。
他責思考やネガティブ思考が多い
仕事ができない人に見られる傾向として、他責思考やネガティブ思考であることが挙げられます。失敗を人や環境のせいにしたり、落ち込むだけで改善策の考案や同じ失敗を防ぐための努力をしなかったりする人は、なかなか成長できず仕事がうまくいかない可能性があるでしょう。
物事を自己中心的に考える
仕事ができない人は、物事を自己中心的に考えていることがあります。ほかの人の業務や進捗状況などを考えず自分勝手な仕事の進め方をしていると、周囲に迷惑が掛かってしまい「仕事ができない人」と評価されてしまうでしょう。
受け身で消極的
自分から行動を起こさず、受け身で消極的な人も、仕事ができない人に見られやすい傾向です。自分から仕事を探さず受け身でいると最低限の仕事しか行えないため、周囲と比べて成長速度が遅くなってしまうでしょう。実力主義の会社では、昇進や昇給も遠ざかってしまいます。
仕事ができる人になるには?具体的な10の方法
ここでは、仕事で評価されるようになるための具体的な方法を10個ご紹介します。いっぺんに行おうとする必要はなく、自分ができることから少しずつ挑戦してみると、仕事ができる人に一歩近づけるでしょう。
1.無理に完璧主義であろうとしない
本当に仕事ができる人は完璧なように見えて、完璧主義でないのが特徴です。毎日全力で仕事をするのは、精神的にも身体的にも疲れる原因となり、仕事のパフォーマンスが下がる恐れもあります。
また、完璧を追い求め過ぎると仕事が遅れることも。根を詰めすぎず息抜きをしながら仕事をこなしたり、重要なポイント以外は自分のできる範囲で力を発揮したりと、仕事への熱量を上手くコントロールすることが大切です。
2.分からないことは質問する
分からないことがあるときはそのままにせず、周りの人に質問しましょう。「初歩的なことを質問すると馬鹿にされるのでは」と質問することに抵抗を感じる人もるようですが、分からないことをそのままにしているとステップアップできません。分からないことは質問し、知識や技術を身につけることが大切です。
3.自分のスキルを高める努力をする
得意なスキルをさらに高める努力をすると、仕事ができる人に近づくことが可能です。得意分野がある人は、ほかの人と差をつけられるため評価が高まる傾向にあります。また、「この仕事はあなたにまかせるのが安心」と周りから頼られることで、自信がつき、さらに上を目指そうと意欲的になれるでしょう。
4.実際に仕事ができる人のやり方を参考にする
自分の周りで仕事ができる人がいれば、その人のやり方を参考にするのも一つの方法です。どのような仕事の進め方が合っているかは人によって異なるものの、自分に合っていればそのまま真似ることができます。また、自分に合わないやり方であっても、「この方法は自分に合っていない」という知見を得られるので学びとなるでしょう。
仕事ができる人の本を参考にするのもあり
社内にロールモデルがいない場合、本を参考にして仕事術を真似するのも一つの方法です。いくつかの本を参考にして、自分に合いそうな部分を組み合わせるのもおすすめ。ただし、いきなり難しいやり方を真似すると挫折してしまう恐れがあるため、自分にできそうなことから行動に移してみましょう。
5.各業務の目的を意識して仕事をする
仕事ができる人は漫然と与えられた業務をこなすだけでなく、各業務の目的を意識して仕事をしています。一見単純な作業であっても、その仕事が結果的にどのような効果をもたらすのかを理解しておくと、有意義に物事を進められるでしょう。各業務の重要度や優先順位も見えてくるので、計画的に仕事を進める助けにもなります。
6.自己分析を徹底する
仕事ができる人は自己分析を徹底し、客観的に自分の状態を把握できています。そのため、強みの活かし方や弱点の補い方がうまく、仕事のパフォーマンスが高い傾向にあるようです。
また、自分がどのようなときに失敗しがちなのかも把握できているので、回避するための工夫もできます。自分を分析することで、自分に合った仕事のやり方が熟知できているといえるでしょう。
7.論理的に考えるクセをつける
日常生活の中で、物事を論理的に考えるクセをつけるのも、仕事ができる人になるための方法です。正確性と即効性が求められるビジネスの場では、論理的思考力は周囲の信頼を得るための重要なスキル。物事の全体像を把握し、根拠をもとに結論を出すように普段からクセをつけておくと良いでしょう。
8.失敗も受け入れる
仕事に失敗したとき、その失敗から目をそらさず受け入れることも、仕事ができる人になるための第一歩です。優秀な人でも、仕事で一度もミスをしないということはありません。失敗しないようにするのももちろん重要ですが、大切なのは経験から学んで再発防止に努められるかどうかです。
仕事で失敗したときは目をそらさずに受け入れ、改善点を検証しましょう。「仕事で失敗したときの対処法は?立ち直り方や事前に防ぐ方法を解説!」のコラムでは、失敗からの立ち直り方についても解説しています。
9.アドバイスは素直に聞く
周囲がアドバイスをしてくれたときは、素直に受け入れることも仕事ができるようになるために大切です。仕事ができる人は、謙虚な姿勢で人と接する傾向にあります。仕事についてアドバイスをされたときに素直に聞くことで、自分では見えていなかった点に気付くことができ、成長の糧にすることができるでしょう。
10.生活リズムを整える
仕事ができる人になるためには、勤務中に万全のパフォーマンスを発揮できるよう生活リズムを整えることも大切です。「早寝早起きを心掛ける」「バランスの良い食事を摂る」というように、健康維持にも気を配ってみてください。また、ストレスを感じたときは溜めこまずに発散し、体だけでなく心の健康も維持することが大切です。
「仕事ができる人」になるメリットは?
「仕事ができる人」になると、昇進や昇給へのチャンスが広がったり、任せてもらえる仕事の幅が広がるといったメリットがあります。また、仕事ができれば成果を挙げたものが実績として積み重なっていき、将来的に転職する際にも有利に働くでしょう。同僚や上司、後輩など、周りからの信頼も得られるため、社内での人間関係の構築にも役立ちます。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
仕事ができる人の口癖を真似するのもおすすめ
仕事ができる人の口癖や言い方を真似すると、行動も変化する可能性があります。また、口癖からその人の考え方を理解することもできるので、参考にしてみてください。
”早速やってみます”
仕事ができる人は顧客からの依頼や上司からの指示に対し、”早速やってみます”と答えるようです。”承知しました”との違いは、すぐに実行することを宣言している点です。このような返答が、レスポンスの早さにつながっているといえるでしょう。
”皆さんのおかげで”
自分が褒められた場合でも、”皆さんのおかげで”と一言添えると、周りの人に感謝の気持ちが伝わります。チームのメンバーと良い関係を築き、ともに目標を達成する仲間であることを日ごろから伝えましょう。
”教えていただけますでしょうか”
前述のとおり、分からないことは質問するのが大切です。仕事ができる人は分からないことを放置せず、”○○について教えていただけますでしょうか”と聞く傾向にあります。謙虚に質問すれば「学ぶ意欲がある」と好印象を持たれ、評価も高まる可能性があるでしょう。
”まとめると”
意見を述べる際に、”まとめると”という言葉を使うことで、最後に聞く人の注意を惹くことができます。仕事ができる人は、論理的に相手を説得するのが得意です。”まとめると”という口癖は、大事なポイントを確実に伝えるためのテクニックといえるでしょう。
”まず結論ですが”
仕事ができる人は質問に対して結論から述べるため、”まず結論ですが”という前置きが口癖になっているようです。相手にとっては、最も聞きたい答えが最初に聞けるので、「この人は話が分かる」という印象を持たれやすくなります。この言葉を意識すると、結論から話す習慣が身につくので真似してみてください。
”なんとかなる””できることはある”
仕事ができる人はポジティブ思考なため、ピンチのときも”なんとかなる””まだできることはある”と前向きな言葉を発するでしょう。この言葉どおり、自分にできることを探して解決しようという意欲もあります。
自分にネガティブ思考の傾向があると感じている人は、ポジティブな言葉を口癖にして意識を変えるようにしてみてください。
仕事ができる人の考え方とは?4つの仕事術
ここでは、「仕事ができる人」が実行している仕事術をご紹介します。すぐに実行できるものばかりですので、仕事ができる人になりたい方はぜひ参考にしてみてください。
1.目標に対してスケジュールを立てる
仕事をするときは、目標に対してスケジュールを立てるようにしましょう。具体的には、「▲日までにこの書類を完成させる」「この仕事は●●さんに依頼する」「この案件は期日が早いから、先に片付ける」などの内容がおすすめです。仕事ごとにスケジュールを立てると、効率良く仕事をこなせます。期日から逆算して予定を立てれば、時間に余裕を持って仕事に臨めるでしょう。
スケジュール管理にツールを活用しよう
スケジュール管理には、カレンダー機能やアプリなどツールを活用するのがおすすめです。また、手書きの方が覚えやすいなら、手帳を使うのも選択肢の一つ。仕事ができる人のなかには、外出先でもすぐにメモを取るため、手帳を活用する人もいます。「時間管理ができる人になるには?能力を身につける方法やコツを解説」のコラムで、スケジュール管理のコツを詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
2.仕事に優先順位をつける
仕事ができる人は、仕事の優先順位のつけ方が明確です。具体的には、以下のように振り分けられます。
- ・締め切りが近く重要なもの
- ・締め切りが近いが重要度の低いもの
- ・締め切りは先だが重要度が高いもの
- ・締め切りが先で重要度も低いもの
このなかで「締め切りが近く重要なもの」「締め切りが近いが重要度の低いもの」を優先的に行い、これらを片付けた後で残りの仕事に着手すると時間を有効活用できるでしょう。
3.生産性を意識して仕事をする
生産性を意識して仕事をすることも、仕事ができる人になるために大切なことです。「●時間以内に▲▲を何件終わらせる」といったように目標を立てることで、決まった時間に一定数の成果を挙げやすくなります。
また、生産性を高めるためには整理整頓が重要です。必要な資料やデータが欲しいときに見つからず、探す時間をとってしまえば非生産的といえます。時間を無駄にしないためにも、何がどこにあるかは常に把握できる状態にしておきましょう。
仕事ができる人は掃除も得意?
仕事ができる人は、デスクの上が片付いている傾向にあるといわれています。情報の整理は仕事効率化の一つ。また、パソコン内のデータも整理しておくと、レスポンスの早さにつながります。「書類整理のコツを解説!ファイルやボックスを活用しデスク周りをスッキリと」で整理整頓の方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
4.話しかけやすい雰囲気にするため笑顔を意識する
笑顔を意識し、話しかけやすい雰囲気を出すことも仕事術の一つです。笑顔を忘れず柔らかい雰囲気でいることで周囲が声をかけやすくなり、コミュニケーションが円滑に進みます。
仕事ができる人であっても、「顔つきが怖い」「近寄りがたい」というイメージを持たれてしまうと、周囲とのコミュニケーションが取りにくくなってしまいます。
仕事ができる人は嫌われるって本当?
仕事ができる人は集中力が高く、話しかけにくいときがあるため嫌われるイメージを持つ人もいるようです。だからこそ、話しかけやすい雰囲気を作るのが大切。忙しいときでも、声をかけられたら目を合わせて返事をしたり、笑顔で挨拶したりするのを習慣にしましょう。
仕事ができる人が見えないところでしていること
仕事ができる人は、人知れず努力していることもあるでしょう。見えないところで努力しているからこそ、仕事で高いパフォーマンスを発揮できているといえます。
目標と期待にズレがないか確認している
仕事ができる人は、自分の目標が上司の期待とズレていないか確認します。目標と期待がズレていると「的外れな努力」になってしまい、上司からの評価も得にくいでしょう。チームに貢献するのも難しくなり、意欲が低下する恐れもあります。
仕事における目標はやみくもに立てるのではなく、組織の方向性と合っていることが大切です。自分の成長が会社にとっても喜ばしいものであるように、認識をすり合わせましょう。
スケジュールは前倒しで組んでいる
スケジュールを前倒しで組んでおくと、レスポンスが早いだけでなく、プラスアルファの仕事もできるようになります。仕事ができる人は、常に前倒しでスケジュールを調整しているため、丁寧で細やかな対応ができるのです。
また、トラブルがあっても慌てることなく、臨機応変に対応ができるのも時間に余裕があってこそ。余裕があれば、周りの人を助けることもでき、チームへの貢献度が高まるでしょう。
計画が変わることも想定できている
プロジェクトを進めるうえで、計画が変わるのは珍しいことではありません。そのため、仕事ができる人は最初から100%を目指すのではなく、変更可能な部分を残しながら業務を進めているようです。
100%を目指して作り込み過ぎてしまうと、変更の対応に時間がかかり、締め切りに間に合わない恐れもあります。また、「こんなに頑張ったのに…」と不満を募らせる場合もあるでしょう。あらかじめ変わることを想定し、なるべく無駄な時間を排除するのが仕事ができる人になるコツです。
【実態調査】正社員はリスキリングをしている?
リスキリングとは、仕事に必要な新しいスキルや知識を学ぶことです。前述のとおり、仕事ができる人は学習意欲が高く、スキルアップのための努力を欠かしません。この項では、ハタラクティブの調査をもとに、正社員がリスキリングに取り組んでいる状況について解説します。
リスキリングに取り組んでいる正社員は37.2%
ハタラクティブの「若者しごと白書2024(リスキリングについて、p.58)」によると、正社員におけるリスキリングの認知度は18.8%と低い結果でした。
しかし、リスキリングを知っている人のうち、すでに取り組んでいる正社員は37.2%。「半年以内に取り組む予定がある」と答えた人は21.3%です。したがって、リスキリングを理解している人であれば、半数以上が学ぶことに意欲的といえます。
取り組む理由は「収入」や「仕事の幅」
リスキリングに「現在取り組んでいる」「今後取り組む予定がある」と答えた正社員に理由を調査したところ、以下のような回答でした。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024(リスキリングに取り組む理由、p.60)」
「収入を増やしたい」という理由が最も多いほか、「自分ができる仕事の幅を広げたいため」「新しい知識やスキルを習得するため」といった理由も見られます。
仕事ができる人になりたいと考えている方は、すでに学習を始めている人もいることを念頭に置き、早めに行動するのがおすすめです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
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仕事ができる人に男女の特徴はある?
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。