未経験からプログラマーになるには

世界のIT技術は発展を続けているため、日本の企業はプログラマー求人をたくさん出しています。では、未経験で正社員のプログラマーとして就職することはできるのでしょうか。仕事の特徴と就活のポイントをご紹介します。
IT業界で実際に正社員就職して働く方々の中には、理系だけでなく文系出身者も多く、学歴も高卒や大学中退、第二新卒、既卒など多様にあります。プログラマーが職種未経験で採用される可能性はどのくらいあるのでしょうか。また、具体的にどのような仕事なのでしょうか。

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プログラマーの仕事内容

今やプログラムは日常のあらゆる場面で存在するもので、プログラマーの仕事内容も様々です。就活開始前に、プログラマーの仕事を知り、自分に合う分野をよく考えておくと、転職しても失敗しにくいでしょう。

ゲーム

ゲームプログラマーの仕事は、仕様書に基づいてプログラムを組むこと。ゲームプログラマーが組む、バグがなく、レスポンスも速いプログラムによって、ゲームの売れ行きが左右されると言っても過言ではないでしょう。
職場はゲームプロダクションまたは制作プロダクションで、主に用いる言語はC＋＋です。

Web

Webプログラマーの仕事は、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を用いて、企業のSNSやECサイトなどを管理・制作すること。Web制作以外の業界でもニーズがあります。
技術の変化が特に著しい分野なので、各企業が求めている人材は、新しい知識をどんどん吸収できる方でしょう。

制御系

家電製品や携帯電話など、一般家庭にある機械を動かすプログラムを組む仕事です。多くの場合は、商品ごとにプログラムを組んでいます。
求人募集があるのは、家電や自動車など電機メーカーです。使用するプログラミング言語は、C＋＋やアセンブラなど。

パッケージソフト

計算やセキュリティなどPCソフトを開発するプログラマーです。用いるプログラミング言語は、C＋＋やVBなど数多くあります。
ソフト開発専門の企業と、業務受託して開発を行う企業があるため、求人の内容をよく確認しましょう。

プログラマーとして働くメリットとデメリット

メリットは、最先端の技術開発に携われること。
システム開発のために、最先端のIT技術を用いてプログラミングに携わるのがプログラマーです。成長業界で自分のスキルを開拓しつつ、社会や人に貢献できるというやりがいのある仕事ではないでしょうか。

一方デメリットは、スケジュールがタイトなこと。
SEやマネージャーなどが決めるチームのスケジュールには、あまり余裕がないことがほとんどです。プログラミングはイレギュラーな事態が起こりやすいので、急ぎつつ丁寧に作業できる器用さが求められます。

向いているタイプ

プログラミングは黙々と行う作業なので、集中力が高い方に向いているでしょう。他にも、バグの修正や仕様書の読解など、忍耐力を要する業務がたくさんあり、根気が試される場面がよくあります。また、常に新しい知識を吸収し続けなくてはならないので、IT分野において好奇心が強い方にもぴったり。理系か文系かはそれほど問われないようです。

未経験者の就活ポイント

さて、今回のコラムの本題ですが、結論から述べると、未経験者でもプログラマーになれる可能性はあります。
プログラマーの求人に必須の募集条件はほとんどないので、高卒者や大学中退者などでも、脱フリーターして正社員になるチャンスがあります。しかし未経験者も含めて募集している求人でも、経験者が採用されることが多いのは、どの業界にもいえる現実です。
では、未経験で採用されるには何をすれば良いのでしょうか。志望業界で役立つプログラミング言語を勉強するのも良いですが、専門性の高い企業を目指すなら、業界に詳しい相談相手を見つけるのが一番の近道です。

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