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サボり癖を直すには?原因や改善策を紹介
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この記事のまとめ
- サボり癖とは、学校や仕事などをサボるのが習慣になっている状態を指す
- サボり癖を直すには、責任感の低さや損得勘定で動く意識を変える必要がある
- サボり癖を直すには、サボれない環境を作る方法が有効
- サボり癖を直すには、転職して働く環境を変えるのも一つの手
「サボり癖を直すためにはどうすれば良い?」と悩む方もいるでしょう。サボることが2回、3回と続くと、いつしか「サボり癖」として習慣化してしまいます。しかし、意識を変えればサボり癖を直すことは可能です。仕事の捉え方や目標設定をすれば、仕事や周囲に対する責任感が芽生えやすくなります。
このコラムを読んでサボり癖の原因や改善策を知り、サボってしまう自分を変えましょう。
サボり癖とは
サボり癖とは、「サボることが常になっている=癖になっている」状態です。仕事や学校に行く・業務や課題をこなす、といった自分がやるべきことを避け、休んだり怠けたりしている様子を意味します。仕事や学校をサボりたいと考えてそのまま休んでしまったとしても、習慣になっていなければ「癖」とまではいえません。
しかし、1回が2回、2回が3回と、やるべきことを避けたり手を抜いたりする回数が重なったりしてしまうなら、「サボり癖」になっているといえます。
サボり癖の主な原因
サボり癖は、責任感ややりがいの欠如だけでなく、職場環境が原因の場合もあります。そのため、「サボってしまうのは自分が怠けているからだ」「わたしはクズだからサボってしまうんだ」などと決めつけて落ち込む必要はありません。
以下では、主な原因について詳しく解説します。
サボり癖の主な原因
- 仕事に情熱がもてない
- モチベーションが湧かない職場にいる
- 目標設定が苦手
- 自己評価が高過ぎる・低過ぎる
- 精神的に疲弊している
仕事に情熱がもてない
サボり癖がついてしまう原因の一つは、仕事に情熱をもてないことにあります。趣味や特技のように、心から好きなことは自然と続けられるものですが、仕事に対して同じ感情・熱量が抱けない場合、サボってしまうのは無理もありません。
たとえば、その業界自体が好きでも、実際に携わっている業務に魅力を感じられないと、毎日の仕事が苦痛に感じられ、モチベーションが低下することがあります。その結果、仕事から逃れるためにサボりがちになることもあるのです。
モチベーションが湧かない職場にいる
サボり癖には、職場自体の環境や雰囲気が影響している場合もあります。サボっている人がいても誰も叱らず、給料が同じように支払われるのであれば、仕事に対するモチベーションは低くなってしまうでしょう。
また、真面目に働く人がかえって叱られることが多い職場では、目立たないように適度にサボるほうが賢明だと感じてしまう場合もあります。こうした職場環境は、結果的にサボり癖を増長させる要因となってしまうでしょう。
目標設定が苦手
自分で明確な目標を設定できないことも、サボり癖の原因として挙げられます。ゴールが定まらないと、仕事へのやる気が湧かず、いわれたことだけをこなす受け身の姿勢になりがちです。「いわれたこと以外はやらなくていい」と考えやすく、注意されない職場環境ではサボり癖が加速することもあります。
しっかりとした目標がないと、自主的な行動が取れず、結果としてモチベーションの低下につながってしまうのです。
自己評価が高過ぎる・低過ぎる
サボり癖の原因として、自己評価が高過ぎたり低過ぎたりすることが挙げられます。
自分を過大評価していると、思うように仕事が進まなかったりライバルに差をつけられたりしたときに自信を失い、「頑張っても無駄だ」という気持ちが生まれてしまいます。一方で、過小評価している場合も同様に「どうせ頑張っても意味がない」と最初から諦めてしまい、努力しない姿勢が定着してしまいます。
どちらの自己評価も、モチベーション低下やサボり癖につながる危険性があるのです。
精神的に疲弊している
心や体の疲れが積もると、気力を失い、ついサボりがちになることがあります。仕事に対する集中力やモチベーションが低下し、後回しにしてしまうことも珍しくありません。
この疲れがプライベートに由来することも多く、仕事以外のストレスや問題が影響している場合もあります。精神的な疲れを解消してリフレッシュすることが、サボり癖を改善するための一歩となるでしょう。
サボり癖を改善しないことで考えられるリスク
継続的に仕事をサボり続けると、そのツケが後々自分に返ってくる可能性があります。以下では、考えられるリスクについて解説します。
自分に失望してしまう
サボり癖を放置していると、自分自身に対して失望感を抱くことがあります。「自分はダメな人間だ」「社会人として失格だ」といったネガティブな思い込みが定着し、自己評価が低下します。これにより、自信を失い、新しい挑戦に対しても消極的になりがちです。
本当にやりたいことが分からなくなり、人生が面白みのないものに感じられるリスクがあるため、早めに改善策を講じることが重要です。
スキルアップの機会を逃す
仕事をサボった結果、業務に必要な知識や技術が身につかず、スキルアップの機会を逃してしまう場合もあるでしょう。年齢を重ねるにつれて同期や後輩と差がつき、立場や役職で後れをとる可能性があります。
さらに、スキルや経験の不足が原因で昇給が期待できず、社会人生活を終えるころにはキャリアの幅が狭まることもあるでしょう。
周囲からの信用や評価が下がる
サボり癖があると、周囲からの信頼や評価を得ることが難しくなります。サボり癖を改善しないままでいると、社内での居場所を失うことも。信頼と評価は、出世や昇給のための重要な要素といえるからです。
また、転職を考えた際にはすでに市場価値が低下していて、新しい職場を見つけるのが難しくなるリスクもあります。
効果が期待できるサボり癖の改善策7選
「サボり癖を改善する方法が分からない」「どうしてもサボってしまう」とお悩みの方もいるでしょう。効果が期待できる改善策を7つ紹介しますので、自分に合う方法をぜひ試してみてください。
効果が期待できるサボり癖の改善策
- サボりで出る影響をリストアップする
- 日記を書いて1日を振り返る
- 周囲の人とのコミュニケーションを心掛ける
- 目標設定を低くしてごほうびを用意する
- 「明日やろう」をなくす
- 「なりたい・なりたくない自分の姿」をイメージする
- 休息をとる
1.サボりで出る影響をリストアップする
自分がサボることで出る影響をリストアップすると、責任感や危機感を持ちやすくなるでしょう。仕事のサボり癖がひどい状態だと、その仕事は自分ではなくほかの誰かの負担になる可能性があります。
会社で働く以上、自分の行動がチームの目標達成や売り上げ、周囲のモチベーションにも影響を出す可能性もあるでしょう。自分の行動が、周囲にどのような影響をおよぼすのかを考えてみるのがおすすめです。
2.日記を書いて1日を振り返る
サボり癖がある人は、自分を客観的に見つめるのが苦手な場合があります。
そのような人は、日記を書くのが効果的です。日記に「なぜ仕事をサボったのか」「どの業務がつまらなかったのか」を記録すると、自分の考えを整理できます。
また、成功した経験や評価された点を書き出すことで自分を褒める機会が生まれ、意欲が高まります。
3.周囲の人とのコミュニケーションを心掛ける
サボり癖を改善するためには、周囲の人とのコミュニケーションを意識的にとるのも効果的です。積極的に同僚や上司と対話を重ねることで、自分の役割や責任を再確認し、仕事への意欲が高まります。
また、コミュニケーションを通じてサポートを得たり協力し合ったりすれば、仕事のモチベーションを保てます。周囲との良好な関係を築くことで、サボり癖を自然と改善し、より充実した仕事環境を作れるでしょう。
4.目標設定を低くしてごほうびを用意する
サボり癖を改善するためには、目標設定を低くし、小さな成功体験を積むことが重要です。最初から高過ぎる目標を掲げると、達成が難しく感じて挫折するリスクが高まります。初めは達成しやすい目標を設定し、一つずつクリアして自信をつけましょう。
また、目標達成後には自分へのごほうびを用意するのがおすすめです。ごほうびがあれば、目標に向かって前向きに取り組むモチベーションが高まります。小さな成功を積み重ねることで自然とサボり癖が改善され、仕事に対する意欲が増すでしょう。
5.「明日やろう」をなくす
物事を「明日やろう」と後回しにするのをやめ、仕事の優先順位を考えて早めに取り組みましょう。良くない習慣を変えるためには、自分自身の意識改革が必須です。「今日サボったぶん明日は頑張ろう」ではなく、「明日の自分を楽にするために今日は頑張ろう」という考え方を持ってみましょう。
「先延ばしする癖を克服するコツは?タスクを溜めないコツや改善方法を解説」のコラムでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
6.「なりたい・なりたくない自分の姿」をイメージする
サボり癖を改善するために、「なりたくない自分」と「なりたい自分」を具体的にイメージしてみましょう。自分が避けたい状況や姿を明確にすれば、どのような行動が良くないのかを理解できます。次に、理想の自分を具体的に思い描き、その姿を実現するために必要な行動や態度を見つけましょう。
このプロセスによって、自分が目指すべき方向性が見えてきます。日々の意識や行動を少しずつ改善していけば、理想の自分に近づけるでしょう。自分に合った仕事に出会い、モチベーションを高めることは、「サボり癖」から抜け出す助けになるはずです。
7.休息をとる
仕事をサボってしまう原因が心身の疲労であるなら、十分な休息をとることを優先しましょう。疲れが取れれば気力が回復し、サボり癖が改善される可能性があります。有給休暇や特別休暇を積極的に利用して、心身をリフレッシュさせましょう。
休息をとってもサボり癖が解消されない場合は、これまでの対策を検討し、さらなる改善策を試みることが必要です。健康的な生活を心掛けることで、より効果的にサボり癖の改善を図れます。
職場環境を整えてサボり癖をなくそう
サボり癖を根本的に改善するには、自分自身の行動や習慣だけではなく職場環境を見直す必要もあります。
なお、現職での改善が難しい場合は、より自分に合った仕事に転職するのがおすすめです。新しい環境ではモチベーションが高まり、自然とサボり癖から解放されることもあるでしょう。
仕事に対する考え方やライフスタイルは、人それぞれです。自分に合う仕事に出会えると、「サボり癖」から抜け出せるでしょう。「サボり癖を治したい」「やりがいを感じる仕事がしたい」と考えている場合は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。
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サービスの登録・利用料はすべて無料ですので、ハタラクティブへお気軽にご相談ください。
サボり癖を直すには?サボり癖に関するお悩みQ&A
サボり癖が直らずに困っている人もいるでしょう。ここでは、サボり癖に関するお悩みをQ&A方式で回答しますので、ぜひチェックしてみてください。
サボり癖があります。うざいと思われないためにはどうすれば良いですか?
サボり癖があると感じるなら、誠実に仕事に取り組む姿勢を見せることが大切です。小さなタスクからでも真剣に取り組むことで、少しずつ信頼を回復していけます。
また、周囲に相談して自分が改善したい意思を伝えると、周りからのサポートが得やすくなるでしょう。疲れが原因の場合は、十分な休息をとることも大切です。焦らずに少しずつ行動を改善していけば、周囲からの評価も変わるでしょう。
朝起きられなくて仕事をサボってしまう場合は?
肉体的な疲労が蓄積していたり、睡眠時間が短くなっていたりする可能性が考えられるでしょう。疲労や睡眠不足が原因であれば、生活習慣を見直すと解決する場合があります。
「朝起きれないから仕事に行けない!ストレスの原因と解決法」では朝起きられずにつらい場合の対処法を解説しているので、あわせてご一読ください。
仮病を使って仕事をサボるのはダメですか?
おすすめできません。サボり癖がついて出社が億劫になったり、本当に体調不良になった際に休みづらくなったりする可能性があります。
「仮病で会社を休むのは良いの?電話のかけ方やバレないための注意点を解説」では仮病で休むリスクについてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事がつらいのでサボり癖がついてしまいました…
自分が何に対してストレスを感じているのかを見つめ直してみましょう。原因が明確になれば、対策を講じられます。
たとえば、上司や同僚に相談して業務量の調整をお願いする、自分にとって負担の少ない仕事の進め方を工夫する、といった方法が有効です。ただし、職場環境そのものが原因であれば、休職や転職を考えたほうが良いでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。