一次面接と最終面接は何が違うの?

一次面接と、最終面接の違いは?どう準備すれば良いのでしょうか?

転職活動をはじめたばかりで、中途採用の選考方法がよく分かりません。また、一次・二次面接まではうまくいくのですが、最終面接を通過することができません。最終面接は一次・二次面接と何が違うのでしょうか。効果的な面接対策のやり方を教えてください。

中途採用の選考フローは、面接1回~3回が一般的で、既卒向けの求人の場合、面接2回という企業が多いようです。また、一次面接と最終面接の大きな違いは「面接官」と言われています。最終面接では面接官の視点を考慮した面接対策をしてみましょう。

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中途採用の選考は面接1~3回が一般的 

一次面接と最終面接は何が違うの?

中途採用時の選考フローは、書類選考(履歴書や職務経歴書)を行った後、1回~3回程度の面接で合否を判断するのが一般的です。

特に、既卒者向けの選考では面接が1~2回というケースが多く、二次面接が最終面接となることがあります。

また、一次面接の結果は早くて即日、遅くても10日前後に通知されることがほとんど。

一次面接の結果が出てから最終面接の対策をするという人もいますが、結果の通知から次の面接までの期間が短い場合もあるので、一次面接を受ける前の段階でしっかりと面接の準備をしておいた方が良いでしょう。

一次面接と最終面接の違いは「面接官」

一次面接から最終面接まで同じ面接官が担当する、というケースはあまり見られません。

一次面接、二次面接、最終面接を担当する面接官の立場と視点に注目して対策を考えましょう。

【一次面接】

人事、もしくは現場の担当者が面接官を務めます。

人事担当や現場の社員は、立場的に応募者と近いため、「職場に馴染めそうか」「一緒に働く人材としてどうか」という人柄を見る傾向があります。

また、マナーや礼儀といった基本的なことや、業務に必要な最低限の能力があるかなどを確認する傾向があるので、会社のニーズに合った受け答えを心掛けましょう。

【二次面接】

現場や人事の責任者が面接官を務めることが多いようです。

募集人数が多い場合など、最終面接前にある程度応募者を絞る必要があるときに行い、一次面接で話したことの再確認や、一次面接よりも詳しい内容を問う傾向があります。

一次面接の内容と相違のないように、確認しておくと良いでしょう。

【最終面接(役員面接)】

最終面接の面接官は、採用の最終判断を下せる社長や役員、責任者です。

中途採用の場合、「即戦力になりそうか」ということはもちろんですが、「どれだけ伸びしろがあるのか」「将来的にどう成長しそうか」といった長期的な視野で応募者を見ています。

そのため、応募先企業で活かせる経験や能力はもちろん、入社に対する意欲や熱意、将来のビジョンをしっかりと伝えることが大切です。

また、「責任者=幅広い業務をまとめている人」なので、現場での詳細な業務スケジュールなどを把握していない場合があります。

逆質問を求められた場合は、「現場の1日のスケジュールはどうか」という業務の詳細について聞くのではなく、「今後どのような事業展開を考えているのか」など、会社や事業全体について質問をすると良いでしょう。

ベンチャー企業では選考フローが逆になることも

上記で解説した一般的な選考フローとは逆に、一次面接を社長や役員、最終面接(二次面接)を現場社員が面接官を務めるパターンも。

ベンチャー企業に多い選考方法で、最初に責任者が採用にふさわしい人材かどうかを見極めた上で、現場の社員が実際に一緒に働くメンバーとしてどうかを判断します。

面接対策としては、一次面接の採用担当者が社長や重役ということを考え、言葉づかいやマナーに注意しつつ、自己PRや将来のビジョンをしっかりと伝えられるようにしておくことがポイントです。

また、最終面接で現場の社員が面接官を担当する場合は、「一緒に働くメンバーとしてどうか」を重視する傾向があるので、ある程度リラックスした雰囲気で応対するように心掛けましょう。

面接対策は情報収集が大切です! 

面接対策をする際は、企業についてできるだけ多くの情報を収集したいところですが、自分1人の力ではなかなか詳しい情報を得られない…という人も多いのではないでしょうか。

特に、求人サイトには詳しい企業情報が記載されていないことが多く、自己応募する場合は幅広いケースを想定した面接対策をする必要があります。

そんなときは、転職エージェント経由で転職活動を行うと、面接フローや職場の雰囲気などの情報を得やすくなり、効果的な面接対策ができるでしょう。

情報収集を効率よく行い、「面接官はどんな立場の人が務めるのか」「面接にどんな傾向があるのか」などを事前にチェックしておくと、面接対策がスムーズに行えますよ。

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