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未経験の志望動機作成のポイント!転職時の書き方や例文を職種ごとに紹介
更新日

この記事のまとめ
- 未経験の人に企業が求めるものには企業とのマッチ度や汎用的な知識、スキルなどがある
- 未経験の仕事の志望動機を書くときは、役立ちそうなスキルや心がけを書くのがポイント
- 未経験の仕事の志望動機では「今までの経験をどう活かして企業で活躍するか」が大切
- 未経験職種への転職での志望動機は例文を参考に自分ならではのエピソードを盛り込む
志望動機で悩む方は多いですが、特に未経験の仕事や職種に応募する際、どう書けば採用担当者の良い印象を得られるのか知りたい方は多いでしょう。未経験の人材に企業が求める要素と書く際のポイントを押さえれば、ぐっと志望動機が作成しやすくなります。自分がなぜその仕事をしたいと思ったのかを軸として、このコラムでご紹介する書き方のコツを参考に作成してみましょう。
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未経験の仕事の志望動機を書く際の5つのポイント
未経験の仕事の志望動機を書く際には、以下の5つのポイントに気をつけて書きましょう。以下、それぞれ解説します。
1.応募目的をわかりやすく書く
未経験の仕事に応募しようと思った目的を明確にしましょう。企業は、応募者が求人の業務を理解しているかどうか、ミスマッチがないかどうかをチェックします。なぜその業界や職種を選び、その企業を選んだのかを、仕事内容や経営理念など自分が惹かれた観点から明らかにしてください。
2.未経験の仕事にも役立ちそうなスキルを書く
未経験の仕事にも役立ちそうなスキル、いわゆるポータブルスキルに触れるのがポイントです。ポータブルスキルにはコミュニケーション力や企画力、ビジネスマナーなどが挙げられるでしょう。未経験の仕事にも役立ちそうなものであれば、積極的に書いてください。「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」も参考になるはずです。
3.仕事に取り組む姿勢を書く
未経験の仕事を身につけるために、自分はどのような心がけで業務に臨むのかを書きましょう。未経験の仕事は、誰にとっても覚えるまでに苦労が伴うもの。よって、どうしたら仕事を覚えられるのか自分なりに工夫しながら乗り切る必要があるでしょう。自分なりの取り組み方を書くことで、採用担当者も応募者がどのような姿勢で仕事にあたるのかが想像しやすくなります。
4.適応力ややる気をアピールする
未経験の仕事では本人だけでなく、採用担当者も応募者が仕事に馴染めるか不安なものです。そこで、適応力ややる気をアピールすると採用担当者も頼もしく感じるでしょう。応募者に対し、職場に馴染んで戦力になってくれそうだというプラスのイメージを抱きます。
5.過去の経験を活かしたキャリアビジョンを盛り込む
未経験の仕事や職種であっても、これまでの社会人経験とつなげてアピールすることが必要です。今までの経験を活かして応募先企業でどう活躍していけるのか、採用担当者を納得させるような内容を心がけましょう。
未経験歓迎の仕事で企業が応募者に求める3つの要素
未経験の人材に対しては、企業は以下の3つがあるかを見ています。どの職種や仕事でも共通するものなので、押さえておきましょう。
1.社会人としての基本が身についているか
採用条件に「未経験歓迎」と記載していても、それは「業務未経験」を指しており、採用の場では社会人としての基本が身に付いている人材を優先されます。「社会人の基本」とは、社会人経験に基づくビジネスマナーや基本的なコミュニケーション能力のこと。
基本的なビジネスマナーや社会人としての心構えは、仕事や職種、企業を問わず応募にあたって最低限求められるものなので、自分を一度振り返ってみましょう。「社会人の立ち振る舞いのマナーとは?仕事や就活でのポイントを紹介」もあわせて参考にしてください。
2.企業とマッチした人材かどうか
企業の風土や理念とマッチした人材かどうかもチェックの対象。通常の就職活動と同じく、企業へ長期定着してくれるかどうかを見たいからです。志望動機の中では「企業のどのような点に魅力を感じたか」をアピールしましょう。
3.成長する意欲があるか
未経験者に対しては、多くの企業が経験よりも今後成長して企業に貢献したいという意欲があるかをチェックしています。未経験者が業界や職種とマッチしているかは、実際に業務を開始してからでなければわからない面も多いでしょう。そのため、選考時点では今後の伸びしろがあるかをチェックします。未経験の業界や職種への転職を希望する場合は、挑戦する姿勢や仕事に対する意欲をアピールしましょう。
志望動機の書き方のコツを構成別にご紹介!
志望動機の書き方のコツを、段階ごとにご紹介します。それぞれのポイントを押さえておきましょう。
冒頭部分のポイント
冒頭部分のポイントは、最初の一行で志望動機の内容を説明すること。「これまでの○○の経験を活かして、△△に携わりたいと思っています。」と端的に言い切ります。冒頭部分は最も読み手に伝わりやすいところです。経歴をただ並べるのではなく、自分が応募先企業に惹かれた理由を簡潔に説明しましょう。
「貴社の理念に惹かれました」といった漠然とした内容や「家から近く転勤がなかったため」など条件面などの理由は避けたほうが無難。説得力に欠けたり、他の企業でも良いのではないかと思われたりするためです。これまでの経験をもとに、できるだけ業務内容に絡めて伝えるようにしましょう。
中間部分のポイント
冒頭で応募しようと思ったきっかけを書いたのち、自分の経験やスキルをどう活かせそうかを具体的に書きます。ポイントは、応募先企業でどのように活躍できるのか採用担当者が想像しやすいように書くことです。中間部分では、過去の経験のエピソードを中心にすると良いでしょう。
末尾部分のポイント
末尾部分のポイントは、採用されたら・入社したら今後どのように活躍していきたいかを書くことです。未経験でも今まで培った汎用的なスキルをもとに、どのように貢献していくのか主張して締めくくります。
「未経験ですが、どうぞよろしくお願いいたします」といったような挨拶で締めくくると、頼りなく、自信のない印象を与えるので逆効果。未経験であっても、志望動機は自分がいかに貢献できるかという主張につなげることを忘れないようにしましょう。
「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムでは、簡単な志望動機の作り方を動画でも解説しています。こちらもお役立てください。
未経験の仕事や業界に転職する際の志望動機の例文
ここでは、未経験の仕事に応募する際の履歴書作成や面接で活用できる志望動機の例文をご紹介します。
事務職から営業職への応募
これまでの営業事務の経験を活かし、お客様に寄り添える営業職になりたいと考えています。
前職では、営業事務として営業職をサポートしておりました。しかし、営業担当の方の話を聞くたび、徐々に自分も直接お客様と関わりたいと思うようになりました。
これまでの仕事では、営業担当の方との打ち合わせで「○○様には今度このような提案をしたら喜ばれるのでは」というような情報を共有し、必要な資料を用意したり、「△△様の小さなお子様にもお土産を持っていこう」と一緒にお子様が好きそうなものを考えたりと、営業担当の方と「お客様に対し一人の営業職として何ができるのかを真摯に考える」という姿勢をともに貫いてまいりました。
貴社の補聴器は使う方のことを考え、できるだけ快適に目立たないようにという開発工夫にくわえて、「聞こえる生活を楽しんでもらいたい」というユーザーのことを考えた姿勢に共感を覚えました。高齢化の進む現在、貴社の製品を届けるお手伝いができれば、より多くの方に幸せと満足を感じていただけるのではないかと考えております。
今までの「お客様と一人ひとり向き合う」という姿勢を大切に、貴社の製品をより多くの方に届けられ、満足していただけるような営業職として頑張っていきたいと考えています。
解説
この例文では、書き出しで「なぜ未経験職を志そうと思ったのか」、中間部分で「今後活かせそうな具体的な経験」「企業に興味を持った理由」、末尾で「経験をもとにどのように仕事をしていきたいか」と、必要な要素にまんべんなく触れています。また、社内の打ち合わせの経験の中で、ポータブルスキルをさりげなくアピールできるとより望ましいでしょう。
未経験から営業職へ転職すること自体の難易度や営業職そのものの概要を知りたい方は「未経験で営業職はきつい?厳しいといわれる理由とおすすめの業界」もあわせてご覧ください。
販売職から秘書への応募
これまでの宝石店での販売職の経験を活かし、忙しい役員の方のサポートをする秘書になりたいと考えています。
前職では宝石店の店長として、多くのお客様の対応をしておりました。宝石店にいらっしゃるお客様は企業の社長や役員の方が多く『○○のときに使えるようなネックレスがほしい』『大事なプレゼントとして渡したいので、△△までに候補の品を用意していてほしい』という皆さまのご要望に精一杯お答えすることにやりがいを感じておりました。
しかし、接客でお客様とお話し、実際のお仕事の様子をうかがっているうち、『販売ではなく、自分は忙しい方のサポートをしたいのではないか』と思うようになりました。
貴社の秘書募集の要項で『ニーズに最大限応えようとする方』というくだりを拝見し、これまでお客様のためにあらゆることを考え、ご用意してきた経験が活かせるのではないかと考えています。これまでの『お客様のニーズに最大限応えようとする姿勢』をもとに、日々大変お忙しい役員の方を精一杯サポートしてまいりたいと思っております。
解説
この例文では、販売職というまったく違う職種でも、ホスピタリティという共通点のある経験や、業務の対象が「企業役員」と前職と同じである点を活かそうとしている様子を書いています。また、この場合、店長としての売り場の運営経験からお客様対応以外の業務で培った要素に触れてみるのも効果的です。
接客から事務職への応募
これまでの居酒屋の接客業での経験を活かし、企業の業務を支える事務職を志望しています。
前職では、店長代理として現場の指揮を任されながら、多くの業務を並行して行っておりました。普段、お客様への対応にくわえてお酒の発注から店員のシフト管理、調理場と連携して料理を出すスピードを調整するなど、幅広い業務を同時にこなす必要がありました。現場はスピード勝負なので、とっさの対応を求められることも多く、いつも全体に目を配りながら周囲のサポートをするという姿勢で業務にあたっておりました。
また、現場では明るい対応でお客様にお褒めの言葉をいただくことも多く、周囲からは『どのような仕事も笑顔でこなす』という評価をいただいています。
貴社のバス事業は地域への貢献として無料での一部運行を試みたり、温かい対応から地域の学校の就学旅行などで毎年ずっと選ばれていたりということから、地域貢献への強いこだわりを魅力に感じました。募集要項には、貴社の事務職は多くのことを少ない人数で対応するため忙しいと書かれておりましたが、前職で培った幅広い業務を同時にこなす要領や、どのようなに忙しくても笑顔を忘れない姿勢を活かして、貴社の地域貢献の業務を支える一助となりたいと考えています。
解説
この例文では、接客から事務というまったく違う仕事でありながらも、仕事に対する姿勢やサポートが好きという共通点をアピールしています。職種が違う場合は、このようなポータブルスキルをメインにアピールすると良いでしょう。
接客業から未経験の事務職に転職したい場合で、事務職にどのような種類があるかを知りたい方は「事務員は未経験から目指せる?業務内容と求められるスキルをチェックしよう」を参考にしてください。
一般事務から医療事務への応募
医療事務を一生の仕事として続けたいと考え、貴院への応募を決めました。
病院は社会において常に必要とされる場所であり、医療事務もその重要な役割を担っていると強く感じています。貴院が予約診療制を採用していることに共感し、患者さまと向き合う姿勢を大切にしている点が特に魅力的だと感じました。
私自身、これまでの一般事務の経験を活かし、事務作業においては問題なく対応できる自信がありますが、医療に関する専門知識が不足していると感じています。そのため、医療事務講座に通い、来春には資格を取得する予定です。貴院の一員として、これからも成長し、医療事務の専門家として貢献できるよう努力していきたいと考えております。
解説
この志望動機では、医療事務が社会において重要な役割を果たしており、病院が常に必要とされる場所であることに共感している点が強調されています。また、不足している知識を補うために、医療事務講座に通い資格取得を目指していることが明記されており、自己成長への意欲が伝わる点がポイントです。
営業職からITエンジニア関係への応募
システムエンジニアとしてIT技術を活かし、企業の課題解決に貢献したいと考え、御社に応募いたしました。
大学卒業後、食品メーカーの営業職として中規模のスーパーマーケットを担当し、店舗責任者とのヒアリングを通じて、適切な商品を納品し売り上げに貢献してきました。しかし、業務を通じて店舗の労務管理や売上管理に課題を抱えていることに気づき、これらの課題をITの力で解決できるシステムエンジニアの仕事に興味を持つようになりました。
その後、プログラミングスクールに通い、Javaをはじめとするプログラミングの基礎を学びました。御社が未経験者向けにシステムエンジニアの研修を行っていることを知り、未経験者をチームで育てていく体制や「お客様の立場で課題を解決する」という社是に共感しました。
営業職で培ったコミュニケーション能力を活かし、顧客の要望をしっかりと把握し、最適なITソリューションを提供することができると確信しています。また、仕事をしながらも積極的にプログラミングを学んできたことから、向上心を持って技術や知識を習得していく姿勢を持っています。短期間で戦力になれるよう、精一杯努力していきたいと考えております。
解説
営業職で培った顧客とのヒアリング能力や要望を把握する力を、システムエンジニアとしても活かせる点をアピールしています。また、プログラミングに関する知識を自ら学び、向上心を持って技術や知識を積極的に習得しようとしている姿勢が伝わるでしょう。
事務職から製造業への応募
細かい作業が得意であり、技術を身に付けて地元企業でものづくりに携わりたいと考え、製造業への転職を希望しています。
貴社が中東や南米方面への輸出を増加させ、海外拠点の展開も視野に入れている点に非常に共感しており、そのような成長を支える一員として貢献できると感じています。事務職で培った細かい作業の正確さや計画性を活かしながら、製造業における新しいスキルを学び、成長していきたいと考えています。
解説
事務職として培った細かい作業の正確さや計画性を製造業で活かしたいという意欲が表現されています。また、製造業への転職にあたり、未経験であることを前向きに捉え、学び続ける姿勢を強調。加えて、グローバル展開を進める貴社で自分のスキルを役立てたいという意欲も伝わり、前向きな姿勢が感じられる内容です。
接客業から不動産営業への応募
前職のアパレル販売職でお客様とのコミュニケーションを大切にし、要望をお聞きしたうえで最適な商品を提案してきました。この経験を活かして、お客様に満足していただける賃貸物件を仲介する不動産営業職に就きたいと考え、貴社に応募いたしました。
社会人になり、住宅の住みやすさや住宅環境の大切さを改めて実感しています。特に、貴社の「安心して生活できる賃貸物件をご提供する」という社是に共感し、セキュリティシステムが完備された多くの物件を扱っている点に魅力を感じました。私自身も、これまでの生活の中で安全で快適な住環境の重要性を強く感じており、その気持ちをお客様に伝えることができると考えています。
前職では、幅広いお客様に対応し、要望をしっかりとヒアリングした上で提案を行ってきました。このヒアリング力や提案力は、不動産営業職でも大いに活かせると感じています。お客様が求める理想の住まいを見つけるお手伝いをすることで、幅広い年代の方々に貢献し、貴社で更なる成長を目指していきたいと思っています。
解説
前職のアパレル販売職で培ったヒアリング力や提案力を不動産営業職で活かせる点を強調。お客様の要望をしっかりと把握し、それに合った提案を行ってきた経験が、不動産営業にも通じる部分があると示すことで、経験と職種の関連性を伝えています。また、住宅環境の大切さや安全な住まいに対する理解を基に、貴社の企業理念に共感していることが伝わるでしょう。
営業職から経理への応募
飲食業界でさまざまなブランドをチェーン展開している貴社の事業に大変魅力を感じており、特に経理職においてその成長を支える一員として貢献したいと考え、応募させていただきました。
前職では営業職として、主に売上の管理業務を担当しておりましたが、その中で課全体のお金の流れや経営状況を把握する重要性に気付きました。単に営業成績を上げることだけでなく、経理処理が企業の健全な運営にどれほど影響を与えるかを実感し、数字を正確に理解できるようになりたいという思いから、日商簿記3級の資格を取得しました。この経験をもとに、経理職でのスキルアップを目指し、貴社の経営面に貢献したいと考えています。
また、経理職では「調整力」が求められると伺っています。営業職での経験を通じて培ったコミュニケーション能力や交渉力を活かし、関係各部署と連携をとりながらスムーズな調整を行い、経理業務の効率化に貢献できると自負しています。貴社で経理基盤を強化し、経営面でさらに成長をサポートできるよう尽力したいと考えています。
解説
営業職での経験から経理職を志望するようになった具体的な理由を述べ、経営状況を把握する重要性を実感したことがきっかけで、日商簿記3級を取得したことを強調し、専門知識への意欲を示しています。また、経理職で重要な調整力について、営業職で培ったコミュニケーション能力や交渉力をアピールし、未経験であっても適応力を持って貢献できる姿勢を伝えている点がポイントです。
建設業界から介護職への応募
私は、建設業界で10年間建築作業員として働いてきましたが、父親の介護を行う中で、介護職に対する強い興味を抱くようになりました。
建設作業員としての仕事はやりがいがありましたが、デイサービスで介護士の方々が行っていた食事介助や入浴介助、健康チェックなどの業務を間近で見ているうちに、他の人を支え、社会に貢献する介護の仕事に就きたいと考えるようになりました。
介護職は未経験ではありますが、父親の介護を10年以上続けてきた経験があり、身体的な負担にも耐えられる体力には自信があります。さらに、介護士が行う具体的な業務内容を理解し、利用者様にとってより良いサービスを提供したいという気持ちが強くあります。
解説
介護業務の内容を理解していることを示すために、食事介助や入浴介助、健康チェックなど具体的な仕事内容に言及しています。また、未経験でありながらも、父親の介護経験を通じて得たスキルや体力を活かし、教育・研修プログラムを積極的に活用して成長したいという意欲を表現しているのがポイントです。
営業事務からホテル職への応募
前職では営業事務として、分かりやすい資料作成や迅速な事務処理を行い、営業スタッフから「とても助かっている」と感謝の言葉をいただきました。この経験を通じて、支える立場としての重要性を実感し、もっと多くの人の役に立ちたいという思いが強くなりました。
ホテル業界には、さまざまな文化や背景を持つお客様が集まり、対応力やコミュニケーション能力が求められると感じています。これまでの経験を活かし、ホテルコンシェルジュとして、お客様一人ひとりに向き合い、感謝の気持ちを忘れずにサービスを提供することで、より多くの方に満足していただけるよう貢献したいと考えています。
解説
ホテル業界で求められる対応力やコミュニケーション能力をアピールできている点がポイント。ホテル業界については「ホテル業界へ就職するには学歴は必要?仕事内容や給与事情なども解説!」のコラムもご覧ください。
営業職から税理士補助への応募
貴事務所の「クライアント一人一人を大切にする」という言葉に大変魅力を感じ、応募させていただきました。
前職の営業職では、顧客との信頼関係を築くことが成果につながると実感し、「人を大切に思う気持ち」が最も重要であると感じていました。営業職で売上達成に向けて業務を進める中で、お金の流れに興味を持つようになり、前職在職中に日商簿記検定3級を取得しました。未経験ではありますが、この資格を活かして、税理士補助として必要な知識を積極的に習得し、業務に貢献できるよう努力いたします。
解説
営業職で培った「コミュニケーション能力」を税理士補助業務で活かしたいという意図が明確に示されています。税理士事務所でも「クライアントとの関係構築」が重要であり、そのための能力として「人を大切にする気持ち」をアピール。また、税理士業務に関する資格取得や、未経験でも学び続ける意欲が伝わり、前向きな姿勢が強調している点もポイントです。
事務職から運送・配送業への応募
現在、事務職に従事しており、日々コツコツとした作業に集中していますが、以前から運転が好きで、特に大型車両には強い憧れを抱いていました。そのため、トラックドライバーとして新たなキャリアを築きたいと考え、志望いたしました。
事務の仕事を通じて養った集中力や、細やかな作業を丁寧にこなす姿勢は、長距離ドライバーとして一人で長時間運転する際にも活かせると感じています。運転中の高い集中力や、長距離にわたる責任を持つことが求められるこの職務には、非常に魅力を感じており、あこがれの職業として長く活躍できるよう精進したいと思います。
また、運送業は効率性や安全性が重要であり、私が事務職で培った時間管理やスケジュール調整能力も大いに役立つと考えています。運転だけでなく、仕事全体を円滑に進めるための調整力や責任感を持って取り組み、貴社に貢献できるよう努力したいと考えています。
解説
事務職で培った「集中力」や「時間管理能力」をトラックドライバーの仕事に結び付けてアピール。また、大型車両への憧れや長距離ドライバーとしての意欲がしっかり伝わり、未経験ながらも自分の強みを活かして新たな職に挑戦する姿勢が明確です。
MRから調剤薬局への応募
大学卒業後、3年間、製薬企業のMRとして勤務し、医薬品の販売活動や新薬に関する勉強会を通じて、調剤薬局の薬剤師と多く対話する機会がありました。その中で、薬剤師が患者さまの目線に立ち、医薬品を提供することで患者さまの健康を支えている姿に深く感銘を受け、調剤薬局の薬剤師という仕事に強い魅力を感じるようになりました。
特に、貴社が地域密着型のサービスを提供している点に共感しており、私自身が理想とする「患者さまに寄り添った対応」ができる環境だと感じています。MRとして、薬剤師の方々と多くの情報を交換し、患者さまのニーズに対する薬剤師の重要性を実感してきた経験を活かし、調剤薬局の業務に貢献したいと考えています。
調剤薬局の薬剤師としての経験はありませんが、これまでの営業職で培ったコミュニケーション能力や、患者さまに対する理解力を基に、積極的に学び、スキルを磨いていきたいと考えています。貴社で学びながら、患者さまにとって最適な医療を提供するために貢献し、地域社会に貢献できるよう努力してまいります。
解説
MRとしての経験から薬剤師の重要性を認識し、志望する企業の地域密着型サービスが自分の理想に合致していることを強調。未経験であることを伝えつつ、前職でのスキルを活かし、積極的に学ぶ姿勢と貢献する意欲をしっかり伝えているのがポイントです。
営業職からWebデザイナーへの応募
前職では営業職として、クライアントの顕在的なニーズだけでなく、潜在的なニーズを汲み取った提案を続け、12か月連続で達成を達成しました。クライアントとのコミュニケーションを通じて、ニーズを的確に把握し、最適な提案を行うことが強みであり、その能力を活かしてWebデザインの分野でも貢献できると考えています。
Webデザイナーとしては未経験ではありますが、営業職で培ったクライアントとの対話力や、要望に基づいた的確な提案能力を活かし、ユーザー視点でのデザインを提供できると自信を持っています。さらに、デザインに関しては独学で勉強を始め、基本的なスキルを身につけることができました。今後は、御社での実務を通じてスキルをさらに向上させ、魅力的なWebサイトを作り上げることで、御社の目標達成に貢献したいと考えています。
解説
未経験であることを伝えつつ、営業職での経験をどのようにWebデザイナーの業務に活かすかを明確に伝えています。また、独学でスキルを身につけたことにも触れ、自己成長への意欲と熱意を強調しているのがポイントです。
営業から保険会社への応募
人々の暮らしに安心をもたらす保険に深い魅力を感じ、保険業界を志望しました。特に、貴社が掲げる「お客様第一」の理念に共感し、すべての保険商品がこの価値を反映している点に大変惹かれました。私も、貴社の一員として、お客様に真の安心を提供できる存在になりたいと考えています。
前職は自動車部品の営業をしており、飛び込み営業や厳しいノルマの中でお客様との信頼関係を築くことに努めてきました。この経験を通じて、体力やコミュニケーション能力には自信があります。保険業界に転職を決めたのは、より多くの人々の生活を支え、安心を提供できる仕事に携わりたかったからです。入社後は、前職で培った営業スキルや顧客対応力を活かし、お客様にとって最も信頼できる保険アドバイザーとして活躍したいと考えています。
解説
未経験の保険業界への転職理由を「人々の生活を支える保険に魅力を感じたから」と明確に伝えています。また、前職の経験をどう活かすか、どのように貢献できるかを具体的に述べることで、保険業界でも成功する意欲をアピールしているのがポイントです。
未経験でもOK!説得力ある志望動機の4つの注意点
説得力のある志望動機の注意点は、以下の4つです。志望動機を作成する前にチェックしておきましょう。
1.「なぜその企業なのか」をできるだけ具体的に書く
なぜその企業なのかという点は、志望動機で非常に重視される点です。その企業でなければならない具体的な理由を考えるには、以下のことが役立つでしょう。
情報収集をする
情報収集にはパンフレットやWebサイトを見るほか、商品やサービスを提供しているなら実際に使ってみたり受けてみたりする方法があります。パンフレットやWebサイトでは、繰り返し使われている言葉に着目してみてください。そこに、企業が重視していることが書かれてある場合が多くあります。
同業他社と比べてみる
ニュースや新聞などで応募先企業の業界について調べ、同業他社と比べてみるのも効果的です。応募先企業が発信している情報だけでなく違う面から企業を見ることで、企業の特徴をより捉えられるでしょう。また、よく調べているといった印象を採用担当者に与えられるので、熱意や本気度もアピールできます。
2.面接と応募書類の志望動機は変えない
面接と応募書類の志望動機の内容は、変えないほうが無難。「同じことを言うとくどいのでは」「より多くのことをアピールしたほうが良いのでは」と思って内容を変えてしまうと一貫性がなくなってしまい、説得力に欠けるうえに不信感を抱かせてしまう場合があるからです。
面接での志望動機は、書類で書いたものの概要を話すようにすると良いでしょう。時間が短いため、大事な点だけを選んで話す内容をあらかじめ作成しておくのがおすすめ。まとめる際のポイントは、声に出して話したときに2分くらいになるようにすることとエピソードを中心にすることです。
3.受け身の姿勢にならないようにする
志望動機の文中では「これから貴社で学ばせていただきます」など、受け身と取られるような表現は避けましょう。謙虚さを表しているものだとしても、自分から役に立とうという能動的な姿勢を感じにくいからです。積極性を感じさせるには「これまでの経験を活かしてどう貢献していきたいか」という内容を書くのが効果的でしょう。
4.待遇や条件を志望動機に入れない
待遇や条件といった内容を志望動機に入れないよう注意してください。待遇や条件はその企業特有のものではないため、他にも良いところがあればまた転職してしまうのではないかという印象を抱かせるからです。待遇や条件は、応募書類や面接で自分からはできるだけ触れない方が無難でしょう。
未経験で転職したい!おすすめの転職活動の進め方
未経験で転職したいと考えているけれど、スキルや経験に自信がない場合には、転職活動をサポートしてもらうと良いでしょう。以下、おすすめの転職活動の進め方をご紹介します。
ハローワークを利用する
ハローワークは多くの求人を扱っており、管轄地域の求人に強いのが特徴です。よって、就職したい地域が決まっている人や、地元で仕事を探したい人に向いています。また、職員によるカウンセリングが受けられたり、無料で就職セミナーを受けられたりするのもメリットです。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは民間企業が運営する転職支援サービスで、企業によって扱う業界や支援対象が異なるのが特徴。自分に合ったサービスを選べば、希望に近い求人に出会える可能性が高いのがメリットです。
また、ハローワークに比べて専任担当制など手厚いサポートを行っているので、就職アドバイザーがじっくりと向き合ってくれるのも良い点でしょう。また、アドバイザーが一から丁寧にアドバイスをするので、自信がない方でも気軽に相談しやすいのが特徴です。
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未経験の仕事への志望動機に関するQ&A
ここでは、未経験の仕事に応募する際の志望動機に悩む方に向け、よくある質問と回答をご紹介しています。
未経験の仕事に応募する際の志望動機のポイントは?
未経験の仕事の志望動機では、「どの仕事でも汎用的に役立つポータブルスキルに触れる」「未経験の仕事に取り組む際の自分なりの心がけを書く」「適応力をアピールする」などがポイントとして挙げられます。ポータブルスキルは、これまでの経験を振り返れば出てくるはず。業務の具体的なエピソードを入れながら説明すると良いでしょう。ポータブルスキルにはいわゆるヒューマンスキルも含まれます。
未経験者に企業が期待することは?
未経験の人材に企業が期待するのは、主に「社会人としての基本があるか」「汎用的な経験やスキルがあるか」「企業とマッチしているか」の3つ。業務自体は未経験であっても、これまでの社会人経験を活かして今後企業で活躍してくれる人材を求めています。「未経験者の転職を企業はどう考える?採用確率を上げるポイントも解説」のコラムでは、未経験OKの求人の企業の意図について解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
説得力のある志望動機を作るには?
「面接と応募書類で志望動機の内容を変えない」「受け身の姿勢と受け取られるような表現は避ける」などの注意点に気をつけると良いでしょう。また、一貫性があるか、その企業に魅力を感じた点を入れているか、待遇や条件に触れていないかなどを意識して作成すると効果的です。
未経験の仕事に応募したいけど自信がありません…
未経験の仕事を希望していても、なかなか一歩を踏み出せないという場合は、転職支援サービスを利用するのも一つの手です。転職支援サービスでは求人選びの具体的なアドバイスが受けられるうえに、自分に合った求人を紹介してもらえます。20代向け転職エージェントのハタラクティブでは、未経験の仕事に挑戦したい方のご相談を承っていますので、一度ご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。