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年間の手取り平均額はどのくらい?年収を増やすための方法とあわせて解説
更新日
この記事のまとめ
- 手取りとは、総支給額から社会保険料や住民税などの税金を差し引いた金額
- 手取り額の目安は、額面給与の約8割
- 令和3年分の平均給与は443万円で、手取りの平均額はおよそ354万円
- 令和3年分の男性の手取り平均額は、およそ436万円
- 令和3年分の女性の手取り平均額は、およそ241万円
- 令和3年分の正社員の手取り平均額はおよそ406万円で正社員以外はおよそ158万円
- 手取り額を増やす方法には「仕事で実績を出す」「資格を取得する」などが考えられる
- 平均以上の手取りを目指す場合は、転職するのも一つの方法
自分の手取りが平均額と比べて高いのか低いのか、知らない方も多いのではないでしょうか。手取りとは、年収から社会保険料や、住民税・所得税などの税金を差し引いた金額のことを指します。日本の手取りの平均額はいくらなのでしょうか。このコラムでは、社会人の年間の手取り平均額を男女や雇用形態別で解説。手取り額を上げるためのポイントもあわせて紹介しているので、参考にしてみてください。
手取りとは?
手取りとは、総支給額から社会保険料や、住民税・所得税などの税金を差し引いた金額のことをいいます。この金額は実際に自分が受け取ることができる金額で、手取り額は額面給与の約8割ほどが目安。年収で実際の自分の手取りを知りたい場合は源泉徴収票をチェックしましょう。年収は源泉徴収票の「支払金額」から知ることができます。さらに、支払金額から「源泉徴収税額」「社会保険料等の金額」を差し引いたものが、手取りの年収です。ただし、住民税は源泉徴収票に記載されていないこと、交通費は非課税であることから、厳密には正確な金額ではありません。さらに正確な手取り額を知りたい場合は、給与明細を確認して以下の計算式に当てはめてみましょう。
支払金額-源泉徴収税額-社会保険料等の金額-1年間の住民税+1年間の交通費
月収16万円の場合の手取り額とは
たとえば、月収16万円の場合で上述の計算方法で手取り額を算出すると、およそ12万8000円前後となります。基本給が16万円で手当などが加算される場合、もう少し手取り額が増えることもあります。「月給16万円の手取りや賞与はいくら?20代の給与事情」では、給与から控除される内容や月収16万円の場合のボーナスの計算方法などを解説しています。あわせてチェックしてみてください。
年収と手取りの平均額
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、令和3年分の年間平均給与は443万円で、男性の年間平均給与は545万円、女性の年間平均給与は302万円です。そのうち、男性は400万円超500万円以下の人が全体の17.5%、女性は100万円超200万円以下の人が全体の22.5%で最も多いという結果が出ています。
令和3年分の年間手取り平均額
手取り額を額面給与の8割と仮定し上述の平均給与から計算すると、年間手取り平均額はおよそ354.4万円。また、男性はおよそ436万円、女性はおよそ241.6万円が年間手取り平均額と考えられます。
令和3年分の正社員、正社員以外の年間平均給与と年間の手取り額の平均
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、年間平均給与は正社員(正職員)が508万円、正社員(正職員)以外が198万円。前項と同様に、手取り額を額面給与の8割と仮定して計算すると、年間平均手取り額は正社員がおよそ406.4万円で、正社員以外がおよそ158.4万円であると考えられます。
参照元
国税庁
令和3年分 民間給与実態統計調査
平均年収は年齢や職種、地域などによっても異なる
平均年収は、性別をはじめ年齢や職種、地域などによっても異なります。「平均収入の実態を紹介!年収を上げる方法や転職の注目ポイントを解説」では、20代から30代まで年代別での平均年収や都道府県別、企業規模別の平均収入などを詳しく紹介。職種別の平均収入ランキングなどもあわせて解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
手取り額を上げるには
では、自身の手取り額を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか。以下で、手取り額を上げる方法をいくつか紹介していきます。
非正規雇用から正規雇用を目指す
正規雇用で就職するとフルタイムで継続的に働くことができるため、収入が安定する傾向にあります。正規雇用はボーナスなども支払われるほか、昇給したり役職がついたりした分の収入が増えるため、非正規雇用よりも手取りが多くなるのもメリットの一つと考えられるでしょう。
女性が働きやすい環境を重視した職場もある
企業によってはフレックスタイム制を採用したり、子育て支援を行ったりと、働きやすさを重視し、福利厚生や退職金制度などにも力を注いでいるところも。そのため、女性も正規雇用で安心して働くことができるでしょう。「女性の平均年収は?高収入を狙える職種と年収を上げる方法とは」では、女性の年齢別での平均年収や収入を上げるための方法を解説しています。あわせてチェックしてみてください。
現職で実績を出す
現職で実績を残すことも、手取り額を増やす方法の一つ。また、実績を出すために、業務に役立つような資格を取得するのも良いでしょう。勉強をしていくうちにさまざまな知識が身につき、更なるキャリアアップが期待できるほか、資格を取得することで手当がつく可能性もあります。場合によっては専門スキルを活かして部門のリーダー職に就けることも考えられるでしょう。
経験やスキルを活かし同職種へ転職もあり
手取り額を上げたい場合、経験やスキルを活かして同職種の会社へ転職するのも一つの方法です。今の会社よりも手取りや賞与が良い会社を探したり、社風が合うような会社を探したりしてみましょう。自分の希望に沿った企業探しを行うことで、より良い転職が叶うのではないでしょうか。
「今よりも給与を上げて手取りの平均以上を目指したい」「自分に合った職場に就職したい」などとお考えの方は、就職エージェントの利用を検討してみるのも良いかもしれません。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。