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先延ばしする癖を克服するコツは?タスクを溜めないコツや改善方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 先延ばし癖がある人は将来を軽視したり完璧を追求し過ぎたりする特徴がある
- 物事を先延ばしにすると作業の生産性が落ち周囲からの信頼を得られなくなる
- 先延ばし癖の改善には「タスクの細分化」「自身の中で締め切りを決める」ことが効果的
- 仕事に集中できるよう環境を整えると業務の効率が向上する
- 先延ばし癖が治らないときは転職も視野に入れよう
「すぐやらないといけない」「後回しにするのは良くない」と分かっていても、先延ばしにしてしまうこともあるでしょう。作業を先延ばしにすることで生産性が落ちてしまうことがあります。その場合は、タスクを細分化し少しずつ取り組むことなどが効果的です。このコラムでは、物事を先延ばしにする癖を克服するコツを解説。タスクを溜めないコツも紹介しているので、参考にしてください。
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物事を先延ばしにする癖のある人の特徴
物事を先延ばしにする癖のある人を別の名前で「先送り症候群」ということもあり、特徴として完璧主義であったり優柔不断であったりするなどが挙げられます。先延ばし癖があって困っているという方は、以下で挙げる特徴から自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1.将来を軽視してしまう
先延ばしする癖のある人の特徴として、将来のことまで深く考えていないことがあります。物事を先延ばしすることで、未来の自分がどのような影響を受けるか想像していないといえるでしょう。
2.無意識にしたくないことを回避している
苦手な仕事や集中力が求められる作業に対して、無意識のうちにストレスから逃れようとして先延ばしにしている場合もあります。苦手な仕事こそ早めに手をつければ、余裕を持って取り組むことができるでしょう。仕事に対しての逃げ癖を克服したい方は、「仕事の逃げ癖を治したいと思ったら?原因と克服方法を解説!」を参考にしてみてください。
3.完璧を追求し過ぎる
完璧さを求めるあまり、行動を起こすことをためらってしまうという人もいるでしょう。確実に成功できる状態になってから始めようとすることで、大事なことでも先延ばしにしてしまうようです。こだわりを持つのは良いことですが、一つひとつの工程に時間をかけ過ぎて本題に取り組めないことを考えると、ある程度の妥協も必要だといえるでしょう。
4.優柔不断である
どちらが良いか、何にしようかといった悩みが尽きずいつまでも決められないことも、先延ばし癖がある人の特徴でしょう。「どれだけ悩んで迷っても結論が出なかったから…」とそのまま考えることを止めてしまったり、いつまでも考え込んでしまったりします。そのため、悩みにより立ち止まって前に進むことができず、物事を先延ばしにしてしまうと考えられるでしょう。
物事を先延ばしにする癖がもたらすリスク
やるべきことを先延ばしにすると、作業時間が減り自分がつらくなる可能性が高いでしょう。また、責任感を問われて周囲からの信頼を失う可能性も考えられます。ここでは先延ばし癖がもたらすリスクを解説するので、ぜひご一読ください。
タスク管理ができず生産性が落ちる
物事を先延ばしにし続け、いよいよ取り組まないと締め切りに間に合わない…という状況になった場合、どうしても作業時間が減ってしまうため、生産性が落ちる可能性があるでしょう。作業時間が減ることで十分な準備ができなかったり、満足できる仕上がりにならなかったりすることも考えられます。成果物の質が低いと、上司や周囲からの評価が下がる可能性もあるので注意が必要です。
周囲からの信頼を失う恐れがある
物事を先延ばしにすることで、締め切りを守れないこともあるでしょう。すると周囲から「締め切りや約束を守れない人」「いつまでも手をつけない人」という評価を受けることも。また、チームで業務に取り組んでいる場合は、周囲への影響が大きくなるため、トラブルになる可能性もあります。
さらに、責任感がないと判断されて仕事を任せてもらえなくなるなど、会社で成長する機会を失う恐れがあるでしょう。
気持ちに余裕がなくなる
先延ばしにした仕事が溜まることで、常に作業に追われストレスがかかり、気持ちに余裕がなくなってしまうでしょう。ミスをしたり自己嫌悪に陥ったりすることも考えられます。また、別の仕事を進めている間も先延ばしにしているタスクが気になり、「終わらなかったら迷惑をかけてしまうのではないか」と目の前の作業に集中できなくなるというデメリットがあります。先延ばしにした仕事が溜まることで、自分がつらくなるでしょう。
物事を先延ばしする癖を改善する方法
先送り症候群への対処法として、「タスクを細分化する」「早めの締め切りを設定する」などが挙げられます。物事を先送りにしがちなときは、以下の改善法を参考に対処してみましょう。
1.タスクを細分化し少しずつ取り組む
タスクは一度に終わらせようとせず、細分化するのがおすすめ。やるべき仕事の全体像が分からなかったり、やることが多過ぎたりすると「めんどくさい」という気持ちからタスクを先延ばしにしやすくなってしまいます。
たとえば、資料を作る場合は「参考文献を集める」「集めたデータをまとめる」「作成資料の大枠を考える」「考えた大枠で作ってみる」「詳細を決める」「仕上げ」のように、段階ごとに区切って取り組むことで、集中力が続きやすいでしょう。全体像を掴みながら進められるので、方向性がズレたときの修正もしやすく、進捗も管理しやすくなります。
タスクを溜めないようにするコツは?
タスクを溜めないようにするには、「整理する」「優先順位をつける」「スケジュールにゆとりを持たせる」ことが大切。タスクを整理することで、全体の流れを把握し業務を始めることができ、無駄な作業を省いたり、抜け漏れを防ぎやすくなります。また、タスクの優先順位をつけることで、限られた時間内で効率良く作業を進められるでしょう。さらに、スケジュールにゆとりを持たせると、急な予定が入ったり予想外の事態で作業時間が減ったりしても、先延ばしにする必要はなくなります。タスクを溜めないようにするコツは、「仕事が終わらない人は必見!原因と解決法まとめ」でも解説しています。ぜひ参考にしてください。2.自分の中での締め切りを設定する
「締め切りがまだ先だから」と考えて先延ばしする癖を改善するには、決められている締め切りの前に、自分の締め切りを設定することが効果的です。本当の締め切りより前に設定することで、早めに動ける効果が期待できます。
また、早めの締め切りに合わせて完成させておけば、内容の変更やミスがあっても本当の締め切りまでに修正が可能でしょう。
3.「完璧に仕上げること」にこだわり過ぎない
物事を完璧にしたいという気持ちから、取り組むのを先延ばしにしているなら「完璧に仕上げること」にこだわり過ぎないのも大切です。仕事では、「完璧にできているけど締め切りを過ぎたもの」よりも、「8割の完成度でも締め切りを守れたもの」のほうが評価される傾向があります。
まず、仕事に取り組んでみて、時間に余裕があればブラッシュアップしていくイメージで進めていきましょう。
4.仕事に集中できるように環境を整える
仕事を先延ばしにしてしまう場合は、デスク回りなど環境を整えるのがおすすめ。仕事に取り組むつもりでも、つい携帯を見たり必要ない作業をしたりしてしまうことがあるでしょう。デスクが散らかっていると集中できずに作業を途中で止めてしまったり、先延ばしにしたりする可能性が考えられます。その場合は、集中力が途切れる要因を物理的に排除し、作業に集中できる環境を整えてみましょう。
集中力を上げるためには?
集中力を上げるためには、お腹に力を入れて肩をリラックスさせ、目線を少し上に向けるなど、姿勢を整えてみましょう。気分転換になり、仕事の効率も向上することが期待できます。また、作業が中断された際は再開時に行うべきことを付箋にメモしておくと良いでしょう。仕事に集中しているとき、他の人に話しかけられたり、昼休みの後すぐに仕事に戻れなかったりすると、「さっき何をしていたか」を思い出すのが難しいことがあります。作業を中断する際は、次に行う最初の作業をメモしておくのが効果的でしょう。
集中力を上げる方法は「仕事に集中できない原因はストレス?集中力を高めるための対策法を紹介!」でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
5.取り組みやすいことから始める
物事を先延ばしにする癖を改善するには、とりあえず取り組みやすいことから始めてみましょう。やる前に考え過ぎてしまうことで、いつまで経っても取り掛かれず締め切りを過ぎたり、仕事が進まないストレスを抱えることになります。
先述したとおり、タスクを細分化して目についたことから取り掛かると効果的でしょう。
先延ばし癖が治らないときは仕事の適性を考えよう
自分なりに先延ばし癖を直す取り組みをしてみても結果が出ないときは、転職も視野に入れてみましょう。「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」を参考に、自分にとっての適職を探してみるのも効果的です。
なかなか自分の適性や適職が分からないときは、プロの転職エージェントに意見を求めるのもおすすめ。転職エージェントとは、求職者の転職活動を支援する民間のサービスのこと。求職者と人材を募集する企業との間に立ち、マッチングを行っています。
転職エージェントのハタラクティブでは、専任アドバイザーがカウンセリングを行って、適性や強みをお伝えしています。
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先延ばし癖の悩みに関するQ&A
先延ばし癖の悩みに関してよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
先延ばし癖がある人は完璧主義ですか?
先延ばし癖がある人は、完璧主義である傾向にあります。仕事に真摯に向き合うことは大切ですが、完璧であることにこだわり過ぎると生産性が落ちてしまうデメリットがあるでしょう。ときには肩の力を抜いて物事に取り組むのも大切です。あらかじめ、コーヒーを飲んだりストレッチをしたりなどのリフレッシュ法を決めておくと、気持ちを切り替えて物事に取り組めるでしょう。
先延ばし癖の治し方はありますか?
小さなアクションから始めてみることで、先延ばし癖を改善できると考えられるでしょう。仕事であれば、「PCの電源をつける」「資料を開く」などが挙げられます。一度行動すればそのあとはスムーズに進む可能性もあるため、「先延ばしにする癖が治った!」と感じることもあり得るでしょう。
また、「自分が行動を起こす」など、物事を自分事として捉える意識を持つことで、先延ばし癖を治すきっかけになる可能性があります。当事者意識の高め方について詳しく知りたい方は、「当事者意識とは?積極的に仕事に取り組める人材の特徴と主体性の持たせ方」を参考にしてみてください。
「先延ばし癖」は逃げ癖がある人のことですか?
すべての人が該当するわけではありませんが、物事を先延ばしにする人は逃げ癖がある傾向にあります。仕事において、ストレスを感じやすく精神的に負担になる業務もなかにはあります。業務を先延ばしにしてストレスから逃れる選択をする人もいるでしょう。その場合は、「この癖を直さなければ信用を失い、見放される可能性もある」といった危機感を持つことで、改善につながります。危機感があることで、「物事を先延ばしする癖を改善する方法」で解説した改善法も前向きに取り組めるでしょう。自身の先延ばし癖についてプロの意見を参考にしたい方は、ハタラクティブへお気軽にご相談ください!
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。