キャリアパスとは?キャリアプランとの違いや面接での答え方を解説キャリアパスとは?キャリアプランとの違いや面接での答え方を解説
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キャリアパスとは、企業内で目標の職位につくまでの計画や順序のこと
就職活動や転職活動をしていると、「キャリアプラン」と「キャリアパス」という言葉をよく耳にするでしょう。言葉の響きは似ていますが、実はこの2つには「誰が主体か」「対象となる範囲」において明確な違いがあります。
このコラムでは、キャリアプランとキャリアパスの決定的な違いや、面接で質問された際の適切な答え方・使い分けについて分かりやすく解説します。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
キャリアプランとキャリアパスの決定的な違い
結論から言うと、キャリアプランは「個人が主体となる将来の計画」、キャリアパスは「企業が用意した社内での昇進ルート」を指します。それぞれの言葉の定義を詳しく見ていきましょう。
キャリアプランとは
キャリアプランとは、「自分が将来どのような働き方をしたいか」「どのような人生を歩んでいきたいか」という個人の理想像を実現するための行動計画のことです。
主体はあくまで「自分(個人)」であり、現在の会社でのキャリアアップはもちろん、転職、独立、さらには結婚や出産といったライフイベントを含めた、人生全体の幅広い働き方が対象となります。
キャリアプランについては、以下のコラムで詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
キャリアパスとは
キャリアパスは、英語で「Career path」と表記します。直訳すると「キャリアを積む道」という意味です。つまり、キャリアパスとは、企業内で目標の職位に就くために、どのようなキャリアを辿れば良いのかをまとめた計画やその順序のことです。企業で働いていくうえでどのようなスキルを身に付け経験を積むかを、入社年数ごとに順序立ててプランニングすることで、目的意識の獲得やモチベーションの向上につながります。
また、昇格や昇給の基本的なパターンとして、企業側が「キャリアパス制度」を用意することもあります。企業側がキャリアパスを明確にし、制度として取り入れることで、労働者側は「どのような意識を持って働けば良いか」「どうすれば昇格できるか」をあらかじめ確認することが可能です。自身で組み立てるキャリアパスと同じ効果があるとして、「キャリアパス制度」を導入する企業が多いようです。
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【一覧表】プランとパスの違いまとめ
2つの言葉の違いがパッと見て分かるよう、特徴を一覧表にまとめました。履歴書を作成する際や、面接での受け答えの際に迷ったときの参考にしてください。
| 比較項目 | キャリアプラン | キャリアパス |
|---|
| 主体(誰のものか) | 自分(個人) | 企業・組織 |
| 対象となる範囲 | 転職や独立を含む人生全体 | 今いる1つの企業内のみ |
| 目的 | 自分の理想の働き方を実現するため | 社内で昇進・昇格・活躍するため |
| 例 | 「30歳で独立し、専門スキルを活かす」 | 「入社3年目でリーダーになり、5年目で課長になる」 |
キャリアプランやキャリアパスと混在しやすい類似用語
キャリアプランやキャリアパスの他にも、就職・転職シーンで混同しやすい類似用語として、キャリアビジョンとキャリアデザインが挙げられます。それぞれの違いも簡単に押さえておきましょう。
【キャリアビジョン】
キャリアプランの「ゴール」にあたる部分です。具体的な行動計画ではなく、「将来こういう人間になりたい」という最終的な理想像や夢を指します。
【キャリアデザイン】
キャリアプラン(計画)を立てるための「プロセス(行動そのもの)」を指します。自己分析をしたり、将来について設計したりする作業のことです。
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「キャリアプラン」を聞かれた場合の答え方
面接官が「あなたのキャリアプランを教えてください」と質問する意図は、「自社で長く働いてくれるか」「個人の目標と自社の方向性がマッチしているか」を確認するためです。
答える際は、以下の例のように、個人の夢だけを語るのではなく「応募先企業のキャリアパス(昇進ルート)に沿った形で、自分のキャリアプランを実現したい」と伝えることを心掛けましょう。
「私のキャリアプランは、〇〇の専門性を極め、ゆくゆくはチームを牽引するマネージャーになることです。御社には年齢に関わらず実力でプロジェクトリーダーを目指せるキャリアパスが用意されていると伺っております。そのため、入社後は現場でいち早く実績を出し、〇年後にはマネージャーとして御社の事業拡大に貢献したいと考えております。」
逆質問で「キャリアパス」について聞く方法
面接の終盤で「何か質問はありますか?」と聞かれた際(逆質問)に、企業のキャリアパスについて尋ねるのは、入社意欲や成長意欲をアピールする良い機会になります。逆質問でキャリアパスについて聞きたい場合は、以下を参考にしてみてください。
「御社で営業マネージャーとして活躍されている方は、入社後どのようなキャリアパスを描いて現在のポジションに就かれたのか、一般的なモデルケースがあれば教えていただけますでしょうか?」
このように質問することで、企業側が用意しているキャリアの道筋を具体的に知ることができ、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
キャリアパス・キャリアプランを描くうえでのポイント
キャリアパスを描くうえでのポイントは、「ゴールを決めること」と「自分の適性を理解すること」です。以下で詳しく解説します。
ゴールを決める
実際にキャリアパスを描く際は、ゴールを決めるところから始めてみましょう。「この役職に就きたい」「昇給したい」などゴールが決まると、到着するまでにどのような課程を辿り、そのために何が必要かを考えやすくなります。ゴールが思いつかないというときは、仕事で自分が何を大事にしているかについて考えてみるのも1つの手です。
自分の適性を理解する
キャリアパスを考えるときは、自分の適性について理解しておくのも大事なポイント。ゴールを決めたとしても、自分に合わない職種や業種では上手く力を発揮できず、ゴールにたどり着けないこともあります。ゴールまでの道のりで仕事を嫌いにならないためにも、「自分に合っているか」「得意分野であるか」という点についても、一度考えてみるのがおすすめです。
以下のコラムでは、適性を理解するための方法について紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
キャリアプランの見直しが必要なときもある
キャリアパスを描く途中で、「今の会社では思ったようなキャリアパスが描けない」「自分の描いたキャリアパスが今の会社では実現できない」と悩む方もいるでしょう。そんなときは、転職も視野に入れ、キャリアプランについて考え直してみるのも1つの手です。思いきって転職をすることが、ゴールへの近道になることもあります。
キャリアプランを真剣に考えた結果、「今の会社が用意しているキャリアパスでは、自分の理想とする将来像にたどり着けない」と気づくこともあるでしょう。そのような場合は、思い切って転職を視野に入れ、新しい環境でキャリアプランを再構築するのも1つの有効な手段です。
キャリアの実現のために民間エージェントを活用するのも手
転職を決意したものの、「自分の思い描くキャリアプランが本当に実現できる企業はどこか」「自分の適性がまだ分からない」と悩む方も多いでしょう。そんなときは、就職・転職エージェントを活用してプロの視点を取り入れるのがおすすめです。
エージェントを利用すれば、応募先企業にどのような「キャリアパス」が用意されているか、事前に詳しい内部情報を教えてもらえるため、入社後のミスマッチを未然に防ぐことができます。
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