先送り症候群を克服!「あとでやる」の発想を転換するコツ

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この記事のまとめ

  • 先送り症候群は、やらなければいけないことを先延ばしにしてしまう行為のこと
  • 仕事を先送りにすることで、作業時間が減ったり評価が下がったりするリスクが生じる
  • 先延ばしを防ぐには、タスクを細分化したり早めの締め切りを設定したりするのが効果的
  • 仕事や会社が合わずに先送りにしている可能性もある

「すぐやらないといけない」「後回しにするのは良くない」と、分かっていても先送りにしてしまうこともあるでしょう。しかし、作業を先送りにすることで次の作業が止まったり、周囲に迷惑をかけてしまったりすることも。このコラムでは、物事を先送りにしがちな「先送り症候群」についてまとめています。原因と対処法も紹介しているので、参考にしてください。

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物事を先延ばしにしてしまう原因は?

物事を先延ばしにする原因として「完璧主義」「無意識の自己防衛」などが考えられます。

完璧主義

完璧さを求めるあまり、自分に自信がないときは行動を起こすことをためらってしまうという人もいるでしょう。失敗を恐れ、確実に成功できる状態になってからはじめようとすることで、大事なことでも後回しにしてしまうようです。

優柔不断

どちらがいいか、何にしようかといった悩みが尽きず、いつまでも決めきれない人は優柔不断なタイプです。
悩み、迷った挙句に、結論が出なかったから…と、そのまま考えることを止めてしまったり、いつまでも考え込んでしまったりします。そのため、悩みにより立ち止まって前に進むことができず、物事を先延ばしにしてしまうのでしょう。

無意識の自己防衛

苦手な仕事ややりたくないことだと、無意識のうちにストレスを感じ、ストレスから逃れるために先送りにしているケースも考えられます。仕事でのストレスについては、「何をしても楽しくないときはどうする?つまらない理由や解決法をご紹介」のコラムでも解説しています。

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物事を先延ばしにするリスク

先送り症候群としてやるべきことを先延ばしにすると、作業時間が減り自分がつらくなる可能性が高いです。また、責任感を問われて周囲からの信頼を失う可能性も考えられます。

作業時間が減る

やらなければいけないことを先延ばしにし続け、いよいよ取り組まないと締め切りに間に合わない…という状況になった場合、作業時間が減ってしまい自分にかかる負担が大きくなる恐れがあります。通常の勤務時間で足りなければ、残業や休日出勤も行う必要が出てくるでしょう。

また、作業時間が減ることで十分な準備ができなかったり、満足できる仕上がりにならなかったりすることも考えられます。

信頼を失う恐れがある

やるべきことを先延ばしにすることで、周囲から「締め切りや約束を守れない人」「いつまでも手を付けない人」という評価をつけられることに。特にチームで業務に取り組んでいる場合は、周囲への影響が大きくなるためトラブルになる可能性もあるでしょう。

また、先延ばしにしたため作業時間が足りず、不十分な仕上がりで提出すれば、責任感がないと判断されて評価が下がることにつながります。

自分がつらくなる

先延ばしにした仕事が溜まることで、自分がつらくなるでしょう。やらなければいけないことが山積みになっていても、自分が先延ばしにしたことが原因。常に作業に追われることで余裕がなくなり、ミスをしたり自己嫌悪になったりすることも考えられます。

仕事が終わらない人は必見!原因&解決法まとめ」のコラムでも、仕事が終わらない原因についてまとめているので、参考にしてください。

先送り症候群を克服する方法

先送り症候群への対処法として、「タスクを細分化する」「早めの締め切りを設定する」などが挙げられます。物事を先送りにしがちなときは、先送りにする理由を考えて対処してみましょう。

一気にタスクを終わらせようとしない

やるべき仕事の全体像が分からなかったり、やることが多すぎたりすると「めんどくさい」という気持ちから先送りにしがちです。そのため、タスクは一度に終わらせようとせず細分化するのがおすすめ。

たとえば、「参考資料を集める」「集めたデータをまとめる」「作成資料の大枠を考える」「考えた大枠で作ってみる」「詳細を決める」「見直す」「仕上げ」のように、段階ごとに区切って取り組むことで、集中力が続くメリットも。全体像を掴みながら進められるので、方向性がズレたときの修正もしやすく、進捗も管理しやすくなるでしょう。

自分の締め切りを設定する

「締め切りがまだ先だから」と考えて先延ばしするタイプなら、上司からいわれている締め切りの前に、自分の締め切りを設定しましょう。本当の締め切りより前に設定することで、早めに動ける効果が期待できます。

また、早めの締め切りに合わせて完成させておけば、内容の変更やミスがあっても本当の締め切りまでに修正が可能でしょう。

完璧を追求しない

物事を完璧にしたいという気持ちから、取り組むのを先延ばしにしているなら完璧を求めないことも大切です。仕事では、「完璧に出来ているけど締め切りを過ぎたもの」よりも、「8割の完成度でも締め切りを守れたもの」のほうが評価される傾向がみられます。

まずは取り組んで、時間に余裕があればブラッシュアップしていくイメージで進めていきましょう。

デスクなど仕事の環境を整える

取り組む気持ちがあっても、周囲が気になって先延ばしにすることがあれば、仕事をする環境を整えるのがおすすめ。デスクが散らかっていると集中できずに作業を途中で止めてしまったり、先延ばしにしたりする可能性が考えられます。

また、デスクが散らかっていると必要な資料を探すのに時間がかかってしまうなど非効率的なことも。「書類整理のコツを解説!ファイルやボックスを活用しデスク周りをスッキリと」のコラムも参考にしてください。

先送りにするリスクを改めて考える

前述したように、やるべきことを先送りにすると様々なリスクが生じます。はじめのうちは「仕方ない」と協力してくれていた同僚や先輩も、本人に反省の色が見えなかったり度重なる先送りが起きたりすると、「仕方ないのではなく、自己管理の問題では」「仕事に対する責任感が薄いのでは」と、だんだんと協力を避けるようになる可能性も。

また、上司からも「頼まれたことをすぐやらない」「周囲への影響を考えていない」とネガティブな印象を持たれ、評価にも反映されてしまうでしょう。

先送りの癖を直すには、意識改革が必要です。「会社で必要とされる人になるためには?仕事ができる人の7つの特徴も解説!」のコラムを参考に、仕事に対する意識や考え方を変えることも検討してみましょう。

なかなか先延ばしが治らないときは仕事の適性を考えよう

対処法を試しても先送り症候群が治らないときは、仕事や会社との相性が良くない可能性も考えられます。たとえば、苦手な業務が多いと意欲的になれずに先送りにしがちに。また、気持ちでは早く取り組もうと思っていても、周囲も物事を先送りにしがちだと流されてしまうこともあるでしょう。

こういった場合は、仕事や会社との相性が良くないと考えられます。仕事に適性がないと、どんなに努力してもうまくいかないことも。社風と合わないと、仕事に対する意欲を持ちづらくなってしまいます。

自分なりに先延ばし癖を直す取り組みをしてみても結果が出ないときは、転職も視野にいれてみましょう。「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」を参考に、自分にとっての適職を探してみてください。

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