負のループの意味とは?抜け出す方法やモチベーションの保ち方を解説します

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この記事のまとめ

  • 「負のループ」が続く場合、完璧主義や現状維持にこだわっている場合がある
  • 「負のループ」を招く要因は「仕事のマンネリ化」「集中力が欠けている」などがある
  • 「負のループ」から抜け出すには「目標や変化を作る」「自分の時間を作る」などが有効
  • 仕事や職場環境を見直して自分に合っていないと感じたときは、転職という選択肢もある
  • 転職活動で「負のループ」に陥ったら転職エージェントの利用がおすすめ

「負のループとは?」「抜け出す方法は?」と思う方もいるのではないでしょうか。「負のループ」とは、悪いことや状況が連鎖的に起こる状態のこと。

「負のループ」から抜け出すには、自分で目標や変化を作ったり、心身を休めて自分の時間を作ったりとメリハリをつけた向き合い方をするのも大切です。このコラムでは「負のループから抜け出せない」と感じる原因や、気持ちを入れ替えてモチベーションを高める方法などを解説します。

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負のループの意味とは?

負のループとは、悪いことや状況が連鎖的に起こる状態を表す言葉です。失敗やトラブルが続き、仕事や物事が思うように進まない場合などに「負のループに陥る」という使い方をすることが多いでしょう。

同じような言葉に「負のスパイラル」があり、読み方はどちらも「負(ふ)のループ」「負(ふ)のスパイラル」です。

負のループの対義語・反対語は「好循環」

負のループは、英語で「negative loop=負の連鎖、悪循環」のため、対義語・反対語は「好循環」となります。好循環とは、良いことや状況が影響してまた次の成功や良い結果につながっていくことです。

仕事のミスや失敗が続いた際、「負のループに陥ってしまった」と悩んでしまうこともあるでしょう。
負のループを脱却するためには、後述する『「負のループ」から抜け出してモチベーションを保つ方法』のように、意識や行動に変化を起こすことが大切です。また、第三者のアドバイスを取り入れて客観的に状況を見直すことも、負のループを抜け出して「好循環」につなげるために有効といえるでしょう。

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「負のループから抜け出せない」と感じるのはなぜ?

「負のループから抜け出せない」と感じる場合、完璧主義になっていたり、うまくいかない方法を続けていたりする場合があるでしょう。以下で考えられる理由を3つ解説します。

完璧主義になっている

完璧主義が負のループにつながる場合もあるでしょう。

たとえば、自分が納得のいくまで作業時間を費やし過ぎてスケジュールが遅れ、焦って作業したためミスしてしまう可能性も。あるいは、ルールやマニュアルのやり方にこだわって柔軟な対応ができず、顧客や周囲と摩擦が起きてしまい、「負のループから抜け出せない」と感じる場合なども考えられます。

熱意やまじめさは大事にしつつ、周囲の意見を聞き入れたり、臨機応変な対応を身につけたりして視野を広げられるとスムーズに進むことがあるでしょう。

うまくいかない方法を続けてしまっている

うまくいっていないにも関わらず、これまでの方法を見直さずに続けてしまうことで、悪循環となる場合も。

たとえば、ほかの人より作業が遅れがちな場合、不必要な手順を見直したり、作業が早い人のアプローチを取り入れたりすることで労力や作業時間を短縮できる可能性もあるでしょう。
しかし、頑なに現状維持をしようとすると、好ましくない習慣が続いてしまうことも考えられます。

仕事の失敗が続くときの原因や対策は「仕事で失敗ばかり…もしかして向いてない?特徴や原因から改善策を考えよう」でも解説しています。ぜひご一読いただき、改善に役立ててください。

仕事のミスや失敗が続き「うまくいかない…」と感じる場合もある

仕事のミスや失敗が続くと、「またミスしてしまったらどうしよう」と不安になったり、気持ちが落ち込んでなかなか切り替えられなかったりすることもあるでしょう。
しかし、必要以上にミスや失敗を恐れると、それがストレスになったり、集中力を削ぐ要因につながる場合もあります。

仕事のミスが重なり悩んでいる方は「仕事でミスを連発する原因とは?対策方法をご紹介!」でも原因や対策などを解説しているので、参考にしてみてください。

「負のループ」を招きモチベーションを低下させる8つの原因

「負のループ」を招きモチベーションを低下させる原因には「仕事に目標がなくマンネリ化している」「失敗した理由を振り返らない」などがあります。
周りは元気に働いているのに「なぜ自分だけこんなにやる気が出ないのだろう?」と感じている人は、まずは原因から考えてみましょう。

1.仕事に目標がなくマンネリ化している

毎日同じ作業をしたり、特に達成したい目標もなく作業をこなしたりというワークライフを単調に感じてしまい、仕事がマンネリ化してしまう人もいるでしょう。仕事がつまらなくなり、モチベーションを保つことが困難になってしまいます。

2.集中力が欠けていて確認ミスなどが多い

作業中に別のことを考えていたり、睡眠不足で思考が働かなかったりして目の前の仕事に集中できていないと、確認ミスなどの失敗をしやすくなるといえます。また、作業がはかどらずに仕事が遅れるなど好ましくない状況が連鎖的に起こり、やる気の低下につながってしまう場合もあるでしょう。

仕事で失敗したときの気持ちの切り替え方や失敗の防止策は「仕事で失敗ばかり…ミスが続く際の対処法と落ち込んだ気持ちの切り替え方」で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

3.失敗した理由を振り返らない

失敗した理由を振り返らず、原因や対策を考えない習慣があると、同じミスや失敗を繰り返してしまう恐れがあります。同じようなミスが続いてしまうと、自分を責めてしまったり、周囲からの評価にも悪く影響してしまったりして、モチベーションを損なう可能性もあるでしょう。

4.すべて受け身で仕事をしている

「上司から指示された仕事ばかりで自主的な働き方をさせてもらえない」と感じる場合は、仕事の体制や環境がモチベーション低下の原因といってもいいでしょう。

人は自分で考えて行動し、それを評価されることで「やりがい」や「喜び」につながるものです。自分で考える機会がなく、すべて受け身で仕事をするという環境では、自分から動こうという意識を保ちづらくなり、モチベーションが低下する要因となってしまうでしょう。

5.自分が達成した仕事の成果が分からない

自分が達成した仕事がどのような成果につながっているのか分からない場合、仕事に対する目的や意味を見出せなくなることもあるでしょう。特に、仕事で嫌なことが続いたときに、このような思考になってしまう可能性があります。
自分の仕事が会社や社会にどのように貢献しているのか分からず、「なぜ自分はこの仕事をしているのだろう」と考え込んでしまい、モチベーションを保つことがが難しくなる人もいるでしょう。

6.プライベートでの出来事を仕事に持ち込んでしまう

プライベートでの環境がうまくいっていないと、仕事に対するやる気に影響してしまう場合もあるといえます。

仕事中にプライベートでの悩みや不安ばかりを考えてしまい、業務に集中できずにおろそかになったり、普段はしないようなミスをしてしまったりすることも。
ミスにより、多くの修正作業に追われたり、ほかの人に迷惑をかけたりして「仕事もプライベートもうまくいかない」と仕事へのやる気が低下してしまう場合もあるでしょう。

『仕事は仕事』『プライベートはプライベート』と割り切れず、仕事とプライベートの切り替えができないことが原因という場合もあります。

7.疲れが溜まっている

大きなプロジェクトを背負った人や残業続きの人などは、疲れが溜まっていてモチベーションが低下している可能性もあるでしょう。やる気を出そうと意識しても身体がついていかず、精神的な負担になってしまう場合も考えられます。

仕事を負担に感じてしまうときは「やりたくない仕事のモチベーションを保つ方法とは?原因となる心理もご紹介」もチェックしてみてください。仕事をしたくないと感じる原因や、乗り切る考え方なども紹介しています。

8.体調が優れない

体調が優れない場合、集中力が続かなかったり簡単なミスが多くなったりすることが増えます。それによって修正作業が増え、また集中できずにミスが起こる…といったループに陥ることも。

体調不良は一時的なものである場合もありますが、もし仕事が原因で体調が悪化しているようであれば、冷静に職場環境を見直すことが大切です。

「負のループ」から抜け出してモチベーションを保つ方法

「負のループ」から抜け出してモチベーションを保つ方法には、「自分で目標や変化を作る」「心身を休めて自分の時間を作る」などがあります。「負のループ」から抜け出すために、まずは気持ちを入れ替えてみましょう。
以下で「負のループ」にハマらず、モチベーションを保つためにできる考え方や行動を紹介します。

自分で目標や変化を作る

達成したい目標や刺激がない状態が続くと、マンネリを感じてしまうことがあるでしょう。平凡な毎日が好きな人でも、それが続くと飽きてしまいやすいものです。

まずは、変化を作り出すために、仕事で新しいことに挑戦してみるのもひとつの手。達成したい目標や自分の気持ちを紙に書き出したり、上司に相談したりしてみるのもおすすめです。自分の気持ちを伝えることで、上司から新たに挑戦できる仕事や、スキルアップにつながる仕事などを与えられる可能性もあります。

ゆっくりと心身を休めて自分の時間を作る

時間に追われてばかりの毎日だと、疲れや忙しさで自分に意識を向けられないこともあるでしょう。時には思い切って有休を取ったり、何も予定を入れずぼんやり休日を過ごしてみたりすることで、心身のリフレッシュにつながります。

ゆっくりできる自分の時間を確保することで、今の職場を選んだ理由や入社時の目標などを思い出し、意欲が湧いてくることもあるでしょう。

プライベートで楽しみな習慣を作る

どうしても仕事がうまくいかない日が続くときには、プライベートで楽しみな習慣を作るのもおすすめです。毎週△曜日には、恋人とディナー、仕事後に友人とカラオケ・・・など。
「今日頑張れば、楽しいことがある!」と考えることで、仕事にも気持ちに余裕を持って頑張れるでしょう。

仕事とプライベートを切り替えるコツやメリットは「仕事とプライベートを切り替える11のコツ!集中できない場合の対処法も」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

モチベーションが高い人を参考にしてみる

「自分もあの人のようになりたい」と思う人を参考にしてみるのも、モチベーションにつながるでしょう。その人がどのような目標を持っているのか、どのようにモチベーションを上げているかなど、聞いてみるとやる気を維持する方法を知れる可能性があります。

また、1番身近にいる人が励みになったり、その人を目標にしたりすることで自分のモチベーションが上がる場合もあります。

仕事へのやる気を回復させる方法については「仕事のモチベーションを回復させる方法を4つご紹介!」もあわせてチェックしてみてください。

「成長できるチャンス」と言い換えてみる

「負のループ」の状態を「成長できるチャンス」と前向きに言い換えてみましょう。
仕事や物事がうまくいっていない原因を把握し改善すれば、より効率的な方法を見つけられる可能性もあります。

たとえば、自分が失敗しやすい場面や作業工程などを見つけ、失敗しないためにチェックリストを作成したり、ほかの人にダブルチェックをお願いして正確性の高い仕事ができるようになるなど。
「負のループ」を活かして成長につなげられれば、その経験を自信やモチベーションに変えられるでしょう。

職場環境を見直してみる

「いろいろ試したけどやっぱりやる気が出ない」「モチベーションが上がらないのは自分のせい?」と思っている方は、働く会社の職場環境を見直してみましょう。

仕事に行くのが憂鬱過ぎて、体調にも影響が出ている場合は深刻です。一度職場環境を見直してみて、職種や働き方、人間関係などに疑問を持った場合は、自分に合った仕事探しも検討してみましょう。

転職で負のループに陥っているならエージェントに相談がおすすめ

自分が理想としていた働き方と実際の環境に大きな違いがあると、モチベーションを保てず、自分に合った会社に転職を考える人もいるでしょう。
しかし、転職活動がなかなかうまくいかないと、焦ってしまい実力が出せず「負のループ」に陥ってしまう恐れもあります。

就活や転職活動がうまくいかないときは、第三者に相談するのがおすすめです。特に転職エージェントであれば、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職活動をサポートしてくれます。
自分の強みや適性を客観的に知ることができ、強みを活かせる仕事・職種選びや説得力のある自己PRの作成も可能。万全の姿勢で転職活動に臨めます。
書類の添削や面接対策もしてくれるため、どのような部分を変えればうまくいくか、新たに気づけることもあるでしょう。

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