マインドマップとは?ノートを活用して頭の中を整理しよう

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この記事のまとめ

  • マインドマップは、頭の中にある考えを可視化させた図のこと
  • マインドマップを使えば、問題の全体像を視覚的に把握できる
  • 考えがまとまらないときにマインドマップを使うのがおすすめ
  • マインドマップを作成するポイントは「無地の紙を使う」「中心から書く」など
  • マインドマップを作成するコツは「否定しない」「連想する」「色を使う」など
  • 気軽にアイデアや思考を整理できるのが、マインドマップを作成するメリット
  • マインドマップを自己分析とあわせて活用し、求職活動に役立てよう

マインドマップとは何か、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。マインドマップとは、自分の考え方やアイデアなどを可視化させた図のことを指します。特別なツールや下準備は必要なく、気軽に自分の頭のなかを整理できる方法として、多くの人が実践しているようです。このコラムでは、マインドマップの作り方や実施のメリット、仕事での活用法を紹介しています。

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マインドマップとは

マインドマップとは、考え方やアイデアなどを可視化させた図のこと。メインとなる概念を設定し、関連する言葉や考え方、存在を枝分かれさせながら広げていきます。マインドマップは、およそ40年前にイギリスの教育者、トニー・ブザン氏が考案。アイデアを出したり、考え方を整理したりするときに役立つとされ、多くの人が実践しています。

アイデアを出す方法としてブレインストーミングもある

マインドマップとは別に、アイデアを出す方法として「ブレインストーミング」が挙げられます。ブレインストーミングとは、集団発想法とも呼ばれる会議方式の1つ。基本的に集団で意見を自由に出し合うことができるため、新たなアイデアを生み出すことに有効な手段といえるでしょう。「ブレストとは?基本的なやり方と仕事への活用法」のコラムでは、ブレインストーミングの具体的なやり方や活用法などを紹介しているので、あわせてご確認ください。

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マインドマップの書き方

マインドマップを書くときは、まずはメインとなるキーワード・主題を中心に設定します。その周囲に、メインに関連する思考や言葉を置いていきましょう。このとき、放射線状になるよう意識して言葉を繋げるのがポイントです。メインの周囲に置いた言葉から、さらに関連する思考や言葉を設定し、深掘りしていきましょう。

アイデアはメインと線でつなぐ

メインの周りにアイデアを配置したら、線でつなげましょう。マインドマップでは、この線を「ブランチ(枝)」と呼びます。なお、アイデアや考え方を広げる目的があるので、1つのブランチには1つのワードのみを設定しましょう。

マインドマップ作成のポイント

マインドマップを作成する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

無地の紙を使う

罫線などがない無地の紙を使えば、マインドマップを視覚的によりイメージとして捉えやすくなります。掛け線があると無意識に思考を止めてしまう可能性があるので、無地の紙を用意しましょう。

用紙の中心から書いていく

マインドマップを作成するときは、中心にメインキーワードを書き込み、放射線状に関連することを書き足していくのが基本です。用紙の中心から書き始めることで、思いついたイメージを全方位に伸ばしていけるような自由度の高いマインドマップを作成できるでしょう。

テーマは直感に従って書く

思いついたままのワードを使った方が、関連するワードを思いつきやすくなります。

曲線を使って枝(ブランチ)伸ばしていく

有機的なイメージの曲線を使うことで、マインドマップをより自然に脳内に定着させることができます。また、曲線は、くねらせ方次第で個性を出せるという利点もあります

マインドマップを作成するメリット

では、マインドマップを作成することに、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下で解説していきます。

アイデアや思考を整理できる

マインドマップを作成することで、自分の頭のなかにあった考えやアイデアを整理できるのが大きなメリットです。頭の中だけで考えてしまうと、同じことを何度も考えるなど結論に至らないことも多いもの。マインドマップで可視化することで、自分が何を、どのように考えているかが整理できるでしょう。

気軽にはじめられる

マインドマップは紙とペンがあれば実施できます。特別なツールや下準備は不要なので、誰でも・いつでも行える気軽さは大きなメリットといえるでしょう。

複数人でのアイデア出しにも有効

マインドマップは、個人のみならず、チームなど複数人で行うことでも効果を発揮します。たとえば、職場の同僚らとマインドマップを行うとすると、仕事上で抱えている問題や悩みなどを共有することができるでしょう。そして、アイデア出しや業務の効率化、課題改善につながる効果が期待できます。

上記のように、マインドマップを作成することで、自分の考えやアイデアを可視化できます。頭の中だけで考えるよりも具体的に捉えることができるため、整理や新たな考えの創出につながるでしょう。

有効なマインドマップを作成する3つのコツ

より有効なマインドマップを作成するには、関連するアイデアや思考からしっかり連想したり、出た結果を否定したりしないことが大切です。以下で、マインドマップを作成するコツを3つまとめました。

否定をしない

複数名はもちろん、自分1人でマインドマップを作成するときも、出た結果やアイデア、思考を否定しないことが大切です。実際にマインドマップを作成してみると、実行が難しかったり現実的ではない結果になったりすることもあるでしょう。しかし、たとえ実行は難しくても、そのアイデアや思考から派生したものがすごく良いものになったり、今後に活かせたりする可能性はあります

連想する

メインキーワードや周囲のアイデアから、しっかり連想させた思考・アイデアを考えます。ゼロから考えるのではなく、すでに出たアイデアや言葉から連想させることが大切です。

色を活用する

関連する言葉や思考を同じ色でグループ化して分けたほうが、より可視化しやすくなるのでおすすめ。また、ブランチの太さを変えるのも、重要度や関連度がひと目で分かるので視覚的に情報を得やすくなります。

マインドマップとロジックツリーの違い

マインドマップと混同されがちなものとして、「ロジックツリー」という分析方法があります。ロジックツリーとは、分解の木を作成し、さまざまな物事に対する問題発生の原因を考える手法です。そのため、アイデアや思考を可視化するマインドマップとは根本の目的が大きく異なります。ロジックツリーでは1つの問題に対して、複数の原因や理由を考えて枝分かれさせていき、問題発生の原因を漏らすことなく洗い出します。問題解決力を高めたい方にとっては、適した方法といえるでしょう。「問題解決能力を高めたい!ロジカルな考え方で課題を解く方法とは」では、ロジックツリーやフレームワークなどの問題解決力を身につける方法を紹介しているので、参考にしてみてください。

就職活動や仕事に役立つマインドマップの活用法

仕事への意欲をしっかりアピールするためには、深い内省に基づいた自己分析と、人の真似ではない志望動機を用意する必要があります。しかし、考えのアイデアはあっても「まとめるのが苦手」という方もいるでしょう。そのようなときもマインドマップで思考を整理すれば、短所と長所が結びついたり、気持ちにフィットする自分らしい語彙が浮かびやすくなったりします。また、思考全体を俯瞰的に把握できるようになるので、想定とちがう質問をされてもその場で対応できるアウトプット能力も身につきます。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムも参考にしながら、マインドマップも活用して自己分析を行ってみてください。

マインドマップを志望動機の作成に役立てよう

就職・転職活動で志望動機を作成する際は、自己分析を行い、自分の価値観や強みをもとに、就職・転職の軸を明確にしておくことが大切です。自己分析とあわせてマインドマップを活用し、自分だけの志望動機を作成しましょう。「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」では、志望動機を聞かれる理由や作成のポイント、注意点などを紹介しているので、参考にしてみてください。

もし、就職や転職の自己分析に行き詰まったら、就職・転職の支援サービスを利用してみましょう。ハタラクティブなら面接・書類対策・自己分析など、就職活動のお悩みをトータルでサポート。就職活動で気になることや不安点などを就活アドバイザーがマンツーマンで指導します。サービスは無料で利用できるため、お気軽にご相談ください。

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